今月のル・ボランは、恒例となっているドイツ3大プレミアム・ブランド、メルセデス/BMW/AUDIの対決特集です。
マガジンXがX3のスクープをしています。SUVには見えない、ちょっと背が高いクーペなレイアウトなようで、悪路は走らない人のためのSUVになるようです。なんかなぁ。
ベストカーが巻末特集で、「人気の秘密はどこにある BMWはいかがですか」というBMWの魅力を探る特集をしています。
BMW関連はそんなところですかねぇ。ちなみに1日発売のCGとMotorMagazineも既に発売となっていますが、年末のドタバタで見れていません。
ちなみにベストカーではブレーキの特集もしているのですが、なんとAPが買収されたとか。レーシング部門のAPレーシングがライバルのブレンボに、一般車部門のAPロッキードがデルファイに買収だとか。なんか高性能ブレーキはブレンボ一色になりそうですね。
ベストカーにもう一つ興味深い話が載っていまして、マクラーレンがフェラーリから、F1マシン情報をスパイした件で、どういう技術が盗まれたのかというと、タイヤに詰める気体の成分なんだそうです。
熱伝導率の高い気体を詰めることにより、タイヤの熱をホイールに伝えて冷却するのだそうで。これによりタイヤの温度が上がらず安定した性能を引き出せるのだとか。フェラーリが強いのはブリジストンのタイヤがいいせいだと言われていましたが、実はこれのお陰でタイヤが熱だれせずにすんでいるらしいです。
というところで、本年の雑記帳はこれでお終い。また来年もよろしく〜。
2007年12月30日日曜日
携帯マスターNX3
ワンセグ携帯に機変したいと思いつつ、なかなかGPSとワンセグ両方を搭載していてVGA画面のというてんこ盛り仕様のがVodafone改めSoftbankにはあまりなく、極僅かに該当する機種も発売直後は値段が高くて買う気にならずで、ワンセグ携帯は買えずにいました。
920Tの登場で911Tが安くなっていて、920Tの半額ということで、思い切っていってしまいました。
#でも価格.comでは911Tはあんまり評判よくないんですよね。トラブルが多いみたい。
通販で買ったので、電話帳データは自分で移行する必要があるのですが、今まではメモリカードでデータの受け渡しができていたのに、705Pからは移せませんでした。705Pの電話帳データを911Tが認識してくれないのです。
で、仕方なしに携帯データ管理ソフトを導入することになりました。
ヨドバシの携帯データ管理ソフトのコーナーで、どれにするかなと物色して選んだのがこれ。けどどうせなら全キャリアのを選べばよかったですね。そういうタイプがあるこに気が付かなかった。失敗。
USBケーブルも付属しているのですが、付属していなくて値段が安いのもあり、911TはUSBケーブル付属なので、ここでも失敗。デバイスドライバ同梱みたいなことが書いてあったので、ケーブル付きにしたのですが、2G PDC端末用のデバイスドライバのことで、3G携帯用ではありませんでしたので、結局1,500円程損をしました。
これまではGPS付きVGA携帯の904SHと超薄型携帯705Pを、その日の気分でUSIMを入れ換えて使っていて、電話帳データも相互乖離が出てきたので、両方から吸い上げて統合することにしました。
携帯管理ソフトを使うためには、各機種毎のUSBドライバをインストールする必要があるのですが、メーカーサイトを見てもUSBドライバだけを置いていないのですよね。ユーティリティソフトをダウンロードしてきて、インストーラを立ち上げるとインストールメニューが表示され、その中からUSBドライバを選択してインストールするようになっています。
USBドライバをインストールした後、携帯端末とPCをUSBケーブルで接続してやると、Windowsのハードウェアドライバインストール画面が出るので、それを使って更にインストール作業を進めます。
これを3回(904SH,705P,911TそれぞれのUSBドライバをインストールするため)繰り返して、904SHデータを吸い上げて、それを見ながら705Pの登録データを直してから吸い上げ、705PのデータをCVSに出力してから911T電話帳データに変換して転送。
グループデータは転送されないため、1件ずつ画像設定とグループ設定をやり直して、不要になったデータを削除して、再度PCに911Tの電話帳を転送してバックアップして、完了。
なんというかさ、せめて同一キャリアなら、電話帳データくらいちゃんと転送できるようにして欲しいよね。
まあそれがあるから、各キャリア共にサーバーで電話帳を管理するサービスを始めたんでしょうけど。Softbankにも「S!アドレスブック」というのがあるのですが、705Pは対応していないので、今回はこれを使っての転送ができなかったんですよね。
ソフトの使い勝手ですが、イマイチ。CVSでファイルに出力するやり方が、なかなかメニューから探し出せませんでした。Outlook/Outlook Expressと連携をするようになっているのですが、私はそんなものは使わないので、インポート/エクスポートメニューで、ファイル出力が選べないのは困りました。
2007年12月25日火曜日
Nik Dfine 2.0
D3に搭載された新アルゴリズムのノイズ除去は非常に強力で、ディテールを失わずにノイズが除去ができるという点で、現時点では最高のものと思われます。このため下手にRAW現像するよりも、JPEG出力の方が美しい滑らかな画像が得られるという逆転現象が起きています。
Nikon純正のRAW現像ソフトCaptureNXには、D3内蔵のものと同じアルゴリズムのノイズ除去が搭載されているという噂もあるのですが、そのせいがノイズ除去をONにすると動作が非常に重たくなってしまいます。それでも得られる出力が、D3のJPEG出力以上であればよいのですが、どうもそうも行かない感じです。何がどう違うのかはよく判りませんが...。
RAW現像ソフトとしては、PhaseOneのCaptureOneが最高で、これから得られる画像はコダクローム画質に匹敵すると言われるくらい強力です。こいつのノイズ除去も強力なのですが、その分ディテールも失われる傾向があります。
Lightroomのノイズ除去も強力ですが、やはりディテールが落ちます。またCaptureOneのようにカメラのICCプロファイルを持っているわけではないので、色調整のし易さががちょっと劣るのです。とはいえCaptureOneの次に色を出し易いのですけどね。
CaptureNX、D3 JPEG出力、Dfine、CaptureOne、Lightroom、SylkypixでISO12800撮影したRAWファイルをノイズ除去処理した比較画像がこちら。
RAW現像のパラメータは基本的にデフォルトのままにしています。ノイズ除去のパラメータだけいじっていますが、ディテールを残しつつノイズができるだけ少なくなると私が感じた設定になっていますので、あくまで参考ということで。
CaptureNXは、ノイズ除去パラメータだけだと霧のようなものが掛かってしまうため、シャープも掛けています。それでも靄のようなものが残っているのが判ると思います。おまけにノイズも結構残っており、D3 JPEG出力と同じ結果が得られませんでした。
D3 JPEGは「普通」に設定しています。他と比較してノイズも少なく、かつディテールがよく出ており、RAW現像するよりもJPEG出力の方が綺麗に見えることも納得できますね。
Dfineは、CaptureOne4で(ノイズ除去なしシャープなしで)RAW現像して16bitTIFF出力したものを、処理しています。D3 JPEGに非常によく似た結果です。色が異なるのは、RAW現像のパラメータが違うためです。
CaptrueOneはノイズは綺麗に除去できていますが、ディテールが失われているのが判ると思います。シャープを0にしているので、そちらと合わせて調整すればディテールは回復しますが、ノイズも増えてしまいます。
LightroomもD3 JPEGに近くなっています。露出が明るめに現像されているため、ノイズがちょっと目立ちますが、露出を暗くすればノイズ感は減らせると思います。
Sylkypixは露出が明るくなっていることと、ノイズ除去設定がシャープ設定と一体になっていて、シャープを減らせないため、一番ノイズが目立ってしまっています。細かい設定ができないのが問題です。
なんかこの結果だけを見るとLightroomでええやんって感じになりますね。
私的にはCaptureOneの出力を処理できること、RAW現像に関係なくPhotoshopCS3で扱える画像全てにこのノイズ除去処理が適用できることで、このお値段の価値はあると感じました。
Dfineのノイズ除去設定による差は、こんな感じです。
コントラストとカラーの2つが0〜200%に設定できます。デフォルトは100%/100%なのですが、ちょっと強すぎでディテールが失われます。200%/200%にすると完全になくなってベタっとした感じになってしまいますね。
まあこのノイズ除去処理をした後に、拡大縮小をどの程度するかで、最適な設定値は変わりますので、そちらも合わせて考える必要があります。
先のRAW現像ソフト同士の比較には、50%/50%のものを選んでいます。
2007年12月24日月曜日
コドク・エクスペリメント / 星野之宣
コドクは蠱毒のことで、宇宙最強の生物兵器を生み出すというストーリです。映画「エイリアン」で、カンパニーが生物兵器としてエイリアンを利用しようとしたようなものですね。
まあ最後は、一番の毒虫は人類という落ちになるんですけどね。
コドク・エクスペリメント 2 (2) (幻冬舎コミックス漫画文庫 ほ 1-2)
コドク・エクスペリメント 3 (3) (幻冬舎コミックス漫画文庫 ほ 1-3)
2007年12月23日日曜日
【BMW雑記帳】今週は
うむむ、なんもネタが思い浮かばないぞ。
BMWネタはおろか車ネタ自体がなんにもありません。
あ、そうそう。
今月のMotorFan illustrated Vol.15で、1シリーズのサスペンション解説が掲載されています。
そのサスペンション構成の解説を読んでいて「アームではなくリンク」という説明が出ていて、ふと「アームとリンクってどう違うんだ?」と考え込んでしまいました。力を受ける方向が1方向なのがリンクで、2方向以上を受けるのがアームみたいです。
BMWネタはおろか車ネタ自体がなんにもありません。
あ、そうそう。
今月のMotorFan illustrated Vol.15で、1シリーズのサスペンション解説が掲載されています。
そのサスペンション構成の解説を読んでいて「アームではなくリンク」という説明が出ていて、ふと「アームとリンクってどう違うんだ?」と考え込んでしまいました。力を受ける方向が1方向なのがリンクで、2方向以上を受けるのがアームみたいです。
ワープする宇宙 / リサ・ランドール
原題は"Warped Passages"で、正確には「湾曲した通路」という意味になります。
日本で「ワープ」というと、宇宙大作戦(Star Trek)や宇宙戦艦ヤマトで宇宙空間を瞬間移動することを思い浮かべてしまうので、このタイトルだと宇宙空間自体が瞬間移動しているような印象を与えてしまいますね。或いはそれが出版社の狙いなのかも知れませんけど。
著者は元々は超ひも理論には懐疑的な立場の物理学者で、5次元時空間を導入することで超ひも理論では未解決だった問題が解決できることを発見し、一躍大統一論の主流になられた方です。
まあ、こういう問題は私には読んでいて結局よくわかりませんでした。というか、そもそもここに書かれていることは(超ひも理論も同様ですが)、あくまで仮説であって、実際にそうかどうかは今後の実験次第というところです。
繰り返し出てくるのですが、現在CERNが大型ハドロン加速器(LHC)を建設中で、そこでの実験結果が出てからでないと、単なる妄想で終わってしまうのですよね。もっとも超ひも理論は、それが正しいことをどういう実験を行えば確認できるかすら判っていないそうなので、LHCによって正しいか正しくないかが確認できるはずの、ランドール博士の仮説は超ひも理論よりは現実に近い位置になると言えるのかも知れません。
