2002年12月29日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌

いよいよ今年も押し詰まってまいりまして、今年最後のコラムとなりました。今月の雑誌が発売されていますけど、くるまにあ以外は表紙ぐらいしか見てないんですよ。くるまにあも買ってすぐに昼飯食べながらT中研読んだだけですし(苦笑)。明日中に上げなきゃ行けない仕事があって、余裕がありません。と言いながらコラム書いてるんだから、何をしてるんだか(爆)。
え〜、まあその中でマガXのスクープで、ポルシェがコンパクトを出すという噂が出ていました。コンパクトと言っても現行GOLFくらいになるのかなぁ?エンジンが2.3Lくらいみたいですから。元祖ユーロコンパクトハッチのGOLFも、今では肥大化して、とてもコンパクトカーとは言えなくなりましたが。
ポルシェが作るコンパクトカーってどんな感じになるんでしょうね。密かに期待してしまいそうです。
あ、それとOPELのTIGRAが復活するそうです。

では、皆さん、よいお年を。来年もご贔屓に。


2002年12月23日月曜日

AT-X287AF Pro SV

デジカメ用の中望遠ズームがいるなぁ、と思いつつ梅田を徘徊していて、トキナーのAT-X287AF Pro SVの中古が出ていたので、買ってきてしまいました。安かったのでつい。
同じスペックのN社純正は中古でも10万を軽〜〜く超えるし。



2002年12月22日日曜日

【BMW雑記帳】たまには音楽の話しでも

BMWネタも車ネタもないので(笑)

私は中学生の頃からHR/HM (Hard Rock / Heavy Metal) 好きでして、今でも月に5〜10枚くらいのHR/HMのCDを購入しています。とはいえ、新しいミュージシャンのは少なくて、未だに高校生の頃から好きなミュージシャンのCDが多いです。まあその頃から好きなミュージシャンが今では、ロック界の大御所とか重鎮と呼ばれるようになっても、精力的に活動をし続けているせいもあるでしょう。
しかし70年代に、彼等がデビューして大ヒットを飛ばした時、彼等はみんな10代だったんですよね。それを考えれば、もっと若い世代のミュージシャンが出てきてもよさそうなものなのですが、なかなかいません。いないわけでもないのですが、マスコミが若い世代を叩くばかりで育てようとしていないというのもあるかもしれないですね。まあこういう現象は、音楽の世界だけではなくて、他の世界でも多いですけどね。影響力の大きい年寄りに媚びを売って、実績のない若い世代を叩くのは簡単で楽ですからね。
音楽の場合は、他のものと違って経験による学習効果がほとんどないそうなんです。もちろん楽器の演奏力は、練習量=技量です。が、音楽センス、つまり作曲力とかアレンジなんかは、できるやつは生まれた時からできるし、できないやつは一生できないんだそうです。実際モーツアルトは3歳の時から曲を書いていたというのは有名な話しですが、これも音楽というものの特性のせいでしょうね。
そういうことでいけば、楽曲の善し悪しは、その曲の作者の年齢や経験などとは一切関係ない、といえるわけです。残念なことに、普通の人には、楽曲の善し悪し、アレンジの善し悪し、プロデュースの善し悪し、演奏の善し悪し、ライブパフォーマンスの善し悪し、演奏者の見栄えの善し悪し(笑)の区別が付けられないみたいです。中にはCDの音が悪いだけで、その曲まで悪いという人もいます。ギター小僧と呼ばれる人達は、曲の善し悪しは関係なくて、一小節の間にどれくらい多くの音が詰め込まれているかで、曲の価値を決めてしまいます。
音楽を楽しむ上で一番必要なことって何でしょうね?その人なりの楽しみ方があるから、こうであるべきということは言いたくありませんが、偏った楽しみ方をしている人達に限って、それが極一般的で誰もがそうあるべきと思いこむようです。そういう人達は、音楽以外でも本質を外した物の見方をしているような気がします。

DCS Pro14n

日本でもいよいよ発売か?欲しい.....↓
http://www.kodak.co.jp/JP/ja/professional/products/cameras/dcspro14n/index.shtml

2002年12月15日日曜日

【BMW雑記帳】車に関わる税金

今月のCGに自動車に関係する税金の記事が出ています。前々からいくつかの内容は知っていたのですが、まだまだ他に税金を知らない内に取られてたということを知りました。「取りやすい所から取る」というのはよく言われていますが、まさに自家用車は政府に取って取りやすい対象の一つであるわけですね。まあ車に限らず、「個人が対象となる」ものは全部そうなんですけどね。
自動車を新車で購入するとき、自動車取得税が取られます。これは消費税導入時に、2重課税になるからということで、将来的に廃止することになっており、徐々に減らして消費税に一本化するはずでした。が、未だにこの税金を取られている上に、消費税まで課税されているのです。ガソリンの揮発油税に消費税が課税されているのなども有名な話しですが、未だに問題にすらされていません。取得税にしても、税金の二重課税にしても、憲法違反なのは明らかなのですが、訴える人が出ないこといいことに政府はしらばっくれているわけですね。
一個人で裁判を起こすのは費用的に無理がありますから、未だに誰も政府を訴えないわけですが、そういう所を狙って違法な課税をしていることになります。勝訴したとしても返ってくる金額を考えると、裁判を起こしてそれに費やされる時間を掛ける気になる人はいないでしょうね。
それにしても世の中不況不況と言われていますが、歳末商戦ということを除いても、人でごった返す商店街や大型スーパーを見ていると、とてもそういう実感が湧きません。確かに潰れる会社やリストラされる人も多いようですが、そういう陰に隠れて大儲けをしている人も実は多いらしいです。マンションや車なども、超高額品が限定で売り出されて、あっという間に売れているんですから。


2002年12月8日日曜日

【BMW雑記帳】駐車違反

今月はMotorMagazineも買いました。「特集:BMWの本質をえぐる」「キドニーグリルの意志。」などというタイトルを見せられると、思わず買ってしまいますよね。ただ、お題目だけで終わってる気がするんですが....。
それとBMW Styleというムック本が発売されています。 GENROQの別冊みたいです。これは中身が薄かったので買わなかったですけどね。
カーグラでも1シリーズのスクープが出ていました。こちらによると、1シリーズと並行して、次期3シリーズの開発も行われているそうです。1シリーズは3&5ドアハッチバックで、クーペ版が2シリーズになり、それと50%以上部品を共用する次期3シリーズは4シリーズに格上げされるとか。

ところで街中で駐車するときに、道路脇に不法駐車したりしてませんか?これまでの判例では、例え不法駐車でも駐車車両の側で事故が起きても過失責任は問われなかったのですが、不法駐車車両により視界を妨げられた等の理由によって、過失責任を問われる判例が出てきているそうです。事故の原因が不法駐車車両にあるとして、事故死した肉親が不法駐車していたドライバーを訴えを起こしてるそうで、これなども今までなら訴えを受け付けることすらして貰えなかったのですから、不法駐車に対する責任を問われることが今後増えてくることが予想されます。
もっとも不法駐車というのは、非常に危険性が高い、ということを認識する必要があり、訴えられるかも知れないから止めよう、ではなく、もっと積極的な理由で止めるようにしたいですね。困ったことに、安全性が高いと言われているドイツ高級車に乗っている人ほど、不法駐車率が高いように感じます。こういう人はきっと自分が安全なら他人がどれほど危険でも構わないんでしょうね。駐車場代が高いからという理由で不法駐車することに対して、上記についての新聞記事では「人の命と駐車場代とどちらが高いのだ?」と問います。ここを読んでる皆さんには当然おわかりのことだとは思いますが。
不法駐車をなくすのに一番簡単なのは、今だと不法駐車でも駐車車両に傷を付けると傷を付けた人が「器物破損」で損害賠償に問われますが、不法駐車車両に傷を付けても損害責任は問われないという法解釈をしてしまえば、あっという間に不法駐車はなくなることでしょうね(爆)


2002年12月2日月曜日

2002年12月1日日曜日

モデルとの約束

ここ数年、企業や官庁の不正やら公金横領やらが大きな話題になっています。これまでは正直者が損をするという時代だったのが、嘘付きは必ずバレて報いを受ける時代になってきているのかも知れません。
公園なのでモデル撮影会なんかで、パンチラとかブラチラを狙う、というかそれを専門に撮ってる人がいるんですよね。なにが嬉しくてそういうのを撮るのか、私にはよく判りませんが...そんなの撮るくらいならヌード撮影会に行けばいいんだし。
モデルの撮影においては、肖像権の使用許可を得て撮影しているということを、ちゃんと念頭において置かなければなりません。撮影前に撮影条件や写真の使用条件をキチンと確認しておく必要があります。まあその辺りをモデルの子もちゃんと認識していない子もいるのですが、だからといって騙していいわけじゃないですからね。
知り合いにこのトラブルがありまして、あるモデルの子が契約違反でとあるアマチュアカメラマンを訴えているそうです。そのカメラマンが撮影したモデルの子の中に私の知っているモデル(A)がいまして、その訴えを起こしているモデルの子(B)がAと知り合いだったので、BからAに「一緒に訴えないか?」という連絡があったそうです。
街中のスナップを撮影してる人達には「撮った者勝ち」という意識があるせいか、モデル撮影でもそういう考えの人は多いようです。しかしモデルが了解している範囲以外の撮影、公開は法律違反ですので、この点よく中止して撮影をして下さい。


【BMW雑記帳】今月の雑誌

ここのところ「くるまにあ」ばかり買っておりますが、今月も買ってしまいました。工具の話しが出ていたので思わず買ってしまったのですが、耳が痛いだけで面白い話しではなかったですが(苦笑)
週プレとマガジンXで1シリーズのスクープ写真が出ておりますね。いよいよ開発が佳境に入ってきたというところでしょうか?早く出てきて戴きたいものです。でないと、ローン終わった後にMINIに買い換えるか、それともMT換装をするか、ということで悩まなければならなくなりそうで (^o^;;;;;;;;
それとGENROQだったかな?RHCでのtiターボ化計画がちゃくちゃくと進んでいるようです。今月号ではシャーシの強化について出ていますが、tiだといいとこ200馬力が限界じゃないのかな?基本的な足周りはZ3と共通なので、Mクーペみたいに300馬力オーバーでも耐えられそうではありますが、Z3は重心が低くて2名乗車だから、まだ何とかなったんだと思うんですけどねぇ。まあレーシング技術を投入して、かなりの強化を計るそうです。
それにしてもここ数ヶ月、まともに車に乗ってないなぁ (-_-;;;;


2002年11月20日水曜日

2002年11月11日月曜日

2002年11月10日日曜日

【BMW雑記帳】ライバル比較と次期GT−R

ライバル比較というお題で某誌が「BENZ対BMW」の特集をしております。この比較は何十年も前から繰り返しされている比較なのですが、これって本当に意味あるんでしょうかね?というのも、以前ル・ボランだったかで、それぞれのオーナーに購入時にBENZとBMWを比較したか?次に購入するときに比較するか?というようなアンケートがあったんですが、比較する人は少数派でした。何台も乗り継いでいる、或いは既に両方を経験している人は、完全にどちらにするかはっきりしていて、乗り換えることはないようなんですね。
まあ逆に言えば、未だにどちらも知らないような、オーナー予備軍の人達には意味があるかも知れません。それでもどうなのかなぁ?というのが正直なところですが。

トヨタがBMWからV8エンジンの供給を受けるというスクープの話しをしましたが、対して日産は次期GT−R用のエンジンをコスワースにチューンして貰う、というスクープが出ています。更に足周りはロータスにして貰うのだとか。これもどうなのかなぁ?
確かにコスワースはレーシングエンジンの大御所ですから、そのチューニング技術は素晴らしい物があります。しかしことターボエンジンとなるとどうでしょうか?
ロータスの足周りのチューニングは定評があります。しかしロータスが得意とするのは軽量スポーツで、GT−Rのような比較的重量級で、かつ300Km/hオーバーの物はどうでしょうか?
GT−Rは日本が誇るハイテクスポーツなだけに、余所の力は借りずに作り上げて欲しい物ですが....。
#どうせ力を借りるなら日本のチューナーに。

【BMW雑記帳】今月のくるまにあ

初っぱなからポンズとジアンビが二発ずつと、大リーグの格の違いを見せつけられて、イヤになりますね。

と車とは全然関係ない話しから入りましたが、本題とも関係ありません(笑)
今月は車雑誌を買わないつもりでいたのですが、くるまにあを買ってしまいました。近くの本屋さんには置いてなかったので、見過ごしていたのですが、「福野例一郎の宇宙」と題してスホーイの話しが出てましたので、思わず買ってしまいました。スホーイってなんじゃい?と思われる方は、是非くるまにあを買って下さい。
しかしなんでこんなに為になる雑誌の返本率が20%超えるんだ?世の中間違ってますな。
ちなみにMINIの大特集もやってます。

しかしこの特集を読んで改めて思ったんですけど、売れる本てのは本当のこと、というか本質的なことは何も書かれていないんですよね。誰が読んでも判った気になる虚飾美辞麗句で固められた、表面をサラッと撫でただけの記事ばかりで、本質的なことは何も語っていないわけです。逆に本質的なことを突いた記事は嫌われる。理由は単純。物の本質を知らない素人には判らないからですな。
本質を知らないまま知った気になるというのがいかに恐ろしいかも、世の中のほとんどの人は知らないわけで。諺に「訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥」というのがありますが、一時の恥を恐れて知ったかぶりをして、一生の恥を掻いているということはよくあることですね。私もこのコラムで「一生の恥」を掻いているかも知れませんけど(笑)


2002年11月3日日曜日

【BMW雑記帳】トヨタ・スープラ

某誌の巻頭スクープ記事に次期スープラにBMW製V8搭載というのがあります。何でも欧州メーカー数社のエンジンを比較検討した結果、BMWからバルブトロニックV8を購入することを決定したというのですが....。欧州の厳しい排ガス規制と燃費規制に対応するためにバルブトロニックが有効なのは確かですけど、それをクリアするエンジンが自前で作れないわけはないでしょうにねぇ。
BMWはMINI用のディーゼルエンジンをトヨタから購入することになっているくらいですの、逆にトヨタがBMWからエンジンを購入するという話しがあっても不思議ではないのですが、スープらとなるとトヨタのスポーツカーのトップエンドなわけで、F1に参入しているメーカーが自社を代表するスポーツカーのエンジンを他社から買うというのは考えられないです。そりゃ昔はヤマハからエンジンを買ってましたし、レース用のターボエンジンの開発をシュニッツアーに委託したりと、何でも自前でやるというメーカーでないのは確かですが。
しかし今の時代、どこどこがくっつくかさっぱり予想が付かない時代ですし、自動車メーカーではホンダとBMWだけがどことも資本関係を結ばず独立でいるのが不自然なくらいですから、この不況下でも毎年のように最高経常利益を更新しているトヨタがBMWを買収しても、全然不思議じゃないですしね。まあBMWも経営は順調ですから、当面どこかに買収されることはないでしょうけど。

