2018年6月9日土曜日

機巧のイヴ: 新世界覚醒篇 / 乾 緑郎



機巧のイヴ (新潮文庫)の続編です。
続編があるとは思いませんでしたが、時代が前回から100年後が舞台で、まあ全然違う話と言ってもいいでしょう。
前作は短編集でしたが、今回は長編で一冊丸まるで1つのお話です。

超絶技巧の正体を探るシーンはありますが、前回に比べてその辺りの描写はほとんどなくて、東洋の神秘扱いで終わり。
でも話はよくできています。
細かい部分で好事家が喜びそうな洒落が入ってます。

2018年6月6日水曜日

追撃の報酬 新・傭兵代理店 / 渡辺裕之



今回はアフガニスタンが舞台なのですが、2月に米トランプ大統領が在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転することによる影響が描かれています。
このニュースを聞いて書き始めたのか、或いは書いていたものを手直ししたのかは不明ですが、この発表があってから書き始めたとしたら、書き上げる速度の速さに驚くしかないです。

アフガニスタンやトルコ辺りでは、トヨタのハイラックスが非常に信頼されている様子が描かれています。
政府軍にも、ゲリラにも、大変信頼されて重宝されているんですよね。
荒れ地を走っても壊れにくくてお値段も手頃なので。
日本からの兵器輸出に反対する人達は、日本が半世紀以上前から有数の軍事輸出国として世界では認識されていること知らないんでしょうか?
ハイラックスのような民生用の製品が、大量に軍事物資として軍やゲリラ、テロリストに購入されているのです。

2018年6月2日土曜日

【くるまのおと】官能を数値化するテクノロジー



という特集を、今月のMOTOR FAN illustrated Vol.140で行っています。
となれば、日本のメーカーで官能を追求しているマツダの特集も同然になります。
ということで、マツダファンはもちろん、今のマツダの何が凄いのかを知りたい方は是非御一読を。

ところでCX-3が今回の年次改良で、かなり大規模な改修を行っています。
マツダのニュースリリースには出ていないのですが、開発者インタビューで、ドアの鉄板の厚みを増して静粛性を高めた、とあります。
デミオのリアドアの剛性感が上がり、閉めた時の音が重々しくなったも、ニュースリリースには出ていないけど鉄板の厚みを増したのか?と思いましたが…どうなんでしょうか?
価格comのデミオ板では、G-Vectoring導入の時にリアドアの閉めた音が重々しくなっていたという報告もあるので、デミオではその頃からドアの鉄板厚みを増やしていたことになりますが…。

学校では教えられない歴史講義 満洲事変 / 倉山 満



大東亜戦争は、陸軍と海軍の予算獲得争いからしなくてもよい対米戦争が始まったと。
それもマスコミ(特に「朝日新聞」というフィクション紙)が煽り、大衆が賛同したからというのも事実。
世界の状況が判っていおらず頓珍漢なことばかりを行う政府、予算獲得して省益を確保するのが第一で国益や国民の生活などどうでもいい官僚、購読者を増やすために出鱈目な煽り記事を無責任に垂れ流すマスコミ、素直にそれを信じ込み盲目的に不幸へと走る大衆。
今日においても、まったく変わってません。
日本の教育レベルは世界でも最高級のはずなのに、この状況は一体なんなんでしょうか。
日大ラグビー部の問題が世間を騒がせていますが、上に言われたら何も考えずに不正なことも盲目的に実行してしまう風潮は、昔から日本にあって、今でも全く変わってません。
まだこういうことが話題になるだけマシにはなっているんでしょうけど。
正しいことが通らない。
或いは逆に正論で現実論を潰す。
面倒だからの一言で問題を先送りする。
そういうことの弊害が、今の日本で隠されていた不正問題が明るみに出て大事になっています。
誤魔化すことしかしない人達のツケを、今の世代が払わされている…ちなにみ誤魔化しを始めた連中はとっくに引退して、多額の年金を貰って悠々自適な生活を送ってます。

2018年5月26日土曜日

デザインが日本を変える 日本人の美意識を取り戻す / 前田育男



前田氏がマツダのデザイン本部長に就任されてから、マツダのカーデザインは変わりました。
が、前田氏がデザインしたのはクルマの見た目だけではなく、マツダというカーメーカーのブランドと社内組織もデザインし直して再構築しているのだそうです。
どこの企業でも、企画、開発設計、製造、販売の各部署間は、セクショナリズムで相互の交流は少なく、お互いを敵のように思っていることが通常です。
マツダも以前はそういう感じだったそうですが、今では工場でデザインを再現するために疑問が出ると、些細なことでもデザイン部に電話を掛け質問し、受けたデザイナーはすぐに工場に駆けてきて相談にのるようになっているのだそうです。
デザイン、設計、製造が、正に一体になってクルマの開発に関わり、少しでもいいものをユーザーに届けるために切磋琢磨するというのが常態化するようになったそうです。

ブランドに関する考え方も変わっており、前田氏が進言してブランドを管理する部署を立ち上げ、統一されたイメージを保つようにしたと。
匠レベルの腕を持っていても、管理者にならなければ只の平社員だったのを、キチンと技量評価して職人として腕を上げれば地位と給与が上がるようにもしたそうです。
GT-R開発に当たって、設計だけではなく製造や部品メーカー、営業サービスなども引き込んで、一体になるように人の繋がりを作ったという例はありますが、マツダはそれを会社全体で行っているという感じでしょうか。

私も色々な現場で、製品開発の一端を担当してきましたが、どこへ行ってもセクショナリズムの壁というがあって、それを超えることは一切許されないというのが当たり前です。
そのため、担当同士でちょっと話をすれば決まることが、あちらこちらに会議のお願いをして予定を調整して、会議してもお互いに本音を言えず…まとまらないことが普通。
まとまったとしても、数ヶ月経ってやっとという感じ。
このドッグイヤーといわれる時間の流れの中で、そんな悠長なことをしていたら…日本が中国や韓国の企業に負けるのも当たり前です

【くるまのおと】NO ENGINE NO LIFE



ドライバー誌2018年7月号で「NO ENGINE NO LIFE」というタイトルで、エンジンの大特集を行っています。
直訳すると「エンジンがない人生はありえない」ですが、意訳すると「電気自動車なんかいらんわい」ってことでしょうな。
この特集の中で、マツダのエンジン開発を統括している人見氏のロングインタビューが掲載されております。
エンジンの燃焼制御について語らせるとなると、今の日本メーカーではマツダが一番ってことでしょうか。

2018年5月24日木曜日

【くるまのおと】夜間や雨天の運転時にはイエローのサングラスを



1ヶ月程前に大手書店で見掛けて気になっていたのですが、今では夜間や雨天時には、紫外線をカットしてくれるイエローのサングラスが効果的というのが、かなり浸透して来ましたね。
30年以上前に、レイバンの狩猟用イエローサングラスを夜間/雨天時に使用し始めた頃は、誰も理解してくれる人がいなかったのが嘘のようです。
最近のクルマのヘッドライトは、色温度の高いHIDやLEDになっており、これらは紫外線がたっぷり(なので青白い)なので、より夜間の運転にはイエローサングラスが欠かせなくなっています。