著者は仏教学者さんですが、科学や数学への知識も深いようで、本書の3/4は科学や数学の話です。
にも関わらず、それでも本書は仏教の書です。
最後の章では、仏教と科学の相似性についてと、他の宗教との違いを解説されています。
色々と興味深いというか考えさせれる話が多かったです。
それにしても、お釈迦様(釈迦族の王子ゴーダマ・シッダルタ ー 本書では「ガウダマ・シッダールタ」と表記)が、実際してない架空の人物説があるのは知らなかった。
架空の存在だとしたら、それを産みだした人は何の目的でそういう架空の存在を生み出したんだろうか?
教団を立ち上げるのに、悟りを開いた人物をでっち上げ、その教えを我は受け継いでいると称したのかなぁ?
そんな回りくどいことするなら、我は悟りを開いた、と称する方が簡単だろうに。
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