まあ残念なのは、この理論が正しいということが証明されると、たぶんStar Trekのワープは実現不可能ということになるらしいことですか。
本書のどこにもこういうことは書いていませんが、私がなんとか解釈できた範囲で考えれば、たぶんそうかなと。
【D3コラム】 Zoom Nikkorの周辺蹴られ対策
17-35/2.8と28-70/2.8をD3で使用した時、最短付近で隅が蹴られるという報告をしました。
その対策として、この2本を下取りに出して新発売の14-24/2.8を購入しました(核爆)
#全然対策ちゃうやんというのは置いておいて。
取り急ぎ、最短でシャッターを切ってみましたが、周辺減光はあるけど蹴られのような現象は認められず、対策としては成功です(笑)
本当なら28-70/2.8を24-70/2.8に置き換えて、その後で17-35/2.8を14-24/2.8に置き換えるのが順当なのですが、25-100の領域はZFレンズ群でカバーできるので、24-70/2.8を買ってもほとんど使うことがないだろうというのと、逆に25mmより広角域がないので14-24/2.8はZFレンズ群の補完としてちょうどよいため、17-35/2.8と28-70/2.8を放出することにしました。
実際、昨年末から今年頭に掛けて、35/2, 25/2.8を購入していることもあって、この2本のズームはほとんど使ってませんでしたしね。
でもこの2本を下取りに出して、新レンズの2本を購入される方は多いみたいです。
私が買った店でも、他に下取り品の17-35/2.8と28-70/2.8が中古コーナーにありましたし、D300の下取りでD200も中古コーナーに複数台並んでいました。キヤノン30Dの下取りに20Dを出される方も多いようで、20Dも複数台並んでいました。
まだデジタル一眼に行っていない方は、こういう中古を狙うのがいいかも。
D3を買うために虎の子のVario-Sonnar 70-210/3.5を放出しましたが、まだ残ってました。下取りに出してからWebの新入荷リストに出てこないから、サクッと売れたのかと思ったけど、やっと今日掲載されています。5Dでアダプタ噛まして使うには重量的な問題があるため、涙を飲んで放出しましたが、まだY/Cマウントボディを使われている方には、絶対的にお薦めなレンズです。一時期は40万円以上していたんですよね。
ここの店は、現金一発で買うなら絶対お得です。価格.comの最低価格より更に1割前後安いお値段をいつも提示してくれます。
梅田フォトサービス
その対策として、この2本を下取りに出して新発売の14-24/2.8を購入しました(核爆)
#全然対策ちゃうやんというのは置いておいて。
取り急ぎ、最短でシャッターを切ってみましたが、周辺減光はあるけど蹴られのような現象は認められず、対策としては成功です(笑)
本当なら28-70/2.8を24-70/2.8に置き換えて、その後で17-35/2.8を14-24/2.8に置き換えるのが順当なのですが、25-100の領域はZFレンズ群でカバーできるので、24-70/2.8を買ってもほとんど使うことがないだろうというのと、逆に25mmより広角域がないので14-24/2.8はZFレンズ群の補完としてちょうどよいため、17-35/2.8と28-70/2.8を放出することにしました。
実際、昨年末から今年頭に掛けて、35/2, 25/2.8を購入していることもあって、この2本のズームはほとんど使ってませんでしたしね。
でもこの2本を下取りに出して、新レンズの2本を購入される方は多いみたいです。
私が買った店でも、他に下取り品の17-35/2.8と28-70/2.8が中古コーナーにありましたし、D300の下取りでD200も中古コーナーに複数台並んでいました。キヤノン30Dの下取りに20Dを出される方も多いようで、20Dも複数台並んでいました。
まだデジタル一眼に行っていない方は、こういう中古を狙うのがいいかも。
D3を買うために虎の子のVario-Sonnar 70-210/3.5を放出しましたが、まだ残ってました。下取りに出してからWebの新入荷リストに出てこないから、サクッと売れたのかと思ったけど、やっと今日掲載されています。5Dでアダプタ噛まして使うには重量的な問題があるため、涙を飲んで放出しましたが、まだY/Cマウントボディを使われている方には、絶対的にお薦めなレンズです。一時期は40万円以上していたんですよね。
ここの店は、現金一発で買うなら絶対お得です。価格.comの最低価格より更に1割前後安いお値段をいつも提示してくれます。
梅田フォトサービス
2007年12月21日金曜日
Capture One 4
中判・大判用デジタル・バック・メーカーのPhaseOneが作成しているRAW現像ソフトです。自社以外のデジタル・バックには対応していませんが、35mm、APS、3/4の一眼レフ・デジカメのRAWファイルには対応しているのです。
日本の一般ユーザーには輸入代理店がぼったくり価格を付けていて(その上雑誌にはほとんど掲載されてませんので)あまり知られていませんが、プロの方やハイアマチュアには人気のRAW現像ソフトです。
一般アマチュア用の低価格なLEとプロ用のちょっと値段の高いProがあります。更に画像データベースソフト付きとかバリエーションがいくつかありますが、RAW現像機能に限ればこの2種類です。
そのLEがProに先んじて、Version 4になりました。
数ヶ月前からBeta版は公開されていて、Beta2からはD3やS5Proにも対応していたのです。とはいえ、D3への対応は不完全だったのですが。
正式リリースではD3のファイルはサクサクと読み込み、処理が可能になっています。Beta2で付いていた非圧縮のみという制限もなくなり、ロスレス圧縮14bitファイルも高速に読み込んでくれます。
リリースされたばかりなせいか、ライセンス認証サーバーが混んでいて接続できず。
まあ30日のFreeトライアルがあるので、しばらくはそちらで試しておきます。
皆さんもFree版を是非試してみてください。
Phase One
(2008/01/08 23:50追記)
サポートにエラー内容を連絡してみたところ「Firewallで跳ねられているみたいだから、切って試してください」との回答。G-DATAのFirewallとScanをOFFにしたけど、現象変わらず。結局一旦G-DATAをuninstallして、ノーガード状態で試したところ、あっさりと認証成功。
OFFにしてもOFFにならないってのも困りものですね。
日本の一般ユーザーには輸入代理店がぼったくり価格を付けていて(その上雑誌にはほとんど掲載されてませんので)あまり知られていませんが、プロの方やハイアマチュアには人気のRAW現像ソフトです。
一般アマチュア用の低価格なLEとプロ用のちょっと値段の高いProがあります。更に画像データベースソフト付きとかバリエーションがいくつかありますが、RAW現像機能に限ればこの2種類です。
そのLEがProに先んじて、Version 4になりました。
数ヶ月前からBeta版は公開されていて、Beta2からはD3やS5Proにも対応していたのです。とはいえ、D3への対応は不完全だったのですが。
正式リリースではD3のファイルはサクサクと読み込み、処理が可能になっています。Beta2で付いていた非圧縮のみという制限もなくなり、ロスレス圧縮14bitファイルも高速に読み込んでくれます。
リリースされたばかりなせいか、ライセンス認証サーバーが混んでいて接続できず。
まあ30日のFreeトライアルがあるので、しばらくはそちらで試しておきます。
皆さんもFree版を是非試してみてください。
Phase One
(2008/01/08 23:50追記)
サポートにエラー内容を連絡してみたところ「Firewallで跳ねられているみたいだから、切って試してください」との回答。G-DATAのFirewallとScanをOFFにしたけど、現象変わらず。結局一旦G-DATAをuninstallして、ノーガード状態で試したところ、あっさりと認証成功。
OFFにしてもOFFにならないってのも困りものですね。
2007年12月18日火曜日
【D3コラム】D3のノイズ
撮像素子の素子サイズが大型化していて、元々ノイズが少ないのですが、新型LSIによるノイズ除去も効いています。
ノイズ除去を標準にした時のJPEG出力の違いを見てみました。
ISO3200とISO12800での比較です。
100%で見れば違いは明らかですが、ISO12800でも変なノイズの出方ではなく、プリントサイズが小さければ綺麗にトーンも色も出てくれます。
1/5に縮小すると、ほとんど判りません。
一般のディスプレイは72dpiですが、この分解能でプリントすると、D3 FXサイズ 4256 X 2832では約150 X 100cmという巨大なサイズになります。一般的にインクジェットプリントするときは200dpi、印刷原稿では400dpiにしますから、印刷原稿では20%くらいのサイズで見た時が、実際のプリントされた時のノイズ感に近いことになります。まあディスプレイ上のサイズと印刷仕上がりのサイズが一致しないので、こういう計算は単純過ぎますけどね。
最終的にどれくらいのサイズでプリントするかによって、ノイズに対する評価は異なりますが、逆に言えば実際にプリントもせずにディスプレイでの100%表示だけ見て「こんなにノイズが多いじゃないか!」というのは、たぶんまともなプリントをしたことがない人でしょうね。
私はポストカード程度の印刷サイズなら、ISO12800は十分に実用になると思います。
ISO6400でもA4程度のプリントは完全に実用範囲ですね。
ノイズ除去を標準にした時のJPEG出力の違いを見てみました。
ISO3200とISO12800での比較です。
100%で見れば違いは明らかですが、ISO12800でも変なノイズの出方ではなく、プリントサイズが小さければ綺麗にトーンも色も出てくれます。
1/5に縮小すると、ほとんど判りません。
一般のディスプレイは72dpiですが、この分解能でプリントすると、D3 FXサイズ 4256 X 2832では約150 X 100cmという巨大なサイズになります。一般的にインクジェットプリントするときは200dpi、印刷原稿では400dpiにしますから、印刷原稿では20%くらいのサイズで見た時が、実際のプリントされた時のノイズ感に近いことになります。まあディスプレイ上のサイズと印刷仕上がりのサイズが一致しないので、こういう計算は単純過ぎますけどね。
最終的にどれくらいのサイズでプリントするかによって、ノイズに対する評価は異なりますが、逆に言えば実際にプリントもせずにディスプレイでの100%表示だけ見て「こんなにノイズが多いじゃないか!」というのは、たぶんまともなプリントをしたことがない人でしょうね。
私はポストカード程度の印刷サイズなら、ISO12800は十分に実用になると思います。
ISO6400でもA4程度のプリントは完全に実用範囲ですね。
2007年12月17日月曜日
月刊DOUBLE
DOUBLEというミュージシャンは全く知らなかったのですが、かっこいい表紙に惹かれて買ってしまいました。まあ表紙の雰囲気からたぶんミュージック系の人だろうなとは思いましたが、写真集を出すミュージシャンてのも珍しいですね。
撮影はTAKAKI_KUMADAとなっています。聞いたことない人ですが、うまいすね。カラーとモノクロを巧みに使い分けていて、特にカラーのトーンが非常に綺麗で、DOUBLEのスタイルの良さとダイナミックなポージングが100%活きている撮影です。
トーンからすると広告系カメラマン?とググったら、女性ファッション誌や広告なんかで最近活躍されている方ですね。納得。
トーンが綺麗だと思ったら、使ってるのはPHASE ONE P25(2200万画素)らしい。ボディとレンズはマミヤか。こちらもいい意味でも悪い意味でも、言われてみれば確かにマミヤの写りなので、なるほどという感じ。
2007年12月16日日曜日
【BMW雑記帳】GT-Rは日産のMとなれるか?
