2011年9月11日日曜日

【BMW雑記帳】GT-RとIS-Fの対談



XACAR、カートップ、ベストカー3誌の合同企画で、GT-R開発責任者の水野氏とIS-F開発責任者の矢口氏が、お互いのクルマに試乗した後に対談をするという記事が掲載されています。
いややっぱり水野氏は凄いですわ。まあ詳細は記事を読んで欲しいですが、試乗しただけでライバル車の中身を見抜いてしまうんだから。
それと対談全体を通して、TOYOTA vs 日産という考えなどは一切なくて、日本 vs 独逸という視点で考えられている。
これからの日本車はどうあるべきか、日本のメーカーはどうあるべきか、という視点がはっきりしていて、IS-Fをライバルではなく、独逸を始めとする欧州メーカーに立ち向かう同士という視点でみているんですよね。

そういう意味では矢口氏も同じ視点で物事を捉え考えられているようです。
が、開発から製造・販売・宣伝と全部の権限をゴーン氏から任されている水野氏とは異なり、あくまで開発責任のみの矢口氏は、それの責任範囲を超えてやりたいことを、一切やらせてもらえないもどかしさや悔しさが出ています。
こういうのを見ると、日本のメーカーが駄目なのは、開発現場でも製造現場でもなく、役員達経営側の問題なのがはっきりしますね。
大衆車と高級車を同じ考え方でしかコスト計算できないのではね。

ちなみにXACARには、Studie横浜が輸入したBMW 1Series M Coupeの試乗記が掲載されています。
BMW Japnaが入れないモデルを、並行輸入したみたいですね。
昔、ETCのホモロゲ用に発売された320siというモデルも日本導入なしでしたが、Studieが並行輸入して、それを個人の方が購入してたことがあります。
こういうことをしてくれるBMW関係のショップは、今はStudieくらいしか残っていないでしょうか?
BMW専門のショップがドンドン減っているような気がするのだけど、私が知らないだけなのかな?

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