2009年4月16日木曜日

雷神の筒 / 山本兼一



本書の主人公は実在はしていたらしいですが、資料がほとんどなくどういう人物だったかは本当は不明なだそうで。鉄砲や火薬の原料である塩硝については、史実に基づいて書かれているそうですが、日本では硝石が産出しないため輸入に頼る他なかったものを、人や蚕の糞尿から塩硝を生成する方法を生み出していたのですから、当時の日本人は途轍もないですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