GT-Rの特集号が色々と発売されていますね。モーターファン別冊「GT-Rのすべて」を買ってしまいました。なんだかんだ言っても、元R32スカイライン・オーナーなので、GT-Rには憧れがあるのです。というか従兄弟の影響で車に興味を持った高校生の頃から、GT-Rというの日本で最高の車だという刷り込みがされてしまっているのです。
それにしても、今度のGT-Rは凄いです。何が凄いって、エンジンのブロックが専用設計ですよ。1車種のためにエンジンブロックを設計製造するというのは、メーカーにしたらめちゃくちゃ大変なことで、現在こういう馬鹿げたことを実践しているのは、フェラーリ、ランボルギニなどのスーパー・カー・メーカー以外では、M社くらいではないかと思います。
その点だけで、もうGT-RはM3/5/6に匹敵するくらいの車といっても間違いありません。
ボディも基本骨格はスカイライン・クーペと共用ですが、もうこんだけやるなら全部新規設計の方が安くできたのでは?と思うくらい手が入りまくり。足回りや駆動系、内装なんかは全部専用ですから、専用部品率で言ったら、M3なんか目じゃないくらいに高いです。というかホワイトボディ以外に共用なのってあるのか?ウインカーライトくらい?
よく値段と馬力が近いから、IS-Fと比較されますが、こちらは既存のボディにちょっとだけ補強入れて、上級車種のエンジンにちょっとだけ手を入れて載っけただけのお手軽設計。まあヤマハが開発しているんだから、性能は高いでしょうけど、メーカー企画的にはお手軽で低コストなぼったくりのはず。
#そもそも420PSっていうと高出力っぽいけど、リッター馬力で考えるとたったの82PSですよ。
開発主査の水野氏が素晴らしいことをおっしゃっています。
「二倍の性能をつくろうとしたら、組織は二倍スリムにしないとダメ。お金と人の数は技術を薄めてしまうから、人の数も予算も減らしたんです」
世の中ではこれとは逆のことが常識とされ、いいものをつくるためにという名目でやたらめったら人と予算を増やして、結局大したものができないことが多いのです。
人の数を二倍にしても、生産性は二倍にはならないんです。意識の共有とか連絡を密にするために、書類を多く書かなきゃならないし、打ち合わせの時間は増えるしで、結局人を増やしてもアウトプットされる結果は同じにしかならないのです。
まあ限度があるから、単純に減らせばいいってものでもないのですけどね。
こういうことを判っていて、なおかつ実践できるということは、水野氏はむちゃくちゃ凄い人であり、その凄い人が開発責任者だったというだけでも、GT-Rは凄い車に違いないと思わされてしまいます。
まあ一生買うことはおろか乗ることもないでしょうけど、これが日産の象徴となって、日産の車が全て素晴らしい車になって欲しいな、という願いを込めて褒め倒しておこう。
それにしても、今度のGT-Rは凄いです。何が凄いって、エンジンのブロックが専用設計ですよ。1車種のためにエンジンブロックを設計製造するというのは、メーカーにしたらめちゃくちゃ大変なことで、現在こういう馬鹿げたことを実践しているのは、フェラーリ、ランボルギニなどのスーパー・カー・メーカー以外では、M社くらいではないかと思います。
その点だけで、もうGT-RはM3/5/6に匹敵するくらいの車といっても間違いありません。
ボディも基本骨格はスカイライン・クーペと共用ですが、もうこんだけやるなら全部新規設計の方が安くできたのでは?と思うくらい手が入りまくり。足回りや駆動系、内装なんかは全部専用ですから、専用部品率で言ったら、M3なんか目じゃないくらいに高いです。というかホワイトボディ以外に共用なのってあるのか?ウインカーライトくらい?
よく値段と馬力が近いから、IS-Fと比較されますが、こちらは既存のボディにちょっとだけ補強入れて、上級車種のエンジンにちょっとだけ手を入れて載っけただけのお手軽設計。まあヤマハが開発しているんだから、性能は高いでしょうけど、メーカー企画的にはお手軽で低コストなぼったくりのはず。
#そもそも420PSっていうと高出力っぽいけど、リッター馬力で考えるとたったの82PSですよ。
開発主査の水野氏が素晴らしいことをおっしゃっています。
「二倍の性能をつくろうとしたら、組織は二倍スリムにしないとダメ。お金と人の数は技術を薄めてしまうから、人の数も予算も減らしたんです」
世の中ではこれとは逆のことが常識とされ、いいものをつくるためにという名目でやたらめったら人と予算を増やして、結局大したものができないことが多いのです。
人の数を二倍にしても、生産性は二倍にはならないんです。意識の共有とか連絡を密にするために、書類を多く書かなきゃならないし、打ち合わせの時間は増えるしで、結局人を増やしてもアウトプットされる結果は同じにしかならないのです。
まあ限度があるから、単純に減らせばいいってものでもないのですけどね。
こういうことを判っていて、なおかつ実践できるということは、水野氏はむちゃくちゃ凄い人であり、その凄い人が開発責任者だったというだけでも、GT-Rは凄い車に違いないと思わされてしまいます。
まあ一生買うことはおろか乗ることもないでしょうけど、これが日産の象徴となって、日産の車が全て素晴らしい車になって欲しいな、という願いを込めて褒め倒しておこう。
G DATA TotalCare
現在最もウィルス検出率が高いのは、このG DATAだそうで、今年春頃にはトップだったK.G.B.製のカスペルスキーを超えているとの噂。
更に一番多機能なこのTotalCareは、PC最適化機能が付いていて、動作速度も快適そうです。
家のPCにはF-Secureを入れていたのですが、あまりにもPC起動に時間が掛かり、動作に負担が掛かっています。ライセンス有効期間がたっぷりと残っているので、買い換えるのも勿体ないかなという気持ちもあったのですが、PCを起動するたびにHDDがグェェェエエという激しい音を数分間立て続けて、こんな調子ではHDDが1年も保ちそうにないぞと思い、負荷の軽いのに買えようと。
で、現在最高という噂を確かめたくて、買ってみました。
さて、ライセンスが切れるまで、PCに居続けることになるかどうか。
(2008/01/03 20:00 追記)
DOS/Vマガジンのレビューによると、G-DATAはカスペルスキーのエンジンとFreewareのウィルスチェッカーのavast!のエンジンを搭載して、両方でチェックするとのこと。
道理でカスペルスキーを超えているという話になるわけですね。
Skagen
腕時計雑誌で取り上げられていたデンマークのデザインメーカーSkagen(スカーゲン)の腕時計を買いました。
黒いボディに紺色の文字盤が格好良かったからです。
現在常用のMTMは分厚くて、スーツの時には似合わないというかシャツの袖に収まらず格好悪いので、薄型のスマートな腕時計を探していて、雑誌の広告写真の素晴らしさと値段の安さに惹かれたのです。
黒ボディに紺色の文字盤のは、丸いのと黒いのとがあるのですが、丸い方は在庫がなく取り寄せを依頼し、四角い方は在庫があったので、買ってきました。
ボディはチタンで、ベルトがステンレスのメッシュという凝った造りと美しいデザインの割に、値段は安く、それはSkagenのデザイナーでもある社長さんのポリシーで「品質とデザインの美しさは高価な必要性はない」ということです。恐らくは自分のデザインしたものを、気軽に多くの人に愛用して貰いたいという気持ちから来るのでしょうが、なかなかこういう達観したポリシーを打ち出して実践するというのは難しいです。
最近は携帯電話が時計代わりという人も多いですが、こういう時計が増えてくれば、また変わってくるのかなとも思います。
(2007/12/16 19:25追記)
あまり物撮りすることはないのですが、デザインの素敵さに惹かれて撮影してみました。
文字盤の青く光っている部分をもっと広く写るようにしないとダメですね。
来週丸いのを無事買うことができたら、再挑戦してみます。
ちなみに"DOM"というのは、デンマーク語で「日曜」を意味します。曜日表示は英語とデンマーク語の2種類から選べるようになっています。なんとなく英語設定はありきたりな気がしてデンマーク語にしてみました。問題は日曜は赤文字なのですぐ判りますが、それ以外の曜日が判らないこと(笑)
(2008/01/09 00:05追記)
"DOM"はデンマーク語ではなくスペイン語だそうです。
日→Domingo(ドミンゴ)
月→Lunes(ルネス)
火→Martes(マルテス)
水→Miercoles(ミエルコレス)
木→Jueves(フエベス)
金→Viernes(ビエルネス)
土→Sabado(サバド)
Domingoはよく判りません(スペイン語でも太陽はSolですし)が、その後は英語での惑星名に近いので
日->DOM->?
月->LUN->Luna
火->MAR->Mars
水->MIRE->Mercury
木->JUEV->Jupiter
金->VIER->Venus
土->SAB->Saturn
という連想ができて、却って判りやすかったりする。
ちなみに丸いのは、私が勘違いしたらしく、指定したモデルには指定した色はないとかで取り寄せ不可。
黒いボディに紺色の文字盤が格好良かったからです。
現在常用のMTMは分厚くて、スーツの時には似合わないというかシャツの袖に収まらず格好悪いので、薄型のスマートな腕時計を探していて、雑誌の広告写真の素晴らしさと値段の安さに惹かれたのです。
黒ボディに紺色の文字盤のは、丸いのと黒いのとがあるのですが、丸い方は在庫がなく取り寄せを依頼し、四角い方は在庫があったので、買ってきました。
ボディはチタンで、ベルトがステンレスのメッシュという凝った造りと美しいデザインの割に、値段は安く、それはSkagenのデザイナーでもある社長さんのポリシーで「品質とデザインの美しさは高価な必要性はない」ということです。恐らくは自分のデザインしたものを、気軽に多くの人に愛用して貰いたいという気持ちから来るのでしょうが、なかなかこういう達観したポリシーを打ち出して実践するというのは難しいです。
最近は携帯電話が時計代わりという人も多いですが、こういう時計が増えてくれば、また変わってくるのかなとも思います。
(2007/12/16 19:25追記)
あまり物撮りすることはないのですが、デザインの素敵さに惹かれて撮影してみました。
文字盤の青く光っている部分をもっと広く写るようにしないとダメですね。
来週丸いのを無事買うことができたら、再挑戦してみます。
ちなみに"DOM"というのは、デンマーク語で「日曜」を意味します。曜日表示は英語とデンマーク語の2種類から選べるようになっています。なんとなく英語設定はありきたりな気がしてデンマーク語にしてみました。問題は日曜は赤文字なのですぐ判りますが、それ以外の曜日が判らないこと(笑)
(2008/01/09 00:05追記)
"DOM"はデンマーク語ではなくスペイン語だそうです。
日→Domingo(ドミンゴ)
月→Lunes(ルネス)
火→Martes(マルテス)
水→Miercoles(ミエルコレス)
木→Jueves(フエベス)
金→Viernes(ビエルネス)
土→Sabado(サバド)
Domingoはよく判りません(スペイン語でも太陽はSolですし)が、その後は英語での惑星名に近いので
日->DOM->?
