2008年4月27日日曜日

Good To Be Bad / Whitesanke



前作レストレス・ハートは、本来カヴァーデルのソロアルバムになるはずだったのが、レコード会社からの要請でWhitesnake名義になってしまったそうなのですが、まあ実際どこがWhitesnakeやねん?というアルバムになっていました。
そういう意味では、10年ぶりではなくスリップ・オブ・ザ・タング以来の19年ぶりということが言えます。
さて本作ではダグ・アイドルリッチと曲作りを行ったそうで、上質なハードロックアルバムであると共に、ちゃんとWhitesnakeのアルバムになっています。
しかし惜しむらくはカヴァーデルのヴォーカル。先のライブアルバムでも衰えが隠せなかったですが、スタジオですら隠し切れないくらい声が衰えてますね。それを押して、うまく歌い上げてはいるのですが、全盛期の素晴らしさに比べると...。楽曲や演奏が素晴らしいだけに、画竜点睛を欠く感じになってしまっています。
とはいえ、それでもこれだけ素晴らしいアルバムは久しぶりなのです。



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