2002年10月27日日曜日

デジカメの利便性

1眼レフデジカメを購入して3ヶ月近くが経過しました。この間にヌード撮影5回、セミヌード撮影1回、外撮り3回、ライブ撮影1回をしました。しかし今数えて自分でも驚きですが、ほぼ毎週撮影してることになりますね (^^;;;; スキャンしなきゃならないフィルムが溜まるはずだ(苦笑)
まあその怒濤の撮影のお陰で、かなりS1Proでの撮影に慣れてきました。その場で撮影結果が判るというのは本当に便利です。今まではポラでやっていたことを、デジカメでやっているのですが、モデルの子にその場ですぐに見せて上げられるのは非常に便利ですね。トキナーのズームも安いのに非常に優秀な結果を残してくれていますし、即結果が欲しい撮影ではありがたいの一言です。
そういや、甥っ子と近所の子(2歳から5歳)を、S1Proで午前中に撮影して、昼ご飯後にプリントをしてその日の内にあげたこともありました。子供は体内時間の経過が非常に早いので、その日の内にプリントを上げられるというのは、いいですね。3歳の甥っ子が写真を撮らせろとカメラを触りたがった時でも、デジカメなら失敗してもフィルムを無駄にすることはありませんから、好きに撮らせることができましたし(笑)
ホント、これでY/Cマウントの35mmフルサイズの1眼レフデジカメがあればなと、つくづく思います。なにしろ一々写真屋さんにフィルムを出して出来上がりを待たなくていいし、それをまたスキャンしなくて済みますから(爆)いや冗談抜きでスキャンは大変ですね。スキャナがプレビューしたときに、露出を調整してくれるのですが、意図的なアンダーやオーバーな露出をしたときなど、それを無理に適正露出でスキャンしようとしてくれるので、とんでもないスキャン結果になるのです。カメラのマニュアル露出に相当するのがあればいいんですが、そういうのはないし。なかなか意図通りのスキャンができずになやんでいます。
ま、デジカメも撮ったそのままでなく、コントラストやトーンカーブの調整が必要なんですけどね。

【BMW雑記帳】今月の雑誌

先週書いたSH−52の機能に抜けがありました。
音楽シンセサイザー
の機能もあります。しかし、こんなのどうやって使えばいいんだろうか?その気になればかなりの演奏ができるようですが (^^;;;

それはさておき、今月も雑誌の発売の時期になりました。もう12月号なんですよね。つまり来月は新年号。
え〜と気を取り直して(苦笑)。とはいえ、今月はあまりBMW関連の記事は見当たらないようです。Z4の試乗記がルボラン仁あったのと、BMWスペシャルショップ特集がGENROQであるくらいかな?後、もう1週間以上前の発売ですが「アルピナの全て」とかいうムックが出ています。
今のところBMW関連のニュースはあまりないようですからねえ。来年が新5シリーズ、1シリーズ、X3、Z5などなどが目白押しになりそう....かな?


2002年10月26日土曜日

2002年10月20日日曜日

【BMW雑記帳】BMW度0%

ネタ切れということもあるのですが、まあたまには車以外の話しもよいかと。

本日(日付的には昨日ですが)、携帯の機種変更をしました。私はJ-PHONEをずっと、かれこれ7年使っておりまして、今までに確か5台か6台を使ってきて、今回ので6台目か7台目になると思います。1年に1台のペースですね。
今まで使ってきたのはほとんどが三菱で、特に携帯メールを活用するようになってからは、ずっと三菱でした。イヤ単にフリッパータイプが好きで、それで選ぶと三菱しかなかったからなんですけどね。後、軽るさで三菱が一番だったというのもありますが。
今回初めてシャープの端末にしました。SH−52という、SDカードにアドレス帳やらメールやら写メール画像やらなんでもかんでも、SDカードに保存しておけるというのが魅力で、ちょっと高かったですが買ってしまいました。その前のSH−51が出たときから欲しかったのですが、あまりの値段の高さに手が出なかったんですよね。新機種が出たことで51の値段が大幅に下がっているのではないかと思ったのですが、それ程でもなく、キャンペーン割引やらなんやらで新機種の52が51より6千円だけ高いだけだったので、52にしてしまったというわけです。
で、実際に手にしてみると、操作手順があまりにも三菱とは違っており、メールを打つのにも一苦労です(苦笑)。帰ってきてから取扱説明書を読みながら、色々と設定をしたりして格闘しております。
SH−52の魅力の一つの、MP3再生機能内蔵を活用するためには、付属のSDカード(8MB)では役立たずで、最低64MBのものが必要と判り、明日にでも買いに行こうかと思案している所です。どうせならデジカメとメモリカードが共用できれば....と思いましたが、よく考えれば携帯用のメモリカードは入れっぱなしだから、他には使えないや(笑)。いや、SH−52自体がもうりっぱなデジカメですけどね(爆)。

しかしここまで来ると、どこが「電話」なんだ?ということになってきますよねぇ。機能があり過ぎて電話するのにも一苦労です (^0^;;;;; SH−52の機能をざっと上げてみると、

1. 通話機能
2. 電子メール送受信
3. Web閲覧
4. ステーション受信
5. スケジューラー
6. アラーム付き時計
7. メモ帳
8. 住所録
9. 電卓
10. デジカメ
11. ビデオカメラ
12. ボイスレコーダー
13. MP3再生機
14. ゲーム機

というところですか。 Javaアプリが使えるので、機能的には何でもあり状態なのは確かですが、それを除いても、下手なPDAよりも機能が豊富かも知れません。取り敢えずは、MP3機としての機能を堪能してみたいと思います。

2002年10月13日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌その3

滅多に買うことはないのですが、「特選外車情報 FROAD」を買ってしまいました。「BMWの逆襲」と題して、大特集をしていたためです。巻末にMINIの特集もありますしね。
その中でZ4の記事が見開き2頁でありますが、先日アメリカでの販売価格が発表になりました。
日本での販売価格は、アメリカの2割増しくらいが、BMWの相場のようですので、3Lの場合は6百万円を超えることになりそうです。Z3から比べると3割近い値上げになるわけですね。価格的に言えば、ベンツSLK320SLとかポルシェ・ボクスターTIPなんかと同じレンジになってきます。そんなので本当に売れるんでしょうかねぇ?Z3は価格的に手頃なところから始めたからよかったんじゃないかと思っているのですが...。
そういえば、Z3開発のきっかけになったマツダのロードスターの新型がもうすぐ発売されるようですが、こちらの予想価格が320万円とかで、初代の何と倍です。排気量も倍近くに拡大するとかではなく、2LクラスのNAみたいなんですけどね〜。雑誌記事の間違いじゃないかなと思いますが...。
1シリーズのスクープ写真も出ています。3ドアハッチバックの他に5ドアもあるそうで、更に2ドアのクーペも出る模様です。2ドアクーペは噂のM2でしょうか?かなり以前に、マガジンXに先代tiの5ドア版の試作車がスクープされていたことがあるのですが、現行のtiでも出てきそうにないから、それは没になったのでしょうか?或いは5ドア1シリーズの先行開発車だったのか??

2002年10月7日月曜日

中古カメラ市

梅田大丸で開催されていた中古カメラ市最終日に行って来ました。
3歳の甥っ子を連れて行ったので、ゆっくり見ることができなかったのですが、あまりめぼしいものはなかったので、ゆっくり見る必要もなかったかも(苦笑)
けど、甥っ子が蛇腹のスプリングカメラを興味深げに見入っていたり、500円のスケルトンカメラを一生懸命触っていたのは面白かったです。シャッターボタンが子供には固くて、押し切れなかったので買ってきませんでしたが。

2002年10月6日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌その2

CGに連載の「クルマはかくして作られる」が今月で終了になります。最終回は「エンジン」組み立て工場ですが、記事の中身は10年近く前に廃刊になったモーターファンに連載されていた「兼坂弘の毒舌エンジン評論」のことばかりが書かれています。よその雑誌の宣伝をあんなにしてええんかい!と突っ込みたくなりますが、とっくの昔に廃刊された雑誌だからいいのかな?(笑)
ま、それはさておき、兼坂氏の連載は私も大好きで、毎月それを楽しみにモーターファンを買っておりました。当時ターボ大好き人間だった私は、この連載で日本車のターボエンジンはとんでもないインチキであるということを知りました。知りながらRB20Tを乗せた車を衝動買いしているんだから、アホとしかいいようがありませんけど(爆)。
私がターボエンジンが好きなのは、単純に熱効率が高い=燃費がいい(はず)というのが理由なんですけどね。実際のターボエンジンは、過給することによるデメリットや、排気ガスでタービンを回すことのデメリットを誤魔化すために色々と小細工をしているわけです。どういう小細工かを知りたい方は、兼坂氏の連載をまとめた「究極のエンジンを求めて」を購入して読んでみて下さい。と思ったら、廃刊みたいですね....こんな名著が廃刊とは。
兼坂氏の評論を読んでいて思ったことは、エンジン屋さんはあくまで機械屋さんなんだなぁ、ということです。音響工学を学び、その関連で流体力学を少し囓った目から見ると、エンジン屋さんは流体力学を知らないのではないか?と思うことが多々あります。吸排気系の設計を見ていると、空気や排気の流れを考えてはいるけど、流体力学的にみると違うのでは?と思うことが多いです。特にターボエンジンのはね。ターボエンジンの排気系で、これだ!と思えるようなのは、ポルシェ944とターボ時代のBMWのF1エンジンくらいでした。まあF1のターボエンジンは、大体優れた排気系をしていたと思います。逆に言えば、そういうのを作っていながら、市販車に応用できなかったのは何故なのか不思議なのですけどね。ホンダやBMWのように、市販車でのターボを一切止めたのなら判りますが。(BMWはディーゼルターボはありますけどね)と、考えてみれば、ターボ時代のF1を戦ったメイクスはみんな市販車でもターボを止めてるかな?

2002年10月1日火曜日

2002年9月30日月曜日

F値自動補正

N社純正ズームレンズは、開放以外でも、ズーミングによるF値変動の自動補正が働く模様。
トキナーの手抜きってことか (- -;;;;;;;;;

ちなみにN社純正の最新型80-200/2.8の200mm域では色収差は認められず。それにx2テレコンをかますと、やや色収差が出てきます。ま、まず問題ないレベルですが、先日発表のあったコダックの35mmフルサイズ1200万画素デジカメなんかだと、はっきり色収差が出てしまうかも。

2002年9月29日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌

今月はBMW関連の大きな記事は見あたりません。なにげにル・ボランとくるまにあを買いましたが、どちらもイマイチかなぁ〜。360モデナが壊れにくくなっているというのが判った程度(笑)
輸入車というと、国産車しか経験のない人達は、壊れないか?とかメンテナンス費用が膨大に掛かるのでは?というのが心配で、輸入車を買う決心が付かない人が多いようですね。私の乏しい経験から言えば、BMWも国産車も、新車からのトラブルは同じくらいありましたけどねぇ。特別BMWが多いとも思わないし、新車で買った3台の国産車もちょこちょこありましたからね。むしろ走行安全性に直接関わる部分にトラブルがあった国産車の方が、信頼性は低いように感じるくらいです。
ご存じのようにBMWはSFWという制度があるので、新車で購入する場合はメンテナンス費用の心配はいりません。ベンツも数年前から、メルセデスケアという最初の車検までのメンテナンス費用が無料という補償制度が、新車にもれなくついてくることになっています。AUDIもBMWのSFWと同じような制度を導入しているみたいですし、メジャーな輸入車は、新車購入後の3年間は故障の修理費が無料という制度を導入しています。
今月のくるまにあを読んで知ったのですが、フェラーリも3年間の故障修理補償制度を導入しており、壊れたからといって修理費に恐れ戦く必要はなくなっているようです。まあ、12ヶ月点検とかの整備費用は実費ですので、それなりにメンテナンス費用は掛かりますが、昔に比べると非常に安くなっているといってもいいかも知れません。少なくとも5年落ちくらいの中古を買うくらいなら、思い切って新車を買う方が安上がりでしょうね。


2002年9月25日水曜日

てれあぽ様

京セラのニュースリリースです。
http://www.kyocera.co.jp/news/2002/0904.html
http://www.kyocera.co.jp/news/2002/0905.html

2002年9月22日日曜日

もうすぐフォトキナ

来週からフォトキナが始まります。世界最大のカメラショーなわけですが、ドイツまでは流石に見に行けませんね。死ぬまでに1度は行ってみたいと思いますが。
で、ショーを目前にして、各メーカーから出品する新製品の発表が相次いでいます。銀塩はレンジファインダーがやや元気かなという程度で、やはりほとんどはデジタルカメラですね。つい先日まで、コンパクトタイプで500万画素、1眼レフタイプで600万画素が最大でしたが、とうとう1,000万画素時代に突入したようです。
しかしCCDの方はここまで進みましたが、記録メディアの方が128MBで足踏み状態ですから、実際に撮影するときにはちょっと困りますね。10Mピクセルとなると、後で加工することを考えてもRAWデータで保存したいですから、1枚の容量が15MBくらいになります。128MBのメディアでは8枚しか記録できません。1GBのマイクロドライブでは68枚ですが、36枚撮りフィルム2本分ですから、アマチュアならともかくプロだと全然足りないでしょうね。
この辺りになると、もう常にノートPCと接続しておいて、データをPCに送りながら撮影するしかないのでは?と思ってしまいます。NデジタルがRAWデータ記録モードでは、プレビューができないというのは、こういう使い方を前提にしているからではないかと思います。しかし、そうなると今度はノートPCのHDDの容量が問題ですね。更に、そのデータをバックアップするTB単位の容量を持つ、ファイルサーバーを家に置かないといけなくなってしまいそうです。


