2015年7月20日月曜日

SIGMA新製品体感イベント

SIGMA新製品体感イベント

大阪の体感イベントに行って参りました。
山木社長のプレゼン、大変参考になりました。
会津で生産するのは、SIGMAとしての品質を維持するためであることを強調されると共に、量産品の出荷検査での基準値を可能な限り設計性能に近づけるようにしていて、今では設計品質にかなり近いものが出荷できていることを強調されていました。
その辺り、ここ10年くらいにSIGMAのレンズを何本か購入し使っている私としても、ARTシリーズになってからの写りの質のよさと、製品の質感の大幅な向上から、非常に納得できるものでした。

レンズを貸し出して撮影できるのですが、目当てだった150-600mm Contemporaryが貸し出し中で試せなかったのが残念ですが、代わりにART 24mm/F1.4を借りて試写してみました。

以下、全てD800Eにて絞り開放で撮影、Lightroom CC 2015で現像(露出補正とリサイズのみ)。

最短でのピント位置のシャープさと前後のボケの様子。ART 35/1.4, 50/1.4に似て、ピント位置のシャープさ、ピントの薄さ、ボケのなだらかさは素晴らしい出来です。


何気ないものが非常に美しい作品として映ってしまう描写力。この辺りの立体感の出方は、Carl Zeissレンズに通ずる表現力です。


金属の質感の表現力も、これまた素晴らしいものです。


残念ながら、こちらは描写を試せませんでしたが、単焦点レンズに比する描写力を与えたと自信を持って説明されていた24-35mm/F2ズーム。
24mm/F1.4とこちらとどちらを買うべきか悩ましいところです。
F1.4でのボケを知ってしまうと、F2では物足りないのも事実。
ですが、今現在28mmで気に入ったレンズがないので、28mm/F2としても魅力的であろうことから、このズームレンズに期待をしてしまいます。


最後にカタログに社長さんのサインを戴き、ARTシリーズになってからのSIGMAは本当に素晴らしく、今後のARTレンズも期待しています、とお伝えさせて戴きました。


これからもこういうイベントは、できれば毎年開催して欲しいです。

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