2014年3月15日土曜日

逆説の日本史 別巻4 ニッポン戦乱史 / 井沢元彦



1月に発刊されていたのを見落としていて、今頃気が付きました。
別巻は本編には書ききれなかった小さい出来事や事柄を、色々と書かれています。
短編集的な感じのエッセイ集というべきか、1項が通勤電車で読むのにちょうどよい長さで構成されています。
内容はいつもの井沢節で、短い行数に多大な情報が詰め込まれています。

2014年3月6日木曜日

ここまでわかった!本能寺の変 / 「歴史読本」編集部編



【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)を読んだ記憶の新しい内にと思い立ち、買ってみました。
「431年目の真実」は、素人の書いた奇説・珍説扱いでした(苦笑)
で、そう宣う方がどういう説を唱えているかと思えば、結局の所「よくわからん」の一言で済むことを、やたらとあちらこちらの説を引っ張り回したあげくあーでもないこーでもないと言うだけでしたね。
他の方々の説も、定説と言われているところから離れてません。
それでも、「431年目の真実」で秀吉による世論工作の基になった「惟任謀反記」や、それを基にした講壇本などの資料は当てにならんとということで、公家の日記や手紙などを中心に推理を立てておられてます。
その基になるべき資料も、信頼性の高いものが少なく、多くは子孫が言い伝えを纏めたものだったりするので、本当に信頼できる一次資料というのは数点しかないそうですね。
そんな状態だから、いくらでも好き勝手語ろうと思えば語れるわけで。

2014年3月2日日曜日

HYDRA / Within Temptaion



1月に発売になっていたのですが、発売されていたことに気が付くのが遅く、更に行き付けのDisc PIERに立ち寄る機会がなかなかなくて、今頃になってやっと入手。
特別盤と通常盤があるのですが、何も考えずに特別盤を買いました。
こちらはボーナスCDが付いた2枚組になってます。

でも中のライナーには、ボーナスCDについての説明が何もなくて、Amazonの説明を見てようやくその内容の意味が判った次第。
それがなかったら、途中からトラックが壊れていると思いましたよ。
というのも、デモ版というか仮録音版みたいなのと最終版が短く途切れながら交互に流れるんでさ。
しかも途中でブチって音を立てて切れて切り替わるのもあってね。
まあマニアには面白いとおもいます。

それはさておき、今回はゲストミュージシャンに豪華陣が参加していて、いつも以上に内容が充実しています。
ヴォーカルの美しさは相変わらず。
既に3人目のお子様が生まれたそうですが、そういうのを全く感じさせません。

ハイドラ 【通常盤】

2014年3月1日土曜日

本能寺の変 431年目の真実 / 明智憲三郎



作者の明智氏は明智光秀の子孫の方だそうで、先祖の存念を晴らすというわけでもないでしょうが、光秀が何故謀反を起こしたのかに興味を持たれて、公家の日記を綿密に調査した結果を本書で発表されました。
元々は新書で発売された本能寺の変 四二七年目の真実に、その後の調査結果を加筆修正したのが、文庫の本書ということだそうです。

しっかりした調査内容だと思うのですが、氏が専門の歴史研究家ではないためか、歴史研究界からは本書は無視されているっぽいです。
まあ井沢氏の逆説の日本史も学会からは無視されまくってますし、日本の派閥主義は真実を説き明かすべき学会でも蔓延っていて、権威ある先生が言ったことを素人が口出ししても定説がひっくり返ることはないんですな。

しっかりとした裏付けに基づく推理をされていると思いますが、光秀が謀反を起こした動機としての結論は、どうかなぁというのが私個人的な感想です。
旧来の恨み説と五十歩百歩な気がします。
織田家の家臣では新参者ながらもっとも信頼され出世も一番早い(織田家家臣で城持ち国持ちになったのは、他を差し置いて明智光秀が最初)し、本書で如何に信長と光秀が仲がよかったかが協調されていることから考えて、我が子達や一族の行く末を心配してというのは根拠としてどうかなと。
なにより謀反を起こしてその後の行く末を考えた時に、どっちもどっちで、慎重で思慮深いとされる光秀が選択する方策としては、下の下ではないかと。

まあでも、それ以外の諸々の調査については、うんうん成る程確かにそうだよな、と思わされるものも多く、戦国時代の歴史に興味がある方には是非読んでおいて欲しい一書であることは確かです。

SPORTS ILLUSTRATED 50th Anniversary



今年も水着特集号が発売になりましたが、50周年だそうです。
50年間におよぶ歴史を振り返るページもたっぷりとあって、例年のものより更に見応えがあります。
世界的に有名になったこともありますが、世界のトップクラスのフォトグラファーがたっぷりと予算を使って世界トップクラスのモデルのポートレートを撮影するのって、これくらいなんですよね。
水着撮影がうまくなりたいと思っている写真家は、是非参考にすべきだと思います。

2014年2月23日日曜日

【α7R】Voigtlander NOKTON 50mm/F1.1 VMの絞りによる画質変化

最短1mでの絞りと描写の変化は↓の画像のようになりました。
ピント部分の画質がほとんど変わらずに、被写界深度だけが増えていくという、理想に近い形という結果。
暈け具合もスムーズに変化していっており、この点ではPlanar F1.2/55mmに匹敵するという素晴らしい結果です。
これは頑張って使いこなさなきゃならんレンズですな。

2014年2月22日土曜日

日本の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 / 竹村公太郎



日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)の続編です。
今回も目から鱗の連続です。

現代の日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、その秘訣が塩素消毒された水道にあるというは、昨今の水道の塩素は身体に悪いから止めべきというのが、如何に根拠のない物の一面しか捉えてない主張かというのが、明治からの統計データではっきりと判ります。
横浜に住んでいた頃に、横浜生まれの人達が(不味いといわれる大阪市の水道よりもあきらかに不味いのに)「横浜の水道はおいしいんですよ」と自慢するのを不思議に思っていたのですが、水源の確保に色々と物語があったのも初めて知りました。
ピラミッド建築の理由についての考察も、土木の専門家ならではの見解ですね。歴史研究家ではこういう視点でピラミッドを見ることができる人はいないでしょうね。

今回もお薦めの内容がてんこ盛りです。