2003年5月11日日曜日

【BMW雑記帳】ベンツの哲学、BMWの思想

特選外車総情報CHARGEという雑誌が「BMWチューニング最前線」という特集をしています。個人的にはちょっと突っ込みが足らないような気がするのですが、まあこんなもんでしょう。BREYTONチューンのE36tiが掲載されています。

さてちょっとリクエストが来たので、今回はベンツについて述べさせて戴きます。とは言え、前々から書いているとおり、私はベンツには乗ったことがないので、車自体がどうこう言う気はありません。
「よくメルセデスの事褒めてますよね?何処が良いのか等が聞きたいです」
という質問が来たのですが、私がベンツがいいというのは車自体がいい悪いという話ではないです。ベンツの「Das Beste oder nicht」という哲学と、それを実践し続ける企業としての態度が素晴らしいということです。
「最善か無か」と訳されるこのベンツの企業哲学は、ベンツの製品というよりも商品に関する考え方を的確に表しているわけです。とはいえ、最近は消費者に迎合しコスト優先で作られ来ていて、必ずしも当てはまらないという声もありますけど。
具体的にどういう部分に現れているかというと、最新技術の導入なんかがそうではないかと思います。ベンツはエンジンの電子制御の導入は、世界でももっとも遅かったのですが、これは電子制御という物の信頼性が人の命を預けるに足るだけのレベルにはまだない、という判断から遅れたわけです。だからといって、ベンツの技術者がただ電子制御に対して嫌悪感を抱いていただけではないことは、ベンツ初の電子制御システムを見れば一目瞭然で、Sクラスに採用された電子制御システムは一気に世界のトップレベルに躍り出て、当時もっとも進んだエンジン電子制御システムを誇っていた日本企業の技術を時代遅れのものにしてしまったのです。
それは当然電子制御技術の長年に渡る研究開発と膨大な量の実験を繰り返さなければ不可能なことです。安易に新技術を導入して、消費者を実験台にするような日本車メーカーとは全く違う態度です。私は当時電子回路の設計で生計を立てていましたが、このSクラスに採用されたベンツ初の電子制御システムの雑誌記事を見たときには、本当に唖然としました。Sクラスのような高級車だから、あのようなコストを度外視したシステムを導入できるということはありますが、電子制御の開発を行っている技術者なら誰もが本当はやりたいがコストや生産性を考えて採用できないシステムを、当たり前のように採用したことを見たときは、心の底からベンツの技術者が羨ましかったです。例えどんなにコストが掛かろうと、人の命よりも高いものはない、というごく当たり前のことが日本のメーカーにはできないのです。
ここ数年、日本の企業で色々と不祥事が露見し、消費者不在の製品販売を行っていることが問題になっています。価格のみを重要視する消費者にも問題はありますが、本当に必要なことはなにかを考えているかどうか、というのはコストに大幅に跳ね返る割に、消費者に対するアピールがほとんどありません。本当に必要なもの、不必要なのにやたらと気にするもの、それを我々消費者がしっかりと見極め、日本の企業がベンツのような確固たる理念の元に、製品造りをできる国になって欲しいものです。
ドイツという国はそういう意味では、しっかりとした国だと思います。ドイツ製品が愛好される時、その製品に込められた企業哲学、理念、思想が愛好されるのです。そういう意味で、BMWユーザーの皆さんには、しっかりとBMW技術者からの思想を、車を通じて感じ取って欲しいと思います。


2003年5月4日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌その2

Auto Jumbleをまた買ってしまいました。BMW関係の記事があるわけでもないのに。そういや最近、この雑誌にBMW関係の記事が出てこないですね。一時期は318iSのチューニング記事なんかが連載されてたりしましたが。
BMWマガジンの4号が発売されてますね。私が気が付かなかっただけで、ちょっと前から出ていたようですが。
この中のE46ti試乗記でも、E36tiをE30のシャーシにE36の皮を被せたというようなことを書かれてます。E30から流用しているのはリアサスペンション周りだけなんだけどねぇ。たぶんほとんどの人は、E36にE30の足周りパーツがそのまま使えることを知らないんですよね。E46のパーツをE36に組むこともできますが。それにtiはインチキって言われるけど、同じシャーシのZ3系列はそんなことは言われないし(苦笑)
しかし、それから考えればE46にE30の足周りを組み込むことが可能かも知れません。又逆にE30にE46の足周り部品を組み込むことが可能かも。
それとS52エンジンの解説のところで知ったのですが、コンロッドの大端部をタガネで割る破談分割方はBMWの特許だったんですね。今ではかなり普及している製造方法ですが。

2003年4月27日日曜日

ネットワークHDD

今使用しているPCは既に4年以上前に購入した自作マシンなのですが、マザーボードが古いため、HDDを32GBまでしか認識してくれないのです。
スキャンした画像が溜まりまくって、HDDの掃除をしないと、次のスキャンができない状態でした。
CD-Rでバックアップ取ろうにも、20枚になってしまうし、HDDも増設できないし。
と困っていたところ、ネットワークHDDなるものを見つけました。要は低価格なファイルサーバーですけどね。
これならマシンを買い替えてもそのまま使えるし、SMBFSでマウントすればLinuxからも使えます。速度がネットワーク越しなので、どうしても遅くなりますが、バックアップがメインだから、まあ問題なしです。
120GBを買ってきましたが、3年もしたら1TBが普通になるんだろうなぁ。3年前だと2GBでも一杯になることがあるのか?と思ってましたけど(苦笑)
http://www.iodata.co.jp/products/plant/2003/landisk/index.htm

