1999年11月28日日曜日

【メンテナンス日記】オイル交換

総走行距離も12,000kmを超え、前回のデフオイル交換から5,000km弱、エンジンオイル交換から4,000kmちょっとになりましたので、オイル交換を行うことにしました。
今回も前回と同じRed Lineのオイルを使用することにしました。
BMW-MLの共同購入でエンジンオイルとデフオイルを購入しましたので、近くのショップで購入する半額程度で買えました。

前回のデフオイル交換と同様に、自宅のガレージで自分で交換しました。
前回はML仲間にガレージジャッキと馬を持って来て貰ったのですが、今回はストレートという全国展開をしている自動車工具専門店で購入したものを使いました。

フロアジャッキ1台と馬4騎で1万円ちょっとでした。
フロアジャッキは安いのを買ったため、前を上げて馬を架けるのに、付属ジャッキの助けを借りながらの作業になってしまいました。
もっともちゃんと上げられるのとなると値段が一気に4倍以上になるので、これで十分です。弾にしか使いませんし。
後ろはそのままで十分上がります。

ジャッキアップは必ず前から上げて、降ろす時はリアから下ろします。
デフオイルの交換は前と同じ要領です。
ただ、前回と違うのは、ちゃんとサクションガンを購入したことです。日本橋の工具屋さんで5,000円程でした。でも次の日にストレートへ行ったら、2,000円程で売ってました(涙)。

オイルは前回と同じ75w-80です。
エンジンオイルも前回と同じ5W-30を入れました。

同じ種類のオイルに交換するので、フィルター交換はしませんでした。
そのせいか今回は4.5L程しか入りませんでした。いつもはゲージの目盛上限まで入れるのを、真ん中で止めたこともあると思います。下限と上限で1Lの差になります。
まだかなり鉄粉が出るようで、マグネットドレインプラグには真っ黒な鉄粉が結構付いてました。
オイルも真っ黒です。デフオイルもかなり鉄粉が出ているようで、色が変わっています。

やはりオイルは小間目に換えた方がいいですね。
交換後、断然車が軽くなりました。いい気持ちです。

1999年10月25日月曜日

【メンテナンス日記】フューエルマスター装着

以前から、燃料経路に磁界をかけてやり、ガソリン分子のクラスターを破壊するというのに、興味があったんです。
で、実は5月頃から小さな磁石を付けていたんですが、体感上吹き上がりがよくなったような気はするものの、燃費がよくなるようなデータは取れていなかったので、9月頃に外しました。外したところ、やはり車が重くなったような感じになるのです。
ということで、やはり効果はありそうだと、再度挑戦しようと思ったところに、MLで間違って注文して余ったのを引き取ってくれる人はいないかということで、安く手に入ることになりましたので、これを使うことにしました。

円筒を2分割したような磁石と締め付け用のタイラップがセットになっています。

燃料ホースを挟むようにして取り付けます。ホースが太いようで、少し隙間が出てしまいます。

タイラップで締め付けて、取りつけ終了です。
効果ですが、気持ちエンジンがスムーズになったかな?という程度です。
テシオンを付けた効果が大き過ぎて、マスクされている感じです。
ただ、前に付けていた磁石を外してから、エンジンにザラついた感じがあって、テシオンを付けた後でもそれが残っていたのですが、それはなくなりました。
また燃料計の針の落ち方も少なくなってるようです。
(2008/10/15 追記)
このホースは余った燃料をリザーブに戻すためのものだそうで、グルッと回ってインジェクションに行くけれども「たぶん効果は少ないはず」と整備の人に言われました。
とはいえ、燃料タンクからのパイプで装着できるところはほとんどないようで、ボディ下の燃料フィルターの出口辺りくらいしかないそうです。
試そうと思う方は、そちら側に装着することをお勧めします。
こちらの方が簡単に装着できますけどね。

