2013年12月31日火曜日

嘘だらけの日韓近現代史 / 倉山満



嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書)嘘だらけの日中近現代史 (扶桑社新書)に続いての「嘘だらけ」シリーズ第三段です。
しかし前2作と違って、嘘以前に論理が全く成立していないファンタジーが相手なので、作者もかなり苦慮されております。
まあ日本の支配下になる以前に建設された独立門が、日帝支配からの独立を記念して建てられたと本気で信じ込む人達が相手ですからね。
日本人は論理的に納得できても感情的に許せないという人が多いですが、朝鮮半島の方達は論理を理解せず感情だけで生きているみたいだから。
とある雑誌に書かれていたのですが、「日本統治時代はよかった」と居酒屋さんで呟いた老人が、傍でそれを聞いた30代男性に殴り殺されるという事件が、最近韓国で起こっていたそうなのです(日本ではそれについての新聞・TV報道は一切なし)。
そんなに日帝支配が憎いなら、朝鮮国王の血統の人を探し出してきて韓国皇帝にして大韓帝国と両班(文班と武班の貴族制度)を復活させればいいのにね。

2013年12月29日日曜日

Overturn The Doom / BRIDEAR



2013年12月28日(土)に大阪西九条のライブハウスBrand Newにて開催されたHR/HMの祭典METALLIC DERAMS XIIに行って参りました。
そこに参戦していた博多の可愛いおねーさん達のバンドBRIDEARの余りに凶悪で図太いサウンドに脳をやられ、思わず買ってしまいました(爆)
演奏が始まる前の幕が閉じられた状態で聞こえてくるサウンドチェックの段階で、一緒に観ていた某HR/HMギタリストが「うわ、音太い!」と感嘆の声を上げるくらいにHeavyなギターリフとベースサウンドが聞こえて来て、これは期待できそうだなと待っていて、幕が開くと可愛い女の子が一人ずつ登場してきて「ええ!あのサウンドでガールズバンド!?」と驚きましたが、演奏が始まるとやはり空恐ろしくも凶悪なギターとベース、ドラムのサウンドが脳天を貫いてくれました。
CDの帯にちっちゃくしかメンバー写真がなくて、残念なのですが、ガールズバンドというのを抜きにしてもお薦めできるバンドです。

Life Of Passion / Zihard



先日2ndアルバムについてレビューを書いた韓国のHeavy Metal Band - Zihardの1stアルバムです。
日本では新譜が入手できないので韓国の知り合いに頼んだのですが、韓国でも既に廃盤で中古を買ってきてくれました。
2ndとはギターでリーダーのYoung Soo Park氏以外は異なっています。
けどクオリティ的にも音楽的にも2ndと同様でハイレベルなHR/HMを聴かせてくれます。

なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか / 島田裕巳



日本の神社で数が多い、八幡/天神/稲荷/伊勢/出雲/春日/熊野/祇園/諏訪/白山/住吉の11神社について、その祭神や広まっていった歴史などを解説しています。
日本人のほとんどが初詣に行きますが、自分がお参りする神社がどういう神様を祭っているのかは、普段余り意識することはないと思います。
改めて身近な神社の祭神について読んでいくと、やはり知らなかったことが多いことに気付かされますね。
ただ日本では神仏習合の時期が非常に長く、仏教やヒンズー教の影響を受けて、色々な神様が習合されて一つの神に変わっていったり、逆に勧請された神様が勧請元とは別の神様に分離したりしていて、元々の由来を調べるのが非常に困難になってしまっているようです。
日本人のルーツを確認する上でも、一度日頃自分がお参りしている神社について見直してみてはいかがでしょう。

2013年12月25日水曜日

【α7R】【D800E】α7RとD800EのISO3200でのノイズを比較する

JPEG撮って出しで比較するつもりが、D800EのJPEG出力サイズをいつもの中に設定したままでフルにしてなくて失敗。
まあ私はいつもApertureでRAW現像した画像しか使わないから、Apertureで出力したので比較します。
JPEG撮って出しだと、センサーの優劣ではなく画像処理エンジン(Nikon EXPEED3、SONY BIONZ X)の比較になってしまうというのもあるし。

まずはD800E。Apo-Sonnar 135mm/F2.8にてF4で撮影。全体を縮小したもの。


ここから部分切り出しの100%画像。


次はα7R。CONTAX GのSonnar 90mm/F2.8にてF4で撮影。全体を縮小したもの。


ここから部分切り出しの100%画像。


同じくらいのノイズですな。
同じセンサーという話ですが、開発期間が2年間遅い分α7Rの方が改良されてよくなっているかなという期待をしていたのですが、そうでもないみたい。

2013年12月23日月曜日

【NEX-5N】Super Wide-Heliar 15mm/F4.5をNEX-5Nで試す

α7Rでは何をどうやっても上部にアンバー被りが生じて、どうにもこうにも使いようがなくて諦めるしかないかと思っていSWHなのですが、ちらほらとネットに上がりつつあるα7での作例を見ると、上部のアンバー被りは全くなくマゼンダ被りも差程には発生していません。
α7R固有の現象なんでしょうかねぇ。

実際、これまでオールドレンズの母艦として使用して来たNEX-5NでSWHを使うと、α7Rで発生したような問題は起きません。


青空を撮影したもの。無限遠で開放F4.5。
α7Rで生じていた上部のアンバー被りは全く認められず。
周辺減光が出てますが、開放F4.5なので、この程度は仕方がないですね。
対称型は原理的に周辺減光が大きいですし。


白い壁を撮影したもの。最短50cmで開放F4.5。
上部のアンバー被りは全く認められず。
周辺減光と共にマゼンダ被りが周辺で発生しています。
まあこの程度ならRAW現像時の処理で補正は可能なので、問題は少ないと思います。

対称型の広角レンズを使うには、α7を買わないと駄目かなぁ。

2013年12月20日金曜日

暗黒物質とは何か 宇宙創成の謎に挑む / 鈴木洋一郎



タイトルからして、暗黒物質の正体についてある程度判るようになったのかな?と思って買ってみましたが、結局はまだ何も判ってないってことでした。
カミオカンデやスーパー・カミオカンデが建設されている神岡に、暗黒物質を探すためXMASSという装置が建設され、暗黒物質により発生するであろう現象を待ち構えているそうです。
とはいえ、暗黒物質の正体については推定の推定程度のことしかできていない状況ですから、XMASSで捉えることができるかどうかも不明なんですけどね。
捉えられなかったら、XMASSで想定しているのが間違いってことになって、それはそれで物理学的には一歩前進なんでしょうけど。

2013年12月18日水曜日

【Mac mini】【α7R】Apertureがα7/7Rに対応

Apple Camera RAW

日本語のページの更新はまだですけどね。
これでやっとα7RのRAW現像ができるようになりました。
既にAdobe LightroomとかSilypixとかは対応されていましたけど、一度Apertureに慣れてしまうと他は使えないです。
AdobeのDNGConverterで、α7RのRAWデータをDNGに変換してApertureで現像という手もあったのですが、DNGConverterが正式版でもバグっていて画像サイズが本来のサイズと異なったサイズに変換されて一部がカット一部が黒線になってしまっていて、使い物にならなかったのです。

それとは別に、AppStore以前のパッケージ版で購入したiWorks/iLifeのアップデートができない(アプリのアップデートを実行しようとするとAppStoreが起動するけど、AppStoreからの購入履歴がないからアップデートできない)という現象があったのですが、今回からAppStore経由でアップデートできるようになりました。
iWorksのアップデートがでているのにアップデートできないから、どうすればいいかをApple Storeのジーニアスに相談せんとアカンかなぁと思っていたところでしたが、聞きに行く必要がなくなってラッキーです。

【Android】HTC J butterfly HTL21 アップデート

HTC J butterfly HTL21 アップデート情報

「一部のサイトで入力キーボードが表示されない場合があります。」という事象に対するバグ修正です。
残念ながらOSのメジャーアップデートではありません。
発売から1年経って、全くOSアップデートが行われる気配なし。
HTC自体はもう対応完了しているようなのですが、KDDIがやる気ないようで。
まあiPhone5S発売後、携帯売り上げランキングのTOP10がiPhoneに独占されている状況では、各キャリアとしてもAndroid端末に力(コスト)を掛ける気にもならないでしょうしね。

2013年12月16日月曜日

日本の歴史を読み直す(全) / 網野 善彦



1991年発刊の日本の歴史をよみなおす (ちくまプリマーブックス)と、1996年発刊の続・日本の歴史をよみなおす (ちくまプリマーブックス)の二冊を一冊の文庫本にまとめたものです。

旧家の倉や東寺などの古文書を詳しく読み解き判明したことを書かれています。
現代の日本人の常識が、古代から近世に掛けての日本の社会構造を完全に間違った解釈をしていることを指摘されています。
まあ目から鱗の連続ですわ。

逆説の日本史の第一巻で、江戸時代の日本の人口と石高からほとんどの人が年間を通じて米を食べていた、とする説が紹介されているのですが、この説に関しては私的に妙に違和感があったのです。
本書の続の方の内容を読んでいて、やはり先の説の前提となっている「各藩の石高=米の生産量」というのが間違いで、様々な生産物(海産物、塩、製鉄、紙などなど)の生産高を米の石高に換算している割合がかなり多いようで、実際の米の生産量と名目石高は全然一致していないようです。