【BMW雑記帳】子供とBMW

甥っ子(2歳と5歳)を時々、車に乗せることがあるのですが、その母親(私の妹)の車よりも私の車に乗りたがるのですよね。妹が乗っているのは、走行距離10万kmを超えた国産車でして、サスペンションがもう完全にヘタっているようで、後部座席の乗り心地が悪いのですよ。ちょっと大きい凸凹があると、衝撃がガンっと頭まで響いてきます。子供もそういうのは敏感に感じるのでしょうね。
車のデザインに対しても敏感のようで、上の子などは3歳くらいの時に、道でBMWが来ると色や車種が違っていても「叔父ちゃんの車」と判別していました。キドニーグリルやプロペラマークで判断しているのかなとも思いますが、子供は車や電車のデザインを細かいところまでよく見ているのですよ。
日本人は欧米人に比べて感性が劣っているように感じることがあるのですが、子供の頃の環境の差のせいかもしれません。甥っ子達が成長したら、感性の優れた人に育つのかどうか....。


2002年9月21日土曜日

シリコンフィルム

こんな↓のがいきなり出てきました。
シリコンフィルムってパッとした製品が出てこなかったのですけど、いきなり11Mpixとは吃驚です。
http://www.siliconfilm.com/

2002年9月15日日曜日

【BMW雑記帳】1シリーズとM2

輸入車の売り上げは、新車も中古車も1位VW、2位ベンツ、3位BMWというのが不動の地位を占めています。8月の新車は、低金利政策のせいでベンツが1位になったそうですが、まあ瞬間風速ですから、年間を通じてはVWの1位は揺るぎないのでしょうね。
けどですね、新車の4位には7月から連続してMINIがいるのです。MINIをBMWと一緒にすると、新車の売り上げ台数はBMWが1位になります。これは凄いことですよ!
フライデーにスクープが出ていましたが、1シリーズの発売も間近に迫って来ています。ベーシックモデルが200万円そこそこで出てくれば、MINI以上のヒットになることなること間違いないでしょうね。となると、BMWが単独で輸入車販売の1位に躍り出ることになります。VWのPOLOやLUPOなんかは、みんな食われてしまう可能性もありますね。いや、恐らくは国産車からの乗り換えユーザーが急増することになるのでしょうけど。
また、1シリーズのスポーツバージョンとして、2シリーズが出ると予想されており、高性能バージョンのM2も期待されています。何でも今後は、乗用車系列は奇数、スポーツ系列は偶数になるそうです。となると、Z4だけではなく、今の3クーペが4シリーズになり、M3は今後M4になるという可能性もありますね。Z4で新規にプラットフォームを作っていますから、それをベースにした4シリーズが登場する可能性もあります。
ま、小さい車が好きな私は、1シリーズとM2に期待しておりますが。


2002年9月1日日曜日

CCDの特性

魔が差してニコンマウントの1眼レフ・デジカメを買ってしまいました。フジのFinePix S1Proの新同中古を、定価の1/3以下にしてくれるという誘惑に負けて。でもレンズはトキナーなんですけどね(笑)
ライブ撮影とヌード撮影に使ったのですが、色々と銀塩に比べて気になる点がありました。
・ラチュードを超えると、突然白飛びや黒潰れが生じるため、露出の決定がリバーサル以上にシビアにする必要がある。
・コントラストが異様に低く見えるため、被写体のコントラストを強くしてやる必要がある。
ということです。
前者は常にヒストグラムを確認することで、大体は避けられます。とはいえ、もっとも明るい部分と暗い部分の差が、CCDのラチュードを超えているとどうしようもありませんが、こういう被写体の場合は、銀塩フィルムからスキャンしても飛んだり潰れたりしますので、仕方ありません。
問題は後者です。CCDだとコントラストが低く見える理由については、 こちらに詳しいので、参考にして下さい。
対策としては、被写体のコントラストが強くなるようなライティングをするか、後で画像処理ソフトを使ってトーンカーブを調整するか、になりますね。銀塩と併用で撮影しているときは、一々ライティングを変えることは面倒なので、後からいじることになります。画像出力が各色8bitモードしかないので、あまり後から加工をすることは避けたいのですが、仕方ないようです。これを考えるとN Digitalはよくできているなあ、と思わざるをえません。


【BMW雑記帳】今月の雑誌より

今月は、もとい、今月もAutoJumbleを買ってしまいました。「過給器のイロハ教えます」という特集に惹かれてというのが理由です。ジャグワの特集にも惹かれたことも事実です。まあジャグワを買うことはまずありえませんが。
くるまにあのT中研も、またまた面白かったですが、結局立ち読みだけで済ませてしまいました。まあどうせ、本特集と合わせてフェラーリなので、どうでもいいやと(笑)ま、買えない貧乏人の僻みですが(苦笑)。
その他ではBMWの大きな記事はありませんでしたね。318tiの試乗記が2誌ほどに出ていました。地味ながらもかなり好意的な評価を得ていますね。ミニもそうですが、BMWというメーカーは値段の高いのよりも、安いのをうまく作るのが得意なような気がします。値段の高い7なんかが、あまり好意的な評価が少ないような。

ところで履き替えたピレリでしが、交換後千km弱走りましたが、未だに一皮が剥け切れていません(苦笑)新品にはヒゲのようなものが生えているのですが、これがまだ残ってるんですよ。やはりピレリのコンパウンドはかなり硬いようです。その割には乗り心地は悪くないんですけど、まあこれはサイズを1つ落としたことが効いてるようです。


2002年8月26日月曜日

S1 Pro

ボディに付いているプレビュー画像と、PCに落として表示させたのとかなり印象が違う....。ボディの液晶表示は、かなりコントラストを上げているような。
でもって、AFと評価測光は使い物にならず、結局どちらもマニュアルで撮影してたりします。

2002年8月23日金曜日

トキナーのズームレンズ

ステージ撮影では、レンズにライトが直接飛び込んで来るので、逆光に対する強さが要求されます。
その点、ZeissのT*は全くといっていいくらいゴーストが出ないのですが、トキナーのズームはやはりゴーストは出てきますね。
とはいえ、Zeissの方は単焦点ばかり使ってたし、ズームと単純比較するのは無謀なんですが。
それを考慮すると、フレアにはなってないし、イヤな出方でもないから、値段を考えるとよくできているといっていいでしょうね。
描写そのものについては、悪くはない、ということしかまだ言えません。デジカメ本体の問題である可能性もありますので。


(9月 1日(日)18時15分追記)
F値変動補正はしてくれてなかったのか....カメラ側の表示はf3.5でも望遠側にズーミングすると実際にはf4.5。先日の撮影で1段ほどアンダーになるカットが多発して、露出を計り間違ったかと思ったけど、これが原因だったわけだ。
今日撮影していて、プレビューでヒストグラムを確認しながら撮影していて、やっと気が付いた。う〜む、早急にf2.8固定のズームを買わねば。でもProシリーズは結構高いんだよなぁ。
(9月 1日(日)22時18分追記)
ちなみに開放では、短焦点側でf3.5、長焦点側でf4.5の表示になります。
けどf5.6とかに絞ってるときには、ズーミングしてもカメラの表示は変化しないからf値補正されていると思ってたんですよね。でも撮影してヒストグラムで確認すると、長焦点側ではアンダーになると(泣)

2002年8月18日日曜日

【BMW雑記帳】Z4

雑誌によって違っているのですが、Z4のプラットホームはE46と共通ではなく、独自設計のようです。E46のプラットホームを使ってる書かれている雑誌が多いですが、足周りに一部部品が流用されているだけで、プラットホームは別物のようなのです。
最初は来年登場と言われている1シリーズのプラットホームを先取りしたのかな?と思いましたが、それにしてはZ4のディメンジョンは大き過ぎますから、違いますしね。では、どういうことなのでしょうか?
BMWはプラットホームは、その車種ごとに一から設計すべきで、共用などはすべきではないというのが基本的な考えだそうです。もちろんコストの兼ね合いがありますから、全くの共通化はしないというわけではないでしょうが、無理に共通化するのではなく、その車種の性格をよく考えて使い分け、共通化が難しければ専用設計にするということでしょう。狙った性能を犠牲にするよりは、コストアップになっても性能をきっちりと出す方を選んでいるということですね。
全世界が不況の中、車メーカーではトヨタとBMWだけが販売を増やし、利益も増やしています。車のラインアップも、設計に関する考え方も、この2社は全く反対方向と言われていますが、その両極端な2社だけが儲かっているというのも面白い話だと思います。
それにつけても1シリーズの発表が待ち遠しい。

2002年8月15日木曜日

USBインターフェース

しまったぁぁぁぁぁ!!!PCにデータを取り込む、USBインターフェースとソフトは別売りじゃんかぁぁ!!


(8月22日(木)23時42分追記)
なんでたかだかUSBインターフェースキットで2万円も取るんだぁぁぁぁ!!!>>フジフィルム
で、今日S1Proでの初撮影をしてきました。インディーズバンドのライブ撮影です。
予想通り、評価測光はこういう被写体には全然向きませんね。絞り優先と夜景モードを使ったけど、全滅なり〜。結局RTS3のスポットで計った値で、マニュアル測光したのだけがちゃんと撮れてました(笑)
真ん中1点のAFは意外に使えました。まあある程度絞ってるし、どのみち被写ぶれでピント合ってるかどうかはあまり判らないしさ。

デジカメ

買ってしまった.....本当はFUJIのS602を買うつもりだったけど、意外と安くならなくて.....どこでどう間違ったか中古のS1 Pro(笑)
Nikonマウントのレンズなんぞ持ってないので、Tokinaの安いズーム(こっちは新品)も一緒に。
レンズを入れてもE20の新品実売価格より安いんだから、まあいいと言えばいいんだけどねぇ(苦笑)

2002年8月11日日曜日

【BMW雑記帳】タイヤ

メンテ日記に書きましたが、タイヤをピレリに交換しました。ピレリにしたのは、RHCさんの仕入れがピレリなら阿部紹介直で入るので、安くできるということが選んだ理由です。BMWはミシェランとピレリをOE装着してますしね。OEのはP6000なのですが、今回はちょっとグレードを上げてP7000にしました。値段もそれ程高くないですし。
わざわざタイヤを交換するのにRHCさんを選んだのは、タイヤの組み付けとバランス取りというのは、結構ショップによってはいい加減な所があるからです。あまり皆さん、タイヤの組み付けとバランス取りについて気にする方はおられないようですが、これは結構重要なのです。技術的な問題というよりは、どれくらいキチンとやってくれるか?という問題なのですけどね。いい加減なところだとバランス取りもいい加減ですし、組み付けもいい加減なんですよ。まあ日本の場合、法定速度が最高100km/hですから、適当でもそう問題になることは少ないのですけどね。
で、新しいタイヤですが、まだ皮が剥けていません。履き替えたばかりのタイヤは、ゴムを型に流したときにできる硬い層に包まれていて、それが剥けて中のゴム層が出てこないと、本来の性能を発揮しません。ピレリはこの外側の皮が剥けて、中の本来のゴムが出てくるまで非常に時間が掛かります。ブリジストンなどは数kmも走れば、一皮剥けてグリップが出ますが、ピレリは1000kmくらい走らないと駄目な感じがします。
まあその分ピレリは長持ちするようですが、逆いうとそこまでが長過ぎて、普通の人は「何だピレリって全然グリップしないじゃない」という印象を持ってしまうのではないかと思います。ブリジストンが、履き替えてすぐにグリップするようになって、最高の性能を発揮する(けどすぐに山が減ってグリップ力が低下し始める)のとは、逆なんですけどね。


2002年8月7日水曜日

CRT新調

昨晩、突然これまで使ってきたEIZOのモニターがブラックアウトしてしまいました。
で、急遽モニターを買いに走り、値段の安さと色の奇麗さで三菱のRDF173Hというのを買ってきました。
sRGB対応ということですけど、スキャン結果とプリントアウト結果が一致するようになるんだろうか??

2002年8月4日日曜日

【BMW雑記帳】ブレーキパッド

今月の雑誌はくるまにあがE36特集をしている以外は目立ったBMW関係の記事はありませんでしたね。どこもベンツの新型Eクラスとエンツォ・フェラーリの記事で一杯です。

色々とありまして、1ヶ月もコラムを休載してしまいました。楽しみにされていた方がどのくらいおられるか判りませんが、申し訳ありません。

さて、国産車からBMWに乗り換えた方々が一番に気にされるのが、ブレーキダストによるホイールの汚れですね。「粉のでないパッドはありませんか?」というのがFAQですね。このネタをFAQに追加しないといけないですね(笑)
ここで勘違いして欲しくないのは、あのブレーキダストはパッドから出ているのではない、ということです。あれはローターの削り滓なんです。ホイールに付着するダストは、ローターから削れた鉄分が、ブレーキングの熱により溶けた状態で飛び、ホイールに到着したときに一気に冷却され張り付くのです。パッドは主にアルミやセラミックスですが、こちらはホイールに達する以前に空気で冷却されるため、ホイールには付着しません。
ということはローターを削らないパッドにすればいいわけですが、削らないということは摩擦係数が低いということで、要は効かないということですね。
じゃあなぜ国産車は粉が出ないかといえば、単純にブレーキが効かないからです。パッド自体も摩擦係数の低いものを使ってますし、ローターも錆にくさを優先してステンレスが主に使われています。BMWやドイツ車のブレーキローターは鋳鉄ですので、すぐに錆ますね。
ということで、粉を出さずにブレーキを効くようにするには、現在の技術では(コスト的に)不可能なのです。コストを度外視すれば、ステンレスのローターに摩擦係数の低いパッドを6ポッドのブレーキに付けて、さらにそのブレーキを1ローター当たり2〜3個配置するとか、カーボンブレーキを使うとかという手がありますけどね。


2002年8月1日木曜日

デジカメが欲しい

100万画素クラスのが欲しい。しかしRAWデータで出力できるのって、少ないのねぇ。
できても記録メディアの容量をすぐ使い切ってしまうし。悩ましい。

2002年7月27日土曜日

【メンテナンス日記】12ヶ月点検&タイヤ交換

人生初の(笑)車検を受けてから、あっという間に1年が過ぎまして、12ヶ月点検の時期がやって参りました。光陰矢の如しといいますが、正にそんな感じです。今まではSFWがありましたので、ディーラーに頼んでましたが、今回からは全額自費負担になります。そのためまずディーラーに行き、必要な交換部品と大まかな見積もりをして貰いました。そしていつもATF交換でお世話になってるRHCさんが、認定整備工場の資格を取り法定点検もOKということでしたので、ディーラーでの見積もりをメールしてRHCでの見積もりを貰いました。同時にタイヤもそろそろ終わりだったので、タイヤの見積もりも貰いました。