月->LUN->Luna
火->MAR->Mars
水->MIRE->Mercury
木->JUEV->Jupiter
金->VIER->Venus
土->SAB->Saturn
という連想ができて、却って判りやすかったりする。
ちなみに丸いのは、私が勘違いしたらしく、指定したモデルには指定した色はないとかで取り寄せ不可。
2007年12月15日土曜日
モード・オプティーク Vol.24 【金属偏愛主義】
「【金属偏愛主義】」に「−メタリアン−」というルビが振ってあって、金属加工の工場見学が載っていたので買ってしまいました。
眼鏡の専門誌があるなんて知らなかったし、手に取った時も金属物Loveな方々のための雑誌かと勘違いして買ったし(爆)
金属加工物が好きな方にはお奨めです。あ、でも眼鏡掛けている人じゃないと、ガッカリすることも確かです。
2007年12月13日木曜日
年賀状印刷
昨年は印刷通販のグラフィックというところに、初めてDTPで年賀状印刷を頼んだところ出来上がりがよくて、今年も印刷を依頼することにしました。
ポストカード100という毎年恒例のキャンペーン価格のものですが、昨年「AMスクリーン175線」と書いたのですが、これは誤りで、グラフィック・ヴィジョンというFMスクリーンでした。通常の雑誌グラビアなどは今でもAMスクリーン175線ですが、肉眼でも網点が見えてしまいますよね?けどこのグラフィック・ヴィジョンはまず見えません。ルーペで見れば網点が判りますが、肉眼だけだと銀塩プリントの年賀状と区別はほとんど付かないと思います。
昨年は用紙に「マットコート220kg(再生紙)」を選んだのですが、家でプルーフプリントしたものやカラーマネージメント調整したディスプレイよりも、色が薄めでコントラストが明るめになっていました。
今年は「ミラーケント220kg」というのを選んでみました。こちらは家でのプルーフプリントよりも色が濃いめでコントラストがちょいと高めで、明るさはほぼ同じです。ディスプレイと比較すると、実際の印刷結果の方がプルーフプリントよりも、ディスプレイ表示に近い感じです。
用紙のせいか、或いは今年は自分でRGB->CMYK変換したせいか。(昨年はRGBで納品して、印刷屋さんでCMYK変換でした)
ちなみに今年の写真は、D3で撮影した夜景。D3買った翌日に撮影して、次の日にRAW現像して版下作成してオンライン注文(笑)
プルーフプリントはピクトリコのプルーフ用紙を使ってます。
ICCプロファイルを落としてきて、Photoshopのカラーマネージメントを使って、エプソンPX-G5000で印刷。
プロのカメラマンは、最近は納品した写真データがそのまま印刷データとして使われることが多いそうで、厳密な方は自分でCMYK変換して、このプルーフ用紙で印刷して色を確認しているという話を聞いて買ったもの。
年に何回も使い機会はないんですが。
ポストカード100という毎年恒例のキャンペーン価格のものですが、昨年「AMスクリーン175線」と書いたのですが、これは誤りで、グラフィック・ヴィジョンというFMスクリーンでした。通常の雑誌グラビアなどは今でもAMスクリーン175線ですが、肉眼でも網点が見えてしまいますよね?けどこのグラフィック・ヴィジョンはまず見えません。ルーペで見れば網点が判りますが、肉眼だけだと銀塩プリントの年賀状と区別はほとんど付かないと思います。
昨年は用紙に「マットコート220kg(再生紙)」を選んだのですが、家でプルーフプリントしたものやカラーマネージメント調整したディスプレイよりも、色が薄めでコントラストが明るめになっていました。
今年は「ミラーケント220kg」というのを選んでみました。こちらは家でのプルーフプリントよりも色が濃いめでコントラストがちょいと高めで、明るさはほぼ同じです。ディスプレイと比較すると、実際の印刷結果の方がプルーフプリントよりも、ディスプレイ表示に近い感じです。
用紙のせいか、或いは今年は自分でRGB->CMYK変換したせいか。(昨年はRGBで納品して、印刷屋さんでCMYK変換でした)
ちなみに今年の写真は、D3で撮影した夜景。D3買った翌日に撮影して、次の日にRAW現像して版下作成してオンライン注文(笑)
プルーフプリントはピクトリコのプルーフ用紙を使ってます。
ICCプロファイルを落としてきて、Photoshopのカラーマネージメントを使って、エプソンPX-G5000で印刷。
プロのカメラマンは、最近は納品した写真データがそのまま印刷データとして使われることが多いそうで、厳密な方は自分でCMYK変換して、このプルーフ用紙で印刷して色を確認しているという話を聞いて買ったもの。
年に何回も使い機会はないんですが。
2007年12月12日水曜日
【D3コラム】 D3の周辺減光 その2
部屋の中をAi AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)とAi AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)で撮影して、周辺減光の確認をしてみました。
最初部屋の壁を撮ったけど現象が見られず、あれ?と思ったのですが、両方とも最短距離付近だと発生しました。
少し距離を置くと問題ありません。
28-70は70cm以下のマクロ領域になると発生するようです。
17-35は50cmくらいまでで発生し、70cm以上では目立たない感じです。
#散らかり放題の汚い部屋の中の撮影なので、作例はご勘弁を。
四隅が完全に真っ黒になってしまう現象で、PhotoshopとかRAW現像ソフトの補正では直せないくらい黒くなります。
ちなみにZF Distagon28/2でも最短付近では発生しました。最短の倍くらいまで離れれば目立たなくなるようです。
同じくZF Distagon 25/2.8は最短付近でも現象は見られませんでした。
しかし、日曜日にD28/2を使った時に、最短でも撮影したカットがあるのですが、そちらでは現象が認められず。変だなぁ。
最初部屋の壁を撮ったけど現象が見られず、あれ?と思ったのですが、両方とも最短距離付近だと発生しました。
少し距離を置くと問題ありません。
28-70は70cm以下のマクロ領域になると発生するようです。
17-35は50cmくらいまでで発生し、70cm以上では目立たない感じです。
#散らかり放題の汚い部屋の中の撮影なので、作例はご勘弁を。
四隅が完全に真っ黒になってしまう現象で、PhotoshopとかRAW現像ソフトの補正では直せないくらい黒くなります。
ちなみにZF Distagon28/2でも最短付近では発生しました。最短の倍くらいまで離れれば目立たなくなるようです。
同じくZF Distagon 25/2.8は最短付近でも現象は見られませんでした。
しかし、日曜日にD28/2を使った時に、最短でも撮影したカットがあるのですが、そちらでは現象が認められず。変だなぁ。
2007年12月11日火曜日
【D3コラム】 D3 + D28/2ZF の周辺減光
mixiのD3コミュで、Nikon ED28-70mm/f2.8D(IF)とD3を使うと、結構酷い周辺減光が見られるとの報告あり。
28-78/2.8を持ってますが、取り急ぎDistagon 28mm/f2 ZFとの組み合わせで、周辺減光が発生するかどうかを確認してみました。
それらしきものは見受けられません。EOS5DにY/CのDistagon T* f2/28mmを使用した時は、明らかな周辺減光が発生していて、Potoshopでの補正が必須だったのですが、D3ではそういうことはなさそう。
#ちなみにEOS5DとZFのD28/2との組み合わせは、まだ未テストなので、D28/2ZFが優秀なだけかも知れません。
ま、早い目にED28-70/2.8Dは処分して、新しい24-70/2.8を買えってことですかね。
28-78/2.8を持ってますが、取り急ぎDistagon 28mm/f2 ZFとの組み合わせで、周辺減光が発生するかどうかを確認してみました。
それらしきものは見受けられません。EOS5DにY/CのDistagon T* f2/28mmを使用した時は、明らかな周辺減光が発生していて、Potoshopでの補正が必須だったのですが、D3ではそういうことはなさそう。
#ちなみにEOS5DとZFのD28/2との組み合わせは、まだ未テストなので、D28/2ZFが優秀なだけかも知れません。
ま、早い目にED28-70/2.8Dは処分して、新しい24-70/2.8を買えってことですかね。
2007年12月9日日曜日
【BMW雑記帳】トヨタの闇は日本の闇か
今年の日本GPでは観客動員のあまりにも酷過ぎ、何誌かがその様子を報道しましたが、すぐに立ち消えになってしまいました。私が普段購読している雑誌の数誌でも、この報道記事があったのですが、次の週にはデカデカとカラーページ見開き10ページくらいに及ぶトヨタの広告と、トヨタのよいしょ記事が掲載され、大量の広告を載せる代わりに富士GPの報道をこれ以上しないように圧力が掛かったことは、明々白々です。
この頃に週刊フライデーが突然1週分休刊しているのですが、その前の週にはこの富士GPの問題を大々的に取り上げており、継続報道もありそうな感じだったのが、休刊後はありません。こちらもトヨタの圧力が掛かったのではとのもっぱら噂。フライデーは、トヨタの広告にはあまり依存していないはずなのですが、それでもこれですから、どれだけマスコミへのトヨタの影響が大きいか、計り知れないですね。
そんな中、マガジンXが2007日本GPの被害者立ち上がろうという、富士GPに観戦に行った方が立ち上げて会について取り上げています。
もちろん他の報道関係で、これを取り上げているところなどありはしませんけどね。
それとは別に、アマゾンのお薦めに何故かトヨタの批判本がズラッと上がって来ました。
その中から、一番最近刊行されたものを買って読んでみました。
いや凄いですね。トヨタの外注虐めは昔から知っていますけど、自社の社員に対しても奴隷扱いですよ。過労死は他の会社でもありますけど、それを労災として認めないというのはねぇ。まあそれもトヨタだけではないといえばそうなのですが。
自殺者も多いそうですが、もちろん普通の退職扱いで、闇に葬って知らんぷり。他の有名企業で、社内での自殺者が出たら、大々的に報道されますけどね。
リコールの問題も書かれていますが、こちらも凄いですね。トヨタ車の品質が高いというのが、CM(と提灯記事)によって作られた幻想であることがよく判ります。
とはいえ、データからいえば、トヨタだけの問題ではなくて、日本のメーカーはほとんど全滅なのですけどね。
まあどの問題にしても、一番問題なのは、これがトヨタ固有の問題ではなく、大なり小なり日本の企業はどこでも同じような問題を抱えていることです。
それでも他のメーカーは、改善しようという兆候があるのですが...。
トヨタの国内シェアは50%を超え、利益も2兆円に達しようという状態です。
改善しようという兆候も、トヨタのシェアと利益を見て、真似しようという風潮にならなければいいのですが。
読んではいませんが、他にもこういうのがあります。
批判本も、出版社が恐れをなしてなかなか出版できないそうですので、こういうのも出版できただけでも立派だと思いますよ。
トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_tgw1EGgzZN_3GxQd-87-prhM_69OvlSpSwiDUFKKF5w-KkopJAOh0XMbAw_peKMq-cjm4sDX8EkI6S80TxdRmnFh1UfIIviYQNcd10KMzmNwuC8W6kwitH3BxrPl2cklCA-yQ-JyeGCQO4sXM=s0-d)
あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか![](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_vwETisDtnA_AVMur7GwIPagmHZqfzmKaEeexwikMs8X14pmdpmSEM5b5XmIZ9Ub3sqFsISzc8HN_5qCjv7Is9IHU_Hhct4yLIdE1QCX-2CwW34b0HSW4F71n_wqjx_ZZDtLT8F2YaM22APxKs=s0-d)
この頃に週刊フライデーが突然1週分休刊しているのですが、その前の週にはこの富士GPの問題を大々的に取り上げており、継続報道もありそうな感じだったのが、休刊後はありません。こちらもトヨタの圧力が掛かったのではとのもっぱら噂。フライデーは、トヨタの広告にはあまり依存していないはずなのですが、それでもこれですから、どれだけマスコミへのトヨタの影響が大きいか、計り知れないですね。
そんな中、マガジンXが2007日本GPの被害者立ち上がろうという、富士GPに観戦に行った方が立ち上げて会について取り上げています。
もちろん他の報道関係で、これを取り上げているところなどありはしませんけどね。
それとは別に、アマゾンのお薦めに何故かトヨタの批判本がズラッと上がって来ました。
その中から、一番最近刊行されたものを買って読んでみました。
いや凄いですね。トヨタの外注虐めは昔から知っていますけど、自社の社員に対しても奴隷扱いですよ。過労死は他の会社でもありますけど、それを労災として認めないというのはねぇ。まあそれもトヨタだけではないといえばそうなのですが。
自殺者も多いそうですが、もちろん普通の退職扱いで、闇に葬って知らんぷり。他の有名企業で、社内での自殺者が出たら、大々的に報道されますけどね。
リコールの問題も書かれていますが、こちらも凄いですね。トヨタ車の品質が高いというのが、CM(と提灯記事)によって作られた幻想であることがよく判ります。
とはいえ、データからいえば、トヨタだけの問題ではなくて、日本のメーカーはほとんど全滅なのですけどね。
まあどの問題にしても、一番問題なのは、これがトヨタ固有の問題ではなく、大なり小なり日本の企業はどこでも同じような問題を抱えていることです。
それでも他のメーカーは、改善しようという兆候があるのですが...。
トヨタの国内シェアは50%を超え、利益も2兆円に達しようという状態です。
改善しようという兆候も、トヨタのシェアと利益を見て、真似しようという風潮にならなければいいのですが。
読んではいませんが、他にもこういうのがあります。
批判本も、出版社が恐れをなしてなかなか出版できないそうですので、こういうのも出版できただけでも立派だと思いますよ。
トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか
あなたの知らないトヨタ―利益1兆円のもとで何がおきているのか
Dreamin' in a casket / HARDCORE SUPERSTAR
バンド名がSuperstarって、どんなんやねん、て感じですが、小気味よいHard Rock'n' Rollです。
Hardcoreという割にはおどろおどろした感じは一切なくて、すっきりしたHard Rockですね。メロディアスではないですが、聞きやすいポップな感じ。
お薦めできます。
ハードコア・スーパースター
オーダーメイド・シューズ フット・フィッター
スーツのOrder Madeのお店は結構あちらこちらにあるのですが、靴となるとなかなかありません。
春に梅田に店舗を出しているフィンランドの靴メーカーにオーダーしたことを書きましたが、どうも今一つなんですね。
レーザースキャナで足のサイズを測ってくれるのですが、その3D測定結果に合わせてラスト(足型に合わせた石膏型)を作るわけではなく、既製のサイズで一番近いものを選んで製造するという感じみたいです。
最初に受け取ったのがブカブカな感じだったので、店の人に見て戴いて再測定して、結局再作成して貰ってます。それを数ヶ月間履いている内に、かなり足に合っては来たのですが、歩いていて足裏が疲れる感じは変わらず。
一つは底が硬くて板の上を歩いている感じなのと、もう一つは革が硬いため足が曲げられないことが原因なのかなぁと。革の硬さはやっと取れて来た感じがあるので、丁寧にクリームを塗り込んで何年か経つとちょうどよくなるのかも知れません。革が良すぎるのも考えものですね。
で、ちゃんと足に合わせてラストを作ってから靴を作ってくるところはないかと探して見つけたのが、フィットフィッターという靴メーカーの直販店舗です。
店舗が関西では神戸の長田町だったのですが、最近元町に移転になって大阪から行きやすくなったので、これは是非一度行ってみようと思い、先月行って参りました。
サイトを見た時は、オーダーなのにかなり安い値段で、安過ぎて革の質とかが心配だったのですが、サンプルを見せて貰うと、既製の4〜6万円クラスのと同じ程度の革が使われています。店の人に何故こんなに安いの?と尋ねたところ、メーカー直販だからとのこと。百貨店では同じ物を6万円くらいで販売しているそうで。
足の測定も3Dスキャナで測るだけではなく、足裏の圧力分布を立っている状態と歩いている状態とで測り、更にウレタンで足裏の形も取ります。この測定を元に、形の一番近いラストを選んで、補正の当て物をして製作するそうなので、ほぼラストを専用に作成するのと同じになるようです。
で、今日受け取りに行ってきたのですが、履いた瞬間ピタッと足にフィットする感覚は正にオーダーしたものという感じで、これまで感じたことがないものです。
その場で更に追加もオーダーしようかと思いましたが、一応1ヶ月くらい履いてみてから考えるかと思い直し、そのまま帰ってきました。
でもその後、駅に行くまでの間にあった小さなテーラーの表に、シャツのオーダーがかなり安い値段で出ていて、思わずその店に入って注文してしまいました。
その上、店で在庫余りの布使っての(仮縫いなしの)オーダースーツ(シングル)が、布代無料の仕立て代4万円(税別)のセールをしていて、布は日本製でしたがSuper100のいいのがあって、そちらも思わず注文してしまいました (^-^;;;;
店主さんが私とほとんど同じ体型の方で、サンプルに店主さんの上着を着てサイズとデザインをどうするかができてしまうという状態で、これなら仮縫いなしでもジャストフィットなものが仕上がるかもという感じです。
面白いのは、スーツの方は年内に仕上がるけど、シャツが歳を越してしまうかもということ。スーツの職人さんはまだ数がいるけど、シャツの職人さんがもう余りいないのだそうです。
スーツをオーダーしてもシャツをオーダーする人は、最近は少ないですからね。スーツが既製品でもシャツをオーダーするだけでも、かなり違うのですけどね。
生地にもよりますけど、オーダーシャツは安い所なら1着6千円くらいから作ってくれますので、普段スーツで仕事をしていて、肩が凝って仕方がないという方は、是非一度シャツをオーダーして見てください。
それで違うなと感じたら、次はスーツをオーダーしてみてはどうでしょうか?
それはさておき、Aston Martinブランドの生地があるのを、今日初めて知りました。
できあがったスーツの着心地がよかった、その布でもう1着頼んでしまいそうです (^0^;;;;
春に梅田に店舗を出しているフィンランドの靴メーカーにオーダーしたことを書きましたが、どうも今一つなんですね。
レーザースキャナで足のサイズを測ってくれるのですが、その3D測定結果に合わせてラスト(足型に合わせた石膏型)を作るわけではなく、既製のサイズで一番近いものを選んで製造するという感じみたいです。
最初に受け取ったのがブカブカな感じだったので、店の人に見て戴いて再測定して、結局再作成して貰ってます。それを数ヶ月間履いている内に、かなり足に合っては来たのですが、歩いていて足裏が疲れる感じは変わらず。
一つは底が硬くて板の上を歩いている感じなのと、もう一つは革が硬いため足が曲げられないことが原因なのかなぁと。革の硬さはやっと取れて来た感じがあるので、丁寧にクリームを塗り込んで何年か経つとちょうどよくなるのかも知れません。革が良すぎるのも考えものですね。
で、ちゃんと足に合わせてラストを作ってから靴を作ってくるところはないかと探して見つけたのが、フィットフィッターという靴メーカーの直販店舗です。
店舗が関西では神戸の長田町だったのですが、最近元町に移転になって大阪から行きやすくなったので、これは是非一度行ってみようと思い、先月行って参りました。
サイトを見た時は、オーダーなのにかなり安い値段で、安過ぎて革の質とかが心配だったのですが、サンプルを見せて貰うと、既製の4〜6万円クラスのと同じ程度の革が使われています。店の人に何故こんなに安いの?と尋ねたところ、メーカー直販だからとのこと。百貨店では同じ物を6万円くらいで販売しているそうで。
足の測定も3Dスキャナで測るだけではなく、足裏の圧力分布を立っている状態と歩いている状態とで測り、更にウレタンで足裏の形も取ります。この測定を元に、形の一番近いラストを選んで、補正の当て物をして製作するそうなので、ほぼラストを専用に作成するのと同じになるようです。
で、今日受け取りに行ってきたのですが、履いた瞬間ピタッと足にフィットする感覚は正にオーダーしたものという感じで、これまで感じたことがないものです。
その場で更に追加もオーダーしようかと思いましたが、一応1ヶ月くらい履いてみてから考えるかと思い直し、そのまま帰ってきました。
でもその後、駅に行くまでの間にあった小さなテーラーの表に、シャツのオーダーがかなり安い値段で出ていて、思わずその店に入って注文してしまいました。
その上、店で在庫余りの布使っての(仮縫いなしの)オーダースーツ(シングル)が、布代無料の仕立て代4万円(税別)のセールをしていて、布は日本製でしたがSuper100のいいのがあって、そちらも思わず注文してしまいました (^-^;;;;
店主さんが私とほとんど同じ体型の方で、サンプルに店主さんの上着を着てサイズとデザインをどうするかができてしまうという状態で、これなら仮縫いなしでもジャストフィットなものが仕上がるかもという感じです。
面白いのは、スーツの方は年内に仕上がるけど、シャツが歳を越してしまうかもということ。スーツの職人さんはまだ数がいるけど、シャツの職人さんがもう余りいないのだそうです。
スーツをオーダーしてもシャツをオーダーする人は、最近は少ないですからね。スーツが既製品でもシャツをオーダーするだけでも、かなり違うのですけどね。
生地にもよりますけど、オーダーシャツは安い所なら1着6千円くらいから作ってくれますので、普段スーツで仕事をしていて、肩が凝って仕方がないという方は、是非一度シャツをオーダーして見てください。
それで違うなと感じたら、次はスーツをオーダーしてみてはどうでしょうか?
