2017年12月31日日曜日

謹賀新年

2017年12月27日水曜日

自治労の正体 / 森口 朗



今Amazonのリンク貼るためにみたところ、「ベストセラー1位」の表示が出てます。
国家公務員である官僚の寄生虫振りはよく知られるところですが、それよりも地方公務員の方が信じがたい問題を抱えているのだそうです。
確かに地方公務員の高給振りも知られるところですね。
関西では市営バスの運転手の高給が問題になったことがありますが、なかなか改善されません。
それ故に、大阪市は市営交通局を民営化するのですけどね。
国家公務員については(一応)天下りやら給与やらに制限があるのですが、地方公務員はないに等しいようで、やりたい放題。

更に恐ろしいことに、過激派組織に属していた人達がかなり地方公務員になり、この本のタイトルである自治労の幹部として権力を振るい、地方行政を我が物にしているようです。
中核派やオウム真理教などの過激テロ組織は、なんと破壊活動防止法の適用を受けていないとのことで、この法の適用を受けている組織が1つもなく、本法はあってなきものとして扱われているようです。
共産党などは公安の監視対象になっているんだから、この法の適用を受けてもおかしくないと思うんですけどねぇ。
公安そのものが共産党勢力の走狗になっているんでしょうか?

詳しくは本書を読んで戴きたいですが…日本の行政の酷さに、呆れるのを通り越して恐ろしくなってきました。

2017年12月24日日曜日

軍事のリアル / 冨澤 暉



自衛官を退職されてから、軍事について研究をされている方が雑誌のコラムに書かれていたものを、抜粋編集したものです。
内容はタイトル通りリアルな話ばかりです。
こういうレベルで軍事とか国際政治を語れる政治家も官僚もマスコミもいない、日本の国際力の貧しさにはがっかりするのですが、ほんま一般民間人の我々には目から鱗ではありつつも、言われてみれば確かにそうだよなと納得するしかないことばかりです。
日本人は国内法と国際法の区別が付いていませんが、細かい用語の区別も全くできていなくて、国際用語(殆どは英語ですが)と日本語訳の用語の区別とか内容を、似たものは全部ひとからげにごちゃ混ぜにして、勘違いも甚だしい暴論をふっかけてくるのが多いんですよね。
用語の違いを理解できていないのに、やたらとその間違った用語の使い方をして自慢げな人が多いのは、どの分野でもいるんですが…困ったもんですよ、こういう手合いは。

単に軍事費を増やして防衛力を増やしただけでは、朝鮮や中共政府がより強気に軍事強化に乗り出してくるだけでしょうし、国際世論を操ることにかけては中共政府は世界でもトップの能力を持っていますからね。
言葉には気をつけろといいますが、細かい言い回しの揚げ足取りをやって、相手の足を掬うのは、外交の基本でもありますから。

2017年12月20日水曜日

人体六〇〇万年史──科学が明かす進化・健康・疾病 / ダニエル・E・リーバーマン





2年程前に単行本で出版され、この手の書籍としては異例なくらいに売り上げを上げ、この度文庫化されました。
訳者によると、この2年の間に判明した翻訳誤りなどを訂正しているそうです。

それはさておき、急激な科学技術の進歩に人類の身体が付いていけなくなり、筆者曰く「ミスマッチ病」が増えているとのこと。
人類の身体は、裸足で草原を毎日10km以上歩き回り走り回り、食べ物を探し回り掘り出し切り出し、糖分が少ない繊維質の植物をかみ砕く生活をしていたことから、あまり変わっていないそうです。
それ故、人は糖分を常に好み、食べ物がなくなったときのために脂肪分を貯め込もうとするのだそうです。
とはいえ、今更文化文明を捨てて、自然の中に裸で戻れるわけもないので、ミスマッチがあることをしっかりと認識して、生きていくしかないんでしょうけどね。

内容とは関係ないのですが、元々学術論文で語られていたことを、一般人向けに書き直していることと、筆者ができる限り正確に説明しようとしているため、文章が冗長で長くなっているため、読んで内容を頭にたたき込むのに苦労しました。
読みながら、これを翻訳した人の苦労は如何ばかりかと思いながら。
でもキチンと誤魔化さずに書かれています。キチンと説明すると言うことがどれだけ大変なことか分かります。
何処かの国のマスゴミ連中が、何かというと「一言で言うとどういうことでしょうか?」と直ぐに聞くのだけど、そういう低能な質問する奴には理解できないもの、としか答えられんよね。

2017年12月16日土曜日

30s medication / FUEL



元Emerald Aisls、元Crying MachineのHILE氏が、FUELというソロ・プロジェクトを立ち上げて、この度1stアルバムをリリース。
Crying Machineでは歌詞は書いていたけど曲は書いてなかったのですが、本作では全て曲・詩共にHILE氏が書いています。
こんないい曲を書けるんなら、Crying Machineでも書けばよかったのに、というくらいいい曲揃いです。
歌の旨さも相変わらずで、本当に上手いなぁとしみじみと感じますよ。

ギターに元Crying Machine、現SilexのMasha氏が、3曲で参加しています。

Unified / SWEET & LYNCH



前作のオンリー・トゥ・ライズがよかったので、今回も買ってみました。
Lynchさん、他にも色々とプロジェクトをやっていて、あの忙しい中でよくアルバムを作れたなと思ってましたが、今回は(或いは今回もかな?)レコーディングはLynchさんは別スタジオで行ったようで、Liveツアーもなし、プロデュースはSweetさんで、CD背面のバンド写真も合成なんじゃないか?という感じで、あんまり顔を合わせずに作られた感じ。
前作に比べるとLynchさんのギターが控えめで、SweetさんのソロアルバムにLynchさんが参加しているような雰囲気が強めになっています。
Sweetさんの歌が好きな方にはお薦めですが、Lynchさんが好きな人だとちょっとがっかりするかも。

2017年12月7日木曜日

日本史の謎は地政学で解ける / 兵頭 二十八



軍事評論家というイメージが強かったので、日本史を語られるというのが意外でしたが、読んでみると軍事評論家としての観点から語っておられて、軍事や兵站のことを一切考えない歴史家の方々の論よりも、納得の行くことが多かったです。
ただ、最新の日本史についての知識が抜けているようで、日本史の通説部分でちょっと「ん??」と思う点はあったのも確か。

それはさておき、気象変動のデータが掲載されていまして、あまりこの観点から日本の歴史について述べられたものは少ないのですが、これを観る限りでは地球温暖化が人類の化石燃料使用による二酸化炭素増加が原因というのは、錯覚であることがよく判ります。
ま、それは置いておいて、地球に平均気温は殆どの人が思っているよりも短い周期で上下していて、それにより東日本と西日本の作物の収穫量が大きく変動し、故に東側が豊かになったり、西側が豊かになったりし、人の移動と政治の中心が東に行ったり西に行ったりすると。
現代の日本人は食料が余りある環境で生活していて、歴史的には飢饉が頻繁に起こっていたことを忘れてしまってる感じがします。
食うに困るから乱を起こし、戦を起こす。
その観点からの解説は、非常に納得のいくことばかりです。