2014年12月1日月曜日

インターステラー

インターステラー公式サイト (動画再生がいきなり始まります)

かなりガチなハードSF映画というのと、連れが「アン・ハサウェイを見たい」というので、観に行って来ました。
新聞の書評に「フィルムで撮影した」という話も載っていたので、それも興味がありました。
SF映画ですが、親子の愛情も描いたヒューマン・ストーリーでもあり、最後の方は観ていて涙が出て来てしまいました。
(連れはほとんど豪泣きでした)
SFマニアでも満足できる理論構築もちゃんとされていて、でもSFマニアでなくとも楽しめるように創られています。

ストーリーも構成もよくできています。
上演時間が3時間近くもあるのですが、そんな長さを感じさせないくらい展開がしっかりしていて飽きる暇がなく、でも観てる方が疲れるようなスピード展開でもなく、うまさを感じましたね。
監督のクリストファー・ノーラン氏のこれまでの作品を、私はほとんど観ていないのですが、こりゃこの人の作品はちゃんと観ないといけないなと思いました。

フィルムでの撮影のせいか、画質が最近のデジタル・シネマで撮影されたガチガチな質感とは異なり、目に優しい柔らくて緩やかな階調再現で綺麗でした。
デジタル処理でコントラストと解像感を上げた画像は、ぱっと見はよくても、最後まで見続けると疲れてくるんですよね。
デジタルでもちゃんとそれなりの処理をすれば、こういう目に優しい観やすい画質にできるんだけど。

兎に角、この映画はお薦めですわ。

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