また江戸時代の大坂の米市場で先物取引が世界に先駆けて発明されていた話が、逆説の日本史に出てくるのですが、本書では平安時代には既に手形決済が存在し、鎌倉時代後半には送金手形による地方から京への送金が頻繁になされていたことが示されています。
恐らくはこの手形の発明も世界に先駆けていると思いますが、平安時代から安土時代辺りに掛けての流通経済システムは、現代の流通経済システムに匹敵するくらいに発達していた可能性が高いですね。
#バブルな事象が発生した形跡がない分、昔の方が金融経済システムは優れていたかもね。

戦後の日本教育が、反天皇主義に凝り固まった共産主義思想で塗りつぶされたせいもあって、日本の歴史が貴族や武家による農民を弾圧支配する体制が延々と続いていたように思い込まされていますが、実態は全く異なっていたようです。
しかしこの元本が発刊されてからかれこれ20年以上が経つのですが、本書の内容は他の歴史書では全く見掛けないので、世間では全く無視なんでしょうかねぇ。

2013年12月15日日曜日

47RONIN

47RONIN

何でRONINSではなくRONINなのかが疑問ですが、四十七士といえば忠臣蔵ですね。
ちょうど討ち入りの日の12月14日(山科では祭典が行われていたそうです)に観に行って来ました。
#とはいえ旧暦の12月14日なので、新暦だと1月30日に当たるそうですけどね)

ハリウッドの連中が作っただけあって、全然忠臣蔵になってません。
キャラクタも浅野内匠頭が老人で、吉良上野介が30代の働き盛りと、史実と逆にされてます。
衣装とか城の内部とかが、まるっきり三国志時代の中国風になってるし、全く別のお話になってます。
が、別のお話だと思えばよくできていて、二時間の上映時間の中でうまく話をまとめて(欧米の人に)判りやすくしてあります。

しかしこういうのが増えると、更に日本は中国の一部だと勘違いする欧米人が益々増えるんだろうなぁ。

2013年12月11日水曜日

Rising From Ashes / Slient Force



久しぶりに大阪日本橋のディスクピアに買いに行ったのですが、Alexは人気ないから在庫があるかな〜、と思ったら視聴器の前に山積みで、更に視聴器の一番目に入っていて、店としての一押し状態で売られていました。
冒頭だけ聴いて即手に取って、他にもいいの出てないかと店内をうろついていたのですが、BGMに掛かっているアルバムが素敵なので何かなと店員さんに尋ねたら「サイレント・フォースです。お持ちのですよ」と言われてしまいました(爆) 道理で好みのはずだ(笑)

Silent Forceは聴いたことなかったのです。が、Voodoo CircleでAlex Beyrodtというギタリストの素晴らしさを再認識し、本アルバムも買うことにしました。
元々Silent Forceは、AlexとD.C.Cooperのプロジェクトだったのですが、今回はVocalがMicheal Bormannという人に代わっています。
AlexとMichaelは、AlexがSilent Force結成前にThe Sygnetというバンドを結成していたそうなので、本来ならThe Sygnetで復活させるべきなんじゃないかという気もするのですが、レコード会社からSilent Force名義にしろと言われたんでしょうかね?

それにしてもAlexとMat Sinnerのコンビは、このところVoodoo Circle、Sinner、Silent Forceで立て続けにアルバムを発表していて、更に年明けにはPrimal Fearのニューアルバムもリリースされる予定で、留まるところを知らない勢いです。
そのレコーディングの合間に、ライブも欧州では毎週のように行っているんですから、呆れるしかない活発さですよね。

にも関わらず、本作は捨て曲は一切なし、素晴らしい様式美HMが立て続けに流れてきます。
全曲名作と云っていいくらいに、素晴らしい曲ばかりです。
Voodoo Circle、Sinner、Primal Fearのどれとも違う個性を保ちながら、これだけの曲を揃えるAlexとMichaelの創作能力には驚かされます。
単にVocalが違うだけではないですよ。
HR/HM好きなら、絶対買って損はない一枚です。

Miami POP Festival / Jimi Hendrix



1978年3月のMaimiでのLive音源です。
伝説のモンタレーとウッドストックの中間くらいの時期に行われたライブなので、Jimi Hendrix Experienceの全盛期のLiveといって間違いないと思います。
録音状態はまあまあで、この頃の録音としては綺麗な方です。
ちょっと前に購入した同じ年のウィンターランドの方が、録音状態や演奏パフォーマンスでは上のように感じますが、こちらの方もファンならマスト・アイテムでしょうね。

2013年12月10日火曜日

【くるまのおと】軽四規格のケイターハム SEVENが正式に発表

SEVEN 130 販売開始!

スズキの600cc 3気筒ターボエンジンを搭載したSEVENが発売です。
欧州ではSEVEN 165というモデル名なのですが、日本では軽四規格にするためにエンジンチューンを落としているため130という型番になります。
お値段は車両本体価格 : 3,496,500円(消費税込)ということなので、軽四としては結構高めですね。
廉価で買えるSEVENと思えば、まあ安いのかな。
ちょっと私には買えませんが。
二座だからサブカーとしてでないと買えないですけど、サブを所有するだけの器量がないので(苦笑)
でも楽しそうだなぁ。
馬力が少ないけど、車重が軽いからパワーレシオはかなりのものですし、本格的なSEVENだと速過ぎて街中ではまともに走れないそうなのですが、これだと街中でもアクセルをガンガン踏めて楽しいのだとか。

友を選ばば柳生十兵衛 / 荒山徹



朝鮮半島を題材にした時代小説を専門とする荒山氏が、仏蘭西と英吉利を舞台にした伝奇小説を書き上げるとは、ちょっと意外です。
でも何故か英吉利に柳生十兵衛が登場。
三銃士で有名なダルタニヤンを軸に、速いテンポで話が展開されていきます。
結局は舞台は違えども、中身はまごう事なき荒山ワールドが広がります。

2013年12月6日金曜日

【ZEISSコラム】【α7R】CONTAX G Biogon F2.8/28mmの解像感もエグイ

レンジファインダーが好きになれない(ファインダーで見た絵と実際に写る絵が一致しないのが我慢できない)ため、CONTAX Gシリーズには手を出さなかったのですが、Leica MやCONTAX Gなどのレンジファインダー用のレンズでもファインダー像に実際に写る絵がそのまま出るα7Rという武器を得て、ここのところお買い得なMマウントレンズやGマウントレンズを探し回ってます。
相場が急騰しているとはいえ、Sonnar F2.8/90mmやBiogon F2.8/28mmはまだまだリーズナブルな値段で入手可能なので、Sonnarに続いて28mmの方のBiogonをGETしました。

CONTAX Gシリーズのレンズは、それ以前のRTS CONTAXのレンズやそれ以降のCONTAX NとかコシナZeissとはMTF特性の揃え方が異なっています。
CONTAX Gシリーズ以外のCarl Zeissのレンズは、10本/mmから20本/mm、40本/mmと空間周波数が高くなるに従って、なだらかにMTF値が下がっていく特性になっているのですが、Gシリーズだけは10本/mmと20本/mmのMTF値がほとんど変わらず、40本/mmも差程差がないくらいに高い値を示しています。
通常Gシリーズのような特性にすると解像力が落ちるものなのですが、RTSシリーズの同等スペックのレンズの解像力と差程変わらず、性能と値段を考えると恐ろしい特性のレンズなのです。
アサヒカメラのニューフェース診断室での測定結果を見て、目が点になって以来、Gシリーズレンズは気になる存在ではあったのですが、レンジファンダーなのを我慢してもあのボディはとても使う気にはならず、諦めていたのです。

先日のα7RとSonnarの組み合わせでの結果を見て、開放からの飛び抜けた解像感に目を丸くしていましたが、Biogonもそれに匹敵する解像感を示してくれています。
α7Rの撮って出しJPEG画像が以下になります。

縮小した全体画像がこちら。


その中のピントが合った部分の100%切り出し。


葉や茎の産毛が判りますでしょうか?
ここまでくっきりと写るというのは、ピントがあっている部分はほぼ無収差といっていいくらいに収差が綺麗に補正されている証拠でしょう。
他の一眼レフ用OLDレンズ群が、収差による解像感の限界がはっきりと判るのに対して、Gシリーズの2本は撮像素子の解像度がもっと高くても大丈夫なんじゃないか?と思えるくらいに解像しています。
バックフォーカスの制約がどれだけレンズ設計の足かせになっているのかってことでしょうかねぇ。

2013年12月3日火曜日

業政駈ける / 火坂雅志



時代は戦国時代の中頃、上杉謙信がまだ長尾景虎で関東管領になる前からなった直後辺りの時代の、群馬県は榛名山辺りを支配していた長野業政の後半生を描いています。
火坂氏はあまり知られない歴史に埋もれた人物を取り上げることが多いのですが、今回も一般には知られていない武将を取り上げています。
時の関東管領 上杉憲政が北条に追われ、長尾景虎に管領職を譲る次第がよく判ります。
関東公方や関東管領は、京の公方や管領を完全に無視していると思っていたのですが、景虎は時の将軍 足利義輝に直に会いに京へ上り、関東管領の補佐と場合によっては就任を命じられていたのですね。
謙信が密かに京へ上っていたという話は他の物語でも出ており、その折に将軍に拝謁をしていたのは知っていましたが、このような命を受けていたのは知らなかった。

上杉謙信と長野業政が、互いの生き様を認め合い信じ合い、武田・北条勢の猛攻を跳ね返す様が見事です。

【α7R】Super Wide Heliarの色被り対策を検討してみたが



バックフォーカスの短いレンズでも装着可能なα7Rなので、対称型の広角レンズが試したく、Leica-Mマウントのコシナ Voigtlander銘 Super Wide Heliar 15mm/F4.5を購入して試してみました。
これを選んだのは値段がお手頃なのと、この領域の広角レンズを持っていないからです。
が、このレンズはNEX-5などでマゼンダとアンバーの色被りがあることで有名ですね。
空を写すと画面上部にアンバー(要するに茶色に近い黄色)が被り、四隅にマゼンダ(赤紫っぽい色)が被ります。



