2005年5月14日土曜日

徳川忍法系図

大洋時代文庫刊 南原 幹雄 著
家光時代の甲賀と伊賀の忍者の戦いを描いた物語です。
小説としては非常に面白かったのですが、どうもこういう時代劇に出てくる忍者というのは、実際の忍者とかけ離れていることが多くて、しっくりきません。
漫画とか小説の忍者は、特殊で独自の術で相手を倒すように描かれていますが、実際の忍者はそういう必殺技は使わないのだそうです。なぜなら、殺された死体を見て、どういう技や流儀でやられたかが判ると、殺したのがどこの誰か判ってしまうから、だそうです。
技の癖をひたすら消して、どこの誰がやったか判らないようにするのが本物の忍者なのですよね。


2005年5月12日木曜日

覚醒者

光文社文庫刊 友成 純一 著
恐怖小説、怪奇SF小説の分野では、すっかり大御所となった感のある友成氏の、書き下ろし長編小説です。
でも私はあまり友成氏のSF小説は読んだ記憶がないのです。ホラー系の小説があまり好きじゃないからだと思いますが、どちらかというと官能小説の作家というイメージの方が強かったりします(笑)
本作はクトゥルー神話をベースにしたもので、博多の愛宕神社に奉られている神が蘇ると、日本の神話と絡み合わせています。
エンディングが中途半端だなと思ったのですが、解説の永井豪氏が「早く続編が読みたい!」と書かれているので、たぶん続きがあるのでしょう。


2005年5月8日日曜日

【BMW雑記帳】足回りの悩みあれこれ

前にも書きましたが、昨年7月末にダンパーのみをビルシュタインに交換したのですが、Mテク用のがなかったため、無理矢理標準スプリング用を入れたのですが、やっぱり無理があったようで、どうも気に入りません。
ディーラーでスプリングをMテクではない標準のにした場合の見積もりを出して貰ったのですが、純正のバネが高い。個人輸入で引っ張ってくればいいのかも知れませんが、これがまた年式や各国向けで微妙にバネレートが違っていたりするのですよね。
ARCの車高調なら、Mテク程度の車高で値段も安いということなのですが、RedHotさんいわく「お薦めできない」。
RedHotさんのお薦めは特注の車高調で「50万くらい」。いや別にサーキットでレースするわけじゃないし。
やっぱり、ディーラーで標準スプリングに入れ替えて貰うのが無難かなぁ。
ダンパーをMテク対応のザックスにするのでもいいのですけどね〜。う〜ん。


ウイルスってなんだろう

岩波ジュニア新書刊 岡田 吉美 著
店頭に並んでいたのを見て、そういえばウイルスのことをちゃんと解説した本って読んだことないなぁ、と思い、買ってみました。
ウイルスと遺伝子(DNAやRNA)との関係とか、ウイルスが感染して病状が発生する機構とか、知ってるようで知らなかったことが色々と出てきました。
しかし、私が一番ウイルスについて不思議に思っている「自分で増殖不可能な寄生的な遺伝子のみみたいな生命形態が、どうやって発生したのか?」については全く触れられていない点は残念です。
まあ、ウイルスは化石には残りませんから、調べようもないのでしょうけど。


2005年5月6日金曜日

Tokinar AT-X 124 Pro DX

2月にTokinar AT-X 124 Pro DXを購入したのですが、久しぶりの超広角ということと、色とかパースとかに妙に癖があるような感じがして、使いこなしに苦労しています。




コントラストは実際には高いようなのですが、分光透過率がフラットなせいもあるのか、見た感じは柔らかく感じます。シャドー潰れやハイライト飛びは、前に使っていたAT-X 287AF ProSVよりは少ない気がしますが、Nikon AF-S ED 17-35/2.8Dに比べると、値段の違いは感じますね。
色味も、フラットな分光透過率特性をしているようで、あっさりした色合いです。Nikonの2こぶらくだな特性による派手目の色合いとは異なっています。なので、Nikonレンズと同時使用するときは、その辺の注意が必要だと思います。
#まあRAWで撮影して現像するときに、十分補正できる程度ではありますが。
解像力は結構あると思いますが、ポートレートで使用しても嫌みにはならない程度の解像度で、カリカリ過ぎるちょっと手前くらいの感じですね。
お値段の割にはしっかりした写りで、お買い得だと思います。

