「土漠」と書いて「どばく」と読むみたいですが、作者の造語ですね。
アフリカの砂漠のことを意味していると思います。
「砂漠」と書くと、サハラ砂漠のように「石が少ない」砂だらけの土地を連想します。
「沙漠」と書くと、アフガニスタン辺りの「水が少ない」岩と石だらけの土地を連想します。
舞台になっているソマリアの辺りは、砂というよりは乾燥した泥と土が延々と続く土地なので、「土漠」と表現されたのかなと思いますね。
後方支援に赴いた自衛隊が、現地の部族間闘争に巻き込まれ、戦闘状態に陥るというお話。
今のところ、実際にはこういうことは起きていないようです。
現地で自衛官が行方不明になったり事故で亡くなった、という話は聞かないので。
しかしながら、いくら後方支援とはいえ、戦闘地域に派遣されていれば、こういう事件が行っても不思議ではないです。
起こったときの日本政府の対応は、間違いなくこの物語の通りになるでしょうね。
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