2017年8月21日月曜日

SIGMA ARTレンズのレビュー記事



今月のアサヒカメラのニューフェース診断室で、SIGMAのsd Quattro Hが取り上げられているのですが、それと共に、ART 24mm/F1.4と85mm/F1.4も取り上げられていたので、かなり久々に買ってみました。
自分が買いたいと思うカメラとかレンズが、ニューフェース診断室や、日本カメラのテストレポートに、取り上げられることがなかなかないので、極偶にしか買わなくなったんですけどね。
それ以外の記事には、あまり興味が湧かないですし。

24mm/F1.4の方は公称に近いMTF特性が出ており、開放でもF1.4にしてはよく写っていると書かれています。
85mm/F1.4の方は20-40本/mmの特性が公称のMTF特性よりも低いようで、そのためか開放では甘く絞るとキリッとすると書かれています。
私の購入した85mm/F1.4は開放でもキリッとしているので、測定が微妙にピントが外れた状態で行われたのでなければ、出荷検査が甘いのかなという危惧があります。
SIGMAの出荷検査基準がどれくらいかは分かりませんが、性能的に公称値から少し落ちた個体がテスト対象になっていることは、ちょっと残念ですね。
まあ、それでも10年以上前までは、MTF特性が公称値に近いということは、あまりなかったことを考えると許容範囲なのでしょうけど。

で、本来のテスト対象のQuattro Hですが、レスポンスの遅さを指摘されています。
が、それを考慮しても映りのよさは評価されていますね。
静物もしくはあまり動きの激しくない被写体では、いい結果が生まれそうです。

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