それはさておき、Aston Martinブランドの生地があるのを、今日初めて知りました。
できあがったスーツの着心地がよかった、その布でもう1着頼んでしまいそうです (^0^;;;;
2007年12月5日水曜日
【D3コラム】 Capture NX
せっかく純正のRAW現像ソフトがおまけで付いてましたので、使ってました。
が、とても使い物になりません。
使いにくいという世間の評判ですが、それ以前に何を操作してもCPU負荷が100%近くに跳ね上がり、10秒くらい何もできずに待たされます。
一応、CPUはAMD Athlon64X2 5600+なんですが。メモリも4GB搭載しているのですが。
今時こんなにCPUパワー食うソフトってないよ。
Capture One 3.7.7は、D3 14bit RAWを全く認識してくれず。ひょっとしてと思って、LightroomでDNGに変換してみたけど駄目。
代わりにCapture One 4 Beat2が、変換したDNGならサクサクと快適に認識して、現像もOKでした。
でも4B2は、ProではなくLEなので、カラーマネージメント設定がないんですよね。
まあ私はディスプレイを、AdobeRGB96%対応のモニター使っているので、入出力AdobeRGB設定にしておけば、ほぼ見たままでOKなんですが...ディスプレイ・カラーマネージメント設定のある3.7.7Proと同じファイルを表示させると微妙に色合いが違うんですよねぇ。
4Proが出るまでにまだまだ時間が掛かるのなら、D3とかに対応した3.7.8を早く出して貰いたいけど。
が、とても使い物になりません。
使いにくいという世間の評判ですが、それ以前に何を操作してもCPU負荷が100%近くに跳ね上がり、10秒くらい何もできずに待たされます。
一応、CPUはAMD Athlon64X2 5600+なんですが。メモリも4GB搭載しているのですが。
今時こんなにCPUパワー食うソフトってないよ。
Capture One 3.7.7は、D3 14bit RAWを全く認識してくれず。ひょっとしてと思って、LightroomでDNGに変換してみたけど駄目。
代わりにCapture One 4 Beat2が、変換したDNGならサクサクと快適に認識して、現像もOKでした。
でも4B2は、ProではなくLEなので、カラーマネージメント設定がないんですよね。
まあ私はディスプレイを、AdobeRGB96%対応のモニター使っているので、入出力AdobeRGB設定にしておけば、ほぼ見たままでOKなんですが...ディスプレイ・カラーマネージメント設定のある3.7.7Proと同じファイルを表示させると微妙に色合いが違うんですよねぇ。
4Proが出るまでにまだまだ時間が掛かるのなら、D3とかに対応した3.7.8を早く出して貰いたいけど。
2007年12月3日月曜日
【D3コラム】D3にも不満はあるが
銀塩で長年35mmカメラを使用してきた身には、ちゃんと焦点距離と画角が一致するのはありがたいですわ。
D3の一大特徴である連写モードはまだちゃんと使ってません。一応、Makro-Planar100/2ZFが、9コマ/秒の連写かましても絞りが壊れずに追従してくれるのは確かめましたが。来週ポートレート撮影会に行くので、その時に本格テストですね。
高感度でのノイズの少なさも、RAW現像だとJPEG程は恩恵を受けられないのですが、それよりもラチュードの広さのお陰できちんと現像すれば問題なくなります。
使い心地とか操作性は、D1XやD2Hの延長上にあって、D1/D2シリーズを使っていた人なら、何の違和感もなくそのまま使えますね。D2Hに比べてミラーショックが少なくて、ぶれにくいのはありがたいです。
今のところ不満といえば、ブラケット設定に感度ブラケットがない、ことくらいでしょうか。
これだけISO感度変更による画質差が少ないのならば、是非感度ブラケットができるようにして欲しいです。
写真表現は、焦点距離、絞り値、シャッター速度で決まると言っても過言ではなく、銀塩時代にはISO感度が一定のため、絞り値とシャッター速度の組み合わせは自由には選べなかったわけです。もちろん状況によって感度の異なるフィルムを選んだり、増減感で感度変更したりとかはできましたが、フィルム1本単位の変更ですし、なにより描写の変化が大きくて、事実上無理がありました。
デジタル時代になっても、ISO感度を変更して描写が変化しない領域というのは狭く、最近になって広い領域でISO感度を自由に変更して使えるようになってきて、一部の機種では感度ブラケットが使えるとかと聞いた気がします。
D3には自動ISO感度設定というのがあるので、それを使えば(もちろん限度はありますが)絞りとシャッター速度の組み合わせを自由に決められます。
残念ながら、D3はプロ用のためか、これまでの露出の概念から外れるような操作設定がなく、その点は非常に残念です。
ファームの変更で対応できるものだと思いますので、是非Nikonさんには対応をして戴きたいです。
それ以外に問題というと、RAW現像ソフトですか。
付属のNXはまだインストールしていません。
Silkypixはカラーマネージメントに対応してくれていなくて、色がちゃんと出ないので、買ったけど使ってません。
常用のCaptureOneは、Version4 Beta2が一応対応しているのですが、認識するのに異様なくらいの時間が掛かって、事実上使えません。
で、取り敢えずはLightroom使ってます。これは色はまあちゃんと出るのですが、使いにくいのですよね。
早くCaptureOne Pro 4が出て、D3に完全対応してくれないかなぁ。
(2007/12/05追記)
Silkypixですが、D3対応の最新EarlyPreview版3.0.15をインストールして試してみたところ、ディスプレイ・カラーマネージメントの対応はOKになっていました。
また以前は、RAWのパラメータの色空間を無視して出力の色空間を常にsRGBになっていたのも解消されて、RAWのパラメータの設定になるようになっていました。
これならば何の不満もありません。速度もまあまあですし。
D3の一大特徴である連写モードはまだちゃんと使ってません。一応、Makro-Planar100/2ZFが、9コマ/秒の連写かましても絞りが壊れずに追従してくれるのは確かめましたが。来週ポートレート撮影会に行くので、その時に本格テストですね。
高感度でのノイズの少なさも、RAW現像だとJPEG程は恩恵を受けられないのですが、それよりもラチュードの広さのお陰できちんと現像すれば問題なくなります。
使い心地とか操作性は、D1XやD2Hの延長上にあって、D1/D2シリーズを使っていた人なら、何の違和感もなくそのまま使えますね。D2Hに比べてミラーショックが少なくて、ぶれにくいのはありがたいです。
今のところ不満といえば、ブラケット設定に感度ブラケットがない、ことくらいでしょうか。
これだけISO感度変更による画質差が少ないのならば、是非感度ブラケットができるようにして欲しいです。
写真表現は、焦点距離、絞り値、シャッター速度で決まると言っても過言ではなく、銀塩時代にはISO感度が一定のため、絞り値とシャッター速度の組み合わせは自由には選べなかったわけです。もちろん状況によって感度の異なるフィルムを選んだり、増減感で感度変更したりとかはできましたが、フィルム1本単位の変更ですし、なにより描写の変化が大きくて、事実上無理がありました。
デジタル時代になっても、ISO感度を変更して描写が変化しない領域というのは狭く、最近になって広い領域でISO感度を自由に変更して使えるようになってきて、一部の機種では感度ブラケットが使えるとかと聞いた気がします。
D3には自動ISO感度設定というのがあるので、それを使えば(もちろん限度はありますが)絞りとシャッター速度の組み合わせを自由に決められます。
残念ながら、D3はプロ用のためか、これまでの露出の概念から外れるような操作設定がなく、その点は非常に残念です。
ファームの変更で対応できるものだと思いますので、是非Nikonさんには対応をして戴きたいです。
それ以外に問題というと、RAW現像ソフトですか。
付属のNXはまだインストールしていません。
Silkypixはカラーマネージメントに対応してくれていなくて、色がちゃんと出ないので、買ったけど使ってません。
常用のCaptureOneは、Version4 Beta2が一応対応しているのですが、認識するのに異様なくらいの時間が掛かって、事実上使えません。
で、取り敢えずはLightroom使ってます。これは色はまあちゃんと出るのですが、使いにくいのですよね。
早くCaptureOne Pro 4が出て、D3に完全対応してくれないかなぁ。
(2007/12/05追記)
Silkypixですが、D3対応の最新EarlyPreview版3.0.15をインストールして試してみたところ、ディスプレイ・カラーマネージメントの対応はOKになっていました。
また以前は、RAWのパラメータの色空間を無視して出力の色空間を常にsRGBになっていたのも解消されて、RAWのパラメータの設定になるようになっていました。
これならば何の不満もありません。速度もまあまあですし。
【D3コラム】D3は露出の概念を変えてしまう
無事発売日にD3を入手できました。
本当はD3のレポートの前に、1ヶ月前に入手したD28/2 ZFのレポートをするべきなのですが、Nikonの体験ライブでD3を触ってから、S5ProやEOS5Dで撮影する気にならなくて、ずっと使ってませんでした。
#ちなみにD2HはD28/2の下取り(というか追金0なので交換して貰ったというべき)、S5ProはD3の下取りになりました。
D3の初撮影はDistagon T* f2/28mm ZFとMakro-Planar T* f2/100mm ZFでやりました。
近所の紅葉や花とかを撮影した後、写真仲間との飲み会に参加。
まあ写真の話題はあんまりなくて(笑)、私がD3に付けていたMakro-Planarを「いいなぁ、欲しいなぁ」と皆さんに褒めて貰ったのとか、「これでD3を今日だけで7台も見たけど、どんだけ売れているんだ」とか、「某氏がデジタルになって初めてその真価がわかったとWebに書いたせいで、ヤシコンのD21/2.8, P55/1.2, P85/1.2が高騰している。P85/1.2なんか80万円くらいになっている」とかくらいで。
オフ会が9時過ぎに終わった後、私は中之島へ向かって、恒例のライトアップを撮影して来ました。
ISO6400を使ったのですが、なんというか丸で昼間ですよ(苦笑)
D28/2でf5.6 1/15secにて撮影。
Adobe LightroomにてRAW現像。露出はいじってません。
ちゃんと夜景にするなら、もっと速いシャッター切らないとね。
おまけにラチュードが広いですから、露出なんかハイライトが飛ばないようにだけ気をつけて適当に撮影して後でRAWで調整すれば、もうどうにでもなります。
私は今までデジカメはS1Pro/S2Pro/S3Pro/S5Pro/D1X/D2H/EOS5Dと使ってきましたが、露出は全てマニュアルで撮影していたのです。というのはメーカーが白飛びを嫌って、オートだと私的な最適露出よりも2EVくらいアンダーな露出になってしまうからです。
カメラ内部でJPEG変換する時に露出を明るくして調整しているみたいなのですが、そういうことをするとノイズが増大することになります。RAW現像していてもそうです。
なので私はメーカーの設定値を全く信用せずに、全部RAWのみで撮影し、露出もマニュアルにして、RAW現像で細かい調整を行うということをしています。
今回のD3ではラチュードが広くなって白飛びに強くなったせいか、1EVくらいのアンダーなのですが、ラチュードの広さのお陰か、その状態から現像してもノイズはあまり増えないようです。
そういう意味で、通常撮影であればオートで撮影して、後でRAWで調整をしても問題はない可能性が高いです。
まあもっとも私は、夜景とかライブとか、まずオートでイメージ通りの露出を得るのは無理!という撮影が多いので、これからもマニュアル露出で撮影するでしょうけど。
昨晩は晴れ上がって星が綺麗だったので、手持ちで星を撮影してみました。
シャッター速度は1/15secなのですが、見事に手ぶれしています。
VRなら大丈夫かなと、さっき試そうとしたら、曇ってて星が出てませんでした(涙)
しかし星の撮影が手持ちでできるってのは...
星(カシオペア座?) Makro-Planar100/2でf2, 1/15にて撮影。
こちらは真ん中付近を等倍で切り出し。
本当はD3のレポートの前に、1ヶ月前に入手したD28/2 ZFのレポートをするべきなのですが、Nikonの体験ライブでD3を触ってから、S5ProやEOS5Dで撮影する気にならなくて、ずっと使ってませんでした。
#ちなみにD2HはD28/2の下取り(というか追金0なので交換して貰ったというべき)、S5ProはD3の下取りになりました。
D3の初撮影はDistagon T* f2/28mm ZFとMakro-Planar T* f2/100mm ZFでやりました。
近所の紅葉や花とかを撮影した後、写真仲間との飲み会に参加。
まあ写真の話題はあんまりなくて(笑)、私がD3に付けていたMakro-Planarを「いいなぁ、欲しいなぁ」と皆さんに褒めて貰ったのとか、「これでD3を今日だけで7台も見たけど、どんだけ売れているんだ」とか、「某氏がデジタルになって初めてその真価がわかったとWebに書いたせいで、ヤシコンのD21/2.8, P55/1.2, P85/1.2が高騰している。P85/1.2なんか80万円くらいになっている」とかくらいで。
オフ会が9時過ぎに終わった後、私は中之島へ向かって、恒例のライトアップを撮影して来ました。
ISO6400を使ったのですが、なんというか丸で昼間ですよ(苦笑)
D28/2でf5.6 1/15secにて撮影。
Adobe LightroomにてRAW現像。露出はいじってません。
ちゃんと夜景にするなら、もっと速いシャッター切らないとね。
おまけにラチュードが広いですから、露出なんかハイライトが飛ばないようにだけ気をつけて適当に撮影して後でRAWで調整すれば、もうどうにでもなります。
私は今までデジカメはS1Pro/S2Pro/S3Pro/S5Pro/D1X/D2H/EOS5Dと使ってきましたが、露出は全てマニュアルで撮影していたのです。というのはメーカーが白飛びを嫌って、オートだと私的な最適露出よりも2EVくらいアンダーな露出になってしまうからです。
カメラ内部でJPEG変換する時に露出を明るくして調整しているみたいなのですが、そういうことをするとノイズが増大することになります。RAW現像していてもそうです。
なので私はメーカーの設定値を全く信用せずに、全部RAWのみで撮影し、露出もマニュアルにして、RAW現像で細かい調整を行うということをしています。
今回のD3ではラチュードが広くなって白飛びに強くなったせいか、1EVくらいのアンダーなのですが、ラチュードの広さのお陰か、その状態から現像してもノイズはあまり増えないようです。
そういう意味で、通常撮影であればオートで撮影して、後でRAWで調整をしても問題はない可能性が高いです。
まあもっとも私は、夜景とかライブとか、まずオートでイメージ通りの露出を得るのは無理!という撮影が多いので、これからもマニュアル露出で撮影するでしょうけど。
昨晩は晴れ上がって星が綺麗だったので、手持ちで星を撮影してみました。
シャッター速度は1/15secなのですが、見事に手ぶれしています。
VRなら大丈夫かなと、さっき試そうとしたら、曇ってて星が出てませんでした(涙)
しかし星の撮影が手持ちでできるってのは...
