2017年6月14日水曜日
朴槿恵と亡国の民 / シンシア・リー
シンシア・リーさん、念願叶って日本へ移住されることになったそうです。
祖国での執筆は本作が最後とのこと。
扶桑社から出版されているシリーズが好調で、日本で作家として活動し生活することになったようです。
韓国では歯科医をされていたそうですが、韓国の(韓国に限らず日本以外で取得した)医師免許は日本では無効だったと思うので、これからも祖国批判の作品をずっと書いていかれるつもりなんでしょうか。
ちょっと悲しい気がしますが、日本で暮らす方が氏にとっては幸せなようです。
さて、本作では大統領を罷免された朴さんについてですが、大半はこれまでの大統領の話になっています。
歴代の大統領全て(でいいよね?たぶん)が、在任中或いは退任後に不幸なことになっています。
新たに文氏が大統領に当選されましたが、5年の任期を無事に勤めることができるかどうか。
#来年は冬季オリンピックが開催予定ですが…今の韓国財政状況で無事に開催にこぎ着けることができるのか…不発なら責任を問われて退任もあり得るでしょうし。
さて、朴さんは憲法違反ということで、罷免になり、現在は犯罪者として起訴され、裁判に掛けられるわけですが…逮捕された時から、一部で指摘されていたことですが、憲法或いは他の法律のどの条項にどう違反していて、その証拠はちゃんとあるのか?というと、やっぱり何もないらしいです。
法的な根拠がしっかりとあるわけでもなく、疑いがあるから犯罪者だ!というレベルの嫌疑で、大統領罷免の裁定を裁判所がしたと。
これまでの大統領で有罪判決になった人達も、後から作った法律で有罪にされている(遡及法といって、法治国家ではあり得ない断罪法)ので、現在の法律で有罪にできなかったら、「朴槿恵を有罪にする法」が議会で可決されて有罪にされることでしょう。
そしてたぶんまず確実に、文氏も退任後に断罪されることになるんでしょうね。
「亡国」と氏が言うわけだ。
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