アンバー被りは位置的に考えて電子端子の金色が反射しているのだろうと予想して、反射防止の遮蔽板をアダプタに付けたのですが、それでも↑のようなアンバー被りが上部にでます。

電子端子が隠れるように黒色のスポンジを切ってアダプタに貼り付け、更にその上部に仮に黒紙を置いて隠すようにしたのですが、現象は変わりません。


アダプタを装着した状態でSWHを後ろから見ると、鏡胴のアルミとヘリコイドの真鍮が丸見えです。


撮像素子を反射した光が、このアルミと真鍮に反射してアンバーとマゼンダの色被りが発生しているのかと考え、アダプタがSWH専用になってもいいやとばかりにリアレンズ周りをきっちりと囲むように反射防止処理をしてみました。


更には電子端子を隠す覆いも追加。


しかしながら、ここまでやっても発生する現象は変わらず、アンバーとマゼンダ被りは同じように出ます。
減ってくれるわけでもないので、電子端子や鏡胴内のアルミや真鍮の反射が原因でもないように思われます。

撮像素子周りの反射防止が、NEX-5Nに比べると甘いので、その対策もしてみました。
元々の状態だと、撮像素子のマゼンダ色の反射光が撮像素子周りのフレームでこれだけはっきりと反射しています。


これに反射防止布を貼り付けて、反射を弱めます。


しかし残念ながら、ここまでやっても現象が全くといっていいくらいに改善されません。
改善されないので、原因が推測したものとは全く別の物であるのは明らかなのですが、シアン被りになるようなものなど、これ以上どこを探しても見当たらないですし。
こうなるともう、このレンズ自体になにか問題があるのかと思いたくなるのですが、マゼンダ被りはともかくシアン被りが発生するのはNEX系のミラーレスだけみたいなので、SONYの撮像素子設計に問題があるのでしょうかねぇ。

風景には使えないし、かといって室内撮影でもアンバー被りの問題は発生するので、α7RでSWHを使用するのは諦めるしかなさそうです。
まあ誰かが、カメラを上下逆にして撮影するという荒技で回避する方法を示されていて、確かにそれだと空にアンバー被りはでないのですけどね。
対称型広角レンズが使えないのだと、α7Rの魅力が半減してしまいます。
レトロフォーカスな広角でよければ、D800Eの方が撮影しやすいですしね。

2013年12月2日月曜日

REDリターンズ

REDリターンズ

ブルース・ウィリス主演のRED(超危険なじじい)の続編です。原題はRED2なので、この後も3,4,5と続けるつもりなんでしょうね。3の時に邦題をどうするんだろう?

それはさておき、韓国スターのイ・ビョンホンが出演しているのですが、ビシッとしたスーツでの格闘シーンがあって、身体にぴったりとしたスーツなのによくあれだけ激しく手足を動かせるなぁと感心してしまいました。
ストレッチ生地を使っているにしても、格闘シーンの後でスーツが全然乱れていないことに驚いてしまいます。
ハリウッドの衣装を担当している連中の仕立ては半端ないなぁ。

前回に比べてカーチェイスシーンとか金のかかった撮影をしているのですが、その分熟練スパイのテクニックを披露するシーンが前回に比べて減ってしまっているのがちょっと残念です。
冒頭の方で、ブルース・ウィリスが手近なものを活用して大勢を次々に始末していくシーンは圧巻で、その手練れ振りがその後も続くかと思ったら、残念ながらそこだけでした。
でも面白かったですよ。
次が本当にあるかなぁ。

2013年12月1日日曜日

日本史の謎は「地形」で解ける / 竹村光太郎



著者の竹村氏は歴史が専門ではなく、土木の専門家の方です。
その土木の専門家が地形から歴史の謎について解説した書です。
氏の指摘される数々の謎の解は、非常に明解で納得できるものが多いです。
特に信長の比叡山の焼き討ちなどは正に目から鱗で、これまでの説では今一つ納得できなかったことが、あっさりと納得できてしまいました。
こういう視点で歴史を見ることも必要であることを、痛感する次第。
歴史に興味ある方々は是非ご一読を。

2013年11月25日月曜日

【くるまのおと】ルノー・ルーテシアR.S.のすべて



インポートシリーズ ルノー・ルーテシアのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポート 34)に続いて、Renault Sportのみの特集ムックも発売。
標準車も非常に魅力的ですが、これを読んだらR.S.が欲しくなってしまうよね。
とはいえ、標準車の方が200万円前後なのに対して、R.S.は300万円前後と1.5倍になるから、経済性を考えると悩み所。

ルノー・ジャポンはR.S.モデル販売に力を入れているのですが、最近では本国の方が日本市場の特殊性を理解してくれて、積極的にR.S.モデルの日本仕様を開発し、日本市場へ投入してくれる姿勢になってきているのだとか。
だからシャーシ・カップとシャーシ・スポールの両方の同時発売が可能になったのですが、これは嬉しい反面どちらを選ぶかで我々を悩ませてくれます。
右ハンドルだからといって手抜きも妥協も一切ないそうですしね。

2013年11月22日金曜日

【α7R】開発者インタビュー

デジカメWatch ソニーに聞く「α7R」「α7」のこだわり

言われてみれば1/8000sシャッターをあのサイズのボディに組み込むのは大変ですね。
フルサイズだからこそf1.4以上の大口径レンズを使いたいわけで、そうなればISO100でも快晴の日には1/8000sが必要になりますからね。

【iPhone5】Apple StoreでSIMフリーのiPhone5s/5cの取り扱いを開始

ケータイWatch アップル、SIMフリー版iPhone 5s/5cをApple Storeで販売開始

ITMedia SIMフリーiPhone 5s/5c国内発売 Apple Storeで公式に

ASCII.jp 速報】Apple StoreでSIMフリー版iPhone 5s、国内発売

日本国内3キャリアでiPhoneを販売するようになりましたが、それに合わせたのかAppleから3キャリア全てに対応するSIMフリー端末が発売になりました。
けどね、Apple公式サイトの「あなたのiPhoneがどの国で4G LTEネットワークに対応しているかについては、以下のリストを参照してください」を見ると、日本の3キャリアに対応したモデルは、日本以外では米国とプエルトリコのキャリアにしか対応してないのですよ。
しかも米国もATTとVerizonは非対応なのです。
元々SIMフリー端末が欲しいという人は、国内のキャリアを自由に選べることよりも、海外に頻繁に行く人が(値段の高いローミングではなく、値段の安い)現地のSIMを使いたいという需要がほとんどだと思うんですよね。
やることが中途半端というか、この対応表を見ていると日本は米国のマイナーなキャリアと同列扱いかよって感じで、Appleが日本を重視していないのか、日本の電波行政がクソなのか、どちらかは判りませんが、いずれにしても悲しいことです。

2013年11月21日木曜日

【α7R】TA-GE1Bに反射防止処理を施す

CONTAX G Sonnar 90mm/F2.8 を TA-GE1B 経由でα7Rに装着して風景を撮ろうとしたところ、盛大なフレアが発生しました。



先日近所のお散歩撮影をした時は、近接メインで撮影したのと、空を入れるときはガバッと多く入れていたため、この現象に気が付かなかったみたいです。
空と被写体の輝度差が大きく、画面は暗いけど、画面上部枠外ギリギリのところが明るい場合に発生するようです。

TA-GE1Bの内面は反射防止処理としてベルベット様の反射防止布が貼られているのですが、電子接点を収めるプラスチックの部分だけは、この反射防止処理が施されていません。


画面のフレアの位置から考えて、このプラスチック部分に光が反射しているとした考えられないため、対策として反射防止の布を貼ることにしました。


発生していた条件と同じような被写体を探して、軽く撮影して確認してみましたが、これで何とか収まったようです。
まだ条件によっては影響があるかも知れませんが。

【α7R】オールドレンズ50mm三題

AF以前の銀塩時代に設計されたオールドレンズは、基本的に空間周波数が低い領域での性能を重視しているため、35mmフルサイズより小さい撮像素子ではその特性を活かしきれません。
フルサイズ・ミラーレスのα7/7Rの登場が、このオールドレンズファン待望なのは、設計時に想定された空間周波数で撮影でき、本来の設計者の意図が再現できるからです。
ということで、60年代から70年代に設計された50mmレンズ3本の作例をば。

まずはMayerが生んだ奇跡のレンズ Domiplan 50mm/F2 です。

全群繰り出しながら、最短が30cmとセミ・マクロ的な使い方ができるレンズです。
まあ流石に50cm未満になると明らかに性能が落ちるのが判りますが、逆にその収差が増える領域での描写がフワッとして軽く霧が霞んだように滲んむような感じになり、幻想的な描写になります。
ピントが合っている部分はそれなりに解像しているのですが、その前後のボケ始める箇所が美しい滲むようなボケ方をするのです。

次はRollei SL35用の Planar HTF 50mm/F1.4 です。

CONTAX RTS用のPlanarと同じ設計という説もありますが、私の個人的な感想としては(同時に撮影比較したことはないですが)描写は異なります。
CONTAX RTS用の方は後ボケに二線ボケ傾向が強かったのですが、Rolleiの方にはあまり見られません。
また開放最短での描写性能も、CONTAX RTS用がフワッとした感じになるのに対して、Rollei用の方は結構シャープな描写性能を保っています。

三ッ目は旧東独Carl Zeiss Jenaの Prakticar MC 50mm/F1.4 です。

開放での球面収差が過剰補正になっているみたいで、これも開放最短ではピント前後に滲むようなボケがあります。
最短が40cmなのと球面収差の絶対値がDomiplanに比べると少ないので、Domiplan程明らかな滲み方はしませんが、拡大すると微妙に滲んだ感じになっており、しかし全体をみるとそこそこシャープな感じで、柔らかな描写とシャープ感が程よく合わさっています。

こういう特徴あるレンズを活かせるα7Rを発売してくれたSONYさんに感謝!