1999年10月5日火曜日

【メンテナンス日記】テシオンライトNEO装着

某BMW系BBSで広告があり、面白そうなのとキャンペーン価格で非常に安かったので、点火系チューニングを試して見ました。
共神通商というところの製品で、プラグコード周りの浮遊容量を増大・固定化し、放電電圧と時間の増大をするというものです。

後日説明する予定のFuel Masterと今回装着したTESION LIGHT NEOの箱です。
取り付けは、プラグカバーを開けて、プラグコードの根元に装着するだけです。
スペースの関係で一部配線の取り回しを変更して取り付けました。

効果ですが、
・失火がなくなりアイドリングが安定している。
・吹き上がりがよくなった。特に3,000rpmから6,000rpmまでストレスなく一気に気持ちよく吹き上がる。
というところです。
燃費はあまりデータが取れてないですが、ついついアクセルを踏み込んでしまうようになったので(苦笑)、あまりよくないです。
MLにレポートを流したところ、4-5名が購入し、一様に効果があったとの報告がありました。
ただし、プラグとプラグコードはノーマルでの結果ですので、プラグやコードを変更している場合は効果がないかもしれません。

1999年8月12日木曜日

【メンテナンス日記】アクセルワイヤーの調整

ボンネットを開けたついでに、アクセルワイヤーの長さを調整します。
これをちゃんと調整しないとアクセルの踏み始めが鈍くなるような感じがします。

M44の場合はカバーを外します。M42は剥き出しですのでそのまま調整できます。
白い矢印の先がスロットです。これの動きを見ながら、ワイヤーの長さを調整します。
手で持っている部分のネジを回して行くと、ワイヤーの遊びが増えたり減ったりします。
スロットが動くところまでネジを回し、動いたら戻します。
何回かスロットが動くところへ持って行き、動き始めるポイントを掴んだら、そこから1/4−1/2回転くらい戻します。
ギリギリではなく少し戻すところがコツです。
調整が済んだからカバーを戻します。

【メンテナンス日記】ヘッドライトバルブ交換

ヘッドライトのバルブをPIAAのものに交換します。

交換前のライトとフォグの色です。

車体右側です。外側のAがロービームで、内側のBがハイビームです。
両方の取外し方、取付け方は同じですが、取付け方向が上下逆ですので注意して下さい。
Bの方で見えている青いカバーを外します。両端のフックを開けば外れます。下に落とさないように注意して外して下さい。
それからコネクタを外します。車体後方にフックがありますので、それを外してから、引っ張れば取れます。

コネクタを外した状態から、バルブを反時計方向に回すと、バルブが外れます。
組み付けは逆の要領で行います。

交換後のライトとフォグの色です。うーん、よく判らん (- -;;;。

【メンテナンス日記】フォグバルブ交換

購入後一年を過ぎて、ヘッドランプが暗くなってきたように感じるので、前のtiから外しておいた社外品のバルブに交換することにしました。
交換の仕方を詳しく書いて欲しいというリクエストがありましたので、フォグのバルブ交換について書きます。

交換したのはBoshのイエローバルブです。このバルブについてと、フォグそのものの外し方は「前のメンテ日記」を参照して下さい。

コネクターを外します。フックを洗濯挟みを外す要領で掴み、引っ張れば外れます。

防水カバーを外します。時計方向へ90度回せば、外れます。

バルブに繋がっているコネクタを外します。ゴムのキャップを持って、引っ張れば外れます。線を引っ張らないようにして下さい。

バルブを押さえている金具を外します。

するとバルブが抜けます。
新しいバルブを入れて、逆の順序で組んで行けば完成です。

【メンテナンス日記】遮熱カバー取付け

BMPの新しいカタログが春に送られて来たのですが、その中でK&Nのダイレクトフィルター用の遮熱板が新たに登場していました。
これは試して見るしかないと購入しました。
購入にあたっては、MLのオイル共同購入のときに、取り纏めをして下さったN氏に無理をお願いして、一緒に購入して頂きました。
お蔭で送料が安く済みました。

フィルターの半分を覆うような形のカバーです。
ラジエター側に被せて、エンジン側から止めます。
取付け用の金具の上から締め付けます(B)。
吸気温度センサーとぶつからないように、締付けバンドは斜めに取り付けました。(A)