見積もり金額は、12ヶ月点検がディーラーより1万円ほど安い見積もりでした。交換しなければならないのは、ブレーキオイル(2年毎)と燃料フィルタです。ブレーキパッドも通常は3万km程度で交換ですので、そちらもパッドの残量を点検して交換するように手配をしておいて貰いました。
タイヤはRHCではピレリが安く入荷できるということでしたので、ピレリのP7000に交換することにしました。サイズは1サイズ幅を落として、205/55−16にしました。価格は組み替え工賃を入れて、量販店とさほど変わらない値段でしたので、こちらも同時にお願いすることにしました。
タイヤを外した足周りの様子です。ブレーキパッドは何とまだまだ半分以上残ってるそうで、「まだ後、今まで走ったのと同じくらいは大丈夫ですよ」と言われました。

外したタイヤです。まだスリップサインは出ていませんが、溝は少ないですね。片減りはしていないようで、足周りに不具合はなさそうです。

新しいタイヤです。

交換後の感想ですが、一皮剥けてからでないとよく分かりませんね。妙に路面の感触がはっきりと来るなと思ったら、空気圧がいつもに比べて高めにセットされていたせいでしたが。1サイズ落としたことで、ステアリングは軽くなったと思います。

2002年7月21日日曜日

Metzは

Metzのストロボを見直してたら、普段は拡散範囲を28mmに設定してたんだった。
これで確か2段落ちなので、GN16相当。
なので同程度は5秒待ちになりそうです。なんとか使えそう。


(7月26日(金)13時30分追記)
意外とというか予想通りというか、MetzのGN32に比較して、1/2EVも違わないので、1灯では大幅な改善にはならないですね。
けどAC電源が使えるというのは、非常に大きなメリットであることは確認できました。電池だと10回くらい発光した辺りからチャージ時間が伸びてきて、 36枚撮りの最後の10枚くらいはイライラしながらの撮影になるんだけど、それがなく一定のテンポで撮れるのはありがたいです。
こうなるとやはりもう後2灯買って、3灯体制を目指さねば。その前にこれ用のライトボックスを買わなきゃならないけど。ルミクエストじゃキツイは。

2002年7月6日土曜日

ストロボ

色々と悩んで、サンパックのauto544を買うことにしました。ただ今入荷待ち。


(7月13日(土)21時13分追記)
買って来ました。初使用は来週になるか、再来週になるか....。
(7月14日(日)16時26分追記)
Sunpack auto544 + AC Adapter AD-26J のチャージ時間の測定結果
Full GN42 13sec.
1/2 GN29 9sec.
1/4 GN21 7sec.
1/8 GN15 5sec.
1/16 GN11 4sec.
1/32 GN7  3sec.
1/64 GN5  2sec.
実用になるのは、チャージ時間5秒以内まででしょうねぇ。となると最低でも後1灯は欲しいかな。できれば2灯。まあ安いから、順次買い足していけばいいんですけどね。

2002年7月2日火曜日

【ZEISSコラム】RX製造中止

コラムにあんなことを書いたら、いきなりRXが電子部品の在庫切れで製造中止とのこと。
RTS3が後どれくらい保つことやら......

2002年6月30日日曜日

【ZEISSコラム】次期RTS

ちょっと前に発刊された「カメラこだわり読本」だったと思うのですが、各社の次期フラッグシップは?というような特集があります。その中で京セラは、CONTAXのフラッグシップであるRTS4について、Nシステムで行くような内容の回答をしています。N1は高級機ではなく中級機で、これからNシステムの最高級機を出すということで、それがRTS4を名乗るかどうかは判りませんが、それに相当するものになるようです。
ということはですね、つまりはY/CマウントのRTS4はない、ということなんですよね。RTS3に使用されいてる電子部品は、既に製造中止のものが多いそうで、恐らく在庫限りの製造になるでしょう。修理についても今後どれくらいまで続けられるか不明です。法令で製造中止後10年間は修理を保証しなければならないことになっていますが、ちゃんと10年間部品在庫が残っているかどうかは判りません。実際、RTS2の場合は製造中止後7年くらいで部品の欠品が出ていたようですし。
今後はデジタル化が進むこともあり、銀塩カメラの需要はドンドン細ってくるのでしょうね。我々アマチュアはこの世の中の流れに対してどのように対処すべきなのでしょうか?戦前の機械式カメラが今でも修理可能で実働個体が多く残っているのに対し、少し旧いAF機などは修理不可能なものが多いようです。電子化の進んだカメラはこういう点で不便ですね。
RTS3がくらばらない内に可能な限り撮っておくしかないかな?(苦笑

【BMW雑記帳】今月の雑誌から

今月はウィズマンとオートジャンブルを買いました。
WHIZZMANの方は「BMW3シリーズ完全専科!」という特集があったからで、AutoJambleはまあなんとなくです(笑)
ゲンロクのショップ紹介がBMW専門店です。まああまり代わり映えはしないですが、新しいショップも数件見受けられました。関西ではないのが残念ですが。
他はBMWの記事はあまり見掛けなかったですね。 MINI COOPER SとJGTCに参戦してきた2台のM3GTくらいですかねぇ。全体的に、VWの新しいPOLOが目立っていた気がします。
ところでJGTCのM3GTですが、元々エンジンはV8だったらしいのですが、レギュレーションの関係で問題があるらしく、直6が積まれています。この直6もE46 M3用の3.4Lベースではなく、M3Cの3.2Lベースだそうです。このエンジンがウエットサンプのままのようで、ヘッドの位置が市販車と同じ。よって重心が高いままで、イマイチコーナリング速度が上がらないようですね。足周りそのものは非常にいいそうなので、何とか改善して上位に食い込んで貰いたいものです。


2002年6月23日日曜日

物欲の季節

ボーナスの時期がやってきました。ボーナスで何を買おうかと色々と画策されている方も多いと思います。
写真をやっていると、新しいカメラ、レンズというのが一番に上がってくると思います。しかしいくらカメラやレンズをいいものにしても、フィルムをケチったりしてると駄目です。たまにはプロ用のフィルムを使ったり、プロラボで手焼きプリントをして貰うというのもよいのではないかと思います。また普段は2L程度までしか伸ばさない方は、是非4つ切りや全紙へ伸ばしてみることも試して下さい。
また機材も、カメラ、レンズだけでなく、三脚やポジチェックのルーペにもお金を掛けましょう。特に三脚は安物はいいものが見当たりません。
室内撮影される方は、照明機材にも凝るとよいと思います。タングステン、ストロボはそれぞれ特徴があって、できれば両方を揃えて、その時々の欲しいイメージに応じて使い分けるのがよいでしょうね。
という私は、長年使ってきたMetzのストロボがとうとう駄目になってきているようなので、ストロボが最優先事項です。


【BMW雑記帳】SFWの有り難み

昨年車検を迎えたときに、SFWを延長するかどうするかで悩んで、延長しませんでした。で、今回SFW抜きの12ヶ月点検を迎えることになりました。
ディーラーに必要な交換部品とその見積もりをして貰って来たんですが、最低限交換が必要だろうと思われるものを含めて5万円台半ば、できればした方がいいと思われるものを含めると8万円台半ばになりそうです。交換部品は下手にケチると命の関わりますし、特にそろそろブレーキパッドが交換時期に差し掛かっているので、結構掛かりそうです。
まあパッドは警告灯が点灯してからでもいいらしいので、今回は交換しない可能性が高いですけどね。特に私はパッドの減り方が他人より少ないらしくて、国産車の時は交換推奨走行距離に達しているのに「まだ半分くらい残ってますから」といつも言われてましたし。
しかしこうやって実際に見積もりを貰うと、2年延長のSFWの料金が高いとは思えなくなってきますね。私の場合、4年で3万km弱と走行距離が少ないのでこの程度で済みますが、年間2万kmペースの方は高いと思ってもSFWの延長はした方が得でしょうね。


2002年6月16日日曜日

写真の値段

サッカーW杯が日本で開催中ですが、いよいよ決勝トーナメントが始まりましたね。日本も韓国も無事に決勝トーナメントに進めて、開催国としての面目が立ちました。
オリンピックでもそうなのですが、こういう大きな大会になると、世界中のスポーツカメラマンが一攫千金を狙って大挙してきます。なんでも決勝戦で、決定的なゴールシーンの撮影に成功すれば、その1枚で一生食べていけるくらいの著作権料が入るそうなんです。
例えばロイター配給になると、その写真は世界中の新聞や速報雑誌で使われます。更にW杯特集の雑誌や記録本に使われます。これらの使用回数というのは、莫大な数になり、著作権使用料も莫大なものになるということです。
ですから、スポーツカメラマンはメーカーから機材を借りるのも競争で、大変だそうです。スタジアムでずらりと並んだ超望遠鏡レンズは、自前の人はほとんどおらず、ほとんどがメーカーからのレンタルなんですよ。
プロを目指す方も多いと思いますが、稼ぐことを考えるなら、これを狙ってみてはいかがでしょう?たった1枚をモノにしただけで、一生遊んで暮らせますよ。


【BMW雑記帳】古い車と新しい車

「頭文字D」のせいか、古い車でも腕があれば最新の車には勝てる、と思ってる人が多いようです。あれは漫画だからで、実際には余程の腕の差がないとあり得ないんですけどね。
一番の勘違いの元は、直線の加速では負けても、コーナリングでは古い車も新しい車も限界は変わらない、と思っていることではないでしょうか?
コーナリングの差は、タイヤの進歩もあって、年々広がっています。古い車でも、最新のタイヤを履けば速く走れますが、基本的なシャーシ、足周りの設計の限界があるので、最新の車と同じに走れるわけではありません。
具体的に数字を上げると、AE86は新車時のノーマルで限界横Gは0.5Gです。当時の世界最高が0.6G程度ですので、当時としてはいい方です。その後、タイヤの進歩もあって、FCで0.8G、FDで1.05Gと進化します。現在の世界最高レベルは恐らく1.4Gくらいだと思います。
つまり、AE86だと50km/hでドリフトになり始めるコーナーがあるとすると、FCは80km/h、FDは105km/hでドリフトが始まるということです。もちろん、最新のタイヤを履けばこの差はもっと縮まりますが、差がなくなるわけではありません。
もっとも、余程鍛えた人でない限り、横Gが1Gを超えるような状態には耐えられないので、限界性能を引き出せることはほとんどないでしょうけどね。


2002年6月9日日曜日

屋外での撮影

先週、今週と2週連続で屋外の撮影をしてきました。6月に入ってから、梅雨を飛び越して一気に夏になったかのような暑い日が続きます。こういう時の屋外撮影は、注意しないと日射病や脱水症状などを起こしますので、なるべく直射日光は避けたり、水分をこまめに補充するようにしましょう。
また、公園などでは虫が多いので、虫除けのスプレーなども必需品です。日焼け止めは持ってくるモデルは多いですが、虫除けは持ってない子が多いので、持っていって撮影前に出すと喜ばれます。
水分の補給は、ペットボトルの飲み物を買っておけば十分です。アイスクーラーなどに入れて持って歩ければいいですが、撮影機材の方を優先する方がいいでしょうね。モデルの子用に、ストローを用意しておくと、口紅が落ちにくいので便利です。


【BMW雑記帳】判断の早さ

サッカーWカップが開催されていますね。今日(というか日付的には昨日ですが)の中国対ブラジルの試合を見ていたのですが、強いチームというのは判断が非常に早いですね。パスが自分に出される前から次の展開を頭にイメージしているブラジルと、パスを受け取ってから次をどうするか考えている中国、という構図でした。我が日本チームも、Jリーグができて以来、この辺りの力を急速に付けて来てはいると思いますが、さてどこまで進むことができるでしょうか?
よく日本人は運転が下手だ、といわれるのですが、それもこの判断力の遅さが原因なのかも知れません。何年か前にあるスポーツコラムで、イタリア・セリエAのゴールシーンの写真が載っていました。まだキックされたボールがゴール手前にあるんですが、ゴール裏のファン全員が既に腰を半分上げて歓声を上げるところなんです。日本だとあり得ない光景ですよね?日本だとボールが完全にネットを揺らしてから、歓声が上がります。つまりイタリアのファン、要するに一般の人達は、ボールが蹴られた瞬間にそれがゴールを割ることを認識できるわけです。そして恐らくは、道路上でも、その早い判断能力が発揮されるのではないかと思います。
翻って日本人の判断の遅さが道路上で発揮されると....まあ私も反射神経鈍いので人のことは言えないんですが、危ないですよね。最近は歳のせいもあって反射時間が若い頃に比べて、かなり遅くなっているのを自覚しており、その分状況確認を慎重にするようにしています。
それと、周りを見てると、ホント目の直近の状況だけで無謀に突っ込んで行く人、多いんですよね。こういうのになると、判断の早さだけではなく、視野の広さが全くないということになります。これもサッカーでは非常に重要なことですよね。周りの状況をしっかりと確認する。把握する視野をできる限り広くする。サッカーの能力と運転能力はこういうところに繋がってるわけですね。


2002年6月2日日曜日

【BMW雑記帳】V型と直列型

今月のくるまにあをやっぱり買おうかなと書店を何軒か回ったんですが、売ってない。やっぱりああいう本当のことを書いていると、スポンサーが付かなくて、雑誌の経営が苦しいんでしょうか?福野氏はCGでも連載をされていますが、そっちも後数回で連載終了のようです。いい連載はすぐになくなるんですよねぇ。

