2019年9月17日火曜日
ハイウイング・ストロール / 小川一水
小川氏の海と空の小説が同時に(両方とも加筆訂正して)再発刊されたので、連続してブログに書くことになったのです。
先の「海」の方は、現実世界に空想世界を重ねたものでしたが、「空」の方は舞台となる世界そのものが空想世界なので、始めから終わりまで作者の空想の世界です。
余り書くとネタバレになるのですが、第一次世界大戦の航空機による戦いをイメージして書かれたそうです。
とはいえ、当時の戦闘機による戦闘とは全く別のものなのですが。
にしても、小川氏の小説に出て来るキャラクターは、どうもおとぎ話的というかファンタジーアニメに出て来るキャラクターそのものという感じで、アニメにしたら映えるだろうなぁと、いつも思ってしまいます。
2019年9月14日土曜日
世界一わかりやすい日本憲政史 明治自由民権激闘編 / 倉山満
明治維新によって公家と武家は西洋式の法律と政府を整える必要に迫られたわけですが、西洋式の教育を受けていない国民を率いて西洋式の政府を運営していく大変さを説明されています。
「世界一わかりやすい」とあって、確かに説明はわかりやすいのですが、この時代の政治の混迷(ようするにハチャハチャで何が何やらわけわからん)状態の説明をするのは困難を極めたでしょうね、よくわかりませんでした。
今の日本の政府が、明治の頃に比べてたらどれくらいまともになったかというのはよく分かります。
反面、官僚に政治家が言いなりの政治の大元も、この頃の政府体制の弱体が原因で、今もその体制を引き摺ったままであることもよく分かります。
そんな状況で、曲がりなりにも世界の一流国の仲間入りができたのですから、凄いことです。
日本がそのような短期間で世界の一流国になったので、半島や大陸の人達は「日本にできたのだから、我々にもできて当然だ」という錯覚を抱いているんですよね。
未だに西洋式の「法律」というのを理解できていないのに。
2019年9月12日木曜日
群青神殿 / 小川一水
2002年に発刊されたものを加筆訂正して、再発刊されています。
現代を舞台にしているので、この十数年間で変わった世の中に合わせての訂正だそうです。
小川氏のSF小説は割と好きなのですが、ちょっと絵本を読んでいるような不思議な感じのする文章で、読んでいて楽しい感じではあるのですが、反面現実離れ過ぎている感じもするので、文章は読みやすいけど小説の世界に付いていけない時があって、あまり読んでないんですよね。
本書も現実的な部分と非現実的な部分にかなりの落差があって、小説の世界に入り込みかけては引き戻される感じ。
そういうのが好きな人は嵌まるんだろうなと思いますが。
深海のメタンハイドレートは、日本の近海にも大量に眠っており、それを低コストに採掘できれば、日本のエネルギー問題は直近の数百年間はなくなると言われています。
現実でも多くの研究者が採掘方法を探しています。
早く実現するといいのですが。
2019年9月3日火曜日
【くるまのおと】マツダ3に試乗しました
5ドアハッチバック(マツダはファストバックと呼んでいますけど)の1.5LガソリンFFモデルです。
グレードはたぶん色々とオプションてんこ盛りのかな?18インチのアルミホイール履いてました。
マツダ3の売りにシートの改善がありますが、乗っている時にそのことをすっかり忘れてましたが、忘れるくらい自然な座り心地だったということですね。
デミオ初期モデルは近距離ではよくても長距離だと左足が痺れてくる、今乗っているのは少しウレタンが硬くて近距離だとお尻の落ち着きがよくない、というちょい乗りと長距離が両立しないのですが、3のシートは両立できているような感じです。
タイヤが18インチだったせいか、ちょっとゴツゴツした感じはありましたが、路面のうねりは伝えて来ずにフラットな乗り心地を実現しています。
この辺りはGベクタリング+になった効果もあるんでしょうし、ボディ剛性のバランスとシートを見直して、振動が伝わる経路を見直した効果でしょうか。
試乗車では、信号停車時のアイドリングストップの停止と開始の振動が殆どなく、反応も非常に早くて、デミオとは雲泥の差だなと思ってしまいました。
マツダ2になったら同じくらいに改良されているんでしょうかね?
外部の音が入らないようにする静粛性も大幅に改善されているようで、外の不快な音が入って来ないようになっています。
が、ちゃんとパトカーのサイレンはラウド&クリアに聞こえるようになっていました。
(たまたまサイレンを鳴らすパトカーに遭遇できたのです)
これはとっても重要なことなのですが、クルマ開発者でも理解してない人が多いらしく、日本で一番売れているメーカーのクルマは、静粛性が非常に高いのですが、緊急車両のサイレンや踏切の警告音も全く聞こえないのですよ。
本当に安全性というのが分かっているメーカーのクルマは、車内の静粛性が高くとも、こういう聞こえなければいけない音はちゃんと聞こえるようにしているものなのです。
ということで、マツダ3はよくできたクルマだと思います。
残念ながら、私の自宅の車庫は全長が4,300mm以下のクルマしか入らないので、マツダ2のフルモデルチェンジを待つしかないですけどね。
#3が全長4,460mmなので、現行で4,065mmの2がモデルチェンジで4,300mm超えることはないはず…だけど4,200mmくらいにはなるか?
