2014年1月21日火曜日

【くるまのおと】2014年 新型車メカニズムのすべて



私の次期戦闘機として検討しているベンツ Aクラス、フォルクスワーゲン ゴルフ、ルノー ルーテシアが掲載されていたのと、マツダのSkyActiveに興味があったので、買ってみました。
数年前のMotorFan Illustratedで、マツダの社長さんが「つまりはコンカレント生産を極めたということです」と自信満々に語られていたことが、ここへ来て成果を上げアテンザというクルマに結集できた内容を確認できました。
考え方としてはフォルクスワーゲンのMQBと同じで、設計・生産で固定部分と可変部分を切り分けて、最大限にモジュール共有をしながら、様々なサイズの車種を生産するシステムです。
これによって、マツダはなんと対ドルが70円代でも利益が出せる生産性を達成したというのを前から聞いてましたが、その上で円安になったので、現在マツダは世界でも最も利益率の高いクルマメーカーになっています。
まだまだ日本の製造企業もやることはあるってことですな。

それはさておき、でもやっぱり見れば見るほど、欧州メーカーの先進性というのは凄いと思わされる面も多々あります。
ボルボのV40は世間の評判が非常によいのですが、これを読むとボルボの先進性は失われていないのが判ります。
フォード傘下に入って、フォードからあれこれと口出しされていた頃は低迷していましたが、フォードから離れた途端に復活。
アメリカ式のマネージメントは製造メーカー向けには駄目って証拠ですかね。
同様にフォード傘下だったジャギュアやアストンマーチンも、フォードを離れた今は絶好調ですしね。

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