2011年2月17日木曜日

大わらんじの男(一) 八代将軍 徳川吉宗 / 津本陽



人気TVドラマで「暴れん坊将軍」がありますが、その吉宗公の一生を描いたものです。
幼少の頃に将軍お目見えをしたかと思えば、和歌山城下を彷徨き回っていたり、江戸と和歌山のどっちに住んでいたんだろう?と疑問だったのですが、結構江戸と紀州を行き来していたようですね。
第一巻では、新之介と呼ばれた幼少の頃から英邁で周りへの気遣いが深い様子が描かれています。
本来なら紀伊徳川家を継ぐことはなかったはずが、兄2人が立て続けに亡くなったために、藩を継ぎ、更に将軍家も継ぐことになるわけです。その二人の兄は、津本説では、愚昧な二人よりも英邁な新之介を藩主にと願う家臣が暗殺をするとなっています。
その暗殺が成功したところで、1巻目は終わり、2巻へ続くと。

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