2007年12月9日日曜日

【BMW雑記帳】トヨタの闇は日本の闇か

今年の日本GPでは観客動員のあまりにも酷過ぎ、何誌かがその様子を報道しましたが、すぐに立ち消えになってしまいました。私が普段購読している雑誌の数誌でも、この報道記事があったのですが、次の週にはデカデカとカラーページ見開き10ページくらいに及ぶトヨタの広告と、トヨタのよいしょ記事が掲載され、大量の広告を載せる代わりに富士GPの報道をこれ以上しないように圧力が掛かったことは、明々白々です。
この頃に週刊フライデーが突然1週分休刊しているのですが、その前の週にはこの富士GPの問題を大々的に取り上げており、継続報道もありそうな感じだったのが、休刊後はありません。こちらもトヨタの圧力が掛かったのではとのもっぱら噂。フライデーは、トヨタの広告にはあまり依存していないはずなのですが、それでもこれですから、どれだけマスコミへのトヨタの影響が大きいか、計り知れないですね。

そんな中、マガジンXが2007日本GPの被害者立ち上がろうという、富士GPに観戦に行った方が立ち上げて会について取り上げています。
もちろん他の報道関係で、これを取り上げているところなどありはしませんけどね。

それとは別に、アマゾンのお薦めに何故かトヨタの批判本がズラッと上がって来ました。
その中から、一番最近刊行されたものを買って読んでみました。



いや凄いですね。トヨタの外注虐めは昔から知っていますけど、自社の社員に対しても奴隷扱いですよ。過労死は他の会社でもありますけど、それを労災として認めないというのはねぇ。まあそれもトヨタだけではないといえばそうなのですが。
自殺者も多いそうですが、もちろん普通の退職扱いで、闇に葬って知らんぷり。他の有名企業で、社内での自殺者が出たら、大々的に報道されますけどね。

リコールの問題も書かれていますが、こちらも凄いですね。トヨタ車の品質が高いというのが、CM(と提灯記事)によって作られた幻想であることがよく判ります。
とはいえ、データからいえば、トヨタだけの問題ではなくて、日本のメーカーはほとんど全滅なのですけどね。

まあどの問題にしても、一番問題なのは、これがトヨタ固有の問題ではなく、大なり小なり日本の企業はどこでも同じような問題を抱えていることです。
それでも他のメーカーは、改善しようという兆候があるのですが...。
トヨタの国内シェアは50%を超え、利益も2兆円に達しようという状態です。
改善しようという兆候も、トヨタのシェアと利益を見て、真似しようという風潮にならなければいいのですが。

読んではいませんが、他にもこういうのがあります。
批判本も、出版社が恐れをなしてなかなか出版できないそうですので、こういうのも出版できただけでも立派だと思いますよ。

トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか

あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか


Dreamin' in a casket / HARDCORE SUPERSTAR



バンド名がSuperstarって、どんなんやねん、て感じですが、小気味よいHard Rock'n' Rollです。
Hardcoreという割にはおどろおどろした感じは一切なくて、すっきりしたHard Rockですね。メロディアスではないですが、聞きやすいポップな感じ。
お薦めできます。

ハードコア・スーパースター



オーダーメイド・シューズ フット・フィッター

スーツのOrder Madeのお店は結構あちらこちらにあるのですが、靴となるとなかなかありません。
春に梅田に店舗を出しているフィンランドの靴メーカーにオーダーしたことを書きましたが、どうも今一つなんですね。
レーザースキャナで足のサイズを測ってくれるのですが、その3D測定結果に合わせてラスト(足型に合わせた石膏型)を作るわけではなく、既製のサイズで一番近いものを選んで製造するという感じみたいです。
最初に受け取ったのがブカブカな感じだったので、店の人に見て戴いて再測定して、結局再作成して貰ってます。それを数ヶ月間履いている内に、かなり足に合っては来たのですが、歩いていて足裏が疲れる感じは変わらず。
一つは底が硬くて板の上を歩いている感じなのと、もう一つは革が硬いため足が曲げられないことが原因なのかなぁと。革の硬さはやっと取れて来た感じがあるので、丁寧にクリームを塗り込んで何年か経つとちょうどよくなるのかも知れません。革が良すぎるのも考えものですね。

