2010年12月5日日曜日
【BMW雑記帳】ベストカーは人気雑誌なのか?
車雑誌が少なくなってきている中で、今でも月2回刊なのは、ベストカーくらいになりましたね。
昔々は、Driver、Car & Driverを始め、10誌近くが月2回刊だったと思うのですが。
雑誌の売れ行きが減っていって、月2回刊を維持できなくなっているのでしょうね。
しかしベストカーは、発刊日にはコンビニや本屋さんでそこそこ冊数が置いてあって、すぐになくなりますから、車雑誌の中では今一番発行部数が多いのではないかという気がします。
NISSANがGT-Rの取材拒否をベストカーに対して行ったという記事が掲載された後、開発責任者の水野氏が自ら編集部に行って事情を説明し、取材拒否について詫びを入れたそうですが、それだけベストカーの影響力は大きいのでしょうね。
元々取材拒否の理由も、GT-Rのスクープ記事を見た複数の顧客が(記事では12年度以降とあるにも関わらず、すぐにフルモデルチェンジすると勘違いして)、NISSANに問い合わせをして、水野氏がその対応にかなりの時間を割かれてしまったことが理由だそうで。
スクープ記事を真に受けて、メーカーに文句をいう客も変だけど、それだけベストカーのスクープ記事が信頼されているということなのでしょうね。
ライバルによりよい製品を発売されたくないという理由で、開発中の製品情報を隠すのは、工業製品開発が始まった頃からの伝統なのです。が、今の世の中の情勢を考えたら、むしろ開発中の情報を積極的に公開してユーザーの反応を見て、スペックやデザインなどを決めるオープン方式にした方がいいのではないかと思うんですけどね。似たような製品が出ても、自分達の意見を取り入れてくれて自分好みになった製品を待ちますよ。
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