2019年9月12日木曜日

群青神殿 / 小川一水



2002年に発刊されたものを加筆訂正して、再発刊されています。
現代を舞台にしているので、この十数年間で変わった世の中に合わせての訂正だそうです。
小川氏のSF小説は割と好きなのですが、ちょっと絵本を読んでいるような不思議な感じのする文章で、読んでいて楽しい感じではあるのですが、反面現実離れ過ぎている感じもするので、文章は読みやすいけど小説の世界に付いていけない時があって、あまり読んでないんですよね。
本書も現実的な部分と非現実的な部分にかなりの落差があって、小説の世界に入り込みかけては引き戻される感じ。
そういうのが好きな人は嵌まるんだろうなと思いますが。

深海のメタンハイドレートは、日本の近海にも大量に眠っており、それを低コストに採掘できれば、日本のエネルギー問題は直近の数百年間はなくなると言われています。
現実でも多くの研究者が採掘方法を探しています。
早く実現するといいのですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