2021年7月31日土曜日

武田信玄 500年目の真実 / 井沢 元彦

武田信玄というと、戦国時代の大名の中でも一二を争う人気キャラクタですね。
その信玄の生涯についての史料というと、甲陽軍鑑となるのですが、日本の歴史学者さん達は長らくこれを偽書と決め付け、歴史史料としては認めていなかったんだそうで。

詳しくは本書を読んで戴くとして、日本の学者さんというのは、真実を追究するという学問の本質をご存じないのか?と思ってしまうことばかりですよね。
今のコロナ禍も、医学博士ではあるけど、ウィルスの専門家でも感染症対策の専門家でもない人を、閣僚のアドバイザーとして起用して、ウィルスの専門家は排除されていることから、嘘を付く学者による人災であるわけです。
企業でも、本当のことをいう真面目な人間は排除され、嘘や誤魔化しばかりの人間が出世して、結局現在の日本企業の凋落を招いているわけで。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
この信玄の作と言われる言葉の意味を、じっくりと考えて貰いたいものです。


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