エンジン側の取付けを反対側から見たところです

先端部分の取付けです。
白い矢印のところに締付けのための金具があります。

取付け終了後の外観です。
ラジエターやエンジンの熱は遮熱してくれそうな感じではあります。
効果は今後走り込んでみないとはっきりしないでしょうが、アイドリングは安定した感じがあります。
洗浄と遮熱板取付けを同時にやったので、どちらの効果かははっきりしませんが、 3,000回転以下のトルクは太くなりました。純正交換型のときの経験からすると、これは洗浄の効果です。
遮熱版の効果は高速走行直後の低速走行や渋滞で判るでしょう。

【メンテナンス日記】エアフィルター洗浄

K&Nのダイレクトエアフィルタに交換してからの走行距離が7,000kmを超えました。5,000kmを超えた辺りで洗浄をしたいと思ってはいたんですが、外すだけで一仕事なのでなかなか手を付ける気になりませんでした。
今回、後述の遮熱カバーを取付けることにしましたので、これを機会に洗浄することにしました。

取り外したフィルターと専用クリーナーです。共締めしていたブラケットがゴムに癒着して外れなくなっていました(笑)。
シャワーを使うので風呂場で洗浄を行いました。また外では埃が入ることがあるので、それを嫌ったこともあります。

まずは弱いシャワーで外を軽く湿らす程度に濡らします。内側にはまだ水は掛けないようにします。

クリーナーを外側に満遍なくたっぷりと吹き付けます。内側には掛けないようにして下さい。

クリーナーが浸透するのを30分程度待ちます。今度は内側からシャワーを強めにして外へ水が流れるように掛けます。
シャワーヘッドをフィルターの中に入れて、クリーナー液や古いオイルが流れるようにたっぷりと流します。
汚れがヒドイと一回では落ちませんので、2,3回クリーナーを掛けて洗浄します。

洗浄が終わったら、よく水を切って陰干しにして乾燥させます。一晩くらい置いておく必要があるでしょう。
乾燥させている間に中にゴミや埃が入らないように、なにか被せて置いて下さい。
洗浄が終わって乾燥させたのがこれです。
フィルターオイルを吹くために、ガムテープでエンジン口を塞いで置きます。

フィルターの内側にオイルが掛からないように気を付けて、スプレーします。 M44エンジンではあまりオイルを拭き付けると、エアフロメーターに悪影響がありますので、掛け過ぎに注意して下さい。
白いところが目立つくらいでちょうどいいと思います。スプレーを掛けてから浸透して全体にオイルが回るまでしばらく時間が掛かりますので、白いところがあるからといってむやみに掛けないで下さい。