先週は、V6は気持ちよくないと書きました。気持ちの良さでは直6だと。
V型自体は悪くないんですよ。多気筒ならばですが。8気筒以上になると、直列型だとエンジンの長さが長くなりすぎるので、水平対向かV型にするしかなくなります。8気筒ならば、90度か180度で完全バランスになります。これ以上の多気筒の場合は、後に述べる欠点が出るので、私は大排気量ではこれが一番バランスのいいエンジンレイアウトだと思っています。特に90度V8の場合、長さも幅もそれ程大きくなりませんしね。水平対向だと幅と吸排気系の取り回しに問題が出て来るんですけど、それもありませんし。
V12の場合は、片バンクの6気筒がそれだけで完全バランスなので、バンク角は何度でもバランスは取れます。それぞれのバンクの吸排気系も、通常は独立させるので、お互いのバンク間の点火間隔は気にしなくても構いませんしね。まあ排気音のことを考えると、点火間隔が均一になる60度かその倍数がいいんですけどね。吸排気系の取り回しを考えると、60度では狭すぎるし、120度では広すぎるので、90度くらいが楽なんでしょうけどね。但し、V12は直6と同じく3次の捻り振動があるため、高回転常用のエンジンには不向きです。今のF1がV10主流なのは、V8だと1気筒辺りの排気量が大きすぎるけど、V12だと3次の捻り振動がでるための消去法で選ばれているのです。
V1で採用されているV10の場合は、72度で振動バランスが取れます。しかし実際には90度付近が一番多く採用されているそうです。これはシャーシの空気抵抗(車体幅をできるだけ狭くする)、ブロックがシャーシの一部のためブロック剛性が要求される(狭いほど剛性を上げやすい)、吸排気の取り回し、振動等々の要求を色々と考えると、今の所90度が一番バランスがよいからだそうです。市販車に採用する場合なら、恐らく振動を最優先で72度になるんでしょうけどね。

さてV6ですが、これは何度にしても振動バランスは完全には取れません。直列3気筒は、クランク軸がすりこぎ運動をしますが、V6もそのはずです。V8と部品を共用するために、90度にしたものもありますが、位相クランクにしない限り、振動がかなり大きいものになっていまします。事実そういうV6は振動が酷いので有名ですし。
バンク角を60の倍数にすればマシなんですけどね。水平対向とかね。
もっとも直6は3次の捻り振動が出るので、高回転までは回せません。市販車でそんな上まで回す必要もないですけどね。そこまで回す必要がなければ直6が一番スムーズに回るエンジンにしやすいです。

Talbergスクリーンと倍率アップアダプタ

Talbergスクリーンと倍率アップアダプタを制作されている谷山氏が、Websiteを開かれました。これらについての情報を提供する場所があまりなかったのですが、これからは NIRGENDSWOで情報が提供されていくと思います。
ピント合わせに真剣に取り組みたい方は、是非入手して、本当にピントの合った写真とはどういうものかを体験して下さい。


2002年5月26日日曜日

露出の決定

露出の測り方は2種類あります。入光式と反射光式です。どちらがよいかはいつも論争になるのですが、それはどちらも決定的な弱点があるということでもあります。
入光式のよい点は、安定した露出を簡単に得られることでしょう。教科書通りというか、18%グレーがフィルム上でも常に18%に再現されることを期待するなら、この測定方式がよいです。欠点としては、シャドーやハイライト部の潰れ具合や飛び具合が読みにくい、ハイキー/ローキー表現の度合いを読みにくい、手が届かない遠くの露出は測れない、ということでしょう。
反射式では、入光式と利点/欠点がそのまま逆になります。以前に書いたゾーンシステムでは、反射式が必須ですので、フィルムに再現されるシャドーからハイライトまでを自分の思う通りにしたい場合は、こちらの方が使いやすいでしょう。
私は両者を併用しています。反射光式と入光式と両方で測って、露出を決定することが多いです。手抜きでどちらかだけで決定することも、結構ありますけどね。
いずれにしても、露出を1/3EV単位で測るには、かなりのコツが必要で、入光式でも測光部の向きがほんのちょっと変わるだけで、1EVくらいの差が出ることはよくあります。常に自分が再現したい露出を意識しながら、露出を測り、決定することが必要ですね。


【BMW雑記帳】直4と直6

今月も車雑誌の発売日になりました。BMW関連の記事で特に目を引くものはあまりなかったのですが、「くるまにあ」の福野氏の最新BMW試乗レポートが面白かったです。中身は読んでのお楽しみということで。

さて、BMWは今や直6に拘る唯一のメーカーになろうとしています。BMWのエンジンラインアップは、直4、直6、V8、V12です。V8は直4を繋げたもの、V12は直6を繋げたものなので、実質的には直4と直6と同じと考えてよいでしょう。では何故直4と直6に拘るのでしょうか?他のメーカーは何故直6からV6へと移行するのでしょうか?
直4の利点は、完全バランスが取れる最小のシリンダー数形式ということです。つまり排気量の小さいエンジンで、完全バランスを目指すと直4を選ぶしかないわけです。
厳密には2次の振動が残るのですが、これは簡単なバランサーで除ける程度のものです。各気筒の点火時期も均等タイミングになるため、排気干渉も少なくなります。1,2気筒では振動のバランスが取れませんし、3気筒でもすりこぎ運動が残るためバランスが取れません。直4というのは、最小構成でもっともバランスのよい構成なのです。
直6も振動バランスは完全バランスで、しかも直4のような2次振動が残るということもありません。点火間隔も均等にできます。欠点としては3次の捻り振動のため、高回転領域では耐久性に問題が出ることです。BMWの直6ではレッドゾーンが6,500回転からなのは、これが理由です。
また長さが長くなるため、ブロックの強度を確保すると重くなりやすいことも欠点かも知れません。他のメーカーが直6を捨ててV6に移行するのは、偏にエンジンの長さを短くして、重さを軽くするためです。そのために、振動の完全バランスを捨て、点火間隔の均等性も捨てているのです。
しかしBMWはエンジンが長く重くなっても、完全バランスと点火間隔の均等性に拘っています。運転している人には、それが非常に心地よいエンジンの響きとなって感じられるからです。運転する人の気持ちよさを捨てて燃費等の経済性に走るメーカーと、運転する人の気持ちよさを優先するメーカー。あなたはどちらを選びますか?


2002年5月19日日曜日

【BMW雑記帳】国産車の常識、BMWの常識

以前ここでご紹介した、こもだ氏著「BMWの運転テクニック2002」を再読していたのですが、色々と為になるTIPSが満載です。皆さんも是非買って読んで下さい。
で、この本でも「BMWの場合は」とか「BMWでは」というフレーズがよく登場します。国産車に長年乗っていて、BMWに乗り換えた方達がよく勘違いするのですが、国産車でXXだったからというのはBMWには通用しないことが多いです。国産車で流行っているチューニングをBMWに施してもよくならないところか、改悪になることも多いです。これは車の造り方に対する基本姿勢の違いから来てるものなのですが、その点を理解すればそう不思議なことでありません。
例えば、国産車だと点火系を弄るとなるとまず最初にプラグコードを考えますが、BMWを初めとする独逸車では、余程の高性能のものを入れない限り意味はありません。国産車の点火系はコスト重視で、あまりいいのが付けられていませんから、それなりの性能の市販品にするだけで、かなりの改善効果があります。が、独逸車の場合は元々性能のいいものを入れており、国産車のアフターパーツ並の性能があります。ですから純正品とアフターパーツの差がでないのです。
走りに関係する部分は大抵そうですし、シャーシの剛性を上げるために色々とやるのもあまり意味がないです。E36はBMWの中では剛性感が低いと言われていますが、それでも同年代の国産車よりは遙かに高い剛性があります。これは日産がR34 GT−R開発時に、実測して確認しているということなので、間違いないでしょう(笑)あの鬼のような剛性のGT−Rが、E36 M3の剛性を目標に造られた、と言えば十分でしょう。
よくBMWは壊れやすいという話もあるのですが、機関関係やシャーシ関係は国産車より丈夫です。凄くしょーもないところが壊れるんですけどね。リアのブレーキランプが切れやすいとか、パワーウィンドウのプラスチックス・ギアが割れやすいとか、エアコンが(デンソー製なのに)壊れやすいとか、ね。
ATが壊れるという話も多いですが、極初期のZFのATは別として、E30以降のATは壊れないようです。壊れたという話も出るんですが、そういう場合は走行距離が15万kmだとか20万kmとかなんですよね。エンジンやシャーシは20万kmを超えても全然問題ないので、ATが先に逝ってしまうのですが、国産車だとATの前にシャーシやエンジンがボロボロで駄目になるので、ATが壊れるということがないだけです。
ということで、BMWを触る場合、国産車の常識は通用しないことに留意して行って下さい。

ポートレートはアップだけ?

先週は着物の撮影会をしていました。普通のポートレートと違って、着物の撮影の場合は、やはり着物を生かした撮影をしたいものですね。にも関わらず、モデルさんが美形だったこともあり、ついついみんな顔ばかりを撮ってしまうようです。
水着やヌードの撮影会なのでも、何故か身体を撮らずに顔ばかり撮っている人が、結構います。勿体ないですよね、そういうのって。顔だけしか撮らないのなら、参加費の高い水着やヌードの撮影会に来る必要などないわけですから。
顔ばかり撮ってしまう理由の一つは、背景処理がいらなくないことがあると思います。アップだけなら、はっきりいって、何処で撮影しようと一緒なんですよね。それと手や足などの処理がいらない、つまりはポーズを付ける必要がない、ということもあると思います。アップだと撮る人の腕の差が出にくいわけです。モデルの顔の善し悪しと表情の善し悪しだけが勝負になりますから。
まあ本当はキチンとしたアップを撮るのって、非常に難しいんですけど、モデルが慣れているといい写真を撮らせてくれますから、気が付かないでしょうね。まあいずれにしても、今まで撮ってきたモデルの子に言わせると「顔ばかりじゃなく身体もちゃんと撮って欲しい」ということなので、ちゃんと全身も撮ってあげましょう。


2002年5月12日日曜日

【BMW雑記帳】オイルの善し悪し

メンテナンス日記に書きましたが、エンジンオイル、ATF、デフオイルを一気に交換してきました。エンジンオイルに気を使う人は多いですが、ATFやデフオイルまで気を使う人は少ないですね。実際に交換してみれば判りますが、ATFなどは7,000kmでも真っ黒です。デフオイルはあまり黒くはなりませんが、5,000kmくらいで交換しても金属粉がたっぷりと浮いているのが見えます。
エンジンオイルも色々な銘柄やグレードがあるので、どれを選べばいいか迷います。私はあまり安いのは入れないようにしてます。とはいえあまり高いのも懐に響くので入れられませんが(苦笑)。BMW認定のもので、SJグレードの100%化学合成油のものを選んでいます。粘度は低めのものを選んでいます。硬いオイルを入れると、途端にエンジンが回らなくなるので。
いいオイルとよくないオイルの区別は、
1. 交換直後のフィーリングが長持ちするか
2. しばらくエンジンを掛けなかったときのフィーリングがどうなるか
3. 交換前と比べてエンジンの振動が減るか
4. 交換前と比べて高回転域の回り方がスムーズか
等で決めています。
1.は、オイルの性能がどのくらい継続するかに関係します。
2.は、オイルの油膜保持の善し悪しを決めます。これがよくないと数日エンジンを掛けないだけで、油膜が金属壁から剥がれ落ち、金属壁の保護性能がよくないことを意味します。
3.と4.は、油膜の強さに関係します。
他にも色々とオイルの性能に関係する要素はあるのですが、認定オイルを使用している範囲内では、気にしなくともよいと思います。まあ認定オイルのSJグレードで、これらの条件が満足できないオイルはほとんどないと思いますが、これらのチェックポイントで一番高い点を上げられるのが、現在使用しているERGですね。世の中のオイル全部試したわけではないのですけど。


2002年5月5日日曜日

ニッケル水素電池

最近のカメラは電池が必須です。まあカメラだけではないですが、色々な機器が電池を使用しています。使い捨ての電池が多いと思いますが、できるなら充電池を使った方が地球には優しいようです。 NiCdのように人体に有害な電池もありますけど。
人体や地球に優しい電池ということで、Ni-MHことニッケル水素電池が、最近注目されています。残念なことに電圧が、他の電池に比べて低いため、まだまだ余力があるのに電池切れと判断する機器が多いことや、充電器にいいものがないことで、今ひとつ普及が進んでいないような気がします。
私はここ2年ほど、RTS-IIIの電池にはニッケル水素を入れていますが、全く問題なく動作しています。充電も、私の撮影ペースでは半年に一度する程度で十分で、撮影中に電池切れになったことはありません。
ストロボやデジカメなどにも使用しています。こちらは最新の三洋の充電器が発売されるまでは、あまり調子がよくなかったのですが、ニッケル水素の製造メーカー第一位の三洋が「初めてニッケル水素の特性を生かせる充電器ができた」というだけあって、この充電器で充電するようになってからは快調に使えています。電池も持ちも古い充電器で充電するとすぐになくなっていたのが、非常に長持ちするようになっています。
この新しい充電器のよいところは、継ぎ足し充電をしてもメモリ効果がないことです。欠点といえば充電時間が長い(フル充電の場合は2時間)ことですね。撮影の前の日は、ストロボ用とデジカメ用などで、4本4セットの充電をするのですが、単純計算で8時間掛かることになります。まあ実際は使い切っていない、残容量のある場合は、その分充電時間も短くなるようですので、実際にはもうちょっと短いのですが、それでも6時間くらい掛かっています。ま、充電器をもう1つ買えばいいんでしょうけど。


【BMW雑記帳】低重心化

車好きに人気のある漫画といえば、「頭文字D」と「湾岸ミッドナイト」でしょうね。私も毎週楽しみにしています。
奇しくもこの2つの漫画の主人公の愛車が、ドライサンプ化されたエンジンを積むことになりました。エンジンの搭載位置を低くして、車の重心を低くすることが目的です。では、何故重心を低くするとよいのでしょうか?
低重心化するとコーナリングがよくなるといいますが、厳密にいうとロールが減るのです。で、このロールというやつですが、要するにコーナリングの時に車が外に傾きますよね?あの傾きのことです。
この傾きなのですが、車は外側に向いて傾きますが、バイクや航空機は内側に傾きます。このことは、私にとって長年の謎で、何故車が外向きでバイクが内向きかを答えてくれる資料になかなか出会えませんでした。
答えは簡単で、ロールセンターと重心の上下関係にあったのです。ロールセンターより重心が高いのが車で、低いのがバイクや航空機という訳です。じゃあロールセンターってなんじゃい?という方は、適当に資料を漁って下さい(笑)いや、これを説明するのは細かい図をいくつも書かなきゃならないし、私の知識では十分な説明もできませんので。
で、通常の車では重心がロールセンターより結構高い位置にあります。重心を下げて、ロールセンターに近づけると、その分ロールは減ります。ロールが減るとコーナリングがよくなるのです。まあ厳密にはロールを減らすとタイヤにまた問題が出るそうなので、単純にロール減らせば全て解決というわけではないですけどね。重心をどんどん下げていって、ロールセンターと重心が同じ位置になると、ゼロロールになります。今のF1マシンがそうらしいです。
単純に重心を下げるというと、ローダウンを思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらの低重心化は意味がないそうです。理由はこれまた単純で、ローダウンすると重心も下がる代わりに、それ以上にロールセンターが下がってしまうからです。ローダウンしてもロールは減らないことになります。え?と思うかも知れませんが、そうなのです。
メーカーが決めた車高というのは単に最低地上高を稼ぐためだけではないのです。BMW純正のローダウンキットともいえるMテクサスキットは、車高をほとんど下げていません。これはロールセンターとの位置を考えると、あまり車高を下げられないからです。
ということで、無闇に車高を下げるのは百害あって一利なしです。