星(カシオペア座?) Makro-Planar100/2でf2, 1/15にて撮影。
こちらは真ん中付近を等倍で切り出し。
2007年12月2日日曜日
【BMW雑記帳】Z9かZ4か
今月の雑誌でも、あまりBMWネタが見あたりません。
AUTO CARが東京モーターショーで参考出品されたtiiを、巨大化し過ぎたM3に対応して、E30 M3に相当するモデルとして発売されるのではないか、という予想記事が出ています。320siに採用された2L直4を流用するのではないかと。
いやそんなモデルでたら、私は速攻で買いますよ。来秋ということですが、果たしてあのショートストローク化したエンジンを載せてくれるかな。
春に135iクーペが発売されるようですが、その後に果たして2L直4モデルを出すかなぁ。BMWというと世間では直6というイメージで、直4もいいということは無視されているし。
1クーペが02の再来というのであれば、是非2L直4エンジンを搭載して欲しいですが。
マガジンXでは、数ヶ月前にZ9としてスクープしたモデルは実はZ4の時期モデルの間違いだった、という訂正スクープ記事が出ています。
BMWネタはそれくらいですかねぇ。
それ以外で個人的に面白いと思ったのは、日産がシルビア復活を計画していて、そのベースはショートホイールベース化する次期Zであるとか、マツダRX-7復活の予想とかですね。
後はトヨタの凋落振りの記事がチラホラと目に付いたのですが、それについてはまた来週。
(2007/12/3 0:30追記)
これを書いた時にはまだ見てなかったのですが、MotorMagazineが第一特集に「BMW強さの秘密」と題して、BMWの大特集をしています。
AUTO CARが東京モーターショーで参考出品されたtiiを、巨大化し過ぎたM3に対応して、E30 M3に相当するモデルとして発売されるのではないか、という予想記事が出ています。320siに採用された2L直4を流用するのではないかと。
いやそんなモデルでたら、私は速攻で買いますよ。来秋ということですが、果たしてあのショートストローク化したエンジンを載せてくれるかな。
春に135iクーペが発売されるようですが、その後に果たして2L直4モデルを出すかなぁ。BMWというと世間では直6というイメージで、直4もいいということは無視されているし。
1クーペが02の再来というのであれば、是非2L直4エンジンを搭載して欲しいですが。
マガジンXでは、数ヶ月前にZ9としてスクープしたモデルは実はZ4の時期モデルの間違いだった、という訂正スクープ記事が出ています。
BMWネタはそれくらいですかねぇ。
それ以外で個人的に面白いと思ったのは、日産がシルビア復活を計画していて、そのベースはショートホイールベース化する次期Zであるとか、マツダRX-7復活の予想とかですね。
後はトヨタの凋落振りの記事がチラホラと目に付いたのですが、それについてはまた来週。
(2007/12/3 0:30追記)
これを書いた時にはまだ見てなかったのですが、MotorMagazineが第一特集に「BMW強さの秘密」と題して、BMWの大特集をしています。
2007年11月29日木曜日
2007年11月27日火曜日
NEXT (上・下) / マイクル・クライトン
本書は小説ではありますが、クライトン氏の遺伝子特許に反対する意思表明でもあります。
特許は「自然現象ではない」ものが対象のはずなのに、何故か遺伝子そのものが特許として認められている状態になっています。
そのため現在の遺伝子病治療・薬品の研究が、特許を他に押さえられているためにできない、という状況が起こっているそうです。
もちろん、それに反対する活動もあって、例えば数年前イギリスで自分自身を特許申請するという報道を読んだ覚えがあります。
一体何故こういうことになってしまったのか不明ですが、アメリカで大学の研究を民間企業へ移転するための法律が成立した後、大学が営利主義に走り出したのが原因の一つだとか。
自分の身体の中にある遺伝子が自分達の自由にならない。そういう異常な事態が、現実に今起きているのです。
NEXT 下 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
2007年11月25日日曜日
【BMW雑記帳】乗用車が売れなくなる中で
トラック・バスなどの商業車が燃料費高騰によるコスト増で苦況にあるのを救うために、政府は高速道路の通行料金を値下げすることを検討しているとか。当然、一般乗用車には適用されないでしょう。下手すると大型車の値下げ分を補うために、乗用車は値上げになるかも知れません。
暫定税率のまま高い物品税を未だに課税されているのに、その目的税が余っているから一般税に転嫁しようという動きは皆さんもご存じでしょうが、こういう風にあからさまに乗用車に税負担を押しつけるから、所有コストが増大し、車をみんな買う気にならなくなるんですよね。
政府は自分達の首を絞めていることに気が付いているんでしょうかね?もっとも自動車普及を促す政策を立てる部署と、税金を取り立てる部署は全然別ですから、右手のしていることを左手が知らない状態ということなんでしょうけど。
ここのところBMWネタが思いつけません。
あまり車に乗ってないってこともあるんですけどね。
最近益々世間一般ドライバのマナーの悪さが酷くなってきている気がして、走るのが怖くなっているんですよ。まあ怖いとまでは行かなくても、ちょっとその辺に買い物に車で出かけるだけで、異常に疲れる。
先日なんかとあるショッピングセンターの駐車場に止めようと、ハザード点灯させながらバックしようとしたら、後ろをすり抜けていた車(おばさんが運転してた)がいて、驚きましたよ。いくら待つのが嫌だからって、バックして駐車しようとしているところをライトも付けずにすり抜けます?自分から事故りに行っているようなもんですよ。
そういう輩が、最近ドンドン増えている感じでねぇ。どう考えても事故起こさないのが不思議な運転をする人ばかりですよね。
車の運転だけでなく、普通に歩いていても人にぶつかりに来るような歩き方する人多いし。よそ見していてとかじゃなくて、目の前に人がいても平気で突っ込んできてぶつかるんですよね。
そういうのと同じ感覚で運転しているのでしょうか?人と人が歩いていてぶつかっても大したことはないけど、車同士がぶつかったらどうなるか判ってないのでしょうかね?
なんか愚痴モードになってしまった。
暫定税率のまま高い物品税を未だに課税されているのに、その目的税が余っているから一般税に転嫁しようという動きは皆さんもご存じでしょうが、こういう風にあからさまに乗用車に税負担を押しつけるから、所有コストが増大し、車をみんな買う気にならなくなるんですよね。
政府は自分達の首を絞めていることに気が付いているんでしょうかね?もっとも自動車普及を促す政策を立てる部署と、税金を取り立てる部署は全然別ですから、右手のしていることを左手が知らない状態ということなんでしょうけど。
ここのところBMWネタが思いつけません。
あまり車に乗ってないってこともあるんですけどね。
最近益々世間一般ドライバのマナーの悪さが酷くなってきている気がして、走るのが怖くなっているんですよ。まあ怖いとまでは行かなくても、ちょっとその辺に買い物に車で出かけるだけで、異常に疲れる。
先日なんかとあるショッピングセンターの駐車場に止めようと、ハザード点灯させながらバックしようとしたら、後ろをすり抜けていた車(おばさんが運転してた)がいて、驚きましたよ。いくら待つのが嫌だからって、バックして駐車しようとしているところをライトも付けずにすり抜けます?自分から事故りに行っているようなもんですよ。
そういう輩が、最近ドンドン増えている感じでねぇ。どう考えても事故起こさないのが不思議な運転をする人ばかりですよね。
車の運転だけでなく、普通に歩いていても人にぶつかりに来るような歩き方する人多いし。よそ見していてとかじゃなくて、目の前に人がいても平気で突っ込んできてぶつかるんですよね。
そういうのと同じ感覚で運転しているのでしょうか?人と人が歩いていてぶつかっても大したことはないけど、車同士がぶつかったらどうなるか判ってないのでしょうかね?
なんか愚痴モードになってしまった。
VERITAS / GARY HUGHES
Gary Hughesを知ったのは、Tenの2ndアルバム"The Name Of the Rose"を試聴して気に入って買った時が最初でした。こんなに歌のうまい人がいるのか!という感動と白人にも演歌心を持った人がいる!という驚きが交差した感動を覚えています。
でもTenも最初の頃はよかったのですが、ギタリストのVinny Burnsが脱退してからはどうもパッとせんのよね。曲はほとんどGary Hughes一人で書いていたのに、その存在が非常に大きかったことが明らかになった感じで。
とはいえVinny Burns自身もTenを脱退後はパッとしないので、所謂ケミストリーってやつですか。
で、今回のGaryのソロはTenのようなHard Rockではなく、メロディアス・ロックというかバラード・ロックですね。彼の歌のうまさは楽しめますが、Hard Rockを期待しているとガッカリすると思います。
2007年11月20日火曜日
DIE HARD 4.0
劇場に観に行きたかったけど行けずにいて、発売したてを買おうかどうしようか悩んでいたら、仕事仲間がBlue-Ray版を買って別の仲間に貸していて、でも私はBlue-Rayプレイヤはまだ持っていないので借りることができずに悔しい思いをして、結局買ってしまいました(苦笑)
面白いです。でもジョン・マクレーンぽくない。
1と2は普通の警官だけど妻を助けるために文句を垂れながら傷だらけで戦い、3では逆恨みを買った自分のために一般市民が犠牲になるのを防ごうと駆けずり回り。4は偶然テロに巻き込まれたと思ったら娘まで引き摺り込まれ。
なんかね、1,2,3は異常にタフではあるけど、まだ人間って感じですよ。でも4は完全にスーパーマンの領域に突っ込んでます。
Blue-Ray買った仕事仲間が「こんなおっさん、おるわけないやろぉ!って突っ込みたなるけど、面白いんやよな」と言ってましたが、正に当を得ていると思います。
それにしてもね、このシリーズではずっとFBIとか特殊部隊とかが完全に虚仮にされていますね。プロデューサが個人的にそういう組織に恨みでもあるのか?