2005年5月5日木曜日

真田信之 弟・幸村をしのぐ器量を備えた男

PHP文庫刊 川村 真二 著
真田といえば、幸村こと信繁が有名ですが、戦国時代から江戸時代に掛けての動乱を生き抜いたのは、その兄である信之の方です。
幸村が大阪の陣で孤軍奮闘し、家康を後一歩のところまで追いつめたことから、幸村の名前がよく語られ、また真田十勇士と呼ばれる真田忍軍が幸村の下で活躍しているので、小説や劇画、漫画には幸村ばかりが登場します。
しかし、真田親子が豊臣方と徳川方に別れるまでは、真田軍の中心は父・昌幸であり、兄・信幸(後に信之に改名)であったのです。信之は家康の信任も非常に厚く、外様では唯一というくらいの厚遇を得、真田家が幕末まで大名として生き残れたのも、信之の家康に対する対応のよさが、子々孫々までの反映をもたらしたのでしょう。
真田家が、知略に優れていたのは事実ですが、その知略がどこから来たのか。それが書かれていない点が、ちょっと残念ですが、未だ解き明かされない謎なのでしょうね。


2005年5月4日水曜日

ポケパーク

ポケット・モンスター・パークを略してポケパーク。名古屋で地球博と同時開催されている期間限定遊園地に、甥っ子2人を連れて行ってきました。
しかしなんというか、いかにも日本の金儲けしか考えてない連中の企画モロだしの、ボッタクリ遊園地ですよ。


アトラクションと称する乗り物が色々とあるのですが、全てその辺の遊園地にあるものそのままで、ポケモンの絵を描いただけの代物。ポケパークでなければ体験できない!というような物は一切なし。
その時点で、ディズニー・ランド(やディズニー・シー)とは全く次元が全然違う、企画者の発想の貧困さがモロ出しです。ディズニーのアトラクションは、あそこでしか体験できない独特の味付けがされており、ディズニーのキャラクターなしでも、遠くから泊まりがけで行くだけの価値があります。北海道や沖縄の人達にも、大人子供の区別なく「是非1度は行っておくべきだ」と勧められる面白さに溢れています。
対してポケパークは、遠くから行く価値は全くないです。近くの遊園地に行く方がいいです。大阪府北部か京都府南部在住なら、ひらぱー行く方がよっぽど気が利いています。
そもそも乗り物の支払いを、一般には全く普及していないEdyカードというプリペイド式のICカードでしか受け付けて時点で×でしょう。このICカードが2,000円するのですが、2,000円というのはあくまでICカードの価格で、プリペイド金額は0なのです。つまり財布を強制的に買わせて儲けてるわけですわ。プリペイドだけど割引も返金もなしというシステムが普及するわけないけど、このシステムを作った方としてはなんとかして普及させようとして、タイアップを考えたんでしょうけどね。
ICカードにしたら支払いが簡単になって、アトラクションの切符購入がスムーズになるというのなら、意味はあるでしょうけど、実際は係員がEdyカード受け取って入場者数を確認して領収書を渡しているので、現金払いやチケット方式でも全然変わらない。おまけに各アトラクションの入場料支払い場の横に、おつりの出ないプリペイドチャージ機を複数台設置しているくらいだから、チケット販売機を設置しない理由はなにもないはずです。
無理矢理Edyカードを買わせて普及させようという下心が丸出し。
これから行こうと思われている方、止めた方がいいです。あんなところに行くくらいなら、近くの遊園地に行った方がよっぽどいいです。ポケモン人気に便乗した、タダのボッタクリですから。