2002年5月4日土曜日

【メンテナンス日記】オイル交換&プラグ交換

前回エンジンオイルを交換してから1年弱、走行距離にして6,000kmを過ぎてしまいました。ATF、デフオイル、点火プラグも一昨年の夏に交換したきりで、1年半以上、走行距離にして12,000kmも無交換です。エンジンオイルのタレは感じないのですが、ATFはズルズルで気になって仕方がありません。点火プラグもイリジウムにしていますが、推奨の交換時期が走行10,000kmですので、もうとっくに交換時期を過ぎています。ということで、一気に交換ということにしました。

交換は毎度お馴染み名古屋のRedHotCompany本社で行って戴きました。
エンジンオイルは前と同じERG OLYKRON 5W-40、ATFも前回と同じくMOTUL DEXRON IIIです。デフオイルはエンジンオイルで好調だったERGのGEAR EPS 75W-90になりました。プラグはデンソーのイリジウムですが、最近寿命を大幅にアップしたIRIGIUM TOUGHというのが発売されましたので、そちらにしました。型番はVK20です。
これまで付けていたイリジウムプラグです。

電極部の拡大写真です。4本共綺麗な焼け具合で、カーボンの付着も少ない方だと思います。1本だけちょっと色が違うのが気になりますが (^_^;;;;

更に拡大した写真。中心電極が結構減っています。

交換後の感想ですが、帰りが雨だったため、よく判りません(笑)それでも前にイリジウムを入れた時と同じく、アクセルを踏んでもシフトダウンせずに、そのまま頑張ろうとする現象が今回も出ました。電極が減っていただけあって、かなりパワーダウンしていたみたいです。
またアクセルの踏み込みに対する、車のレスポンスもよくなりました。ATF交換で、ATの滑りが減ったからでしょう。
エンジンの振動の減りや高回転域でのスムーズさは特に変化が感じられないのは、エンジンオイルの優秀さの証明でしょうか?
なお、RHCの工場に、新たにタイヤチェンジャー(22in.ホイール対応!!)とタイヤバランサー(Z軸対応)が導入されていました。ということで、タイヤ交換もRHCさんにお願いすることを決めました。

2002年4月28日日曜日

三脚

ポートレートを撮影するときに、三脚を使う人は少ないです。手持ちの方がテンポよく撮影できるから、というのは正解ではありますが、逆に背景処理がいい加減になって適当な写真しか撮れない、ということも多いです。キチンとした写真を撮る人なら、手持ちでも背景をしっかりと確認して構図を決めて撮りますけどね。
手持ちでの撮影時の問題は、やはり手ブレとピントの問題でしょうね。よく「俺は1/8秒でも手持ちで大丈夫だ」と豪語する人がいますが、そういう人はまずLサイズプリントでしか自分の撮った写真を見たことがない人です。4つに伸ばせば、いかに自分が手ブレだらけの写真を撮っているかが、すぐに判るはずです。同様に、ピンぼけだらけの写真を撮っていることも。
また、三脚を使っていても、ブレブレの写真になることがあります。しっかりとした三脚は、世の中にあまりないのですよね。以前はLinhofを使ってましたが(今は壊れてしまって使えないのです)、脚を全部伸ばしかつセンターポールも伸ばすと、ブレました。今使っているManfrottoもセンターポールを伸ばすと駄目で、ブレまくります。
店頭でブレそうかどうかを確認するには、指で雲台の所を押して見れば判ります。いい三脚だと、押してもビクともしませんが、安物の三脚はガタガタするのが判ります。これで試してみると、国産の三脚のほとんどが駄目なことが判ります。また国産、外国産に関係なく、いい三脚は値段も高く、重さもあるのがよく判ります。


【BMW雑記帳】今月の雑誌から

今月はル・ボランとオート・ジャンブルの2冊を買ってしまいました。
ル・ボランはMINIの大特集をしてたからです。他にも笹目さんの318tiのロングランレポートがあります。あまり好印象ではなかったようですが(苦笑)
オートジャンブルは、バルブトロニックの特集があったため、買ってしまいました。日本のメーカーは、低燃費対策で直噴エンジンの開発にやっきですが、これって実は燃費には効果ないのですよね。ある特定の条件下なら低燃費に見せかけることは可能なのですが、それだけです。排気ガス対策には無力ですし。
その点、バルブトロニックは燃費好し、排ガス対策好し、パワー好しと好いことだらけです。何故かは買って読んで下さいね。まあ根性があれば立ち読みでも読めるでしょうけど。


2002年4月24日水曜日

【メンテナンス日記】エアフィルタ洗浄

1年1ヶ月振りに、エアフィルタを洗浄しました。期間的にはかなり長いんですが、距離的には前回の洗浄から7,000kmちょっとですので、まあ適当なところではないしょうか。という台詞を昨年も言ってますね (^-^;;;;
で、洗浄後の効果ですが、今回はそれ程劇的な差はないので、ちょっとオイルを付け過ぎて詰まり気味なのかも知れません(笑)それでもエンジンが妙に静かになって、振動も少なくなりましたので、洗浄しただけの効果はあったと思います。

2002年4月14日日曜日

【BMW雑記帳】UCG

UCGがBMWの特集をしていますね。BMWの耐久性については諸説あるんですが、キチンとメンテすれば20万kmくらいは大丈夫なようです。国産車も耐久性が上がってきているので、やはりちゃんとメンテしていればそれくらいは持つのかも知れません。が、パーツの供給を考えると無理かなぁ?
BMWの場合、金に糸目を掛けなければ02のパーツが新車を1台組めると言われるくらい、ほとんど全部のパーツ(ホワイトボディすら)が入手可能だそうです。レストアするときは、パーツの入手が一番問題なのですが、それが問題にならないというのは、凄いことだと思います。国産車だと10年経過すると、保守部品の製造はしなくなり、在庫限りになってしまうので、古い車を維持したくともできなくなるんですよね。
ドイツ車の場合は、メーカーがかなり長い間、保守部品の製造を続けてくれるようです。英国だと、メーカーが保守部品の販売を辞めても、それを作っている部品メーカーが供給を続けてくれるそうで、英国車の古い車のパーツは比較的入手しやすいんですよね。再生産も数が在る程度まとまれば、やってくれるそうですし。
#ただ中には「単に寸法が合ってる」だけのパーツもあるそうで、そういうのには気をつけなきゃならないそうですが。
##伊太利亜だと古い車のパーツを頼むと「(まだ動いてる車から)盗んで来てくれる」という噂を聞いたことがあります(爆)

まあそれはともかく、国産車だとわざわざ苦労しても古い車に乗り続けたい、と思えるようなのは少ないですよね。全然ないわけじゃないですけど、BMWの車だと02以降のどの世代の車も、拘って乗るだけの価値があると思います。むしろ02とかE21に乗っている方を見ると、最新のBMWユーザーは尊敬の眼差しで見ますよね。こういうのは国産車ユーザーにはあまりない感覚だと思います。
いつまでも色褪せない魅力ある車。そういう車が日本から出てきてくれるといいですね。

スナップと盗撮

街のスナップを撮られる人は多い、というか写真を趣味にしている人ならまず撮らない人はいないと思います。写真専門雑誌のグラビアやコンテスト入賞作品を見ていても、スナップ作品は非常に多いですね。でも、中にはどう見ても盗撮としか思えないのもあります。
街の景観を撮影したときに、そこに偶然写り込んだ歩行者には肖像権はない、という判例はあるのですが、これは「街を歩く歩行者には肖像権はない」という意味ではありません。その点を勘違いしてる人が多い、というかほとんどじゃないでしょうか?
実際、プロのスナップで某紙のグラビアを飾った「街の歩行者」の写真に、知り合いが撮られていたことがあります。その写真は、明らかに街の景観ではなく、街の歩行者を撮影したものです。タイトルからしてもそうですしね。そのプロが、その人に肖像権の使用を願い出たかというと、そんなことは全然なく、当人もその雑誌を見て初めて知ったわけです。これって明らかに盗撮であり、肖像権の無断使用なんですね。まあご当人は「有名なプロに撮って貰った。嬉しいな〜」と、無邪気に喜んでいたのですが、他の撮られた人達は恐らくそういう雑誌に自分達の写真が載せられていることすら知らないでしょう。もし知ったらどうするでしょうね?
有名なプロが平気で肖像権の侵害をし、それを日本でもトップクラスの専門誌がグラビアに載せる。そういう状況では、アマチュアは何も考えずにその真似をするでしょう。
また、人を写さなければそれでいいかというとそうでもありません。ショーウィンドウなどを写すことがありますが、その中に置いてある作品の著作権に抵触することもあります。
スナップとは、常に盗撮と紙一重であることを念頭に置いて、行いましょう。また通行人を邪魔者扱いしながら撮影している人達もよく見掛けますが、通行の邪魔になっているのが自分達であることを自覚すべきです。 公道で通行の邪魔をするのは、立派な犯罪行為ですから。


2002年4月7日日曜日

【BMW雑記帳】BMWの運転テクニック

メディアファクトリーという出版社から「BMWの運転テクニック2002」という書籍が発刊されています。著者はBMWドライバー・トレーニング・チーフインストラクターのこもだきよし氏です。12年前にもスコラから「BMWの運転テクニック」という本が出ていたのですが、これはそれの改訂版というか最新版です。
この本の内容は、主にBMWドライバー・トレーニングで教えている内容を書いたものです。こもだ氏は12年前にドイツへ行き、BMWのトレーニング・インストラクターの資格を取った最初の日本人です。もちろんモータージャーナリストとしても有名ですね。
運転テクニックだけではなく、BMWの最新車種毎の特徴やそれに応じたドライビングスタイルなども紹介されています。
BMWオーナーなら必見の一冊です!!

中望遠はポートレート専用?

85mmクラスのレンズを、一般にポートレートレンズと呼びます。これはこのくらいの画角の視覚効果が一番ポートレートを撮影するのに適しているからだと言われています。昔から写真館などでのポートレート撮影によく使われている画角ということもあると思います。そのためか、どうも世の中では「ポートレートは85mmクラスのレンズでしか撮ってはいけない」と思い込んでいる人もいるようで、ましてや「広角でポートレートなど飛んでもない」という人もいます。はたしてそうでしょうか?
ギャラリーをご覧頂ければ判るとおり、私は広角でポートレートを撮影することが多いです。室内だとモデルとの距離が取れないから必然的にそうなるということもありますし、モデルと適度な会話をしながら撮影できる距離を保ちたいためということもあります。が、一番は広角のパースによる視覚効果が好きだからかも知れません。普通の人が嫌う広角のパースによる歪みが好きなんでしょうね(笑)。
前にある人が「ポートレートは85mm以外では撮らない」と言ったのに私が「そんなの変じゃない?」と反論したときに、その人から「あなただっていくらなんでも20mmとか1000mmでは撮らないでしょう?」と再反論をされたことがあります。私は20mmでポートレート撮ってました(爆)し、「1000mmで好きな描写で手頃な価格のレンズがあったら撮るよ」と答えました。「焦点距離が広がればそれだけ表現方法が増えるから、焦点距離を決めつけることはしない」というのが、私の考えであることも添えて。その後、反応はありませんでしたけどね。
むろん色んな焦点距離のレンズを使ったからといって、それで即いい写真が撮れるわけではないです。その焦点距離、そのレンズの特徴を十分に会得して、生かして、初めていい写真が撮れます。それは、テクニックがあるからといっていい写真が撮れるわけではないのと同じです。
よく、自分はこの焦点距離が好きだ、とか、苦手だ、という方がいますが、そういう人の大半は、その焦点距離の視覚効果を十分に会得せず、数回やってみて駄目だと決めつける人です。後は、その焦点距離に、自分好みのレンズが見つからない人ですね。
皆さんも頭で決めつけずに、色んな焦点距離に挑戦されてはいかがでしょう?

