2006年2月23日木曜日

箱崎別れ船

ワンツーマガジン社刊 南原 幹雄 著
江戸時代の茶屋女、遊女、下町娘などを中心とした愛憎物語の短編集です。
江戸時代というと不義密通は死罪で女性の貞操観念が高かったと思われているのですが、女性の貞操がうるさくいわれたのは上級武家だけで、一般の民百姓の間ではあまり貞操観念はうるさくはなかったようです。
そもそも日本は、江戸時代以降に儒教の影響が強くなるまでは、フリーセックスの国でしたしね。今でも地方の祭りなどに、その名残がなるらしいですが。
貞操観念にうるさくないとはいえ、いやだからこそか、好いた惚れたでのトラブルは多かったのでしょうか。




2006年2月21日火曜日

竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

PHP文庫刊 嶋津 義忠 著
前半が竹中半兵衛、後半が黒田官兵衛という構成ですが、はっきりとここから黒田官兵衛となるわけではなく、竹中半兵衛の死と共に黒田官兵衛が中心になるという感じです。
どちらも金銭や権力への欲では動かず、己の才覚を試してみたいという考えと「天下は天下の天下、一人の天下に非ず」という信念の元に動いていた、理想を追う異才であったというのが、本書の主旨ではないかと思います。
竹中半兵衛も黒田官兵衛も、その才覚に加えて秀吉や家康に比肩する権力欲があれば、恐らくはどちらかが徳川家康に変わって天下をものにしていたのではないかと思いますが、歴史はそうは動きませんでした。
本書の末尾では、年老いた官兵衛が領民と日々親しく交わっている様子が描かれています。が、未だに福岡市の人達は自分達のことを博多っ子といい、故郷を福岡ではなく博多と呼びます。息子の領国筑前に移ったときに、黒田家の故郷「福岡村」に因み博多の町を福岡と改名しましたが、それから400年以上経った今でも土地の人は福岡ではなく博多と呼びます。果たして黒田の殿様は領民に慕われていたのでしょうか?

竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師


2006年2月19日日曜日

【BMW雑記帳】最強メンテナンス

久しぶりに車を洗いました。といっても自分で洗車したのではなく、ガソリンスタンドでやってもらったのですけどね。外だけではなく、1年振りくらいに中も掃除機を掛けて貰って、綺麗になりました。やっぱり綺麗なのは気持ちがいいです。心なしかエンジンの吹けも軽やかですし。
三推社/講談社からレッドバッチシリーズというメンテナンスマニュアルが発刊されているのですが、BMWのが発売になっています。

BMW最強メンテナンス―定番トラブルをシャットアウト!

先日飲み会で仕事先の人達と話をしていて、私がBMWに乗っているというと「外車って壊れやすいっていいますけど、本当ですか?」と聞かれました。まあいつものことなんですが、「まあトヨタよりは壊れやすいですけど」というと大抵の方は納得するようです(笑)
今時の欧州車は、20年くらい前の国産車よりはましだと思うんですけどねぇ。
先日のT中研の都市伝説の話でもそうですが、一度広まった噂は何十年経ってもしつこく残り続けていくということでしょう。


鬼の帝 聖武天皇

PHP文庫刊 関 祐二 著
聖武天皇といえば、奈良の大仏様を建立したことで有名ですが、天武天皇系最後の天皇であることも有名です。
本書は天智系を廃退して天武系に皇位を移し、天皇を操り人形とした藤原氏と、その支配から逃れて天皇としての権威を取り戻そうとした聖武天皇の対立という構図で、語られています。
藤原氏が百済王子 豊璋であるというのが著者の持論ですが、天皇家が百済と深い繋がりを保ち続けていたことを考えると、ちょっと違うのではないかという気もしますが、鎌足と豊璋の登場する時期が重なっていない(鎌足が記録に残っている時期は豊璋が行方不明で、豊璋が活躍している時期には鎌足が不明)なことから、可能性は高いです。
��私個人としては、同じ理由で、豊璋=天武天皇ではないかと考えていますが。
それはさておき、聖武天皇という人も謎の多い方で、都をあちらこちらに遷都ばかりしているのですが、この理由が不明だとか、とにかく不可解なことばかりです。

鬼の帝 聖武天皇の謎


2006年2月14日火曜日

パタリロ西遊記!外伝

白泉社刊 魔夜 峰央 著
まだまだ続くぞパタリロ!という感じですね。かれこれ25年以上連載が続いていると思いますが...いつまで続くのか。ちゅーか、既にドラえもんやサザエさんの域に達しつつある?

パタリロ西遊記!外伝

素顔なき女豹

ヴィレッジブックス刊 マーク・バーネル著 土屋 晃 訳
解説で「その後のニキータと呼ぶべき作品」とありますが、確かにその通りだと思います。
それにしても分厚い上に、ストーリの展開があちらこちらへ飛ぶというか場面展開が唐突なので、頭を切り換えてストーリに入るのが結構大変でした。やっと小説の世界に入り込めたかなと思ったら場面がガラッと変わって話が飛ぶので、そこからまた新しい世界に入り直しという感じで。
映画だったらこういう場面展開はスリリングなんでしょうけど、これだけの長編でやられると結構疲れます。

素顔なき女豹

【BMW雑記帳】番外編 T中研復活!


全国1000万の福野礼一郎ファンの皆様!「特選外車情報F・ROAD」で、流浪の連載「TOKYO中古車研究所」が復活です!
シリーズ「伝説の検証」と題して、車にまつわる伝説を解き明かしてくれます。
今回は40年以上前だったら常識だったことが、今では非常識になってしまっているのに、未だにそのまま常識として語られている例ですね。