2018年3月30日金曜日

砂の王宮 / 楡 周平



日本にスーパーマーケットを持ち込んだ中内さんがモデルのようですが、西武百貨店の堤さんとか、他の流通業界の偉人達をまとめて一人の人として物語を作っている感じです。
スーパーマーケットができたために、近隣の商店街が壊滅になったところもあるかも知れませんが、逆に客が集まってくることで活気が戻った商店街もあります。
私の自宅近くなどは、ダイエーは潰れて跡地がマンションになっていますが、近隣の駅前商店街は店舗が入れ替わりながらも今でも繁盛しています。
日本一長い天満橋商店街なども、いついっても活気に溢れていますし、高度成長期の頃はともかく、今では安いだけでは消費者は動かないんですよね。
モノよりもコトの時代といわれて久しいですが、賑わっているところには、色々と面白いコトが揃っているのは間違いないです。

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