2013年11月19日火曜日

【α7R】100%拡大のシャープさは洒落になりません

CONTAX G Sonnar T* 90mm/F2.8で撮影。ISO400, F2.8, 1/500s。JPEG出力設定は標準のまま。

まずは全体を縮小したもの。


猫の顔の部分を100%切り出ししたもの。


JPEG出力なので、レンズがいいのか、撮像素子がいいのか、画像処理エンジン(BIONZ-X)がいいのかは不明ですが、これであれやこれや文句があるなら、デジタルは止めてフィルムで撮るしかないっしょ。

またAFがちゃんと合わないので、ピーキング表示によりマニュアルでピント合わせしましたが、ばっちりと合ってます。
露出も絞り優先AEで撮影していますが、気持ちアンダー目ですがほぼ意図通りの露出になってくれています。
Nikonのデジタル一眼レフが(白飛びを嫌うせいか)所謂適正露出より1〜2段くらいアンダーになり勝ちなのに比べて、(このカットだけでなく絞り優先オートで撮った全カットで)ほぼ適正露出になってくれています。
D800Eと基本同じ撮像素子だと思われるのですが、D800Eとは(1年半程前に発売ですが、タイの洪水がなければ2年前に発売になっていたはずなので)開発期間的には2年の差があり、その分撮像素子も進化しているように感じられます。

祝!CAPA通巻400号



1981年10月号が創刊号で、そこから32年休みなく毎月発刊され、晴れて400号に。
たまにしか買いませんが、アサカメや日カメみたいに気取った権威主義な記事がなく、気楽に読めるのが好きです。
#アサカメや日カメの厳密な光学特性測定に基づくテストレポートは、もちろん重要ですけどね。

記念号でおまけ付き。のせいかいつもより値段は高くなってますが。

いつもの所でブルースを / 外道



サブタイトルに「外道 LIVE IN CROCODILE」と付いてまして、2011年9月8日に渋谷のライブハウス クロコダイルでのLIVEを収録したライブアルバムです。
クロコダイルは30年くらい前に一度だけ行ったことがあるなぁ。なかなか洒落たレストラン式のライブハウスでしたが。

元々外道はライブバンドで、スタジオアルバムがほとんどなくて、デビューアルバムもライブアルバムだし、一番有名なアルバムも京都十得でのライブアルバムですね。
本アルバムに収録されている曲は、ハワイでのスタジオライブに収録されている曲がメインになってます。
#ハワイでのスタジオライブも伝説で、それが機会で海外デビューの話が来てたそうですが...当時の事務所が潰したらしい。

Amazonのレビューで「外道が過去のバンドではなく現在進行形のヤバいバンド」と書いている方がいますが、正にそうですね。
デビュー当時から加納秀人様のギターは「魔性のギター」と言われていましたが、聴く人を魅了する魔性は更に磨きがかかってます。
テクニック的に特別なことなど何もしていないと思うんですが、一体これはなんなんでしょうね?
また歌声が当時と全然変わっていないのも凄い。

この魔性の魅力は実際に聴いた人でないと理解できんよ。

【α7R】バッテリーと充電器のセット



α7/7Rの縦位置グリップ VG-C1EMはバッテリーが二個入るようになっているのですが、一個だけだと重量バランスが悪くなるので、二個入れないとなりません。
純正バッテリーは結構高くて、安い互換バッテリーが大量に世に溢れているのですが、リチウムバッテリーはよく発火事故やメーカーのリコールが起こるように、安いのは非常に危険です。
純正バッテリーを安く売っているところがないかと探したところ、充電器とのセットがをSONYさんが用意していて、それがリーズナブルな価格で出ていたので、そちらを購入することにしました。

バッテリー二個を装着した縦位置グリップは、縦位置でも横位置でも非常にバランスよいです。
でもせっかくの軽量ミラーレスの意味がなくなるくらい重くなってしまいました。
#とはいえ、D3Sに比べたら遙かに軽量ですけどね。

α7Rは液晶モニターかELファインダーがほぼ常時点灯しているので、バッテリー消費が割と激しく、お散歩撮影くらいならともかく本格的な撮影には予備バッテリーは必須になると思われますので、α7Rでガンガン撮影しようと考えている方は、予備バッテリーは用意すべきでしょう。

2013年11月17日日曜日

【α7R】ファーストインプレッション

FEマウント対応のオートフォーカスレンズは購入していない(というかまだろくに発売されていない)ので、反射防止策を入れたアダプタでちょいと撮影しました。
EL液晶のファンダーの見やすさとフォーカスの山の掴みやすさを危惧していたのですが、ピーキング機能というピントが合っている部分を色付け(設定で白・黄・赤のいずれかから選べる)してくれる機能が非常に便利で、ピント合わせはこれを使って行うことで確実に合わせられました。
こういうのに慣れてしまうと、D800Eなどの光学ファンダーで自分の眼を頼りにして合わせるのが辛くなるかも知れません。
お年寄りの方で、マニュアルフォーカスのピント合わせが見えにくくて辛い方には、この機能は非常に助かると思います。

まだRAW現像ができないので、撮って出しのJPEGをリサイズして(色空間設定をAdobeRGBにして撮影したのでWeb閲覧用に)sRGBに変換しています。

まずはElmarit-R 135mm/F2.8を使った、α7Rを手にして1発目のショット。



恐ろしいくらいの立体感と解像感です。
Leicaレンズの凄さとα7Rの真のローパスフィルターレスの効果とBionz-Xエンジンの処理が生み出す画像は、D800Eを完全に追い越しています。
D800Eとの併用を考えていましたが、ここまで差が付くとは、困ったものです。

次にCONTAX GのSonnar T* 90mm/F2.8。TECHARTのNEX用アダプタがそのまま使えました。
ただ、液晶のスリープタイマーによりスリープに入ってしまうと、復帰するのに一旦電源をOFF->ONし直さないと駄目っぽいです。
面倒なので撮影終了毎に電源をOFFにして、撮影したいものが見つかればONするようにしました。
まあそうしないと電池の減りが早いということもあったので。



このSonnarはガチガチの解像感はなく、どちらかというとふんわりした印象で、でも拡大するとしっかりと解像しているという性格のレンズみたいです。
たぶん空間周波数が低い範囲ではMTF値が高く、高くなると急激にMTF値が落ちるのではないかという感じです。
そのせいか、AFがほとんど合いません。
結局マニュアルフォーカスでほとんどを撮影しました。

最後に旧東独Carl Zeiss Jenaの銘レンズ Macro-Prakticar MC 55mm/F2.8です。
限定生産のレアもので、非常に素晴らしい性能と描写のレンズなのですが、この素晴らしさを活かせるボディがなく(Prakticaのフィルム用カメラはフィルムの平面精度が悪くて、マクロ撮影時のピントがキチンと出ない)、製造から30年以上経った今やっとその素晴らしさを満喫できます。



早くApertureがRAW対応してくれないかなぁ。

後、電池の充電器が付属されていなくて、USB電源アダプタからUSBケーブルをボディに差して充電するようになっています。
これが時間が掛かるし、縦位置グリップ装着だとUSBケーブル経由では充電されないし、で不便だなと思って充電器をSONYのWebカタログで調べていたら、バッテリーも充電器も今持っているNEX-5Nと全く同じでした。
2年前のモデルとバッテリーが同じというのは、SONYさん偉い!
お陰でNEX-5Nの充電器でサクッと充電して快適に使えました。
ただ、NEX-5Nは年末に遊びに来る甥か姪のおもちゃになってしまう予感がする(というかもうNEX-5N使うことないし、中古として売るにしてもほとんど値段出ないし、子供のおもちゃにしかならない)ので、充電器は買わないといけないですが。
また縦位置グリップがバッテリーを2個入れるようになっていて、1個だけだとバランスが悪いので、バッテリーももう1個買わないといけません。

2013年11月16日土曜日

【D3S】さらばD3S



4年間、様々な撮影に活躍してくれたD3Sを、α7Rの下取りに出し、お別れとなりました。
D800Eを購入してからは、もっぱらLive撮影専用となっていて余り出番がなくなっていたのですが、それでも高感度特性と高速連写は他では得がたいものがあるので、当初はLive撮影用に残しておくつもりでした。
が、2ヶ月ほど前にD3SとD800Eの両方で撮影したLiveの写真を見直してみて、D3SのISO12800と比べてもD800EのISO6400での結果がよいこと、暗い場所でのAF精度はD800Eの方が上なこと、などからD800Eでも十分にLive撮影にも使えると判断しました。
連写速度が11コマ/秒から4コマ/秒と格段に遅くなりますが、実際には高速連写するとすぐにバッファ待ちになってしまってシャッターチャンスを逃しやすくなるため、最近はわざと連写速度を遅い方(5コマ/秒)にして撮影していたので、D800Eでも問題ないのですね。

