本書で言霊信仰が現代でも生きていて、太平洋戦争に突入したのはその信仰のせいという話が出ています。
日常でもこういうことが繰り返されているんですよね。
どう考えても無謀な計画を立てて、それが無事に終わると信じて疑わずに進めて、うまくいかないと実務担当者の無能のせいにする。
決して自分の立てた計画が悪いとは考えず、次も同じことを繰り返す。
そして何故か、そういう無能な上司が出世する。
論理が通じないから信仰なのですが、井沢氏の書かれているとおり、言霊信仰の信者だと日本人みんなが自覚しない限りは駄目なんですよね。
新聞やテレビなども報道も、日本の場合は真実は伝えられず、記者の妄想と思い込みを真実のように報道しているわけで。
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