2011年12月2日金曜日

【くるまのおと】独逸御三家



今月のMotor Magazineは「メルセデス、アウディ、BMWの今」と題した第1特集を組んでいます。
毎年2月号で御三家を特集するのが好例でしたが、今年は1月早い特集ですね。
来月は、実質4年振りの東京モーターショー(本当に東京での開催となると何十年振り?)の特集があるからですかね?
来月の予告には第2特集に「BMWの新エンジン戦略」とありますけどね。

TPPに絡めてか、米国自動車協会が、日本の輸入車販売比率が5%と、先進国としては異常に低いことを、非関税障壁が多過ぎるからだ、との声明を出しているとか。
その数少ない輸入車のパイを、ほとんどが独逸車で独占状態なのも、ちょっと異常ですかね。
でも米国車を日本で普及させようと思ったら、日本全国の道路と駐車場の幅を1.5倍にしないと無理ですわな。
まあ今は日本車も、やったらめったらに幅広になって、小型スポーツカーを標榜する86/BZRでさえ、全幅1775mmですからね。
欧州車も、全長4m前後のクラスでさえ、全幅が1.8mを超えるのも珍しくなくなっているし。
E90 3シリーズがデビューした時に、ドアハンドルを含めると1.8mを超えるというので、どの雑誌も大騒ぎしたのが嘘みたいです。

まあ輸入車に対する非関税障壁を撤廃した時しても、売れるのは独逸御三家にVWとMINIを加えた、5メーカーが更に売れるだけで、米国車と韓国車は日本では数は売れないでしょうけどね。
米国車も韓国車も、既に日本車よりも低価格で高品質を実現しているのだけど、昔のイメージを払拭するのは、都市伝説が何十年も廃れない日本では無理でしょう。

とはいえ、家の車庫が十分に大きければ、マスタングか、それベースのサリーンが欲しいとも思うのですが。
高校生の頃に、TV番組「チャーリーズ・エンジェル」で、シェリル・ラッド演じるクリスの愛車、マスタング・コブラIIは当時としては無茶苦茶格好良く、今のマスタングはその頃のマスタングを洗練してような格好良さに溢れているのです。
イタリアン・エキゾチィックカーのようなやり過ぎ感もないですしね。

その点、86/BRZは、シルエットはまあまあ格好いいのですが、何かどこか抜けているような、トヨタらしい垢抜けなさが漂っていて...。
STIとかチューナーのカスタマイズで、よくなるんだろうか?

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