2021年2月23日火曜日

【くるまのおと】マツダ100年 車づくりと地域

今の世の中の99%の人が勘違いしていますが、企業の存在目的は儲けることではなく「その企業活動を通して社会の発展と幸福に寄与すること」です。
利潤を上げるのは、企業がその活動を継続していくための必要条件であって、目的ではありません。

マツダは、企業時から地元社会の発展と地元市民の生活を守るため、部品購入も地元企業を優先したり、地元の施設建設や地域活動のために多額の献金を行ったりと、企業本来の目的を実践しています。
どこかの自動車メーカーなどは利潤優先で下請け虐めで有名ですが、そのような企業でも日本経済の発展や技術革新には貢献しています。

企業が人々の幸せのために存在するという目的を忘れずにいれば、世界は平和になると思うのですが、現実は自社(というか経営者の)懐具合しか考えていない連中ばかりなんですよね。
そういう企業を淘汰するためには、消費者が各企業の活動内容をよく精査して、その製品を購入するとかサービスを受けるとかの選択基準にすればよいのですが、現実は「安ければどうでもいい」のですよね。
特に日本の消費者はこういうことには鈍感で、欧米で始まっているフェアトレードも、恐らく日本では知らない・興味ない消費者ばかりだと思います。
世界と人類の平和のためにも、そしてそれが巡り巡って自己のためにもなることを、考えて欲しいものです。


0 件のコメント:

コメントを投稿