2019年7月8日月曜日
王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎 / 石浦 章一
エジプトの王家のDNA解析して説明をされたようなことが、目次にあったので買ってみましたが、噂にあるような異星人のDNAではなく普通の人類のDNAだったみたいです。
つまんね〜(笑
英吉利王家には、赤血球に必要なヘモを作るための酵素を生成する遺伝子の欠陥が、代々遺伝しているそうで、その症状が知り合いのに似ているので、これなのか?と疑ってしまいました。
実際はどうか分かりませんが。
2019年7月3日水曜日
卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― / 高田 崇史
カバー裏の「高田 崇史の本」で毒草師シリーズと並んで表記されていて、冒頭の方で毒草師の名前が出ていたので、本書もそうかと思ったらQ.E.D.シリーズの外伝でした。
高田氏ならではの切り口で、邪馬台国と卑弥呼の謎、古事記と天照大神の謎を解かれています。
天の岩戸が鍵になっているのですが、ここの場面で私も子供の頃から疑問に思っていた「力の強い手力雄がやっとのことで開けた岩戸を、天照大神はどうやって開け閉めしたんだろう?」という疑問への回答が本書にはありました。
それもあり得るなと思います。
「天照」と書いて「あまてる」と読む場合と「あまてらす」と読む場合があって、「あまてる」は男神で「あまてらす」は女神です。
そこを日本書記と古事記は、意図的なのか意図せずなのか、混同してなし崩し的に「天照大神」は「あまてらすおおみかみ」という女神ということにしています。
でも記紀には女神であるとははっきりとは書かれていないそうなので、後世の学者さんが思い込みで女神ということにしちゃったんでしょうね。
天皇家の祖先の大元が女神なら、男系のみ皇位を継承できる、というのが意味のないものになりますし。
2019年6月30日日曜日
東大法学部という洗脳 昭和20年8月15日の宮澤俊義 / 倉山 満
サブタイトルに「昭和20年8月15日の宮澤俊義」とありまして、東大法学部教授の宮澤氏の説が現代日本の憲法解釈の基準になっていることについて、述べられた書です。
素人の私から見たらこの宮澤氏は、その時の権力者に都合のいい法解釈を捻り出すのが上手い御用学者、にしか見えないのですが、現代日本の法学者の先生方に取っては神聖にして冒すべからずな法解釈の権威になっているようです。
法学だけではないですが、日本の学会の権力構造というのは非常に歪なものになっていて、先人を否定することは一切許されない、旧帝国大学の教授の言うことは絶対的な正義である、という暗黙の決まり事があるようで、そこから外れたことをすると学会を追放されることになっています。
にしても、この宮澤という先生は、非常に頭のいい方のようで、各国の憲法を深く研究し理解した上で、理屈を構築されているようで、その巧妙さにはその辺の(ろくに他国の憲法を読んだこともない)先生方では論破できないそうで。
自国の憲法がどうあるべきかも議論できない呪いを、宮澤氏にかけられてしまった日本は、これからどうなるのか。
2019年6月26日水曜日
中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実 / 宮脇 淳子
日本は古代から同じ民族(厳密には複数の民族が混じり合って区別が付かなくなったと思われますが、その集団が入れ替わっているわけではないので)が、ずっと列島に住み続けて来ているので、世界中の国もそうだろうという錯覚をしている人が殆どです。
実際には、そんなに長い間1カ所に留まり続けた民族というのは希有で、大陸や半島では何度もそこを支配する民族が交代しています。
そういう事実を無視して、古代から大陸や半島に住み支配し続けているというプロパガンダを垂れ流しているのが、漢民族とか韓民族とか(両方とも日本の読みでは同じ音です)なわけですが、それが如何に出鱈目であるかを語っているのが、本書の著者です。
現代の北京語やハングル語というのは、明治時代に日本が欧州の用語を翻訳した和製漢語が殆どを占めるというのは割と有名ですが、文法的にも日本語の特長を取り入れているそうで、古代の漢語とは別物になっているようです。
まあ、古代の史書を読むことができなから、ああいう出鱈目を平気で垂れ流せるんでしょうけどね。
2019年6月20日木曜日
傭兵の召還 傭兵代理店・改 / 渡辺裕之
傭兵代理店で始まり、新・傭兵代理店とシリーズを改め、更に今巻から傭兵代理店・改というシリーズ名称になって再出発です。
まあ登場人物ややってることは変わりませんが。
ここのところ小難しい本ばかり読んでいたので、こういうスカッとする小説は心地よいです。
にしても、傭兵達の動きはやたらとリアルだけど、友恵ちゃんだけは非現実的なのが、どうにも違和感あるのですが…。
2019年6月17日月曜日
バカよさらば - プロパガンダで読み解く日本の真実 / 倉山 満
タイトルの冒頭に「バカよさらば」とありますが、そう簡単にはバカはいなくなってくれないですよね。
嘗て、ソ連や北朝鮮を「労働者の天国」と賞賛した人達は、今どうしているかというと、相変わらず「正しい社会主義」「正統な共産主義」を称えておられるかと思います。
「バカは死ななきゃ治らない」といいますが、実際のところは「バカは死んでも治らない」ですよね。
何にしても、戦後(というか正確には日露戦争に勝利した後)の日本人は、GHQに蔓延っていたソ連のスパイによって、一億総痴呆化されてしまっています。
いい加減に国民が目を覚まして、何が事実かを見極められるようにならないとダメな時期に来ていると思うんですけど、どうも日本人は痴呆化しているせいで1か0かの両極端でしか物事を見ることができず考えることができないようになってしまっていて、まともな議論もできなければ思考もできんのですよ。
世の中そんな単純なものじゃないのだよ。
2019年6月14日金曜日
たたら製鉄の歴史 / 角田 徳幸
たたらの製鉄炉は、1回毎に壊して作り直すので、過去の炉を調べようとしてもなかなか跡が残っていなかったりします。
そんな中で遺跡を調べて、日本の製鉄の歴史を紐解かれています。
たたらというと、日本刀を造るための玉鋼を生み出すものというイメージが強いですが、実際には鋳物を造るための銑鉄が中心だったようです。
鋼を生み出さない、銑鉄がメインのたたらも多かったようです。
中世期以降、巨大な鉄釜とかが普及するようになってくるのですが、そのためには鋳鉄が大量に必要ですし、一般家庭にまで普及していたということは、廉価な鉄が大量に生産されていたはずなのです。
これまでのたたらのイメージだと、そういう鉄を生産することはなく、銑鉄は大陸や半島からの輸入に頼っていたと思われている節もありました。
が、実際には、中世期のたたらは銑鉄の生産が中心で、日本刀になる鋼は少量しか取れなかったようです。
日本刀が硬さや成分の違う鉄を重ね合わせて、結果折れにくくてよく切れる日本刀を生み出すわけですが、それは実際には材料である良質な鋼がほんのちょっとしか採取できなかったため、少ない材料でなんとかしようとしての苦肉の策の結果だったのかも。
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