これでローパスレス3600万画素の35mmフルサイズが2台になったわけです(苦笑)
3600万画素だと画素ピッチが狭くなってダイナミックレンジや高感度特性が落ちる、と騒ぐ方が多いけど、現在のAPS-Cの一眼レフは2400万画素が主流で、これなぞは画素ピッチでいうと35mmでは4800万画素に相当するわけで、それを考えたらまだまだ余裕があるわけです。
何にしても実際にD800Eやα7Rが出力する画像を見てしまったら、D3Sの画像では物足りなくなってしまいます。

それでもD3Sに興味がある方は、梅田フォトサービスに連絡してみてください。
今ならRRSのL型プレートがおまけで付く...はず。

魂の叫び / 外道



某音楽雑誌を立ち読みしていたところ、加納秀人様のインタビューが目に付き、読んでいったら久々のスタジオ・アルバムが発売になったとのこと。
早速注文し、本日無事に届きました。

1発目から秀人様の魔性のギターが泣きまくりで、本気で涙が出るところでした。
「虹の彼方から」という曲名がついているけど、この曲こそ「魂の叫び」というタイトルが相応しいのでは?(ちなみにアルバムタイトルと同名の曲はないです)
70年代の曲も数曲収録されており、こちらは当時のLive音源での音よりも現代的なぶっとい音になっていて、曲の出だしでちょっと外道らしくない?とも感じましたが、それでもついつい曲に合わせて「そ〜〜ん〜〜な」とか「ビュンビュン、ビュンビュン、ビュビュンビュン」とついつい口ずさんでしまうのは、ファンの性ですな。

今の若い人達からしたら、なんでこんなんがいいんだ?というでしょう。
が、70年代の勢いのある(というか勢いだけでやってる)Rockの凄みというのを是非知って欲しい。
よくテクニカルな演奏を「魂がない」と否定する奴らがいるけど、じゃあ本当の魂の籠もった演奏を手前等知ってるのか?
このアルバムのタイトル通り、本作には秀人様の魂が籠められています。
日本のRock'n' Rollの頂点を極めた外道の演奏を、是非知って欲しい。

【α7R】レンズアダプタの電子端子反射防止は成功の模様

ということで、予約していたα7Rを無事に引き取ってまいりました。
α7Rについては、また数日後に書きたいと思います。
先日書いた、レンズアダプタに電子端子の反射防止を施しましたが、フルサイズ撮像素子に被るということはなく、無事に撮影できました。

Leica Mマウント用アダプタを装着したところ。


Leica Rマウント用アダプタを装着したところ。


まだまだ余裕がありますね。
VMマウントレンズ Super Wide Heliarも購入しようとしたところ在庫なしで、金色の反射光が入らないかどうかの確認は、後日になってしまいました。

L-Rマウントの方は、Elmarit-R 135mm/F2.8を装着して確認したところ問題はなさそうです。


RAW現像したものを上げたいこところですが、まだApertureもLightroomも未対応のため、撮って出しのJPEGを上げています。

東芝 EXCERIA Type1 32GB



α7Rを迎え入れるに当たって、手持ちのSDカードでは容量的に心許ないので追加のSDカードを購入しようと考え、書き込み速度と容量と値段を色々と比べた結果、microSDでよい結果が出ている東芝のEXCERIAシリーズにすることにしました。
SanDiskも気に入ってはいるのですが、同じ東芝の工場で製造されていて中身は同じみたいだけど、東芝の方が1割程度値段が安いのですよね。
また公称の書き込み速度が60MB/sのType2と90MB/sのType1では、同じ値段だと容量が倍違うのが買える(Type2 32GBとType1 16GBがほぼ同じ値段)ので、どちらにするかと散々迷った挙げ句、取り敢えずはType1 32GBを購入してみました。

LexarのUSB3カードリーダーでXBenchのベンチマークを測定していました。
3回測定して、結果はあまり変わらなかったので、バラツキはなさそうです。
1回目の結果が以下の通り。

Disk Test 27.62
Sequential 94.16
Uncached Write 120.53 74.01 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 141.98 80.33 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 46.68 13.66 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 174.84 87.87 MB/sec [256K blocks]
Random 16.19
Uncached Write 6.68 0.71 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 10.56 3.38 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1729.96 12.26 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 458.86 85.14 MB/sec [256K blocks]

書き込み速度が公称値からちょっと落ちますね。読み込み速度も公称値の95MB/sからするとちょいと物足りませんが、まあこんなものかな。
以前測定したLexsarの600倍速の16GBに比べると、シーケンシャルは読み書き共にEXCERIAの方が高速で、ランダムはLexsarの方が高速です。
デジカメでの読み書きはシーケンシャルの方になるので、EXCERIAの方が速くなりそうです。
とはいえ、ベンチマークで測定した値の優劣とデジタルカメラで連写した時の優劣は、必ずしも一致しないので、実際にα7Rがどう反応するかが興味深いですが...α7Rでは連写はあまりしないかなぁ...となると高速なSDカード買ってもあまり意味がないってことに(苦笑)

2013年11月11日月曜日

【NEX-5N】Eマウントの電子端子の反射防止をアダプタに施してみる



いよいよ今週末にはα7Rが発売!するのですが、これまでに購入したレンズアダプタで、フルサイズでも使えそうなのを見直してました。
というのも、レンズアダプタを使用している時に一部の超広角レンズでは、Eマウントの電子端子(金鍍金でキラキラ光る)に反射した光が迷走して撮像素子に当たってしまう、という話がとあるコミュニティで話題になっていて、見ると確かにRAYQUAL以外のは反射防止板がなくて電子端子が剥き出しになり、影響がありそうです。



これは確かに反射防止策を施さないと影響が出るかもと考え、黒いスポンジ板を切って貼って、レンズ側から電子端子が隠れるようにしてみました。



フルサイズセンサーに被らないようにすると、電子端子の位置がギリギリなので位置合わせが微妙なのですが、これくらいなら何とかフルサイズセンサーに被らずに済むかなぁ。
まあ実機が手元に来たら再確認ですが。

一通りのアダプタに処理を施してみました。



左上から右にEXAKTA用、Nikon-F用、Leica-R用。
左下から右にPrakticaーBayonet用、M42用、Leica-M用。
マウント違いのレンズをなんでこんなに持っているんだか(苦笑)
他にRollei-SL35用とYashica/CONTAX RTS用のレンズアダプタも持っているのですが、どちらも手元にあるレンズはNikon-Fマウント改造済みしかないので、何かも間違いで再度購入することがあるまでは保留ですな。

RAYQUALがフルサイズ用に反射防止版を変更したのを販売するそうなので、それが出たらこれらは捨てて買い直すかも。
とはいえ、EXAKTA用とかPraktica用は出してくれないでしょうけど。

2013年11月4日月曜日

ロスト・シンボル / ダン・ブラウン



ロスト・シンボル (上) (角川文庫)
ロスト・シンボル (中) (角川文庫)
ロスト・シンボル (下) (角川文庫)

ダン・ブラウン氏の小説は、いつもスリリングで展開が速く、読み手に休む暇を与えてくれませんね。
ラングドン教授シリーズ第3弾です。
既に第4弾の日本語訳がもうすぐ発刊になりますし、文庫も昨年夏に発刊されていたのですが、なんとなく読み損ねていたところ、古本市場で安く売っている新書版を見つけたので買って来ました。
これまで読んだダン・ブラウン氏の著作と同じく、小説の世界にあっという間に引き込まれ、没頭させられてしまいました。
分厚い新書上下2巻を休日の2日間で読んでしまったくらいで。

最後の結末がちょっと拍子抜けする部分もあるのですが、作者の謂わんとするところは正しいと思います。
けど、一神教の人達には理解したくないことなのでしょうけど。

2013年11月3日日曜日

炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 / 夏井睦



人類を滅ぼすってどういうことかなと、目次をパラパラと見渡したところ、パンダが笹を食べていることについての章があって、それに興味があったので買ってみました。
実はパンダは元々は肉食獣(腸の長さが肉食獣並に短いことと、化石の研究結果から判明している)だったというのは、かなり昔に聞いて知っていたのですが、以来その肉食獣が何故笹の葉という栄養素の少ないものだけを食べて生きていけるのか、不思議で不思議で仕方がなかったのです。
一応、笹の葉で生きていける原理というか理由に関しては、パンダの腸内細菌が笹の葉を醱酵して各種アミノ酸などに変換し、それを吸収することで生きていっているということで、納得はできました。
が、じゃあ何故そういう腸内細菌がパンダの腸に入り込んだのか、肉食を止めて笹の葉食に転向したのは何故か、については、残念ながら著者の憶測が書かれているだけでした。

とある日本人女性で青汁だけで何年も生きておられる方の話が紹介されており、病気のため絶食状態で餓死寸前のところを青汁を飲んで、以来青汁を各種アミノ酸に醱酵変換する細菌が腸内細菌として住み着いて、そのお陰で生きておられるのではないかという推測を書かれておられます。
それと同じことが、昔々のパンダにも起こったのではないかと。
あり得なくはないとも思いますが、雑食性で元々植物性繊維も取っている人間と、肉食のパンダに同じことが起こるかどうか。
笹の葉を常食している草食動物を餌にしていて、その腸内の消化済み(かつ笹の葉を醱酵する腸内細菌付き)の笹の葉も、肉と一緒に食べていて既に腸内に細菌が住み着いていたのであれば、起こるかと思いますが...でもパンダ以外に笹の葉を常食にする動物などはいないですよねぇ。
本書の話ではないですが、アフリカのライオンはシマウマを狩って最初に食べるのは、腸の中の消化済みの草だとという話を聞いたことがあって、それを考えたら将来的にシマウマが激減したらライオンは草を食べて生きていくようになるかもと思ってしまいます。

