2003年6月9日月曜日

【メンテナンス日記】ワイパー交換

中期以降のtiを含むE36では、フロントワイパーブレードの長さが左右で違っています。初期方は同じなんですけどね。このため、ワイパーゴムの適合表などを見ると、左右共に500mmになっているものがありますが、それを素直に信じると交換の時になって「長さが違う!」と慌てることになります。

で、長さが違うことは知っていたのですが、じゃあ長さいくつのものを買えばいいのか?ということの情報がなかったため、交換しなければと思いつつ、伸ばし伸ばしになっていました。
先日、Club tiの管理人殿から
フロント右530mm
フロント左500mm
リア450mm
という情報を戴き、替えゴムを買って来ました。


ボッシュのが純正と同じなので、これがよかろうと思って買ってきたのですが、ワイパーって長さだけじゃないんですね (- -;;;;
断面の形も関係するのですよ。写真を見て戴ければ判るのですが、断面の形が450mmのものと他の2つで違っているのが判りますでしょうか?リア用の450mmのが正解で、他の2本は間違いです。
リアの方は合っていたので、苦労しながらもなんとか交換できました。外すときは、カッターで切ってやらないと外れないですね。入れるときも、最後のロックのための溝にアームの留め金部分を食い込ませるのに、かなり力任せに無理矢理ねじ込む必要があります。
さて、間違って買ったフロントの方ですが、交換に行こうにも、買ったのが車で1時間あまりの所だったので、交換に行く暇もありません。しかたがないので、近所のオートバックスに行ったのですが、BMW用の替えゴムはなし。しばしそのオートバックスのワイパー売場の前で、適合表とにらみっこしながら、ブレード毎交換することにしました。
PIAAのものなら在庫がありましたし、ゴムだけの交換は安いですが、リアの交換でかなり時間と労力を必要とすることが判っています。ブレードも新車時からは一度も交換していないし、ここいらで一度交換して置いてもよかろうということで、ちょっと値段が張りましたが、ブレード毎交換することにしました。次回からは、ここのオートバックに置いてある替えゴムが交換に使えますしね。
 


今回交換することにしたワイパーです。高速走行用の立派な羽が付いたものもありますが、1本辺り千円近く高くなるし、tiはそれ程速度でないから、これで十分でしょう。
こちらの交換は、替えゴムよりは簡単です。元のブレードが、クリップみたいなロックで止まっていますので、そのクリップを掴みながらブレードを押し出せば外れます。
PIAAのブレードを付けるときは、アームに付けるためのアタッチメントがいくつか入っていますので、アームに適合するものを選びます。
 


適合するアダプタを選んだら、先にブレードに取り付けます。アタッチメントを90度傾けた状態で、アームをブレードの方に滑り込ませて、アタッチメントをアームのU字型の所へ食い込ませて行けば、取り付け完了です。
なお、この製品は、ガラスに水滴を弾くためのコーティング剤が付属しており、それを先に塗るように説明書に指示があります。塗らずにワイパーを動かすと、ゴムが駄目になるみたいです (^_^;;;;

2003年6月1日日曜日

【メンテナンス日記】ヘッドライトバルブ交換

気が付けば10ヶ月ぶりのメンテ日記です (^^;;

Club tiのプチオフの集合場所が、スーパーオートバックスだったので、前々から交換しようと思いつつ買いに行けなかった、ヘッドライトバルブとワイバーゴムを購入してきました。
プチオフで雑談中にボンネットを開けたし、帰る頃には日が暮れそうだったので、ヘッドライトバルブだけを、オフ中にささっと交換してしまいました。

今回購入したヘッドライトバルブです。どちらもPIAAの製品です。
ロー用にイエローのものを選択しました。最近は色温度の高い青い光が流行ですが、こういう光は雨や霧の時は却って見にくいのです。見通しがただでさえ効きにくい雨の夜に、紫外線をたっぷりと含んだ青白い光は、水滴の反射が多く、ほとんど視界が効かなくなってしまいます。それに対して黄色は、水滴の反射が少なく、雨や霧の中でも、光が通りやすく視認性も高いのです。
ハイビームも黄色にしたかったのですが、対応する製品がなかったため、ハイビームとして使える中で、一番色温度が低そうなものにしました。

