東独Meyer製のEXAKTAマウントレンズPrimotar F3.5/80mmは、元々は中判用レンズなのをEXATAマウントにしたもののようです。
東独レンズには結構こういうのがあって、Carl Zeiss JenaのBiometarやSonnarなどもM42マウントにしたのがあります。
Meyerのレンズは、映りがすっきりしていて、Carl ZeissやLeicaのようなドラマティックな演出がないため、あまり日本人には好まれません。
私もあまり好きなレンズはないのですが、その中で数少ないながらも、気に入っているレンズは数本あり、このPrimotarもその一つです。
しかし元々中判用なので、APS-CのNEX-5Nに付けると苦しいですね。シャープさが結構落ちてしまいます。
最短は1mと、80mmレンズとしては普通のレベルで、開放F値がF3.5と押さえられているので、ブワっとぼけるような撮り方には向きません。
色味はあっさりとしていますが、色バランスは悪くなくニュートラルです。
こういうレンズを使うには、やはり35mmフルサイズが最低でも必要ですね。
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