ウサギが糞食する理由も本書で理解できました。
まあ何となく一度で消化し切れない草を、もう一回食べて消化しなおすんだろうなと思っていましたが、まあ大体そんなところで、一回目の糞は腸内醱酵されたアミノ酸が腸での吸収がされる前に排泄されてしまい、糞が栄養満点状態になっているからだそうです。

それはさておき、本書の本題は炭水化物を主にした穀物が、現代人類の食の中心になっていますが、これが生物学的に不自然で、そのために色々な病気や不調が人体に発生するのだという説を唱えられています。
穀物生産があればこそ、人類の文明文化発展ができたことも認めておられるのですが、穀物農業による地球大地の疲労など様々な問題が発生しており、近い内に穀物農業が壊滅状態になることを予想されてもいます。
では何を食べていけばいいのかというと、ハエのウジを衛生的に飼育して、アミノ酸の粉末にして食べることを提唱されています。
ハエはともかくとして、昆虫を将来の食料にしようというアイデアは外でも提唱されていますから、悪いアイデアではないと思いますけど。
個人的にはミドリムシの方がいいな。

2013年11月2日土曜日

日本国誕生の秘密はすべて[おとぎ話]にあった / 加治木義博



父親の遺品の蔵書を整理していたら本書が出て来ました。
こういう類いの本を父が読んでいたというのが意外なのと、日本の古代については興味があるので、一つ読んでみるかと手に取りました。

著者は言語復元史学を専門にされている言語学者の方で、所謂「魏志倭人伝」に登場する国の読み方は当時の中国の読み方と発音で読むべき、というもっともな説を元に論を展開されておられます。
ただここで示されている読み方と、逆説の日本史の著者井沢氏が中国の古代中国語の専門家に確認した発音は違うんですよね。
「邪馬台」国ではなく「邪馬壱」国の記載の方が正しいという主張をされているので、「邪馬台」国説を取る井沢氏と読みについての見解が異なっていても仕方はないですが...それにしても「邪馬」の部分を「やま」と読むか「じゃま」と読むかは、その後の解釈でかなり違いが出てしまいます。

また古事記の内容が古代ギリシャ語に通じているという説は、昔別の書物で読んでいてそれ自体は賛成なのですが、卑弥呼が古代ギリシャ人の末裔で金髪の白人だったというのは完全に著者の勘違いでしょうね。
そもそも古代ギリシャ人は黒髪褐色肌というのが通説ですし、現在のギリシャ語圏はギリシャ国だけですが、古代のギリシャ語圏は東アジアを含むかなり広い地域でしたから、ギリシャ語とギリシャ文化が東アジアまで広がっていたのは不思議ではないですし。

また魏志倭人伝の邪馬台国についての記述から、邪馬台国の人口を200万人と推定されているのですが、これはいくらなんでも無茶な試算ですね。
200万人を養うだけの食料が、著者がここが邪馬台国だと比定する南九州で、当時はおろか現代でも確保するのは不可能でしょう。
後の世の唐の長安でも推定80万人〜100万人程度で、都の周辺から調達できる食料の限界でその人口になっていたと言われています。
江戸時代の江戸も100万人都市ですが、こちらも日本全国から米などの食料が集積できたから可能になったのであって、海運による流通が発達した江戸時代だから可能になったわけです。
古代にそれだけの食料調達を可能にする生産力も運輸流通網もあったというのは考えがたいです。
それから考えると、魏志倭人伝の記述を読み解いたと主張されるのは、ちょっと怪しいのではないかと。

それとは別に、邪馬台国は元々「呉」の一族の建てた国だが、呉が衰退したため「魏」に誼を通じるようになったという説を唱えられています。
日本での漢字の音読みには、漢字伝来時の読み方「呉音」と室町時代に留学僧が伝えた「宋音」の2種類があるのですが、古代日本史のどこをみても「呉」と親しかった様子が見えないのに「魏音」ではなく「呉音」というのが不思議だったのです。
が、この説であれば納得できる話ではあります。
「魏」に「呉」との関係がばれると困るので、「呉」との関係を隠した歴史になったということなのでしょう。
それでも、歴史のどこかに「呉」の痕跡が残っているはずですが、それについては何も取り上げられていません。

ま、いずれにせよ、本書の説が邪馬台国の正体の決定版というわけではないと感じました。
納得できる部分もあるのですが、先の通り、いくらなんでもその解釈はおかしくない?というのも結構あるので。

2013年11月1日金曜日

【iPad】iPad Air発売直前でようやく料金プランが発表

今使っているiPad2は、SoftbankでiPhone契約していれば、基本料金+パケット通信料が0円からの従量制&WiFiスポット接続料0円で、基本的に端末の割賦金のみで使えるコースを契約していました。
今回のAirもそういうコースがあればと思ったら、今度のスマホまとめて割は、WiFiスポット接続料が490円かかるのです。
auのゼロスタート定額は、WiFiスポット接続料とテザリングが2年間無料なので、それと同等の料金コースを期待していたのですが、がっかり。
auのスマートフォンも持っているので、auから購入する手もあるのですが、Android端末とiPhone端末の両方を持っていても結局意味がないので、auの方はガラケーに戻そうか、Nexus5のイー・モバに乗り換えようかと検討中なので、却下。
まあ今はiPhoneでテザリングができるから、WiFiモデルでよいんだよね。
暫くはiPad2を使い続けながら、どうするかしっかりと考えたいと思いますが。

秘史 密教のすべて 空海伝説と禁断の秘術 / 正木晃編



家の宗派は真言宗なこともあって、御大師様こと空海には以前から非常に興味があり、バーゲンブックのコーナーで本書を見つけて買ってみました。
空海についての記載は、期待したほどはなかったのですが、密教の歴史についてはおおよそのところは理解できたと思います。

著者の一人がチベット僧(現在は日本の大学で教鞭を執られているらしい)の方のせいか、空海の師である恵果をあまり評価されていません。
密教には胎蔵密教と金剛密教の2種類があるのですが、元々別々に発生し別々に伝来していたものを、恵果が両方の伝授を受け、それを空海に伝授したので、日本ではその両方を伝わっています。
が、恵果の弟子でチベットからの留学僧は金剛密教しか伝授されなかったため、チベットには胎蔵密教は伝わっていません。
でもこの話は本書に書かれていなく、胎蔵密教は元々マイナーな教えで、メジャーな金剛密教がインドからチベットへ(唐などを経由せず)直接伝わったから、チベットには金剛密教しかないということになっています。

いずれにせよ、一生涯かかっても並大抵のことでは伝授して貰えない奥義を、二つとも伝授された恵果という僧は天才なのは間違いないでしょう。
それを弟子になってたった三ヶ月で、両方の奥義を伝授され会得した空海という人は、天才という言葉では到底足りないくらいの超大天才なわけです。
ただその教えを現代にまで受け付いているはずの高野山が、一時期浄土宗に乗っ取られていた時期があったとのこと。
御大師様入滅の後、衰退するのは理解できるのですが、浄土宗が高野山に広がるのはちょっと理解の外でした。
現在はまた真言宗の修行場に戻っているようですが、空海の持ち帰った法灯が現代まで正しく伝えられているのか、ちょっと心配になってしまいました。

【Android】KitKat公開とNEXUS5発売開始

Android KitKat | Android Devlopers

AVWatch ー Google、Android 4.4搭載の5型フルHDスマホ「Nexus 5」
ケータイWatch - グーグル、5インチスマホ「Nexus 5」とAndroid 4.4
ケータイWatch - グーグルのヤーガ氏が語る「Nexus 5」「Android 4.4」の狙い

ということで、嫌がらせのようにiPad Airの発売にぶつけてKitKatの公開とNexus5の発売が始まりました。
Nexus4と異なり、Nexus5は日本でも同時発売になりました。
auがなかなかHTC ButterflyのOSアップデートをしてくれないので、Nexus5を買ってau回線で使おうかと思いましたが、auの電波では(基地局の少ない)LTE 2.1GHzでのデータ通信でしか対応していなくて(つまり通話が不可でたぶんSMS/MMSも使えない)、ちゃんと携帯端末として使うにはSoftBank回線くらいみたいです。(docomo回線も対応周波数が不十分)
そのためか、イー・モバイルがNexus5を販売するとのこと。

イー・モバイル、11月中旬にAndroid 4.4「Nexus 5」発売

LTE回線はイー・モバイルの電波を使い、3Gの通話はSoftbankの電波を使うことで、Nexus5が対応している電波をカバーすると。
料金も安いから、違約金や端末残金を払っても、MNPで乗り換えた方がトータルでは安くなるかも。

KitKatの最大の売りは、メモリが512KBしかない端末でもスムーズに動作することのようです。
iOS端末は最新のiPhone5sでもメモリは1GBでサクサク動作していますが、Android4.0〜4.3ではメモリが2GBないとまともに動きません。
古い端末はメモリが足りなくてOSアップデートができなかったのですが、512KBでもOKとなれば4年くらい前の端末でも対応可能になるので、端末メーカーとキャリア各社にはユーザーからのアップデート要求を迫られることになりますね。
古いAndroidはセキュリティ的にも問題を抱えているので、KitKatへのアップデートは是非にも対応して欲しいものです。

2013年10月29日火曜日

【ZIESSコラム】【NEX-5N】TECHART TA-GE1BでCONTAX GレンズをNEXボディに



α7Rを導入することにしたので、レンズの入れ替えを検討中です。
その中でもCONTAX GレンズをNEXボディの電子制御AF/AEが使えるというアダプタが人気ですが、私も入手難になる前にと買ってみました。

