2012年1月24日火曜日

The THIRD CAGE / DARIO MOLLO - TONY MARTIN



イタリアのミュージシャン・プロデューサーで、超絶技巧派ギタリストのDario Molloと、元Black SabbathのヴォーカリストTony Martinのコンビが、9年振りにアルバムをリリースしました。
Darioは、元々イタリア国内を中心に活動していて、日本での音源リリースはこのプロジェクトと、Glenn HughesとのVoodoo Hillくらいしかないので、活動しているのかどうなのかが判らないのは仕方がないですが。
Tonyの方は、ソロ・プロジェクトの噂が雑誌に数回程掲載されたこともありましたが、結局アルバム発売までには行き着かなかったのか、日本でのまともな音源リリースは9年振りになるんじゃないでしょうか。
Tony Martin時代のBlack Sabbathの人気がなかったとはいえ、あのYMJが「世界一、唄が上手い」と褒めるくらいの実力ヴォーカリストである彼が、まともな活動をしていなかったというのは不思議で仕方ありません。

今回のアルバムでも、Darioの超絶ギターとTonyの小節の利いた歌声は健在で、曲も70年代後半の様式美ハードロックが好きな人なら、思わずにやりとしてしまうことでしょう。
最近こういうまともな様式美HRは少なくなったからね。中世の世界に行ってしまったマエストロが好きな方は、本当に必聴です。
聞いていて、仕舞い込んでいた1stと2ndを引っ張り出して来て、iTunesで取り込んでiPhoneに一緒に入れてしまいました。

それにしても、このコンビの1stアルバム「The Cage」(既に廃盤らしい)は、アルバム名も、プロジェクト名も「The Cage」。
2ndは、アルバム名が「The Cage 2」で、プロジェクト名が「Dario Mollo and Tony Martin」。
そして今回のはアルバム名が「The Third Cage」で、プロジェクト名は「Mollo / Martin」と、iTunesで表示されるんですよね。
お陰で別々の処に表示されてます(苦笑)。

ちなみにこのアルバムのリリースはB!誌の巻末の新作紹介で知ったのですが、輸入盤の方で紹介されていて、その時にはAmasonでも輸入盤しか予約受付してなかったので、輸入盤の方を買ったのですが、今検索したら2月1日に国内盤が発売になるそうです。
ボーナストラックがあるかどうかは知りませんが。
国内盤はこちら↓
ザ・サード・ケージ

2012年1月23日月曜日

ニホン車のレシピ / 牧野茂雄



氏のモーターファン・イラストレィテッド連載コラムを大幅に加筆修正して1冊に纏めたものです。
連載に書いてないことだらけで、加筆修正というレベルを超えていると思いますが。

読んでいて色々と目から鱗な話のオンパレード。
エア・バッグが火薬を使用するので、お役所が頑として車への装着を認めなかったのが、ベンツが文句付けたらあっさりと解禁になったとか。
(日本メーカーは本社を海外に移せば、お役所はあっさりと認可するんじゃないだろうか?)

部品メーカーは20年以上前に生産中止になった製品の金型や図面を残していて、1個の注文でも製造してくれるとか。
(昔々、イギリスだとメーカーに在庫がない部品でも、部品メーカーが作って売ってくれるという話を聞いたことがあって、羨ましく思ったことがありますが、実は日本でもそうだったと。旧車マニアは、ディーラー通さないで、部品メーカーに直接お願いすればよさそう)

こういうのを読むといつも思うのですが、日本の製造業を駄目にしているのは、お役所とか大メーカーの上層部の連中で、メーカー自体はまだまだ高度な技術とノウハウを持っているのですよね。
それを台無しにするのは、いつの時代も、現場を知らないで偉ぶることしかできない連中と。

2012年1月22日日曜日

【ZEISSコラム】D3SにRollei Planar HFT F1.8/50mmを付けてみる

ということで、試写してきました。
無限遠はバッチリと出ていて、フォーカスリングを無限遠に回しきったところで、ピタリと無限遠にピントが合うという見事な調整がされていました。
マニュアルフォーカスのレンズでは、まあ当たり前のことなのですが、マウント改造品だとこれをキチンと合わせる手間がされているかどうか心配だったのです。
オートーフォーカスレンズだと、オートフォーカス機構との兼ね合いで、ピントリングを回しきると無限を越えてしまいますしね。

無限遠の作例。
雨上がりでちとガスっていて、コントラストが低めになっています。
レンズがフレアっているわけではありません。

最短はこちら。
意外とあっさりとした色になっています。

構成枚数はYashica/CONTAXのPlanar T* F1.7/50mmと同じ6群7枚ということなので、同じ設計なのかなとも思ったのですが、1972年のシンガポール製Rolleiカタログ(を掲載したとある本)を見ると、同じ6群7枚でも全く構成が異なっており(Y/Cは前群が3枚、Rolleiは前群が4枚)、最短もかなり異なる(Y/Cが60cm、Rolleiが45cm)ため、全く別設計のレンズのようです。

Rollei HFT F1.8/50mmの作例はこちら

2012年1月19日木曜日

【ZEISSコラム】Rollei HFT F1.8/50mmのマウントをNikon Fマウントに

Carl Zeissのレンズは、ボディの製造が中止になって、使えるボディがなくなったものが多くあります。
その内のRollei QBM, Prakticar Bayonet, Yashica/Contaxなどのマウントを、M42やEOSマウントに交換してくれるサービスが日本にあるのですが、1本当たり35,000くらい費用が掛かります。
これらのレンズ合計で10本以上所有している私ですが、全部のマウントを交換するとなるとかなりの負担になります。
しかも今一番気に入っているデジタルカメラはNikon Fマウントなので、バックフォーカスから考えてレンズアダプタでもマウント交換でも対応は無理かなと諦めていました。