交換後のライトの色です。外側のライトが内側よりも、黄色いことが判るでしょうか?肉眼だとよく判るのですが、写真にすると判りにくいですね。
この時に話題になったのですが、このヘッドライトバルブはすぐに劣化して、光量が落ちます。毎日夜間走行をする方だと、半年毎にロービームは交換した方がいいと思います。
オフに参加の方が「ライトが暗い」とおしゃってましたが、交換直後の私のライトと自分のライトの明るさを比べて、「やはり交換しなきゃ」とすぐに決心するくらい明らかな差があります。徐々に劣化していくので、暗くなっていることには気が付きにくいので、夜間走行で見にくいと感じたら、交換時期と思って間違いないようです。

【BMW雑記帳】鉄器は日本で生まれたか?

いつもなら今月の雑誌というタイトルのはずの時期ですが、今月はBMWネタは全くと言っていいくらい何もなしです。何故かAUDI vs. ALFAなる記事が、複数の雑誌に見られましたが。個人的には、そんなのでライバル比較になるんかなぁ?と非常に不思議なのですが。

で、今週は車ネタではなく歴史ネタです。
今週の頭くらいに新聞発表があったのですが、弥生中期の遺跡を年輪比較法と炭素14年代測定法で年代算出をしたところ、これまでの定説よりも500年ほど時代が古くなるということが判り、歴史学者の間ではどえらい騒ぎになっています。
年代が古くなるのが何故問題になるかというと、その遺跡からは鉄器が発掘されており、中国大陸での鉄器普及時期と一致するそうで、場合によっては中国より早くから鉄器が日本で使われていた可能性が出てくるからです。つまりこれまで、文明のほとんどは大陸から伝えられたというのが、歴史学での常識で、鉄器も中国から製法が伝えられたというのが定説であったわけです。その定説が、実は逆で、鉄器は日本で発明されて中国に伝わったということになってしまう可能性も出てきたわけです。
この鉄器と稲作(水田耕作)の普及はほぼ同時期なのですが、日本での普及時期が大陸や半島とほぼ同時期となると、日本のみならず東アジア全体の歴史の見直しが必要になってしまいます。大陸の各方面から流れて来た人々が集まって形成されたのが今の日本というのが、これまでの常識だったのですが、考え方を変えなければならなくなるかも知れません。
こういうことをいうと「日本で鉄器が発明されるはずがない」ということ、きっと言ってくる人がいるでしょうけど(苦笑)、世界最古の土器は日本で発掘されているという事実もあるのです。1万年以上前に土器を発明した文明の担い手が、その9千年後に金属器を発明するのが不自然だとは思えないのですけど、皆さんはどのように思われますか?
よく中国4千年の歴史と言いますけど、遺跡で確認できる範囲ではせいぜい2千年で、幻と言われる太古の都市伝説でも3千年です。4千年というのは神話の時代を含んだ歴史なのです。それでいくと、日本は遺跡で確認できる範囲では1万年の歴史がありますし、神話では100億年の歴史があります(笑)でもこの日本の神話の年代は馬鹿にできないのですよ。100億年というのは、ビッグバンが起こったとされる時期にほぼ一致するからです。


2003年5月25日日曜日

【BMW雑記帳】ユーロ独歩高

不況不況と叫ばれる中、トヨタと日産にスズキまでが過去最高の経常利益を記録するようです。我らがBMWも今のところ調子はいいようですが、イラク戦争の関係でドルが暴落したため、対米輸出に陰りが出そうなため、来期から米国での生産を大幅に増加する模様です。対円でも、ユーロは高くなってきておりますので、来年ひょっとすると、為替を理由に日本でのBMW販売価格が全車値上がりするかも知れません。今年一杯は、対ドルも対円も為替予約をしてあるようなので、値上げも値下げもなさそうですが。