で、ちゃんと足に合わせてラストを作ってから靴を作ってくるところはないかと探して見つけたのが、フィットフィッターという靴メーカーの直販店舗です。
店舗が関西では神戸の長田町だったのですが、最近元町に移転になって大阪から行きやすくなったので、これは是非一度行ってみようと思い、先月行って参りました。
サイトを見た時は、オーダーなのにかなり安い値段で、安過ぎて革の質とかが心配だったのですが、サンプルを見せて貰うと、既製の4〜6万円クラスのと同じ程度の革が使われています。店の人に何故こんなに安いの?と尋ねたところ、メーカー直販だからとのこと。百貨店では同じ物を6万円くらいで販売しているそうで。
足の測定も3Dスキャナで測るだけではなく、足裏の圧力分布を立っている状態と歩いている状態とで測り、更にウレタンで足裏の形も取ります。この測定を元に、形の一番近いラストを選んで、補正の当て物をして製作するそうなので、ほぼラストを専用に作成するのと同じになるようです。
で、今日受け取りに行ってきたのですが、履いた瞬間ピタッと足にフィットする感覚は正にオーダーしたものという感じで、これまで感じたことがないものです。
その場で更に追加もオーダーしようかと思いましたが、一応1ヶ月くらい履いてみてから考えるかと思い直し、そのまま帰ってきました。


でもその後、駅に行くまでの間にあった小さなテーラーの表に、シャツのオーダーがかなり安い値段で出ていて、思わずその店に入って注文してしまいました。
その上、店で在庫余りの布使っての(仮縫いなしの)オーダースーツ(シングル)が、布代無料の仕立て代4万円(税別)のセールをしていて、布は日本製でしたがSuper100のいいのがあって、そちらも思わず注文してしまいました (^-^;;;;
店主さんが私とほとんど同じ体型の方で、サンプルに店主さんの上着を着てサイズとデザインをどうするかができてしまうという状態で、これなら仮縫いなしでもジャストフィットなものが仕上がるかもという感じです。
面白いのは、スーツの方は年内に仕上がるけど、シャツが歳を越してしまうかもということ。スーツの職人さんはまだ数がいるけど、シャツの職人さんがもう余りいないのだそうです。
スーツをオーダーしてもシャツをオーダーする人は、最近は少ないですからね。スーツが既製品でもシャツをオーダーするだけでも、かなり違うのですけどね。
生地にもよりますけど、オーダーシャツは安い所なら1着6千円くらいから作ってくれますので、普段スーツで仕事をしていて、肩が凝って仕方がないという方は、是非一度シャツをオーダーして見てください。
それで違うなと感じたら、次はスーツをオーダーしてみてはどうでしょうか?
それはさておき、Aston Martinブランドの生地があるのを、今日初めて知りました。
できあがったスーツの着心地がよかった、その布でもう1着頼んでしまいそうです (^0^;;;;

2007年12月5日水曜日

【D3コラム】 Capture NX

せっかく純正のRAW現像ソフトがおまけで付いてましたので、使ってました。
が、とても使い物になりません。
使いにくいという世間の評判ですが、それ以前に何を操作してもCPU負荷が100%近くに跳ね上がり、10秒くらい何もできずに待たされます。
一応、CPUはAMD Athlon64X2 5600+なんですが。メモリも4GB搭載しているのですが。
今時こんなにCPUパワー食うソフトってないよ。

Capture One 3.7.7は、D3 14bit RAWを全く認識してくれず。ひょっとしてと思って、LightroomでDNGに変換してみたけど駄目。
代わりにCapture One 4 Beat2が、変換したDNGならサクサクと快適に認識して、現像もOKでした。
でも4B2は、ProではなくLEなので、カラーマネージメント設定がないんですよね。
まあ私はディスプレイを、AdobeRGB96%対応のモニター使っているので、入出力AdobeRGB設定にしておけば、ほぼ見たままでOKなんですが...ディスプレイ・カラーマネージメント設定のある3.7.7Proと同じファイルを表示させると微妙に色合いが違うんですよねぇ。
4Proが出るまでにまだまだ時間が掛かるのなら、D3とかに対応した3.7.8を早く出して貰いたいけど。