【BMW雑記帳】今月の雑誌

各自動車月刊誌の発売日ですが、まだあまり中を見てないです。取り敢えずはくるまにあを保護して(笑)来ましたけど。新5シリーズE60の速報が出ているくらいかな?BMW関係は。あ、UCGがBMW認定中古車の特集をしています。
その他BMW関係とか車関係のネタ....なし...。


2003年4月20日日曜日

【BMW雑記帳】BMW新時代

というタイトルで、特選外車情報F・ROADが特集をしていたので、買ってきました。それによると、今年中に5シリーズのフルモデルチェンジと6シリーズの復活。来年2004年に5,6のM、1&X3シリーズの新登場、X5のモデルチェンジ。更に2005年には2シリーズの新登場、3シリーズのフルモデルチェンジ、とニューモデルの登場が目白押しの予定です。再来年に3シリーズのフルモデルチェンジ?もう?という感じですが、E46のセダンが登場してから既に5年が経過していますから、再来年のフルモデルチェンジって通常の8年毎のペースなんですよね。E46って、つい先日登場したばかりの気がしますが、クーペやtiが遅れて出てきたことで、古くなったという感じがしないのかも知れません。
1,2シリーズの登場で、tiはなくなるかも知れませんね。まあ今のtiは、私には大き過ぎるので、再来年くらいに1シリーズを買うと思いますが。
いずれもデザインは、奇才クリス・バングルが描く、奇抜ぽいデザインになる可能性が高いです。賛否両論の多いバングルのデザインですが、私は好きです。Z4などは特に好きですね。7の眉毛はちょっと頂けませんが(笑)
けど欧州車の場合、モデルチェンジの期間が8年と長いのと、生産が終了してからも長く乗られるため、発表当時は奇抜に見えても、5年位すると普通に見えてくるし、10年経っても色褪せないものが多いです。昔いすずがジウジアーロにデザインしたピアッツアという車がありました。この車は発売当時は全然人気がなかったのですが、発売後4〜5年経ってから急に人気が出たんです。それに対してジウジアーロが、
「欧州メーカーはデザインを渡してから発売まで5年くらい掛かるのと、モデルチェンジの期間が長いので、8年後くらいにちょうど流行になるデザインをする。いすずはデザインを渡してから3年で発売したから、今やっと私が想定した時代になったんだよ」
というようなことを言っていました。デザイナーというのは、そのくらい先まで見越してやっているのですね。このインタビューを雑誌で読んだときは、本当に目から鱗で、エンジニアとして「今ユーザーが欲しい物を設計していたのでは駄目だ」ということを痛感しました。

2003年4月10日木曜日

マイクロドライブ

256MBのコンパクトフラッシュが1万円を切ったので、1つ買おうとヨドバシへ行きましたが、何故か帰りにカバンに入っていたのは、1GBのマイクロドライブでした。


(4月14日(月)00時08分追記)
容量が大きいせいか、I/O速度がフラッシュメモリに比べて遅いせいか、再生表示に時間が掛かります。
それにしても1GBでも、圧縮なしだとあまり枚数撮れないですね。ちょっと圧縮してJPEGモードにすると、とても1日では撮りきれないくらいの枚数が記録可能なのですけど。
しかし問題はPCのHDD空き容量が、もうないことだな (- -;;;

2003年4月6日日曜日

【BMW雑記帳】ピレリは雨に弱いか?

先月、今月とMotor Magazineを買ってしまいました。先月はエンジンに関する一般論の大特集目当てで、今月はBENZ特集目当てでです。 BENZは買うつもりはないのですが、車好きというかエンジニアの端くれとしては、非常に興味のあるメーカーで、エンジニアリング的にはBMWより10年は進んでると思っています。それでもBMWが好きなのは、運転していて気持ちがいいのはBMWだからですが。

それはさておき、先週に引き続き、今週も往復150km程、阪神高速を走ってきました。行きは雨が降る中で、帰りは雨も上がり路面もほぼ乾いた状態です。昨年7月にタイヤを交換してから、2千kmしか走っておらず、まだ一皮剥けきっていない状態であるのですが、基本的にピレリは雨に弱いような気がします。行きと帰りとで車の安定性がかなり違うのですよね。
雨中の走行では、接地感に乏しく、どこへ車が行くか判りにくい不安感がつきまとっているのに対して、ドライ路面ではしっかりと路面の感触が掴め、安心して走れます。イタリア製だからでしょうか?
これまで履いていたOE装着のミシェランは、まだ雨中の接地感はよかったように思います。とはいえ、空気圧をちょっと上げると途端に接地感がなくなるという癖もありましたが。
そういう点でいえば、ブリジストンは非常にいいですね。ドライ性能に重点を置いて、ウェット性能はちょっと低いとメーカーが言っていたポテンザでも、ウェット性能は非常によくて、ピレリやミシェランに比べると雨中の安心感は抜群です。でも値段が高くて、寿命が短いのはねぇ....。