ところで、週プレの記事によると、いよいよ反則金の自動引き落としの実現が近づいてきた模様です。ETCやナンバープレートのICチップ埋め込みにより、速度違反、駐車違反、走行区分違反(一方通行の逆送)などの違反を自動的に検知し、それを自動的に通知、ETCなどの引き落とし口座から反則金を自動引き落としする、反則金徴収システムが現実化されそうなのです。
これを実現するためには、法改正が必要なのですが、その法改正が間近に迫っています。この法改正がされると、40km/h未満の速度超過違反の場合は、一切申し立てができなくなります。現在は一応裁判をして速度超過をしていないという申し立てをすることが可能ですが、そういう手続きが一切なくなってしまうわけです。
この法改正も異常ですけど、違反を自動検知するなら、したことをドライバーには知らせずに、直接警察に通報するシステムという考え方そのものも異常きわまりないものです。速度違反その他が、何故違反として扱われるかというとその行為を行うことによって、事故が発生する可能性が高いからです。ならば、違反を防ぐことこそ第一義なわけですから、自動検知するなら、違反を起こす前に警告するシステムを構築すべきなのです。
むろん、警察はそういう予防システムはまず作らないですね。理由は簡単。反則金が入らなければ、警察の収入が減るからです(笑)反則金による収入の年間予算が立てられており、交機(交通機動隊)にはノルマが課せられているという現状も、警察が交通事故を防いで民間の安全を守るという本来の役目を、完全に無視しているとしか言えません。警察は我々民間人を守ってはくれません。守るのは一部の政治家や金持ちだけです。


2003年5月18日日曜日

【BMW雑記帳】コラムも丸3年経って4年目

光陰は放っておけば矢のように飛んでいくもので(Copyright 堀晃)、気が付けば本コラムも丸3年経ちました。いや〜早いものですね。気が付けば、我がtiは買ってからもうすぐ丸5年で2回目の車検です。ついこの前車検を受けたばかりだと思ったのに、また馬鹿高い税金と保険料を国にふんだくられることになります。
#整備料は、ディーラーに頼むとちと高いですが、正当な出費だと思うことにします。
昨日、今日と女性を助手席に乗せる機会があったのですが、一般世間の女性からすると、やはり型落ちのtiといえどもBMWはBMWで、高級車と思われるようです。昨日は写真仲間とオフ会をしていて、他の人が乗っていた国産車(セダンと1BOX)の方が恐らくは値段が高いと思うんですけど、やっぱりBMWというだけで高級そうに思えるみたいですね。特に私のはエストリルブルーで革張りシートなので、余計に高級そうに見えるみたいです。写真のモデルをしてくれる女性達を、よく車に乗せているのですが、半数は「これ綺麗な色ですねぇ〜」と言われるので、かなり色で得をしていると思います。
車の色の選択って、乗り手のセンスが現れる部分でもあるので、無理してもこの色に買い替えてよかったなぁ〜、とつくづく思います。一番助かるのが、郊外型のショッピングセンターなどの大駐車場ですね。よくある色だと、どこに置いたか判らなくなって探し回らなければならなくなるのですが、エストリルブルーは遠くからでも目立ちますので、迷うことはほとんどありません(笑)こういう時は本当に便利ですよ (^0-)v。

さて、先週からトップページ下部に「Club ti」のリンクを貼りました。tiユーザーのクラブを作ろうという試みに協賛して、リンクさせて戴いています。tiユーザーの皆さんは、是非参加してみて下さい。6月には早速オフ会が企画されています。

2003年5月11日日曜日

【BMW雑記帳】ベンツの哲学、BMWの思想

特選外車総情報CHARGEという雑誌が「BMWチューニング最前線」という特集をしています。個人的にはちょっと突っ込みが足らないような気がするのですが、まあこんなもんでしょう。BREYTONチューンのE36tiが掲載されています。