NEX-5NにTA-GE1Bを装着したところ。


APS-Cの撮像素子ではアダプタの内側とは余裕が十分にありますが、フルサイズだとギリギリでしょうか。
いずれにしても、α7Rが手元に来て実際に撮影してからみないと判りませんが。

Sonnar F2.8/90mmを装着したところ。


AF/AEはちゃんと動きました。
AFはちょっとぎこちないですけどね。
撮影データに焦点距離と撮影時の絞り値もちゃんと反映されました。
レンズ名は駄目でしたけど、まあこれは仕方ないでしょうね。
撮影したレンズの焦点距離と撮影時の実絞り値とシャッター値がちゃんと記録されるだけでも有り難いです。

中古カメラチェーン店のネット販売で購入したのですが、新品時の付属品であるフロントキャップとフードが付いてませんでした。(リアキャップは付属されていました)
こういうのをなくしちゃう人多いんですかね?
eBayで探したらChinaのショップが、フードとフロントキャップのセットを販売していたので、そちらで購入することにしました。
純正ではなくパチもん臭いのですが、こういうのをわざわざ純正に似せて作って販売しているということは、なくす人が多いってことでしょうねぇ、やっぱり。
付けた状態で持ち歩くといつの間にか落ちてなくしちゃうんでしょうね。
気を付けねば。

作例は後日に。

同様のアダプタで、CANON EFレンズをNEXボディの電子制御AF/AEが使えるというアダプタがあって、ZEレンズとそのアダプタ組み合わせれば、レンズ焦点距離や撮影時の絞り値が記録されて便利だよなと考えたのですが、今のところこのEF-NEXの電子制御アダプタはどれもAPS-Cサイズの反射防止の枠が入っていて、フルサイズには未対応のようです。
フルサイズ対応のが発売になったら、ZF/ZF.2レンズをZEレンズに置き換えることを考えないといけないかも。
Nikon-Gマウントレンズの電子制御が使えるアダプタが発売になってくれればいいのですが...Nikon-Gは絞りを実際に絞るのはボディ側のカムだから無理だろうな。
と思いましたが、こちら↓の記事によると、TECHARTはNikon-Gにも対応した電子制御端子付きのアダプタを発売予定だそうです。
デジカメWatch 【特別編】胎動するAF対応マウントアダプター


(2013/10/30 18:15追記)
NEX-5Nでの作例を追加しました。
Yashica/CONTAX
NEX-5Nでは、AFはほとんど役に立たないくらい合わないです。
たまにちゃんと合うこともあるんですけど。

2013年10月28日月曜日

【ZIESSコラム】ZMよりもVMの方が好みかもしれない



Carl Zeissとコシナが協業を始めた時に発刊された↓は買っていたのですが、↑のは買っていませんでした。だって本書が発刊された時には、Mマウントレンズを使えるフルサイズのデジタルカメラは、Leica M9しかありませんでしたから、Mマウントレンズを使うことがあるとは思えなかったからです。

ツァイスイコンのすべて―ライカに挑む!新型レンジファインダー機、満を持して登場! (Asahi original)

しかしながら、SONY α7Rの登場でそれが一変しました。
50mmレンズで気に入ったのがないので、Mマウントならどうだろうという期待と、ちょうどタイミングよく書店に1部売れ残っていたのを見つけて、思わず買ってしまいました。
作例を色々と見ているのですが、どうも私好みの映りをするのは、VMマウントレンズの方みたいです。
なので、まずはVMマウントレンズから揃えようかと。
ま、将来的にはZMとか、手頃な中古が見つかればMとかも試してみたいですけどね。

2013年10月25日金曜日

【くるまのおと】BMW 2シリーズが発表されました

CarWatch 「独BMW、1シリーズクーペの後継機「2シリーズクーペ」発表 」

Response 「BMW 2シリーズクーペ、公式発表…M 235i は326psターボ」

以前からの噂通り、1シリーズクーペが2シリーズクーペとなりました。
3シリーズクーペが4シリーズクーペになったのと同じですね。
数字が1つ増えた分、値段も増えているような。

2013年10月23日水曜日

【iPad】【iPhone】【Mac】本日の発表はてんこ盛り

iPadが"iPad Retina"から"iPad Air"と名称変更、iPad miniはRetina化されて"iPad mini Retinaディスプレイモデル"となりました。
更にMacbook Proが全てRetinaディスプレイ化。
ゴミ箱と揶揄されたMac Proも正式に発表。

iPadは、まだLTEモデルの値段と通信費についての発表はありませんが、またiPhoneユーザーなら月々の通信料0円からのコースを設けてくれるといいなぁ。

更にMarvericksが本日よりダウンロード開始。何と今回は無料でアップデートできます。
iTunesとSafariとCameraRAWなどなどもアップデート開始。
iOSもバグフィックスで7.0.3へアップデート。

一気に来たので、Macbook AirとMac miniとiPhone4とiPhone5とiPad2のアップデートで大忙しです。

それにしても、iPhoneのモデル名は一貫した名称付けで来ていますが、iPadは迷走していますね。
iPad -> iPad2 -> The new iPad -> iPad Retina -> iPad Air
来年はどんな名前にするんでしょう?

日経新聞が、docomoがiPadの販売を始めるとの報道をしていましたが、現在の時点ではdocomoからは未定との発表しか出ていません。
販売条件がなかなか決まらないんでしょうね。
Softbankとauは、引き続き販売するそうですが、料金についてはまだ未定。
発売の11月1日ギリギリにdocomoからも発売の可能性があって、docomoの動向を見てから発表するのかも知れませんね。
docomoは元お役所だし歴史ある会社なので、今でも自分の方が(端末メーカーである)AppleやGoogleよりもエライと勘違いしてるんでしょうけど、それが自分達のクビを絞めていることにいつになったら気が付くんでしょうね。

2013年10月22日火曜日

【ZIESSコラム】マウントアダプタにもフルサイズ対応が必要

RAYQUALブランドEマウントアダプターのフルサイズミラーレス対応状況を告知

ということで、RAYQUALのアダプタは内面反射を防止するための遮光板があるため、フルサイズでは四隅に蹴られが発生するとか。
RAYQUALのLeicaのR用とM用のマウントアダプタを買おうとしていたところだったので、このニュースを目にできて助かりました。
今のところRAYQUALのはNikon-F用のがあるだけなのですが、ZF/ZF.2マウントレンズとNikon-Fマウントに換装した何本かのレンズを、このアダプタ+α7Rで使うつもりだったので、対応が明確になったら改造を依頼しないといけないです。
中国製の安いアダプタは、そういう遮光板なぞありませんので、PrakticarとかEXAKTAマウントなんかのはそのまま使えそうです。
というか、RAYQUALでNikon-Fマウントアダプタの改造をして貰えるまでは、中国製の安いアダプタで使えるレンズしか使えない(苦笑)
一応、SONY/Zeissのズームレンズも買うつもりなのですが、来年1月発売予定なので、当面はオールドレンズをアダプタ経由で使うしか方法がないのです。

SONYもその辺りどう考えているんでしょうね。
α7/7Rの発売日に同時発売のFEレンズは35mmの1本だけで、発表済みのレンズで残り4本は全て来年1月〜3月発売予定なんですよね。
純正アダプタ経由でαマウントレンズを使えってことなんでしょうか。


それとは別に

コシナ、VMレンズの最短距離を縮めるEマウントアダプター

というのも発売になるとか。
フルサイズ対応だそうですから、アダプタを用意することで、自社のVM/ZMレンズの売り上げ増大を狙うのでしょうね。
ボディの方がフィルム対応しかなくて、先頃ひっそりと製造中止が発表された(というか、まだ売ってたのか!と驚きましたが)こともあって、レンズの製造も止めている(のか大幅に製造数を縮小しているのか)ようですが、これで注文が拡大すれば製造再開になるのかな。
α7Rと一緒にとあるZMレンズを注文しようとしたのですが、カメラ屋さんには在庫なしで、結構前からメーカーに発注しているそうですが全然入荷して来ないとかで。

ZMレンズのラインナップも、かなり前から止まってZE/ZFの方ばかりが拡張されるようになっていますが、広角から標準ではバックフォーカスが短い方が設計的に性能を出しやすいので、ZMで大口径のレンズを出して欲しいと思います。

2013年10月17日木曜日

【ZIESSコラム】フルサイズ対応のEマウントミラーレスはNEXではなくαに名称変更

とうとうというかやっというか、SONY Eマウントミラーレスに35mmフルサイズ対応ボディの登場です。

IT Media 「世界最小のフルサイズミラーレス 「α7R」「α7」登場」

Impress デジカメWatch 「ソニー「α7R」「α7」「サイバーショットDSC-RX10」の発表会レポート」

マイナビ 「「α」ブランドを強化して一眼カメラの新たな世界を切り開く - ソニー、フルサイズミラーレス「α7」「α7R」発表会」

ASCII.jp 「フルサイズのミラーレス一眼! ソニー「α7」登場」

ローパスフィルタなしの3640万画素 α7Rとローパス付きの2430万画素 α7の2種類が発表されました。
高画素版はルーモアサイトでは3200万画素と予想されていましたが、Nikon D800とほぼ同じ画素数になりました。
D800/D800EのCMOSセンサーはSONY製なので、たぶん同じ素子を使用していると思われます。
お陰で憂いなくD800Eを下取りに出してα7Rに移行できます。
古いレンズを捨てずに済むのは有り難いです。

Live撮影用のD3Sは手放せないので、Nikon-Fマウントとα FEマウントの2本立てになってしまいますが、α FEの方はアダプタ専用になりそうなので、まあ影響はないかな(苦笑)
Live撮影用のレンズとそれ以外用のレンズは全然別だし。
Carl ZeissがFEマウント対応レンズを積極的に発売していくようですが、それより先にZMマウントとかCONTAX Gマウントレンズとかのボディの関係で私には使えなかったレンズ群が使えるようになるので、そちらの手当をしていかないといけないです。
しかし同じことを考える人が多そうだから、またLeica MとかCONTAX Gレンズの相場が急騰しそう。

2013年10月9日水曜日

【ZIESSコラム】APS対応レンズがTouitなら35mmフルサイズ対応はOtusだ!