2002年3月31日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌から

今月はBMWネタはほとんど見つかりませんでした。ジュネーブショーのレポートくらいですかねぇ。BMWの新車関係のニュースも一段落というとことでしょうか?
あ、あまり出ている雑誌はなかったんですが、1誌だけtiのM−Sportが載っていました。ジュネーブショーで発表になり、近々発売されるそうです。CS1の陰に隠れて、気が付くレポーターがいなかったのか?(苦笑)

BMWネタではないんですが、リンカーンがマクラーレン・チューンの車を出すそうです。リンカーンと言っても、ジャガーSとプラットホーム共通のFR車なので、大きさはさほど大きくないやつです。マクラーレン・チューンなので、どんなに値段が張るのかな?と思いきや、これが激安で、思わず欲しくなってしまいました(笑)。もっとも、日本では恐らく夏から施行の新排気ガス規制の関係で発売されることはないとは思いますが。

後安全に関するネタで、消防車に突っ込んで死亡した人の遺族が「緊急車両とはいえ安全確認の義務があるはずだ」と、消防署を訴えていたそうですが、遺族の言い分が通ったそうです。これもなんか変だと思うんですけどねぇ....「青信号でも交差点では安全確認の義務がある」のだから、青信号で交差点に入ったとはいえ緊急車両に追突するのは明らかな安全確認違反なわけだし。
これがもし赤信号を無視した歩行者だったらどうでしょう?青信号で交差点に入った車が、信号無視の歩行者を轢いて怪我をさせたり死亡させた場合、過失は100%車側にある、というのが現在の交通法規です。
つまり青信号だからといって、交差点に無闇に突っ込むのは危険以外の何者でもありません。しっかりと確認をしてから入りましょう。
#それにしても救急車を後ろに引き連れて走ってる人、多いんだよなぁ(笑)

照明機器

室内での撮影のため、2年程前からSD電機工業製のキャッチRIFAというのを使っています。ハロゲン300Wのライトボックスなのですが、小型で値段も安いので重宝しています。
最近1灯追加し、2灯体制で使ってるんですが、やはりストロボが欲しいですよね。今はMetzのGN32の古い型のに、ルミクエストを付けて使ってます。キャッチリファと併用で使って、タングステン光とストロボ光のミックスで使ってます。ストロボだけだと光がきつくなりますからね。
で、中判の時は、タングステンフィルムとRIFAだけで使ってるんですが、これだと絞りがF5.6〜8でシャッター速度が1/8くらいになり、手持ちではキツイ状態です。絞りも中判だともっと絞りたいんですが、シャッター速度との関係でこれが限界です。
それとタングステンフィルムって種類がないので、選択の余地がありません。こうなってくると、ACストロボが欲しいとなるのですが、これを2灯揃えるとなるとキャッチRIFA5台分以上掛かるんですよねぇ。夏のボーナスで、なんとかしたいなぁ....。
ま、ACストロボ買っても、キャッチRIFAはそのまま使い続けるつもりですが。


2002年3月24日日曜日

ステージ撮影

昨年の夏前から、縁あってロックバンドのライブステージの撮影をさせて戴いています。まだまだレンズは何を使えばいいか、フィルムはどれを選択すべきか、撮り方はどうすればいいか等々、試行錯誤しているばかりで、なかなかこれだ!と思えるものが見つからず苦戦しております。
それでも幸い辛うじて何枚かはそれなりにいいのが撮れており、メンバーの方達にも満足して戴いているようで、今後は他のバンドも撮影させて戴こうかなと考えています。
ステージ撮影の時は、プリントを上げる関係でネガがほとんど(しかもISO800)なのですが、偶にリバーサル(ISO400)を使うこともあります。ラチュードはポジの方が狭いと言われますが、実際に撮影していると逆にポジの方が広いのじゃないか?と思うこともしばしばあります。スキャンしていると判りますが、ネガってそれ程ラチュードは広くないんですよね。アンダーなネガから、綺麗な画像を起こすのは、本当に大変です。そういう意味では、露出のシビアさというのはネガでもポジ並にきちんとする必要があります。
逆にポジだと、ハイキー表現、ローキー表現がやりやすいです。ネガで意図的に露出を飛ばしたり、潰したりしようとしても、意外とうまく行きません。ネガでやるなら、きちんとした露出で撮影して、プリント時にハイキー、ローキーに焼かないとうまくいかないようです。
ステージ撮影だと、意図的なローキー表現を使いたいときがあるのですが、そういうときはポジの方がコントロールが効いていいですね。ネガプリントも自分でできればいいのですが....大阪ではレンタルラボってないからなぁ。いやひょっとしたら私が知らないだけなのかな??


2002年3月17日日曜日

フィルム選択

写真を撮るに当たって、フィルム選びというのは、非常に重要な意味を持ちます。アマチュアの場合、レンズに拘る人は多いのですが、フィルムに拘る人はあまりいないような気がします。高価なカメラやレンズを購入しながら、フィルムは安売りフィルムで、DPEが0円プリントという人は少なくありません。
しかし、フィルムによる描写の差というのは、レンズ以上に大きいと思います。ですから、自分の好みの描写を求めるには、レンズに拘る以上にフィルムにも拘るべきだと思います。
そのためには、市販されているフィルムをできるだけ多く、自分で試してみることが必要でしょう。私は新しいフィルムが出たら、なるべく試すようにしています。まあ特殊なフィルムはなかなか試せませんし、ネガはあまり使わないので試してないのも多いのですが。
私は現在のところ、35mmがKODAK E100VS、中判がKODAK EPPが標準です。最近は35mmでAGFA CTprecisaを使うことも多いです。特殊な使い方をしてますけどね。
どのフィルムがいいか、悪いかというのは、自分でも明確な基準があるわけではなく、実際に撮影してみて、色、トーン、粒状感、スキャンしての具合、プリント適正、などで判断しているのですが、あくまで感覚的にいいなと感じたものを選んでいて、具体的にどこがどうだからいいとは説明しにくいですね。悪いのは説明しやすいんですが(笑)。
まあ大体において、色は派手目だけど自然さを失わない物。コントラストは高めだけど、ハイライト、シャドーが粘る物。粒子がざらついた感じがせず、色やトーンが滑らかに見える物。スキャンやプリントしての結果が、ポジを直接見たときと差が少ない物。という感じでしょうか。


【BMW雑記帳】タイヤの空気圧

ここのところ、どうも乗り心地がゴツゴツするは、路面の凸凹でポンポン跳ねるわで、いよいよタイヤも終わりかなぁと思ってました。が、ひょっとしてと思い、昨日ガソリンを入れた時に空気圧をチェックしてもらったら、やはり規定値より高くなっていました。2ヶ月前に空気圧を調整して貰ったときに、どうも前2.0後2.2と言ったのを、前後共2.2入れてたらしいです。今回は指定通りの前1.8後2.0で調整してもらいました。これだけのことですけど、乗り心地も運転のしやすさも、格段に変わりますね。やはりBMWは空気圧に敏感なようです。
タイヤといえば、私は今まで交換していたタイヤは高いのが多く、そのためそろそろタイヤを交換しなきゃなぁ、と思いつつも財布の方がなかなかウンと言ってくれませんでした。昔一度安いタイヤ入れて、嫌な目にあったこともあるので、安いのを買う気にならないということもあるんですけどね。
それと今まで買ったタイヤはBSが多いのですが、BSって高いんですよねぇ。雑誌の広告を見て改めて思いましたが、他のメーカーの1.5倍くらいします。他のメーカーのなら半年毎に買い換えてもええやん!と思わず思ってしまいました(笑)いやー今までタイヤの広告なんてあまり見てなかったので、初めて気が付きましたけどね(爆)まあタイヤ広告って、ほとんどがホイールと合わせた値段ばかりが出てて、タイヤだけの値段はあまり出てないこともありますけど。
ということで、近々タイヤ交換しようと思います。タイヤ交換も、本当は厳密なバランス取りしてくれるところに行きたいのですが、そのために東京へ行くというのも、ちょっといや思いっ切りためらいがあるので、大阪の店で我慢します (^-^;;;;;


2002年3月10日日曜日

【BMW雑記帳】MINIディーラー

家の近所にMINIのディーラーがオープンしました。以前ROVERのディーラーだったところが、MINIのディーラーに模様替えしています。他のROVERディーラーもMINIへ乗り換えるのでしょうね。
私の住んでいる近くにはBMWディーラーがなく、一番近くでも車で1時間弱掛かります。ヤナセやVWなどのディーラーは古くからありますし、1年半ほど前にはアルファのディーラーもオープンしたりしてて、外車需要は割と多い地域だと思うのですけどね。ディーラーが近くにないと、いざという時に不便ですし、新車発表試乗会もなかなか行けません。
#幸い不便を感じる(走行不能になる)程のトラブルはまだ出ていませんが。
そういう状況で近くにMINIのディーラーができてしまうと、そっちに移りたくなりますよねぇ。まあそれを言ったら、アルファってことも十分にあり得るんですけどね(苦笑)。

今ジュネーブショーが開催されていますが、そこに小型4シーターオープンのCS1というのを、BMWが発表したそうです。これが噂の1シリーズの予告ではないかと言われています。BMWによれば、また別のようですけどね。いずれにしても、小型FRの1シリーズの登場が近づいてきたことの証でしょうか?しかし考えると、1シリーズが登場したら、その時点での世界最小のFRになるのでは?

プロのこだわり その2

雑誌に時々プロの撮影機材紹介や撮影風景紹介の記事が出るときがあります。そこで見られるのは、どのプロもそれぞれ自分なりのこだわりを持っている、ということですね。私が今まで読んだ中で記憶に残っているものを紹介したいと思います。

切り現
現像するときに最初の何コマかだけを先に現像し、その上がりを見てから残りの現像の増減感の割合を決めることがあります。まずアマチュアはやりませんけどね。
カット毎に最初の1本の初めの所で段階露出で撮影しておき、切り現でその段階露出の部分を現像、それから残りを1/3単位で増減感指示するそうです。その時の光の状況で、いくら厳密に露出を測定してもズレが出ること、フィルムのロット差による実効感度差、現像処理の差などを、それでチェックして仕上がり露出を厳密にするわけです。

同じカットを2本撮る
極希ですが、現像所の処理ミスでフィルムが台無しになることがあります。プロの撮影はやり直しが効きませんから、この処理ミスで撮影したフィルムを駄目にされると大変なことになるわけです。そのため、同じカットを2本のフィルムにしておき、それぞれを別の現像所に出すそうです。場合によっては、同じ現像所に日を変えて出すこともあるそうですが。
この場合、カメラも確か換えていたと思います。撮影中は気が付かなくとも、カメラの異常で露出がおかしくなっていたりすることはありますから。

シャッター窓に切り欠き
プロだと同じ機種のボディを何台も持っているのが普通です。撮影に行くときも、故障したときのことを考えて2台を持っていく方がほとんどです。複数台を入れ替えながら撮影していて、撮影中は気付かなかった異常に、上がりのフィルムを見ていて気が付くことがあります。その時に、そのボディが異常なのかをすぐに見つけるために、シャッター窓の所に切り欠きを入れておき、フィルムを見ればすぐどのボディで撮影したか特定できるようにしているのです。フィルムバッグタイプの場合は、ボディとフィルムバッグ両方に入れておき、どのボディとどのフィルムバッグの組み合わせか、すぐに判別できるようにするとか。


2002年3月3日日曜日

【BMW雑記帳】MINIクーパー

新型MINIが、いよいよ日本上陸になったようですね。今月の車雑誌はMINIとベンツの新型SL、Eクラスで持ちきりです。ちなみに今月は1冊も買ってないのですが、何故か「モーターファン別冊 NEWメルセデス・ベンツSLのすべて」という本が手元にあったりします(笑)。いやだってね、今度のSLはほんと凄いんですよ。中身がね。だから純粋にエンジニアとしての興味からです。逆立ちしても、私にはSLは買えません。
で、BMWが作った新型MINIですが、どの雑誌も非常に評判がよいようです。特にあの価格でBMWクオリティを保っているところが、絶賛されています。エンジンも、ブラジルのダイムラー・クライスラーの子会社とはいえ、BMWも出資し、技術提供をしてるそうなので、純BMW製には劣るとしても、かなりのもののようです。特にクーパーは、ちゃんと英国のクーパーの工場で、エンジンを組み立てているようですしね。
また発売はまだ先になりますが、スーパーチャージャー付き160PSのクーパーSも価格が決まりましたね。値段の馬力を見ると、318tiの立場があまりないような気もします。車体の大きさが結構違うので、対抗することはないでしょうけど、マジな話、荷室の大きさ次第では、買い換えを真剣に検討しようかと思ってます。まあ1シリーズの噂もあるので、それ待ちの方がいいとは思いますが、軽量小型なボディで160PS。右ハンドルで6MT。価格も318tiより40万円以上安い。と、これだけ条件が揃うと....ATだけどFRを取るか、FFだけどMTを取るか。悩みますよねぇ。まあ、1シリーズに右のMTを用意してくれれば、問題なしなのですが(笑)。
#ということで期待してます>>BMW Japanさん

プロのこだわり

風景写真で有名な三輪薫氏の作品展が、昨年末より全国を巡回して行われております。大阪が最後で、梅田キヤノン・サロンで3月6日まで開催されています。金土と三輪氏が会場に出ておられ、色々とお話を戴いて来ました。
色々と為になるお話を頂いたのですが、そこで感じるのは「プロとしての作品への強いこだわり」です。自分のイメージを再現するために、最大限の努力(と時間やお金も)つぎ込む姿勢です。
講習撮影会に参加すれば判りますが、氏が探し出す撮影対象は、普通の人だと見向きもしないようななにげないものが多いです。つい通り過ぎてしまうようなところから、被写体を見つけだすこだわりの凄さは、素晴らしい以外に言葉がありません。ファインダーを覗かせて戴くと、何故そこへレンズを向けているのか、すぐ理解できるのですが。

フィルムの選択へのこだわりも凄いです。三輪氏が様々なフィルムを使い分けていることは、割と有名だと思いますが、今回の作品展でのフィルムの使用状況を見ると、全26点で、

フィルム           使用点数
E100VS              7
Dyna HC 100(EBX)         7
Velvia (RVP)           2
Astia (RAP)            1
MS100/1000 (RMS)         1
Dyna EX (EB)           1
Kodachrome64 (KR)         1
E100S               1
E100SW              1
Ektachrome 100PlusPro (EPP)    1
Panther 100Pro (PRP)       1

と11種類にも及びます。
これだけのフィルムを、それぞれの特徴に応じて使い分けるこだわりは、なかなか他には見られないと思います。

また機材へのこだわりも凄く、カメラ、レンズ、三脚等々の撮影機材のお話も、いつも参考にさせて戴いています。機材の数もかなりお持ちのようで、CONTAXだけで35本お持ちだそうです。プロでCONTAXレンズを実際にこれだけ持っているプロはいない、と言われていました。

また今回の作品展への出品では、額にこだわったそうです。手作りの特注額で「請求書を見て泣いた」とか「他のプロが写真のことはないも言わないで、額だけ誉めて帰る(苦笑)」とおっしゃっておりました。以前の時には、「虫ピン止めにしたけど、その虫ピンを探すのに東京中の画材屋を回った」ということで、「額も含めて作品」ということに非常にこだわっておられるそうです。
プリントも撮影はポジですが、インターネガを起こしてネガプリントされています。プリントも長年のつきあいのラボマンの方に、何回も何回も焼き直しをして貰ってそうです。

これらのこだわりが、三輪薫氏独特の世界を創り出しているわけです。写真をうまくなりたいと思う人は多いですが、このようなこだわりまで真似できる人が、一体どのくらいいるでしょうか?私もアマとしてはかなり凝り性だと自認しているのですが、三輪氏のこだわりに比べると10分の1にも満たないなぁと思います。皆さんはいかがでしょうか?

