フルサイズデジタルに対応するために、銀塩時代よりもレンズ口径を大きくしながら、口径比は1.4に押さえた贅沢な造りのレンズです。銀塩時代だったらF1.0でも行けたんじゃないでしょうか。非球面を1枚使用してコマ収差も抑えています。コーティングもスーパーマルチレイヤーコートだそうで、今まで逆光に弱いといわれていたことに対応しているようです。
ちょっと撮った感じでは、ファインダーを覗いただけでも判るくらいに、SIGMAらしいゴリゴリにシャープなレンズです。SIGMAのレンズは、組み立てがちょっと甘くて、右側と左側で写りが違っていたりすることがあったのですが、私がGETした個体はそういうことはないようで、組み立て精度も上げてきているのかなという感じがします。
作例はどちらもD3 14bitロスレス圧縮RAW F1.4開放で撮影、CaptureOne4.1で現像、リサイズ、シャープ化、色空間変換をしています。あまりシャープは強くしていません。
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