姉小路氏の作品は初めてですが、著書リストを見る感じでは、氏にとっても歴史の謎に挑む作品は初めてみたいですね。
成る程と納得する点と同じくらい、そうかなぁと懐疑的に思う点もありますが、これまで出て来なかった視点が多く、奇妙に納得させられてしまいます。
南光坊天海が明智光秀なのでは、という説はずいぶん前からありますが、だとすると僧としての修行を積むには時間が足りないと思うし、100歳以上まで生きたというのも信じがたいので、私は懐疑的だったのですが、本書では光秀の息子という説を取っています。これなら辻褄は確かに合います。
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