三谷哲也氏が出演されるということで行って参りました。
ここ暫くは撮影スタッフでなく、純粋に一ファンとしてライブを観に行くことが余りないのですが、今回は半年振りくらいに純粋なファンとして観戦して参りました。
三谷氏を知ったのは、割と最近で2年半程前にKelly Simonz' BAD TRIBEの撮影スタッフとして行ったライブで、対バンで三谷氏がリーダーのEmerald Aislesで出演されていたのがきっかけです。
楽屋でBAD TRIBEのメンバーと談笑していた横で、三谷氏がおもむろにギターバックからストラトを取り出したのを目にした時、そのストラトが「俺のご主人様はもの凄く上手いんだぜ」と語りかけているような風情を漂わせていて、この人は只者じゃないかという感じがしていたのですが、ステージを観て驚きました。
テクニックも凄いけど、タイム感が半端ない。
その時のリズム隊が今一つきっちりとしたタイム感を作れておらず、バンドの音がバラバラになりかけるのを、三谷氏の絶妙のコードワークとリードで、しっかりとバンドの音をまとめ上げて一体感のあるものに変貌させるという、恐ろしいことをされてたのです。
こういうことができるのは、Kelly Simonz氏くらいしかいないと思ってましたが、他にもこんなことができる人がいるのを知らなかった自分が恥ずかしかったです。
ライブ後に、その時に最新のアルバムLa Strada
(ちなみにこのアルバムのヴォーカルが、この後に撮影スタッフをさせて貰うことになるCrying Machineのヒレ氏というのも偶然にしては出来過ぎか?)
昨年から今年の前半に掛けて、BLINDMANのヴォーカル高谷氏を迎えてEmerald Aislesの活動が本格化するか、というところだったのですが、高谷氏自身の活動のこともあって、一時停止。
本ライブでは、ヴォーカル抜きのインストバンドのTetsuya Mitani 's With Miracleとして登場。
ライブの企画として、6バンドが3曲ずつということで、三谷氏も3曲だけでしたが、トリということでアンコールがあり、1曲を追加演奏されて終演。
今回のバックメンバーが大阪では結構有名なベテラン勢が揃っていたこともあって、伸び伸びとプレイする三谷氏のサウンドに酔いしれてまいりました。
このライブが一段落したところで、Emerald Aislesの公式Facebookの方で、新たなヴォーカル他のメンバーが発表あり、年末のライブからそのメンバーで活動を再開されるようです。
Amazonで音源が購入できますので、様式美HR/HMが好きな方は是非聴いてみてください。
In The Course Of Time
Answer One's Own Question
Desperate Heart
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