2012年1月6日金曜日

Nikon D4発表

Nikon D4
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タイの洪水で、発表と発売が遅れていたD4がやっと正式に発表になりました。
2月16日に発売ということで、D3/D3Sに比べると発表から発売までの間隔がかなり短いですね。
しかし先に発表されたEOS-1DXに比べると、カタログスペック的に見劣りしてしまいますね。
高感度特性が更に上に行くことを期待してたのですが、常用が ISO100〜12800と、低い方に1段広がっただけで、高い方は変わらず。
1DXがISO100〜51200なのに比べると見劣りしてしまいます。まあ「“EOS-1D XのISO51200”≒“EOS-1D Mark IVのISO12800”」ということなので、D3Sと比べると実際には1DXは12800くらいしか実用にならないように思われますが。
しかしNikonのサイトの説明では、ISO12800の画質を更に向上させているようですね。拡張の方も。

他に気になるのは、新規格のメモリーカードXQDを使用すると、“「D4」(1,620万画素)で使用した場合、圧縮RAW/12ビット記録時は約100コマの連続撮影が可能”というのがXQDメモリーカードの発表記事に出ています。私はいつも圧縮RAW/14ビットで記録しているのですが、その時はどのくらい連続撮影が可能なのだろうか?ライブ撮影やっていると、今のCFへの連続書き込みが20枚程度なので、高速連写かますとすぐにバッファが一杯になって、シャッターチャンスを逃し勝ちになるのです。

更にAFセンサーが一新されていて、低照度時のAF性能を向上させているみたいです。
D3Sは高感度特性が飛び抜けて優れており、人の目で見えない条件でも綺麗に撮影できるのですが、その代償としてAFセンサーが暗くて反応できない時でも映せてしまうのです。
このため低照度の人の目ではろくに見えない時でも、綺麗に映す能力がありながら、AFでピントが合わない(ファンダーでMFしようとしても人には見えないから合わせられない)という問題がありました。これを解消するには、LCDにプレビューを映して、それで見ながらマニュアルでピントを合わせるしかなかったのです。
これがAFで合わせられるようになるというのは、やはりライブでの撮影に非常に助かります。ステージが暗転した時の撮影が非常に楽になるので。

電子シャッターを使った「無音」モードというのがあるとのことですが、JPEG FINEのみということなので、使えないなぁ。

う〜〜〜〜ん、やっぱり買い換えはしなくてよいかなぁ。

(2012/01/09 22:48追記)
行き付けのカメラ屋さんに、D3Sを下取りに出しての差額を聞いてきました。
取り敢えずD800を待って、その値段が差額以内だったらD800を買い足すことを検討することにしました。
D700発売時の実勢価格と同じくらいだったんですよ。
ライブ撮影の時にF2.8のズームだと1本ではカバーし切れなくて、最近はF4以上の高倍率ズームを使ったりしているのですが、画質はF2.8クラスの方がやっぱりいいんですよね。
なので、ボディが2台体制が望ましいのですが、D3Sを2台はキツイし、D700だと高感度がD3Sに比べて足りないしで、躊躇していたのです。
まあD800の仕様によっては、D4への買い換えにする可能性もありますけどね。
どんなに間違っても、D4とD800はないだろうけど。
(もしそうなったら、Leafを処分する決心をしたということですが)

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