オイルをスプレーして元通りに取り付けた状態です。
まだオイルが浸透してないので白いところが目立ちますが、徐々に赤くなっていきます。

1999年7月10日土曜日

【メンテナンス日記】ATF交換

名古屋に行く用事があり、そのついでにRed Hot Companyに行きました。
MLの会員の方の紹介で、こちらでATFの交換もできるとのことで、交換をして戴くことにしました。
E36のATFの交換なんですが、なかなかしてくれるところはありません。理由としては、
  • ATFチェンジャーが必要。
  • さらにBMW用の口金が必要。
  • 温度管理がシビアなので、交換が面倒でやりたがらない。
などがあります。
特に温度管理については、温度を一定の状態で交換した後、冷やして油量を確認する必要があるため、かなり面倒です。また待ち時間が必要で、ピットの回転率が悪くなるので、量販店ではやりたがらないでしょう。ディーラーでもこの辺りの理由でやってくれないことが多いです。
Red LineのATFにしようかと思っていたんですが、Red Hot Companyさんは、MOTULの代理店であることからMOTULにしました。
朝10時過ぎに到着し、3時間程かけての交換となりました。シャッターを閉めて、埃が入らないようにした状態で慎重に交換して行きます。
古いATFを見せて戴きましたが、まだ9千kmに満たないのに、けっこう黒く変色していました。
冷間での油量も確認し、簡単な走行チェックをして完了です。お値段はMLの方の紹介ということで、格安料金で交換して戴けました。興味のある方は、DM下さればご紹介致します。またE30なども対応して頂けるそうなので、ATが怪しい方は問合せてみては如何でしょうか。
さて、交換後しばらく走ってみての感想ですが、
  • 振動が減った。Dに入れた状態でブレーキを踏んで停止しているときの振動が激減した。
  • シフトレバーがスムーズになった。
  • 1300rpm付近でこもり音のようなものがあったが、なくなった。
  • 滑りが減っているようで、ロックアップしたときの回転落ちが少なくなった。
  • パワステオイルの共用なためか、ステアリングがスムーズになった。
  • 走行中の振動も減っており、路面からの振動が目立つようになった。
  • 絶対的なシフトショックは減っているようだが、他の振動が激減したため、却ってシフトショックは目立つことがあるようになった。
  • アクセルに対する反応がダイレクトな感じになった。
という感じです。ATFの交換に関しては、色々と議論があるようですが、私は絶対交換すべきだと思います。

1999年6月15日火曜日

【メンテナンス日記】12ヶ月点検(オイル交換)

少し早いのですが、7月はあちらこちらへと出かける予定が入っているため、6月中に12ヶ月点検を受けました。
特に不具合はなく、通常の整備をしただけで終わりです。明細を貰ってくるのを忘れたので、詳細は不明です(苦笑)。SFWに加入していますので、点検は無料です。

ついでに、購入してあったRedLineの5W-30のエンジンオイルへの交換をしてもらいました。もちろんオイルフィルターも同時交換です。クオーターボトル6本を持ち込み、5本半使用されました。約5Lです。オイル交換作業は、12ヶ月点検のメニューに入っているため、別途費用が掛かることはありません。
交換後のフィーリングですが、アイドリング時の振動が減っています。但し、これはオイル交換によるものか、エンジン調整をされたせいかは不明です。
3千回転以下での感じは、Mobil1とほとんど変わりません。それより上に回すと違いますが、どちらがよいかというと、好みの問題があるのでなんとも言い難いところです。感覚的には、同じエステル系のAgipに近い感じです。

1999年5月30日日曜日

【BMW雑記帳:番外編】1999年BMW Circuit Day参加報告 その3

昼休みの静寂を破る咆哮が突然始まりました。マクラーレンF1のレースマシンのエンジンに火が入り、調整が始まったのです。
当然ピットの周りは人だかりです。空けられたエンジンフードを覗いたのが、この写真です。

そうこうしているうちに、午後の予約時間が迫って来ました。
こんどは1番にMの予約に行きました。
午後に乗ったのは、以下の通りです。
13:00M Roadster
13:12M Coupe
13:30Z3 2.8 Coupe
14:00318i MT
14:18323i
14:36540i
15:00735i
15:14Z3 2.8 Roadster


出走を待つZ3グループ。ここのインストラクターの方のご指導が一番判りやすく、サーキットを走るにはどうすればいいかというのが理解できました。
クリッピングポイントを通過したら、ステアリングは徐々に戻すものだと思ってましたが、違うんですね。

540iでM5グループを先導するこもだ氏。日本人で最初のBMW認定ドライビングインストラクターです。

バックストレートを通過し、ヘアピンに向かうZ3グループ。
試乗が一通り終了した後は、お待ちかねのマクラーレンのデモ走行です。
ここで説明があったのですが、F1のノーマルは636馬力。対してこのレーシングバージョンは約500馬力と、レギュレーションの関係でパワーダウンしてるそうです。いかにノーマルのマクラーレンF1が桁ハズレかの証明でしょうね。