Otus 1.4/55 – the perfect SLR standard lens

ということで、これまでZF/ZEシリーズとして発売されてきたレンズ群は、今後 Otus と呼ばれることになるようです。
更に構成レンズエレメントの半分が異常分散レンズで色収差を徹底的に取り除いた、これまで Distagon T* F1.4/55mm ZF.2/ZE と呼ばれていたレンズは、
Otus 1.4/55 APO-Distagon ZF.2/ZE T*
という名前になるようです。
とはいえ、鏡胴には"Otus 1.4/55"、レンズ正面枠には"Apo Distagon 1.4/55 ZF.2 φ77 T*"となっており、これもTouitと同様なダブルネーム表記になってます。
まあOtusとかTouitの方で呼ぶ人はあまりいないと思いますけどね。

それにつけても、これまでApoの名称をなかなか使わなかったCarl Zeissですが、Apo Sonnarに続いてApo Distagonの名称を使い、Apoの安売り状態のようになってますね。
まあ実際にApoを付けるに相応しい色収差と非点収差、球面収差を誇っているのだから、当然か。
というか、Carl Zeissでもやっとここへ来て、異常分散レンズが多用できるくらいに低コスト化して、各収差を徹底的に取り除く設計方法が確立できたということでしょうか。

しかしやばいなぁ、Apoなんか付けられたら値段が50万円でも買ってしまいたい欲望がもたげて来るじゃないですか。
特に50mmのレンズで気に入ったのが、今は手元に皆無(何本か持ってますが、どれも何かが不満)なので、こういう完璧なレンズが欲しいんですよね。
あ〜、書いてたら本当に欲しくなってきた。

(2013/09/10 21:30追記)
Carl Zeiss公式サイトに性能表が掲載になっていました。

Otus 1.4/55 As far as the eye can see

カタログ(PDF)

性能表(PDF)

MTFがApo Sonnar 2/135にそっくりで更に値が高くなってます。
あの映りが標準焦点域で得られるというのか...。

2013年10月5日土曜日

WAR OF FANTASY / Zihard



2週間前に撮影スタッフとして行ったHeavy Metal Live Eventに、韓国のバンドが2バンド出演していて、その内の1つがZihardというバンドでした。
韓国のConcerto Moonと呼ばれているそうなのですが、正統的というかベタベタな様式美HR/HMなのですが、それが私のツボに見事に嵌まっていて、彼らの演奏が始まった途端に普通に腕を振り上げヘッドバンして楽しんでしまいました(笑)
2ndという本作が会場で販売されていたので、ステージ終了後に即購入し、スタッフで行っている特権を利用して控え室でメンバー全員のサインを貰ってきました(爆)

ギターの超絶さも然りながら、ヴォーカルの音域の広さと声質の太さが素晴らしい!
ベースとドラムもしっかりしたタイム感で、韓国くささなぞを微塵も感じさせないHR/HMのリズムになっており、乗せられてしまうのも当然です。
日本ではアルバムの発売もない(韓国盤が一部で輸入されているくらいしかない)し、Liveも今回のような特別なことがない限りは観られないでしょうが、注目すべき存在だと思います。

で、私がLive撮影に行ったバンドも、素晴らしいバンドなのですが、まだWebsiteを構築中ということで、そちらが完成したら紹介したいと思います。

【iPhone5】予想通りiPhone5sがランキングを独占?

ケータイ売れ筋ランキング(9月16日~9月22日)

ケータイ売れ筋ランキング(9月23日~9月29日)

5sと5cが発売になりましたが、iPhone5の在庫処分大安売りで未だにランキングの上位に入っています。
見た目が変わらないから、安いからこっちでいいかという人も多いんでしょうけど、Softbankなら5でも5s/5cでも対応している電波周波数が同じなので問題ないでしょうけど、auの場合は800MHz LTEに対応しているのは5s/5cのみで5は非対応なので、LTEが使える場所が限られてしまうはずなのですが、ちゃんとそのことを説明して売ってるんでしょうかね?
Softbankの対応を問題にする人が多いけど、docomoやauも結構色々と酷いことやってるんだが...そちらは何故か問題にされないんですよね。

それはさておき。
5sのシャンパン・ゴールドが大人気のようで。
女性に受けるとは思ったけど、野郎でも購入・予約している人が多いのは、ちょっと意外でした。
私の知り合いの女性達も、
・現在iPhone5の白を使用中のアラサー 「ゴールド欲しい」
・iPhone4/5のデザインが酷くて買う気にならないとiPhone3GSを使い続けているアラフォー 「シャンパン・ゴールド買う」
・iPodとiPadを使ってるのにiPhoneは絶対使わないとAndroidを使っている30代後半 「このゴールド綺麗〜。やっぱりiPhoneにしようかなぁ」
と、デザインそのままなのに、色がゴールドになっただけでころりと態度を変えてしまってます。
こういうのを見ると、ジョナサン・アイヴという人は、やっぱり天才デザイナーなんだなと思い知らされますね。
問題はバンパーやカバーを装着すると、せっかくのシャンパン・ゴールドが見えなくなることでしょうか。

もうそろそろ発表されるであろう新しいiPadにも、このシャンパン・ゴールドが用意されるという噂。
でも私には似合いそうにないから、シルバーかグレイにしますけどね。

【ZIESSコラム】Distagon T* 1.4/55は年末に発売らしい

昨年のフォトキナで発表されたDistagon T* 1.4/55が、今年末に発売になるそうです。

Create a perfect picture with perfect optics

ZE/ZFレンズは、欧米発売から3ヶ月から半年遅れて日本で発売になるので、日本での発売は来年春か下手したら夏でしょうか。
予想価格が45〜50万円なので、私にはちょっと手が出そうにないですが。
先のCarl Zeiss公式Blogに示されているMTFを見る限りでは、標準レンズとしては前代未聞のシャープになりそうです。
あの化け物レンズPlanar T* 1.2/55をも遙かに凌駕するMTF特性ですからねぇ。

2013年9月27日金曜日

Leica RレンズをNikonボディに



Leica Rは一眼レフ欲しいなぁと思い始めた学生の頃から気になる存在ではあったのですが、如何せん一般人には高価過ぎて手が出せませんでした。
デジタル時代になり、LeicaがRを製造中止して、一眼レフは中判のSに移ってから、レンズが多少安くはなったのですが、激安というところまでは落ちていません。
Leica RのボディがミノルタのXDをベースに製造されていたので、つい最新までミノルタのXDマウントとバックフォーカスが同じだと思っていたのですが、実は全然違うのですね。
レンズアダプタを色々と漁っている時に、Leica-RレンズをNikon-Fボディに補正レンズなしで装着するマウントアダプタを見つけ、あれ?と思って調べたところ、なんとLeica-RのバックフォーカスはNikon-Fよりも0.9mm長いのです。
なので、Leica-RレンズをNikon-Fボディに装着することが可能なんですね。

以来、あちらこちらの中古屋さんとかeBayとかで、安いLeica-Rレンズを物色していたのですが、なかなかそれなりの程度でお手頃価格なのが見つかりません。
が、今回eBayでMacro-Elmarit F2.8/60mmを、安値で落札できました。
速攻でeBayでマウントアダプタを購入したのですが、こちらはAmazonで買った方が安かった...。

ただ、マウントアダプタといっても、そのままレンズに装着するのではなく、マウント部分を交換することになります。
何しろ、バックフォーカスの差は0.9mmしかないので、普通のアダプタ方式では対応できないんですよね。

到着したマウントアダプタは、リア蓋と交換用のマウントのみで、交換の仕方を書いた説明書などはなし。
仕方ないのでググって調べたところ、ライカRレンズをニコンで使いた〜い!【改造完全ガイド】というカメラ機材のネットショップのBlogが見つかり、こちらを参考にして無事に交換ができました。
惜しむらくは、この60mmレンズのプラスチックリングが、この改造完全ガイドで取り上げている50mmの薄いのとは異なり、かなり深いチューブになっており、取り出すのにかなり苦労してしまい、復元不可能な状態になってしまったことです。
綺麗に抜けていれば、後日元に戻すことが可能だったのですが。
まあたぶん、このプラスチックリングなしでも、取り敢えずはちゃんと動く状態で元のRマウントに戻せそうですが。

改造前のマウント周り。右側のぼけている銀色のが、交換するNikon-Fマウントリングです。

プラスチックリングを強引に取り出したところ。

マウントリングを外したところ。

なんかよく判らんけど、Nikon-Fマウントを装着するのに邪魔になる金具を外したところ。

無事にNikon-Fマウントに交換完了。

D3Sに装着したところ。一応、そのままで無限遠はちゃんとでているっぽいです。

週末にでも試写をしてみます。


(2013/09/28 21:10追記)
というわけで試写して来ました。
作例をこちらに置きましたので、ご笑覧ください。