##マツダ2へのマイナーチェンジでも、フルモデルチェンジに近い改修が入っているらしいですが…。
グレードはたぶん色々とオプションてんこ盛りのかな?18インチのアルミホイール履いてました。
マツダ3の売りにシートの改善がありますが、乗っている時にそのことをすっかり忘れてましたが、忘れるくらい自然な座り心地だったということですね。
デミオ初期モデルは近距離ではよくても長距離だと左足が痺れてくる、今乗っているのは少しウレタンが硬くて近距離だとお尻の落ち着きがよくない、というちょい乗りと長距離が両立しないのですが、3のシートは両立できているような感じです。
タイヤが18インチだったせいか、ちょっとゴツゴツした感じはありましたが、路面のうねりは伝えて来ずにフラットな乗り心地を実現しています。
この辺りはGベクタリング+になった効果もあるんでしょうし、ボディ剛性のバランスとシートを見直して、振動が伝わる経路を見直した効果でしょうか。
試乗車では、信号停車時のアイドリングストップの停止と開始の振動が殆どなく、反応も非常に早くて、デミオとは雲泥の差だなと思ってしまいました。
マツダ2になったら同じくらいに改良されているんでしょうかね?
外部の音が入らないようにする静粛性も大幅に改善されているようで、外の不快な音が入って来ないようになっています。
が、ちゃんとパトカーのサイレンはラウド&クリアに聞こえるようになっていました。
(たまたまサイレンを鳴らすパトカーに遭遇できたのです)
これはとっても重要なことなのですが、クルマ開発者でも理解してない人が多いらしく、日本で一番売れているメーカーのクルマは、静粛性が非常に高いのですが、緊急車両のサイレンや踏切の警告音も全く聞こえないのですよ。
本当に安全性というのが分かっているメーカーのクルマは、車内の静粛性が高くとも、こういう聞こえなければいけない音はちゃんと聞こえるようにしているものなのです。
ということで、マツダ3はよくできたクルマだと思います。
残念ながら、私の自宅の車庫は全長が4,300mm以下のクルマしか入らないので、マツダ2のフルモデルチェンジを待つしかないですけどね。
#3が全長4,460mmなので、現行で4,065mmの2がモデルチェンジで4,300mm超えることはないはず…だけど4,200mmくらいにはなるか?
##マツダ2へのマイナーチェンジでも、フルモデルチェンジに近い改修が入っているらしいですが…。
【メンテナンス日記】2回目の6ヶ月点検
2回目の6ヶ月点検というと12ヶ月点検か?という感じですが、1年半目の点検です。
1980kmしか走っていないので、今回もタイヤの空気圧が減っていた程度です。
それとワイパーのゴムがヘタっていたので、交換して貰いました。
待っている間に、マツダ3に試乗しましたが、その話は別項で。
1980kmしか走っていないので、今回もタイヤの空気圧が減っていた程度です。
それとワイパーのゴムがヘタっていたので、交換して貰いました。
待っている間に、マツダ3に試乗しましたが、その話は別項で。
星系出雲の兵站-遠征-1 / 林 譲治
新章に突入です。
受け身一方だった戦線が、敵の拠点へと移ります。
本章でもタイトルの「兵站」がしっかりと実行されています。
こういうことをしっかりと理解している人が大日本帝国陸海軍の首脳部にはいなかったらしいですが、戦後の軍隊物の小説、映画、テレビドラマなどでも無視ばかりされているから、理解できないのが普通なんですかね?
戦艦大和建造のジャストインタイムの原形となる計画生産があったそうなので、実行部隊には兵站を理解している人がいたのは間違いないんですけどね。
そういう意味でも本シリーズは貴重な小説なのですが、そのせいか マツダ 心を燃やす逆転の経営
単なるスペースオペラ、SF小説などと思わず、メーカーに勤める方々には是非読んで戴きたいシリーズです。
2019年9月2日月曜日
ミトコンドリア・ミステリー―驚くべき細胞小器官の働き / 林 純一
ミトコンドリアを専門に研究されている方による、ミトコンドリアの研究成果を披露されている書です。
初版が2002年なので、もう結構古い本になるのですが、2018年4月に16刷と重版を重ねていますので、これよりもミトコンドリアについて詳しく書かれた書が他にはあまりないということでしょうね。
活性酸素によりDNAが傷付けられて癌になるという偽科学が巷で信じられていて、活性酸素に常に触れているミトコンドリアのDNA異常こと癌の原因、というようにずっと言われていたそうです。
林博士は、厳密な実験を繰り返し、ミトコンドリアが細胞癌化の原因ではないことを証明されます。
核DNAは一つの細胞に一組しかないから、核DNAが傷付いたら即細胞の異常に繋がります。
が、ミトコンドリアは一つの細胞内に何百とあるので、その内の数個が異常を来しても全体としては全く影響がないと。
そういわれたら、確かにそうですよね。
例えば会社組織で、役員会が異常を来したら即その会社の存続に関わりますが、末端の社員の一部が異常を来しても直ぐに他の社員が代わりを務めて正常に戻します。
そういうことを一つの細胞内で行われているんでしょうね。
この書ではDNA操作の実験が最初から最後まで続きます。
最初の方を読んでいて実験の困難さを説明されている項が続いていて「PCR法を使えば簡単にできるんじゃ?」と思っていたら、途中でPCRによるDNAの特定部分を大量増幅する手法が発明された記事が出て来ました。
PCRがまだ発明されていなかったのだから、使われてなくて当然ですね。
にしても、サーファーのマリオ博士の発明は、生物学の世界に正に革命をもたらしたというのが、本書でも繰り返し語られていました。
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