2007年12月3日月曜日

【D3コラム】D3にも不満はあるが

銀塩で長年35mmカメラを使用してきた身には、ちゃんと焦点距離と画角が一致するのはありがたいですわ。
D3の一大特徴である連写モードはまだちゃんと使ってません。一応、Makro-Planar100/2ZFが、9コマ/秒の連写かましても絞りが壊れずに追従してくれるのは確かめましたが。来週ポートレート撮影会に行くので、その時に本格テストですね。
高感度でのノイズの少なさも、RAW現像だとJPEG程は恩恵を受けられないのですが、それよりもラチュードの広さのお陰できちんと現像すれば問題なくなります。
使い心地とか操作性は、D1XやD2Hの延長上にあって、D1/D2シリーズを使っていた人なら、何の違和感もなくそのまま使えますね。D2Hに比べてミラーショックが少なくて、ぶれにくいのはありがたいです。

今のところ不満といえば、ブラケット設定に感度ブラケットがない、ことくらいでしょうか。
これだけISO感度変更による画質差が少ないのならば、是非感度ブラケットができるようにして欲しいです。
写真表現は、焦点距離、絞り値、シャッター速度で決まると言っても過言ではなく、銀塩時代にはISO感度が一定のため、絞り値とシャッター速度の組み合わせは自由には選べなかったわけです。もちろん状況によって感度の異なるフィルムを選んだり、増減感で感度変更したりとかはできましたが、フィルム1本単位の変更ですし、なにより描写の変化が大きくて、事実上無理がありました。
デジタル時代になっても、ISO感度を変更して描写が変化しない領域というのは狭く、最近になって広い領域でISO感度を自由に変更して使えるようになってきて、一部の機種では感度ブラケットが使えるとかと聞いた気がします。
D3には自動ISO感度設定というのがあるので、それを使えば(もちろん限度はありますが)絞りとシャッター速度の組み合わせを自由に決められます。
残念ながら、D3はプロ用のためか、これまでの露出の概念から外れるような操作設定がなく、その点は非常に残念です。

ファームの変更で対応できるものだと思いますので、是非Nikonさんには対応をして戴きたいです。


それ以外に問題というと、RAW現像ソフトですか。
付属のNXはまだインストールしていません。
Silkypixはカラーマネージメントに対応してくれていなくて、色がちゃんと出ないので、買ったけど使ってません。
常用のCaptureOneは、Version4 Beta2が一応対応しているのですが、認識するのに異様なくらいの時間が掛かって、事実上使えません。
で、取り敢えずはLightroom使ってます。これは色はまあちゃんと出るのですが、使いにくいのですよね。
早くCaptureOne Pro 4が出て、D3に完全対応してくれないかなぁ。
(2007/12/05追記)
Silkypixですが、D3対応の最新EarlyPreview版3.0.15をインストールして試してみたところ、ディスプレイ・カラーマネージメントの対応はOKになっていました。
また以前は、RAWのパラメータの色空間を無視して出力の色空間を常にsRGBになっていたのも解消されて、RAWのパラメータの設定になるようになっていました。
これならば何の不満もありません。速度もまあまあですし。

【D3コラム】D3は露出の概念を変えてしまう

無事発売日にD3を入手できました。
本当はD3のレポートの前に、1ヶ月前に入手したD28/2 ZFのレポートをするべきなのですが、Nikonの体験ライブでD3を触ってから、S5ProやEOS5Dで撮影する気にならなくて、ずっと使ってませんでした。
#ちなみにD2HはD28/2の下取り(というか追金0なので交換して貰ったというべき)、S5ProはD3の下取りになりました。
D3の初撮影はDistagon T* f2/28mm ZFとMakro-Planar T* f2/100mm ZFでやりました。
近所の紅葉や花とかを撮影した後、写真仲間との飲み会に参加。
まあ写真の話題はあんまりなくて(笑)、私がD3に付けていたMakro-Planarを「いいなぁ、欲しいなぁ」と皆さんに褒めて貰ったのとか、「これでD3を今日だけで7台も見たけど、どんだけ売れているんだ」とか、「某氏がデジタルになって初めてその真価がわかったとWebに書いたせいで、ヤシコンのD21/2.8, P55/1.2, P85/1.2が高騰している。P85/1.2なんか80万円くらいになっている」とかくらいで。
オフ会が9時過ぎに終わった後、私は中之島へ向かって、恒例のライトアップを撮影して来ました。
ISO6400を使ったのですが、なんというか丸で昼間ですよ(苦笑)

