2008年8月10日日曜日

【BMW雑記帳】ドイツでは日本人デザイナーが活躍

オペルのデザイン部長が日本人だったり、BMWでもE90とかは日本人デザイナーがチーフデザイナーだったり、AUDIでも元日産のデザイナーがA4とかでチーフデザイナーをしているそうです。
海外で活躍している日本人デザイナーは、クルマ関係以外でも割と多いですよね。
なのになぜに日本車はこれほど魅力のないデザインのクルマしかないのでしょうか?
前にも書いたと思いますが、家電関係でも魅力あるデザインって出てこないですね。
まあ結局はメーカーの上に立つ人達のセンスが酷い癖に、やたらと口は出してくるからなんでしょうけど。

日本車メーカーでもホンダなんかは、時々洒落たデザインのクルマが出てきたりしますが、ホンダの場合はあまり社長さんとかが口を挟まないらしいですね。結構前の話ですが、年配のジャーナリストの方がホンダの新車発表会で、あまりの奇抜なデザインに驚いて、当時のホンダ社長に「こんなのをよく許しましたね?」と尋ねると「俺はちっともいいと思わないんだけど、若い奴らがこれがいいっていうんだから仕方がないだろ」と若い社員を全面的に信頼し、自分の感性が古くて世間とはずれていることをあっさりと認められてたことがあります。
御大も排ガス対策の時に、もう自分の感性ではどうにもならないことに気がついて、きっぱりと社長を辞め、現場に口を出すのを止めるということをしていましたが、その後の社長さん達もそれを見習って、若いやつのやることに口を挟まないという伝統が続いていたようです。
これはかなり勇気のいることなのですが、それができていた頃のホンダは凄かったですからね。今は...どうなんでしょうね。


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