追記
私は初代のDynaから試しているのですが、プロタイプのE100Sに比べてダイレクトプリント時に色が濁るというかザラ付くので、その点をお聞きしたところ、あっさりと「そりゃあれだけ粒状性が違うんじゃ仕方ないよ」とのこと。 KODAK発表のデータで、同じ乳剤だと思い込み、粒状性の違いを疑いもしなかった自分のバカさ加減に呆れました(苦笑)。


2002年2月24日日曜日

うまい写真といい写真

よく混同されますが、写真を撮るのがうまいというのと、いい写真が撮れるというのは、別です。いい写真を撮れる人が写真がうまいと言われるわけですが、だからといって写真のうまい人が必ずいい写真を撮れるとは限りません。また写真が下手な人がいい写真を撮れないわけでもありません。
だからといって、写真がうまくなくてもいい写真は撮れる!と開き直るのもどうかとは思いますけどね。言ってみれば、うまいというのは楽器の演奏がうまいことに相当し、いい写真というのはいい曲を書けることに相当するということでしょう。ということは、頭の中に浮かんだ絵を、実際の写真にするためには写真撮影のテクニックに長けていなければならないということです。
では何故テクニックに長けてなくとも、いい写真が撮れるのでしょうか?写真の善し悪しは偶然性による割合が非常に高いからです。
例えば、インターバルタイマー付きのカメラを、犬の背中に乗せて、犬に好き勝手走らせます。そうやって撮れた(撮ったではなく)写真の中にもいい写真が存在する可能性はあります。適当にスナップしたフィルムを巻き戻し、再度装填してスナップなりの撮影をする、多重露光の偶然性を利用することもよく行われます。そうやって撮れた偶然の写真に、いい写真があるわけです。
写真が下手な人が撮った(というか撮れてしまった)いい写真というのは、結局はそういう偶然性に頼った産物なわけです。偶然性に頼らない、自分のイメージを求めて撮影をするならば、やはりテクニックは必要ですし、撮影技術のうまさが必要になるわけです。偶然性に頼った写真自体は悪いとは言いませんし、プロで偶然性のみによる写真を追求している方もおられます。それはそれで一つの見識だと思います。
しかし私は自分の頭の中にあるイメージを撮りたいです。そのためには、色々な撮影のテクニックも必要だし、レンズやフィルムの使いこなしも必要です。あなたは偶然に頼りますか?それとも自分の腕で撮りますか?


【BMW雑記帳】台湾のBMW

先週、社員旅行で台湾へ行って来ました。台湾は国内に車メーカーを持たないので、走ってる車の大半は日本車でした。とはいえ、BMWも結構走ってましたし、フランスの小型車も多く見掛けました。
到着して一番最初に見たBMWは、高速警察のパトカーで5シリーズでした。旧正月で高速の料金所が休みで、高速の通行料が無料でした(笑)この辺りは、日本と違ってのんびりしたものですね。
デューティーフリーショップでは、年末特別セールで懸賞を行ったらしく、当選結果が貼り出されてたんですが、1等が318iでした。台湾でもBMWは高級車扱いですね。
排ガス規制はまだないらしく、街中の空気はあまりよくなく、バイクに乗っている人達は大抵マスクをしていました。夜店に行ったときもマスクを売ってました。お土産に買っても面白いかなと思ったんですが、日本じゃ使うことはないと思って、止めましたけ(苦笑)
ちなみに街中を走っていたパトカーは日本車で、250ccスクーターの白バイも見掛けました。また私達が観光で乗ったバスはサーブでした。
道路は台北市街はよく整備されていて綺麗でした。日本の道路に比べるとゴミが少なかったですね。特に煙草の吸い殻はほとんど見当たらなかったです。法令で捨てると罰金取られるのかも知れませんが。
旧正月で道路は空いていましたが、普段は大渋滞するそうなので、車の量はかなり多いのでしょうね。
車を買うのに書庫証明が不要だそうで、そのため裏路地は駐車車両で一杯です。警察署の横の裏路地でも、パトカーが路肩駐車してました(爆)
チューニングショップも何カ所かあり、ハルトゲも走っていました。
まあ全体的にいうと、日本と全然変わらないという感じですね。街並みも日本にそっくりで、心斎橋辺りの通りを歩いてるのと変わらない感じです。右側通行なのが大きな違いですけどね。


2002年2月10日日曜日

【BMW雑記帳】Fan to drive

先週リアフォグについて書いたところ、昨日阪神高速神戸線でリアフォグ点灯している7を見掛けました(笑)。まあここを読んでいる方は、そんなことはないと思いますが、注意しましょうね。

で、今月のMotor Magazineで3シリーズの特集をやってます。新型tiについても出ているので買おうかどうしようか悩んで...買ってません。明日辺り買ってしまいそうな気はしますが。
で、その中で清水和夫氏が「楽しいは危ない」ということをおっしゃっておられます。ここでは「楽しい=スポーツ」ということで、公道でスポーツすることは危険であるということを述べておられているんですね。確かによくいる公道をサーキットと間違っているような走行は危険極まりません。 コンマ1秒でも他の車より前に出ることのみが目的のレースと公道での走行を同じに考えるのは間違いですね。
ですから、某社のスローガン「Fun to drive」というのは非常に危険な考え方だと。それに対して、BMWのスローガン「駆け抜ける喜び」の方がよい言い方である、というような話です。私的には、日本のユーザーはどっちにしても「公道をサーキットと間違うような走り」をすることと勘違いすると思いますけどね(爆)。
それはさておき、他にも色々と興味深いことをおしゃられているので、立ち読みでも読むべきだと思います。
で、マツダが「Fun to control」というスローガンを使っているんですね。操る楽しさ、です。車を自分の意志通りに操る、或いは車を自分の身体の一部のように意のままに操る、そんな楽しみ。これひょっとすると、私が出した提案書から出ているんじゃないかという気がするんですよね。
かれこれ15年くらい前に、マツダが「あなたの考えるスポーツカーとは?」という意見募集をしたことがあるんです。当時マツダ車ユーザーであった私は、ワープロで葉書に目一杯詰め込んで書いて送りました。そこで提案したのが、この「Fun to control」です。速度が低くても自分で操っていることが感じられる車が欲しい、と。また、スポーツカーは趣味のための車だからセカンドカーとして買える値段にして欲しい。軽四でも本当のスポーツカーなら150万円になってもいい。そういう意見を送った数年後に、ロードスターが160万円で出てきました。マツダ恐るべし(笑)。
けど、審査員の一人の徳大寺氏がその直後のある座談会で「軽四でも150万くらい掛けていいのを作ればいいんだよ」ということをおっしゃっていたので、私の意見書はかなり影響を与えたんではないかと、勝手に思っています(笑)。
で、今その「Fun to control」を実現できるtiに乗っているというわけですね。しかしそろそろタイヤとダンパーが駄目みたいで、どうも思ったところへ行かなくなってきた(苦笑)。早くなんとかせねば....と思いつつもしばらくは何もできそうにないなぁ (-_-;;;;;


2002年2月3日日曜日

【BMW雑記帳】ライトワーク

最近、夜間走行中に気になるのが、ライトの使い方を知らないんじゃないか?と思える人が多いことです。ライト点灯せずに走ってるのは問題外(笑)ですけど。

BMWで多いのはリアフォグ点けっぱなしでしょうね。たぶん運転しているご本人は、リアフォグが点灯していることを知らないんだと思いますけど、後続車から見ると非常に眩しくて幻惑されて危ないので普段は絶対に点灯しないようにして下さい。このリアフォグを使うのは、霧や雨で前の車のリアスモールランプがよく見えないような状態の時にのみ使うようにして下さい。

それから常にハイビームにしてる人もいますね。かなり前ですけど、渋滞中にハイビームにしている人を見たときは、悩みましたけどねぇ。一体何のつもりなんだと。これも前の車や対向車からは眩しくて幻惑されてしまいますので、周りに車のいるときは使わないようにしましょう。前に車がいるのにハイビームにするのは、前の車を煽ることになりますしね。

皆さんは、ライトやスモールの点灯はどうのようなタイミングでされてますでしょうか?暗くなってきたら、早めの点灯が安全です。特に色の暗い車は早めに点灯しましょう。しかし、まだスモールも点けていない車が周りに多い場合は、ライトは点灯せず、スモールだけにしておいた方が安全です。というのは、ライトを点灯した車の後に無灯火の車が来た場合、対向車からは無灯火の車が見えないからです。
また、よくライトを点灯する前にフォグを点灯する人もいますけど、フォグは雨や霧の時以外は点灯しない方がよいです。ドイツでは、雨霧以外の時にフォグを点灯すると違反だそうですが、これは危険だから禁止されているんです。

ライトの点灯は、自分が見やすいかどうかも大切ですけど、周りにどういう影響を与えるかを考えながら行いましょう。

2002年1月27日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌記事から

先週お知らせしました、ニューズ出版の「ハイパーレブインポート BMW E36/3シリーズ」というムックが発売されています。約束通り、本サイトが紹介されていますので、是非見て下さい。「メンテ日記が白眉」と紹介されているんですが、車検受けてから何もしていないので、ちょっと恥ずかしい気もしますが f^^;;;
#おまけに結局私は買う気にならなかったし(笑)
更に、AutoJambleの別冊で、E36のメンテナンスガイドを中心としたムックも発売されています。買おうかとも思ったんですが、新型tiに乗り換えようかと悩んでいる身には無駄になりそうな気もしたことと、これまでの特集の総集編のような内容で手元のものと重複が多いこと、でやめました。
ENGINEに割とページを割いて、新型tiの試乗記が出ています。 MTの記事が触り程度で詳しくないのがちょっと残念ですが。

マガジンXに、1シリーズについて出ていますね。写真は5ドアになってて、この大きさで本当に5ドアにするのか?と疑問なのですが、記事では3ドアと5ドアの2本立てとあります。クーペもあり、それは2シリーズということですが、どうなんでしょうね?
気になる発売時期は2004年ということですから、2年後ですね。8月に工場出荷開始とありますから、家の子の次回車検が終わった直後と、また非常に間の悪いタイミングで出てくるようです(苦笑)。
Mもあるそうですが、こちらは更に1年後とか。買い換えのタイミングをどうするか、非常に悩む内容です。新型tiに乗り換えるのは、次回の車検時(つまりローンが終わる時)にしようかと考えていますが、1シリーズがこの予測通りのスケジュールだと、1シリーズが出るのを待つことになりますからね。今買い換えたら、きっと1シリーズ出てまたすぐ買い換えたくなるだろうし。しかしそんなに頻繁に買い換える余裕もないし。悩み所です。

2002年1月20日日曜日

【BMW雑記帳】衝突安全性とコンピューターの安全性

1月下旬にニューズ出版から発行予定の「ハイパーレブインポート BMW E36/3シリーズ」というムックに、本サイトが紹介されるようです。発売されたら皆さん買って見て下さいね。どういうムックかは、私もまだ知らないんですが(笑)

とある雑談サイトで、”日本の車メーカーのように「見せかけの安全性」だけに”と書いたら、えらいフレームになりまして(苦笑)。そこはコンピューターのプログラムに詳しく、そっち方面の「安全性」には詳しい人達ばかりなのですが、そういう人達でも車の安全性についての考え方とか知識は普通の人と変わりないんですね。どちらも「常に未知の危険性がないか注意を払い、見つかった場合は速やかに対処しなければならない」という点では同じなのですが。
ほとんどの方がマイクロソフト社製のOSとアプリケーションプログラムをお使いだと思います。MS製の製品は見掛けの利便性を追求しており、安定性やセキュリティはほとんど無視されています。ウィルスの被害に遭っておられる方も多いと思いますが、MS社はセキュリティホールを防ぐことにもあまり熱心ではありません。
UNIX系のOSでは、安定性とセキュリティに重視を置いており、未知のセキュリティーホールを探す努力を常にしており、発見された場合の対策も迅速に行われます。
これって、ちょうど日本車メーカーとドイツ車メーカーの安全性に対する態度と同じなんですよね。
既に書いた通り、ドイツでは各メーカーが実際の事故を常に調査し、自社の製品に危険性がないに注意しています。問題があれば、次期モデルはもちろん、次年度モデルに反映され、危険度の高いものはリコールまで行われます。衝突安全試験を始め、安全性を確かめるための試験項目とその基準は、ドイツでのこういう調査から生まれているものです。シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートもドイツで生まれたものです。
対して日本では、法令で試験を義務づけられてからとか、消費者が騒いだ後、ドイツの真似をして対処しているだけで、未知の安全については何も考えていないのに等しい状態です。
衝突安全性試験で、最近の日本車は高い性能を上げていますが、こういう目に見える、つまりカタログで謳いやすく消費者にアピールしやすい項目の対応は、日本のメーカーは優秀です。しかし、問題はそれで満足してしまい、実際の事故ではどうか?がないことです。
OSで言えば、こういう試験は過去に見つかったセキュリティーホールに対する耐性試験を行っているようなものです。「セキュリティパッチは全て当ててあるから安全だ」というのは過信であり、正しいセキュリティに対する考え方ではないことは、すぐ理解できると思います。ならば「衝突安全性試験で高い性能を誇っているから安全だ」というのも、同様に過信であり、正しい安全性に対する考え方ではないです。
もちろん、ドイツ車に乗っているから安全だ、というのも過信ですね。

2002年1月6日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌 その2

明けましておめでとうございます。本年も、本サイトを宜しくご愛好下さい。

で、今月の雑誌の続きですが、今月はル・ボランとオートジャンブルを買ってしまいました。ル・ボランは特集が「BMW vs ベンツ」なので買わずにいられるか!という内容です。ti対スポーツクーペもありますしね。けど、昨年の2月号も「BMW vs ベンツ」だったんですよねぇ(笑)狙ったのか、同じ特集なのを忘れてたのか。
永遠のライバル対決というところかもしれませんけど、でも記事読んでると結論は「BMWとベンツは全く別の車でライバルではない」ということらしいですね。まあ私はベンツを知りませんので、これ以上は記事をご覧下さい。
オートジャンブルは、E36のAT−>MTが出ています。 DIYでの換装も可能のようなことを書いてますが...まあ実際に個人でやった人いますけど....そう簡単な問題じゃないんだけど。年式によって部品が微妙に違うので....まあたまたまうまく行ったのを誰でもできると思い込むと痛い目に遭いますので、ご注意を。