メインストレートを通過するF1です。ブレからいかに速いかが理解できますね。
ドライバーは現役レーサーの加藤氏です。

同じV12を積んだ750iL(萩原氏)と並走です。最終コーナーでは750iLが先に出てきて、そこからの加速の違いのデモンストレーションです。もちろんあっさりとマクラーレンが750iLをパスして行きます。
以上で終了です。
このようなイベントをメーカーの主催で行っているのは、日本ではBMWだけです。BMWユーザーでよかったと実感できる一日でした。 BMW Japanとインストラクターの方々に感謝致します。

【BMW雑記帳:番外編】1999年BMW Circuit Day参加報告 その2

午前中に乗ったのは、以下の通りです。
9:12328i
9:48740i
10:06Z3 2.8 Roadster
10:18Z3 2.8 Coupe
10:30740i
10:42750iL
11:06528i Touring
11:18540i
11:36M Roadster
なぜ740iに2回乗っているかというと、540iを頼んだところ女の子が間違って740iの方へ名前を書いてしまってて、2回目の740iの予約を入れたときにはそのことにまだ気が付いてなかったんですね(笑)。
5・7シリーズが一番空いていたことと、受付をしていた女の子が知合いだった(笑)ことと、両方の理由で5・7シリーズに一番多く乗ることになりました。

で、この間の9:35にレーシングタクシーです。車はどノーマルの328iです。
助手席に乗ったのですが、いやー、凄いわ。もう笑うしかない状態でした。後ろの座席に乗っておられた年配の方は、走っている間中、色々と質問をされている余裕があったのですが、私はほとんど余裕なし(笑)。ドライバーは質問に答えながらの余裕綽々のドライビングでしたけど。
一番ビビッたのがブレーキングです。バックストレートでの最後のブレーキングは驚きました。加速は所詮ノーマルの328iなので、こんなもんだろうという感じでしたが、ブレーキは全然違いましたねぇ。思わず、「328のブレーキってこんなに効くんですかぁ!?」って声を上げてしまいましたよ(笑)。ドライバーの方は「ええ、これ、でもまったくのノーマルですから」「これでもまだABSは効いてないですからね」と余裕の答え。昔、レーサーと普通の人の違いはブレーキングと聞いたことがあったのですが、それを嫌というほど認識させられました。
ハンドリングはスムーズの一言。これについては、この後試乗の中で、なるほどこうするのかというがなんとなく理解できてきました。

バックストレートを通過するレーシングタクシーです。

Z3グループの先導車はM3です。インストラクターの方が乗車に際しての注意をして、出発準備をしているところです。その横をM5グループの先導車の540iが通過して行きます。

出発待ちのMグループです。先導車は540iでした。
午前中の試乗が終わり、食事の時間です。
参加者が食事の間、インストラクターの方々の紹介とBMWについてのインタビューがありました。

左からモータージャーナリストの萩原さん、レーシングタクシーを担当されていた方、Z3グループの先導車担当の方、3シリーズの先導車担当の方(以上3名のお名前は聞きそびれました。ごめんないさい。たぶんレーシングタクシーが桂さん、3シリーズは飯田祐子さん)、ジャーナリストでM5グループの先導車を担当のこもださん、レーシングドライバーの大隈さん、司会のおねーさん(笑)です。

参加者が食事しながら観覧している様子です。

【BMW雑記帳:番外編】1999年BMW Circuit Day参加報告 その1

1999年5月29日(土)に兵庫県のセントラルサーキットで開催された、BMW Circuit Dayに参加してきました。
BMW Circuit Dayは関東と関西で開催されており、関東ではこの1週間前に富士サーキットで開催されています。
8時ゲートオープンで9時開始のところ、8時半頃に無事セントラルサーキットに到着。中国自動車道が渋滞していて焦りましたが、間に合いました。

セントラルサーキットの入り口の様子です。駐車場にはずらっとBMWが並んでいます(当たり前か)。
受付を済ませたところに、歴代のMがずらりと並んで展示されていました。