D28/2でf5.6 1/15secにて撮影。
Adobe LightroomにてRAW現像。露出はいじってません。

ちゃんと夜景にするなら、もっと速いシャッター切らないとね。


おまけにラチュードが広いですから、露出なんかハイライトが飛ばないようにだけ気をつけて適当に撮影して後でRAWで調整すれば、もうどうにでもなります。
私は今までデジカメはS1Pro/S2Pro/S3Pro/S5Pro/D1X/D2H/EOS5Dと使ってきましたが、露出は全てマニュアルで撮影していたのです。というのはメーカーが白飛びを嫌って、オートだと私的な最適露出よりも2EVくらいアンダーな露出になってしまうからです。
カメラ内部でJPEG変換する時に露出を明るくして調整しているみたいなのですが、そういうことをするとノイズが増大することになります。RAW現像していてもそうです。
なので私はメーカーの設定値を全く信用せずに、全部RAWのみで撮影し、露出もマニュアルにして、RAW現像で細かい調整を行うということをしています。
今回のD3ではラチュードが広くなって白飛びに強くなったせいか、1EVくらいのアンダーなのですが、ラチュードの広さのお陰か、その状態から現像してもノイズはあまり増えないようです。
そういう意味で、通常撮影であればオートで撮影して、後でRAWで調整をしても問題はない可能性が高いです。
まあもっとも私は、夜景とかライブとか、まずオートでイメージ通りの露出を得るのは無理!という撮影が多いので、これからもマニュアル露出で撮影するでしょうけど。
昨晩は晴れ上がって星が綺麗だったので、手持ちで星を撮影してみました。
シャッター速度は1/15secなのですが、見事に手ぶれしています。
VRなら大丈夫かなと、さっき試そうとしたら、曇ってて星が出てませんでした(涙)
しかし星の撮影が手持ちでできるってのは...
星(カシオペア座?) Makro-Planar100/2でf2, 1/15にて撮影。

こちらは真ん中付近を等倍で切り出し。

2007年12月2日日曜日

【BMW雑記帳】Z9かZ4か

今月の雑誌でも、あまりBMWネタが見あたりません。
AUTO CARが東京モーターショーで参考出品されたtiiを、巨大化し過ぎたM3に対応して、E30 M3に相当するモデルとして発売されるのではないか、という予想記事が出ています。320siに採用された2L直4を流用するのではないかと。
いやそんなモデルでたら、私は速攻で買いますよ。来秋ということですが、果たしてあのショートストローク化したエンジンを載せてくれるかな。
春に135iクーペが発売されるようですが、その後に果たして2L直4モデルを出すかなぁ。BMWというと世間では直6というイメージで、直4もいいということは無視されているし。
1クーペが02の再来というのであれば、是非2L直4エンジンを搭載して欲しいですが。

マガジンXでは、数ヶ月前にZ9としてスクープしたモデルは実はZ4の時期モデルの間違いだった、という訂正スクープ記事が出ています。
BMWネタはそれくらいですかねぇ。

それ以外で個人的に面白いと思ったのは、日産がシルビア復活を計画していて、そのベースはショートホイールベース化する次期Zであるとか、マツダRX-7復活の予想とかですね。
後はトヨタの凋落振りの記事がチラホラと目に付いたのですが、それについてはまた来週。

(2007/12/3 0:30追記)
これを書いた時にはまだ見てなかったのですが、MotorMagazineが第一特集に「BMW強さの秘密」と題して、BMWの大特集をしています。