2008年4月13日日曜日

スーツの適齢期 / 片瀬 平太



王様の仕立て屋の監修をされている片瀬氏のスーツに関する蘊蓄本です。対象読者は50代以上の大人の男性ですので、30歳以下の子供が読む本ではありません(笑)でも片瀬氏はまだ40代後半なんですけどね。
30〜40代の男性は、自分が50代になった時にどうあるべきかを考えておくために、一読する価値があると思います。


(2008/04/12 23:35追記)
片瀬氏も少し触れられていますが、大人の男のお洒落は着飾るためのものではなく、相手に対する敬意と礼儀を表すためのものです。きちんとした格好ができない人は社会的常識がないと、昔は思われたものですが、いつの間にやらきちんとした格好ができる大人がいなくなってしまいました。
バブル期辺りに変に海外物のブランドスーツが流行ったせいですかねぇ、ブランド物だったらなんでもよいだろうとか、間違った着こなし(ネクタイの締め方も判ってない)でいたりとか。
日本人が国際的に認められないのは、そういうところがお座なりになっているせいでしょうね、きっと。

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