が、eBayに出品されているレンズを眺めていると、「D700 OK」と書かれているRollei Planar HFT F1.8/50mmがありました。
説明を読んでみると台湾の業者で、Rollei, Yashica/Contax, Praktica, Leica Rのレンズのマウントを、EOS, M42, Nikon-F, Sony alfaなどなど数々のマウントに交換するサービスを行っています。
件のRolleiレンズはNikon-Fマウントに交換されたもので、シンガポール製ということもあって、送料込みでも差ほど高い値段ではありません。日本で売られているシンガポール製中古と同じくらいの値付けなので。
こちらから送ったレンズの改造も、往復の送料込みで考えても、日本でEOS, M42マウントに交換する1/3くらいの値段のようです。

まあ絞りはシャッター連動していなくて、絞りリングを回してになるのですが、それでも装着可能なのとそうでないのとでは大違いです。
少し前なら開放でピント合わせて、絞りリング回して、シャッター切る、という操作が必要で、やってられなかったですが、今は背面の液晶ファンダーに拡大ルーペ付けて、絞ったままライブビューモードにして撮影することができますので、利便性はそう悪くはありません。

ということでモノは試しと、Rollei Planar HTF F1.8/50mmを購入してみることにしました。
F1.4は持っているけど、F1.8は使ったことがなかったので、F1.4とどれくらいの違いがあるのか、Y/CのF1.7/50mmと違いがあるのかに興味があったこともあります。

で、無事に届いてD3Sに装着したのが、↓の写真です。


マウント精度も良好ですし、心配だった無限遠時のミラー当たりもありません。
シンガポール製の造りはどうかいなと心配していたのですが、造りも申し分なく、ファンダーでピントを合わせてみても、ピント位置がはっきりと際立ちますし、左右上下の見え具合も均等で偏りがありません。
無限遠の精度がちゃんとでているかどうかは、今日は雨が降っていて月の撮影ができないので確認できませんが、週末に映り具合と共に確認しておきたいと思います。

2012年1月16日月曜日

【ZEISSコラム】Distagon F2/25mm ZEがUSAで発売開始

Distagon F2/25mm ZE/ZF.2の発表の時には、欧州では2011年末から発売ということでしたが、クリスマスシーズンには姿を見せず、かといって遅れるというアナウンスもなく、相変わらず独逸人は平気で客を待たせやがると思っていましたが、いよいよ発売開始になったようです。
ただし、まだZEマウントのみで、販売しているのを確認できたのも米国のB&Hでなのですけどね。
ZF.2はまだ掲載されていません。
F1.4/35mmの時も、米国では発売から3ヶ月以上遅れて、日本での発売でしたからねぇ。
しかもその時は、米国でもZEからZF.2の発売まで3ヶ月以上遅れましたし。
今回も日本でのZF.2マウントの発売は4月か5月頃になるのかなぁ。

(2012/01/24 23:55追記)
B&HにZF.2マウントがIn Stockで出ています。
ZEの方は予約中になってますね。初回ロットが切れて、次の入荷がまだってことでしょうか。

2012年1月15日日曜日

Goods Press - スポーツカー新時代



かなり久しぶりに、この雑誌を買いました。
バブルの頃は、モノマガジンを始めとして、こういう「モノ」の情報誌が何誌かあり、それぞれかなりの発行部数を誇っていましたが、今では雑誌も少なくなり、発行部数も少ないのか書店やコンビニで見掛けることも少なくなってしまいました。
ネットの口コミで十分という人が多くなったということもあるかもしれませんが、人々の懐に余裕がなくなって、拘りの一品を購入しようという人が少なくなったということでしょうね。

で、今月号は『「ハチロク」から始まるスポーツカー新時代』というタイトルで、86/BRZを中心にスポーツカーの特集です。
やっぱり元気のいいスポーツカーがないと、つまらないですからね。
スポーツカーが復権して、日本の景気復活の切っ掛けになってくれればいいけど...霞ヶ関の無能共が消費税増税をどうにでも強行するつもりらしいからなぁ。
消費税導入、税率アップを行って、結果税収は増えるどころか減っているという統計が出ているのに。
連中は数字は読めても、数字の持つ意味は読めんのだよね。

2012年1月14日土曜日

悪行の聖者 聖徳太子 / 篠崎紘一



聖徳太子が何故皇位には付かず摂政のままであったのか?についての(たぶん)新説をテーマにして、聖徳太子の半生を描いたものです。
述べられている説は、十分にあり得る話だと思います。
しかしそれにしても、他に皇子は何人もいたのに、推古天皇が35年在位していた理由としては、これだけでは不十分な気がするのも事実。
単行本で続編が出ているそうなので、近い内文庫本でも続きが読めるでしょう。
それに期待。

ところで、本書では「天皇」の称号を聖徳太子が考えたことになっています。
現在の定説では、天武天皇以前には「天皇」の称号も「漢風諡号」も資料には見られないため、天武天皇即位後に作られたとしています。
まあそもそも本当に聖徳太子がいたかどうかも不明ですが、どうでしょうか?