2017年10月21日土曜日
明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト / 原田 伊織
明治維新というのは、天皇による統治の復権を謳いながら、実際には長州と薩摩によるテロリズムによる日本の乗っ取りということですね。
大東亜戦争後にGHQによる日本人の洗脳が行われましたが、明治維新後も長州と薩摩による日本人の洗脳が行われ、その洗脳から未だに日本人は逃れられていないというか気が付いていない。
大日本帝国陸軍というのは、長州の奇兵隊が元になっており、対して海軍は薩摩藩士が元になっています。
そのため、長州閥の陸軍と薩摩閥の海軍は、大変仲が悪く、功績争いをしていたために、関東軍は満洲から遼東半島を攻めに掛かり、海軍は真珠湾を攻撃したんですよね。
今の政治も、実は根深いところでは長州閥と薩摩閥の争いが行われているらしくて、山口県(つまりは長州藩)出身の安倍首相がなんだかんだとスキャンダルを追求されるのも、薩摩閥の仕掛けなんでしょうか。
著者は明治維新など起こさずに、徳川幕府がそのまま近代化した方がよかったという説を唱えられています。
明治維新がなければ、長州と薩摩のテロリスト達が日本を支配下に置くこともなく、利権と権力争いに明け暮れる陸軍と海軍にはならず、よって日露戦争、日清戦争、大東亜戦争も起こすことはなかったはずだと。
確かにそれはそうですが、江戸幕府が存続していた場合、氏が全く政治能力ゼロと評価する徳川慶喜が中心となった新政府が発足していたことになり、対西洋諸国との交渉と対立で日本が植民地化されていた可能性の方が高いと思うのですが。
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