さてちょっとリクエストが来たので、今回はベンツについて述べさせて戴きます。とは言え、前々から書いているとおり、私はベンツには乗ったことがないので、車自体がどうこう言う気はありません。
「よくメルセデスの事褒めてますよね?何処が良いのか等が聞きたいです」
という質問が来たのですが、私がベンツがいいというのは車自体がいい悪いという話ではないです。ベンツの「Das Beste oder nicht」という哲学と、それを実践し続ける企業としての態度が素晴らしいということです。
「最善か無か」と訳されるこのベンツの企業哲学は、ベンツの製品というよりも商品に関する考え方を的確に表しているわけです。とはいえ、最近は消費者に迎合しコスト優先で作られ来ていて、必ずしも当てはまらないという声もありますけど。
具体的にどういう部分に現れているかというと、最新技術の導入なんかがそうではないかと思います。ベンツはエンジンの電子制御の導入は、世界でももっとも遅かったのですが、これは電子制御という物の信頼性が人の命を預けるに足るだけのレベルにはまだない、という判断から遅れたわけです。だからといって、ベンツの技術者がただ電子制御に対して嫌悪感を抱いていただけではないことは、ベンツ初の電子制御システムを見れば一目瞭然で、Sクラスに採用された電子制御システムは一気に世界のトップレベルに躍り出て、当時もっとも進んだエンジン電子制御システムを誇っていた日本企業の技術を時代遅れのものにしてしまったのです。
それは当然電子制御技術の長年に渡る研究開発と膨大な量の実験を繰り返さなければ不可能なことです。安易に新技術を導入して、消費者を実験台にするような日本車メーカーとは全く違う態度です。私は当時電子回路の設計で生計を立てていましたが、このSクラスに採用されたベンツ初の電子制御システムの雑誌記事を見たときには、本当に唖然としました。Sクラスのような高級車だから、あのようなコストを度外視したシステムを導入できるということはありますが、電子制御の開発を行っている技術者なら誰もが本当はやりたいがコストや生産性を考えて採用できないシステムを、当たり前のように採用したことを見たときは、心の底からベンツの技術者が羨ましかったです。例えどんなにコストが掛かろうと、人の命よりも高いものはない、というごく当たり前のことが日本のメーカーにはできないのです。
ここ数年、日本の企業で色々と不祥事が露見し、消費者不在の製品販売を行っていることが問題になっています。価格のみを重要視する消費者にも問題はありますが、本当に必要なことはなにかを考えているかどうか、というのはコストに大幅に跳ね返る割に、消費者に対するアピールがほとんどありません。本当に必要なもの、不必要なのにやたらと気にするもの、それを我々消費者がしっかりと見極め、日本の企業がベンツのような確固たる理念の元に、製品造りをできる国になって欲しいものです。
ドイツという国はそういう意味では、しっかりとした国だと思います。ドイツ製品が愛好される時、その製品に込められた企業哲学、理念、思想が愛好されるのです。そういう意味で、BMWユーザーの皆さんには、しっかりとBMW技術者からの思想を、車を通じて感じ取って欲しいと思います。


2003年5月4日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌その2

Auto Jumbleをまた買ってしまいました。BMW関係の記事があるわけでもないのに。そういや最近、この雑誌にBMW関係の記事が出てこないですね。一時期は318iSのチューニング記事なんかが連載されてたりしましたが。
BMWマガジンの4号が発売されてますね。私が気が付かなかっただけで、ちょっと前から出ていたようですが。
この中のE46ti試乗記でも、E36tiをE30のシャーシにE36の皮を被せたというようなことを書かれてます。E30から流用しているのはリアサスペンション周りだけなんだけどねぇ。たぶんほとんどの人は、E36にE30の足周りパーツがそのまま使えることを知らないんですよね。E46のパーツをE36に組むこともできますが。それにtiはインチキって言われるけど、同じシャーシのZ3系列はそんなことは言われないし(苦笑)
しかし、それから考えればE46にE30の足周りを組み込むことが可能かも知れません。又逆にE30にE46の足周り部品を組み込むことが可能かも。
それとS52エンジンの解説のところで知ったのですが、コンロッドの大端部をタガネで割る破談分割方はBMWの特許だったんですね。今ではかなり普及している製造方法ですが。