手前からM1、E30−M3、M6です。さらにこの向こうには3代のM5が並んでいました。
それにつけてもM1はいいなぁ。
M1に見とれてて、既に予約が開始になっているのに気付くのが遅れてしまいました (T-T)。気が付いたときには、レーシングタクシーの予約にはずらっと長い列が...。それでもとにかく予約をしないと始まりません。並んでタクシーの予約をしました。
試乗予約は4つのグループに分かれていて、
  1. 3シリーズ 318i(MT), 323i, 328i
  2. 5・7シリーズ 528i Touring, 540i, 740i, 750iL (途中から750iLは735iと交代)
  3. Z3 2.8シリーズ Roadster, Coupe
  4. Mシリーズ Roadster, Coupe
です。
これにM5のグループが加わりますが、これだけは事前抽選で選ばれた人のみで、乗れませんでした。
で、待ち時間の間に予約の順番に並んで、ドンドン予約を入れていきます。乗らないと来た意味がありません。
Zシリーズは流石に人気で、なんとか午前中の一番最後にロードスターに乗ることができました。

1999年5月23日日曜日

【メンテナンス日記:番外編】E30のデフオイルの交換

今回の作業に使用したフロアジャッキと馬(リジットラック)は、実はここで紹介するE30-320iのオーナーのものです。
同じ日にデフオイルの交換をしました。こちらも同じくRedLineの75W-90 GEAR OILを入れました。

E30のジャッキアップポイントは、E36とほぼ同じです。

これがフロントのジャッキアップポイントです。ちょっと見難いかな?

こちらがリアのジャッキアップポイントです。
E30は10mmのヘキサゴンソケットレンチを使用します。
こちらもかなり堅かったです。一度は諦めかけたくらいですが、なんとか開けることができました。

オイル受けは、近くのDIYセンターで買ってきた廃油処理箱です。
こちらはあまり汚れてはいませんでした。前のオーナーが何度か交換していたようです。
#あるいはディーラーが納車時に交換したのかも。

こちらはごらんのような感じでオイルを入れて行きました。結局クォータボトル丸々1本分が入りました。

【メンテナンス日記】デフオイルの交換

総走行距離1500kmでデフオイルを交換後、総走行距離4500km辺りで再度交換するつもりが延び延びになってしまい、結局7500km弱で交換することになりました。
オイルはRedLineの75W-90 GEAR OILをBMW−MLのメンバーとの個人輸入の共同購入で入手しました。交換作業は自宅のガレージで行いました。

MLなどでもジャッキアップポイントも質問が多いのですが、サスペンションメンバーを使います。

これがフロントのジャッキアップポイントです。オイルパンをジャッキアップポイントに使用するのはダメです。

こちらがリアのジャッキアップポイントです。デフをジャッキアップポイントにすることもありますが、できる限りサスペンションメンバーを使用します。

デフのドレインプラグは、14mmのヘキサゴンソケットレンチが必要です。
上の注入口から先に開けます。これはこのドレインプラグがかなり堅く締まっていて、古い車だと開けることが不可能なこともあるためです。注入口が確保できてからオイルを抜きます。
ちなみにこれはオイルを抜いて締めているところです。ドレインプラグはかなり堅く締まっていますので、こんな短いソケットレンチでは、とても開けられません。プラスチックハンマーで叩きまくって、やっと開けられました。
締めるときは最後にトルクレンチで規定トルクまで締めます。55N・mです。これもかなりしっかりと締めないと、トルクレンチはカキンと音を立ててくれませんでした。
説明が順序逆になりましたが、注入口を開けてから抜き取り口のドレンプラグを開けます。
オイルが抜けきったら、抜き取り口のドレンプラグを閉めます。
オイルはかなり黒くなっていました。 BMWの場合、デフのドレンプラグも磁化されておらず、鉄粉はオイルに浮いたままになるようです。

抜き取り口を締めたら、新しいオイルを注入します。ギアオイルポンプがないので、食品用のオイル指しで少しずつ入れて行きます。 0.5Lだと思ってたのですが、結局0.9L程入りました。クォーターボトルでほぼ1本分です。
交換後の感想
ガレージから出しただけで、スムーズになっているのが判ります。デフオイルでこんなに効果があるとは驚きです。