2022年8月5日金曜日

謀略の戦争史―日本人が知っておきたい歴史の裏側 / 長浜 浩明

読むのにかなりの時間が掛かりました。
内容が内容だけに、サラッと流し読みすることもできず、しっかりと1行1行を噛み締めるように読んでいたのでページが進まず、白人社会の調略の酷さに吐き気がしてしばらく読むのを躊躇ったりしたので、結局購入してから読み終わるのに半年掛かったことになります。

日本人が島国で長年平和に過ごしてきたせいもあり、明治維新で人を実際にその手で殺した経験のある人たちが鬼籍に入って、軍部上層部には実戦の過酷さを経験した人がいなくなり、机上の空論で指揮を執るようになった結果が、先の大東亜戦争なわけですね。
その敗戦から何か学んだかというと、何も学ばず、同じような空論で経済戦争にも負けてしまった。

超大作で値段も安くはない書籍ですが、全ての日本人に読んでもらいたい一書です。

 

2022年8月1日月曜日

【くるまのおと】HYPER REV Vol.263 Roadster No.13

 

HYPER REV.のロードスター特集もNo.13と、13巻も発売になっているんですね。
そして半年刊のRoadster Bros.もVol.22が発売になっているようです。
Bros.の方は、Vol.21も買い損ねていることに、今頃気が付きましたが。

7月はBlogを更新する気力もなく、暑さにめげてダラダラと過ごしている内に、書籍も色々と買い損ねてしまっているようです。
70年代音楽のCDも、入荷待ちのまま届かないし。
暑過ぎてロードスターに乗る気力が湧かないから、やる気も出ないんですよね。

せめてこれらの本を読んで、脳内ドライブでお茶を濁すしかなさそう。

とはいえ、関西の夏が蒸し暑いのは昔からで、今に始まったことでもないですが。
80年代でも最高気温40度越えとかあったし、15年くらい前までは最低気温が30度超えの熱帯夜が40日間連続とかも普通でしたしね。


2022年7月6日水曜日

日本人だけが知らない「本当の世界史」中世編 / 倉山満

世界史というと、今の西欧州を中心とした歴史を、日本人は思い浮かべるのでしょうけど、古代から中世にかけての世界の中心は、西アジア辺りのイスラム教圏でした。
中共政府が、古代からずっと中国が世界の中心のような顔をしていますが、せいぜいモンゴル帝国の頃は、帝国の一部として世界の中心の端っこにいた程度で、それ以外は辺境ですよね。
#どこの国でも自分達こそ世界の中心というし、その点は日本でも同じですが。
それに元はモンゴル帝国の一部だし、今の中国といわれる地域でさえ元の一部でしかないので、騙されないように。
決して、中国の一部がモンゴルではありませんし、満洲が中国の一部なのではなく、中国が満洲の一部だったのです。

それはさておき、今先進国と言われている西欧州の国々は、中世には存在しなかったし、辺境の文明的にも文化的にも遅れた地域だったのです。
西欧州は、古代からずっと世界の中心のような顔をしていますが、騙されないようにしましょう。

 


日本史サイエンス〈弐〉 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く / 播田 安弘

日本史を科学の目で検証し直す第弐弾です。

前のでも書きましたが、歴史学者にはない視点から考察するというのは非常に重要なことだと思います。

邪馬台国の場所を特定するのに、当時の日蝕が観測できる場所を推定(これが結構難しいそうで)する、というのは何人かの天文学者が行っているそうですが、地球の自転は結構不安定なので、ビシッとした値を出すことが困難なんだとか。
そのせいで、大和地方で見えた見えないの論争になっているようです。
見えたかどうかは、本書をご覧ください。

筆者は船舶設計がご専門だそうですが、今回も船の知識をフル動員して、歴史を紐解いておられます。
朝鮮出兵でも日本海海戦にしても、伝えられている話は結構嘘誤魔化しが多いようです。


2022年7月1日金曜日

ここまで解けた 縄文・弥生という時代 / 山岸良二

近年の遺跡発掘と解析は、かなり進んでおり、縄文・弥生時代の様子がかなり明らかになりつつあります。
古い学説はドンドン放りさられ、新説に置き換わって行っているとは思うのですが、それでも長年定説として唱えられているものがなくなるまでには、十年程度では済まず、まだまだ先のことになりそうです。

新発見を紹介する新書のはずですが、既に聞いたことのある説ばかりでした。
ただ、その内容の詳細さは、これまでに読んだ中では一番だと思いますので、新しい説を単に提示するのではなく、確固たる証拠で裏付けがきちんと取れたものを紹介しているという点で、価値がある書だと思います。

2022年6月30日木曜日

天海の秘宝 (上・下) / 夢枕獏

 

夢枕獏氏はデビュー当時SFっぽいものを書かれていたと思うのですが、初期だけでその後はあまりSFっぽさを感じさせない作品をずっと書かれていたと思います。
とはいえ、あまり夢枕氏の作品は読んでないので、外れているかも知れませんが。

本作もタイトルから、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」と同じような伝奇歴史ものかなと思いましたし、上巻は正にそのような雰囲気でした。
が、下巻に入ると様相が変わり、ガチのSF物語に突入。
夢枕氏の、これだけガチのSFは初めて読んだ気がします。
まあ、読んだことのある夢枕氏の作品数が少ないので、ファンの方にはお叱りを受けるかも知れませんが。

そういう意味で、私の夢枕氏の作品イメージとはちょっと違っていたのですが、面白いことは間違いないです。
登場人物の設定とか、ストーリー展開の巧みさは、流石だなと思わされます。


2022年6月23日木曜日

歪められた日本史 / 宮崎 正弘

戦後の日本の歴史は、GHQにより大学教授が共産党の工作員に総入換されてしまい、以来中朝露の好き勝手に歪められてしまっています。
それを解説したのが、本書。

日本は海に囲まれているお陰で、古代から大陸や半島の騒乱には巻き込まれずに済んでいるわけですが、数少ない半島への出兵である白村江の戦いで、それが大敗だったことになっています。
しかし、買ったはずの新羅は、その後滅亡するまで日本に朝貢を続けています。
唐は留学生を受け入れて、親しい関係を続けています。
日本は果たして負けたのでしょうか?
百済を回復できなかったから、戦争目的は果たせなかったのは確かですし、聖武天皇は唐が日本に攻めてくるのを恐れて、防備を強化します。
しかしそれは、外国との戦いの経験のなさから来る勘違いで、実際には新羅や唐の方も、日本兵の強さに慄いていたみたいです。

太平洋戦争でも、負けたから「なんであんな無謀な戦争をしたんだ」と言われますが、当時の大日本帝国陸軍、海軍は、世界でも最強の軍隊で、アメリカ兵は日本と戦うのを非常に恐れていたのです。
終戦後、めちゃくちゃとも言える、アメリカによる徹底的な日本叩きは、日本が怖かったから、です。

 グローバリズムという名の下に、日本古来のものがどんどん破壊されていっています。
大陸や半島のような、品のない国に日本もなりつつあるのは、非常に悲しいことです。