マギー・Qさんが素敵です。M:I-IIIでも素敵でしたが、今回は悪役で活躍してくれています。セクシー・シーンはないけどね。
2007年11月19日月曜日
Avenged Sevenfold / Avenged Sevenfold
昨年日本でのデビューを果たした新興バンドです。アメリカ本国でのメジャーデビューは一昨年だそうで、日本でのデビューまで1年間のタイムラグがあります。
メジャー2作目の本作はリアルタイムで日本でも発売になったようですが、1作目からリアルタイムで発売できないのは、相変わらずの日本のレコード会社のお間抜けさ故でしょうね。
まだ聴いていないのですが、初期はヘヴィ・パンクだったもよう。でも本作は正統的なヘヴィ・メタルだと感じました。
全員が歌えるというのが、このバンドの利点になっているのではないかと思いますが、1曲目などはヴォーカルが次々に変わっていくという珍しい手法で、でもしっかりとした曲になっています。
ウェイキング・ザ・フォーリン
シティ・オブ・イーヴル
2007年11月18日日曜日
【BMW雑記帳】くるまんが5
くるまんがシリーズはこれにて完。
東京モーターショーはGT-R以外見所はなかったようですが、TMSが終わった途端にニューヨークモーターショー開催だとか。
TMSの意義がなくなってきているという話は、バブル弾けた頃から言われて来ていましたが、冗談じゃなくなって来ましたね。
日本の各メーカーは元気ですが、その膝元の市場は冷えていて、車がドンドン売れなくなっている。
地元では売れないのに、海外では売れている。
海外でしか売れないから、メーカーの目は益々地元を無視して海外向けのモデルに注力する。
悪循環ですな。
そんな中、インプレッサ WRX STIに興味が湧いています。評論家先生方が挙って、運転するのが楽しいを連発されているので。
何よりこれならClub-tiでも大丈夫だし。だってS tiだもん(爆)
2007年11月17日土曜日
時砂の王 / 小川 一水
物語としては面白かったのですが、時間枝がどうにもなんとなく納得ができないというか...。
時間を遡ってお互いを攻撃し合ったら、こういう風になるのか????という疑問が絶えず頭に過ぎりつつ結局最後まで読み進んでしまいましたが。
しかしアニメにしたら迫力あるでしょうなぁ、これ。
2007年11月16日金曜日
Sports Illustrated in the Paint
騙し絵というのがありますが、正にそれです。
実は裸体に絵を描いているけど、写真で見ただけだと普通に水着を着ているだけにしか見えません。
凄いわ、こりゃ。
ゆっきー・ざ・みらくる
川村ゆきえちゃんのMook写真集です。同時発売で↓の「ゆっきー・ざ・ばいぶる」も発売されています。
昨年の月刊がゆっきーをエロっぽく撮ろうとしていたのに対して、こちらは可愛らしさとお茶目な雰囲気で勝負という感じです。
2007年11月15日木曜日
特選外車情報 F ROAD (エフロード)
いつも買っている本屋さんにはなくて、近所で置いてたかな?という店を探したけど見つからず。
仕方なしにアマゾンに注文しました。
置いてある店少ないし、置いてあって部数が数冊程度だし、ひょっとして廃刊?と思ったけど、無事に届きました。
何故か私が好きな雑誌は、大抵廃刊になるんですよねぇ...。
車雑誌だとMotorFan、くるまにあ、AutoJambleなんかね。漫画雑誌でもキャプテンに少年エース。
Maserati: The Road Cars, 1981-1997
予約していたのがやっと届きました。雑誌で紹介が載っていたのを見てすぐにアマゾンに予約入れたのですが、ちょうど2ヶ月掛かりましたよ。
Bi-Turbo時代のマセラティの本です。
ジウジアーロ・デザインの2ドア・クーペから始まり、4ドア・セダンやカブリオレなど様々なバリエーションを展開し、最終期にはガンディーニがリファインしたシャマルとかギブリのようなスーパー・スポーツ・クーペまで飛び出しましたね。
程度のいいGhibli Cupが手に入ればと思いつつも、維持するのが無理だなぁと諦めモードです。
ずっとVOLVOに乗っている私の友達も「222が欲しいと思うんだけど...」と言ってたりします。
壊れやすかったですからねぇ、この頃のイタリア車は全般的にですが、特にマセラティは。
もう一度、これくらいのサイズのFRクーペ&セダンを作ってくれないですかねぇ。
2007年11月14日水曜日
ESET Smart Security
NOD32のヴァージョンアップ+FireWallその他の機能を追加した強化版です。
NOD32は動作が軽くいけど強力な検出機能を誇るのですが、FireWall機能がないんですよ。
新規に購入する場合はこちら↓をどうぞ。
ESET Smart Security
2007年11月13日火曜日
本気買い!冒険時計
ミリタリー・ウォッチのMook本に続いて、冒険時計と来ましたよ。ミリタリーに加えて、ダイバーズ、クロノグラフ、アウトドア時計の特集本です。
基本的に、これらはミリタリーと被っているので、ミリタリー時計本の内容とほとんど同じですね。
私がええなぁ欲しいなぁというのは結局ミリタリーばかりだったりするし(苦笑)
2007年11月11日日曜日
【BMW雑記帳】1クーペは夏前に日本導入
MotorMagazineの特集で、BMWJapanの方が明言されておりました。先週はまだそこのところ読んでいなくて気が付いてなかったのです(苦笑)でも導入されるとしても135iなのでしょうねぇ...。
3セダンの335iが6,680,000円なので、600万円前後くらいでしょうか?130iが491万円なので、ツイン・ターボのお値段が100万円ってところ?
カブリオレには4気筒モデルの120iと118iが用意されるそうなのですが、クーペは欧州でも4気筒はディーゼルだけなのは、なんかなぁ。
それはさておき、車の技術書を多数発刊されている山海堂から、新開発エンジン技術ペーパーVol.4というのが発刊されています。
これにBMWのエンジン解説が3稿掲載されています。バイク用のボクサー・ツイン、V10時代のF1エンジン、マグネシウム・ブロックの6気筒エンジンです。
BMWのボクサー・ツインは長い歴史を誇っていますが、横置直列3/4気筒エンジンが登場した後も、人気が衰えることがなく、新しい横置が衰退しているようですね。古くさい形式なのに人気があるというのは、バイクだからでしょうか?
3セダンの335iが6,680,000円なので、600万円前後くらいでしょうか?130iが491万円なので、ツイン・ターボのお値段が100万円ってところ?
カブリオレには4気筒モデルの120iと118iが用意されるそうなのですが、クーペは欧州でも4気筒はディーゼルだけなのは、なんかなぁ。
それはさておき、車の技術書を多数発刊されている山海堂から、新開発エンジン技術ペーパーVol.4というのが発刊されています。
これにBMWのエンジン解説が3稿掲載されています。バイク用のボクサー・ツイン、V10時代のF1エンジン、マグネシウム・ブロックの6気筒エンジンです。
BMWのボクサー・ツインは長い歴史を誇っていますが、横置直列3/4気筒エンジンが登場した後も、人気が衰えることがなく、新しい横置が衰退しているようですね。古くさい形式なのに人気があるというのは、バイクだからでしょうか?
遺跡の声 / 堀 晃
堀氏の代表的作品であるトリニティ・シリーズを1冊に纏めた本です。
最新(SFジャパン2007年夏号掲載)の「渦の底で」が含まれています。
その次に新しいのが1985年8月号SFアドベンチャーですから、何と22年間の空白があったということになりますね。
サラリーマン稼業の合間に書かれているので、寡作にならざるを得ないのですが、お歳からいって定年退職をされている頃かと思いますので、今後はガンガン新作を出して頂きたいと思います。
2007年11月9日金曜日
Kiss Of Death / Motorhead
1年以上前に発売になっていたのですが、先日のライブアルバムを聴いて、やっぱり最新のアルバムも欲しくなって買ってしまいました。
ま、相変わらずの正真正銘のMotorheadです。ほんまもんのRock'n' Rollです。
Lemmyの親方はこの時既に61歳だったそうですが、すげーとしか言葉がありません。
バンド結成から30年間、ただひたすらにRock'n' Rollし続ける、その姿勢には感服の一言。
私が60歳を越えた時に、こういうかっこいい爺さんでいられるだろうか?
2007年11月8日木曜日
Sandisk Extream Docati Edition
写真雑誌(というかカメラ雑誌)CAPAで、D3との組み合わせでダントツの最速CFが、このDocati Editionでした。
やっとIVの値段がこなれて来たなと思ったら、こういう更に高速なのが発売されるから切りないですね。
とはいえD3で使うならやはりこれしかないと思って、アメリカのネット販売を探していたのですが、Amazon.co.jpで比較的安い値段で出ていましたので、思い切って買ってしまいました。
アメリカの通販サイトでは品切れだったのが、Amazonでは即納だったことも大きいです。(月曜日の晩に注文して、今日水曜日に到着)
アメリカの通販サイトの価格と比較しても、送料を考えるとほとんど同じ(為替レートの状況でどっちが高いか程度)だったこともあります。
到着して早速USBカードリーダーに入れて、HDBENCHで速度を測ってみましたが、USB2.0の速度の方がCFの速度よりも遅いみたいで、Extreme IVとほとんど変わらず。3回計測して微妙にだけど確実にIVの方が遅いですけどね。
もちろんS5Proはこういう高速度CFには対応していませんので、全然効果なし(笑)
もう後はひたすらD3を待つのみです。
2007年11月7日水曜日
satori / Flower Travellin' Band
日本ロック界に燦然と輝く金字塔とでもいうべきバンドの代表的アルバムですが、この度1000枚限定で再生産されたようです。
日本国内よりも欧米での評価の方が高く、この限定再生産もアメリカで行われています。
実は私はLP('70年代後半に再販されたもの)とCD化されたのとを持っているのですが、「1,000枚限定でシリアルナンバー付き」というのに惹かれて買ってしまいました(爆)
他にはアルバム「Made in Japan」のCD化されたものを持っているだけなのですが、他のアルバムも再生産されるといいですね。
このアルバムはかれこれ35年以上前に製作されたものなのですが、とてもそんな昔のものとは思えません。
ヴォーカルが黒人とのハーフのジョー山中なので、英語の発音も音域も日本人離れしているのも一因ですが、楽曲の素晴らしさは現代でもトップクラスのできといえるくらい凄いです。あまりにも時代を超越し過ぎていて、当時は売れなかったんでしょうね。
特に本作は東洋的なメロディを巧みにHardRockとして昇華させており、是非若いRock Kidsに聴いて貰いたいです。
今なら割と海外で活躍している日本人ミュージシャンはいますが、'70年前後に海外で実際に活動を行っていた日本人というと山内テツ氏とこのFlower Travellin' Bandくらいだったのです。
当時それがどのくらい大変なことだったかは、今ではなかなか想像が付かないと思います。
例えそれが想像できなくとも、本作を聴けば彼等がどれくらい凄い存在かはすぐに理解できるはずです。
2007年11月6日火曜日
ミリタリーウォッチスペック年鑑 2008年版
ちょっと前にも本気買い!僕らのミリタリー・ウォッチというミリタリー・ウォッチ専門誌が発刊されているのですが、また別の出版社から発刊されました。
前のムックでカラシニコフというロシア製のミリタリー・ウォッチが格好良くて、その後あちらこちらの時計店を覗いているのですが、まだ見つかっておりません。通販でなら売っているところは見つけているのですが、やはり実物を確認してから買いたいですしね。特にロシア製は(笑)
#でも冗談抜きに、ロシアからレンズを個人輸入した時は、その組み立てと加工の酷さに驚きました。
こちらのムックでは、更に新興ブランドとしてイタリアのモントレス・デ・ラックスというのが紹介されているのですが、あまりミリタリーっぽくなくお洒落な感じで、これならスーツにも似合いそうでクラッと来ています。
また映画で主人公達が付けていた腕時計の紹介がされているのですが、ブルース・ウィルスがダイ・ハード4で付けていたというハミルトンも格好良くて、ええなぁと(笑)
どれもクオーツなので、それ程高くはないのですが、3個もとなると...今使っているMTMも、アメリカではチタン・ヴァージョンが販売されていて、そちらにも惹かれているし(爆)
2007年11月5日月曜日
ナショナル ラムダッシュ4枚刃 ES8258-S
私は肌は弱いのに髭は硬くて太いというやっかいな体質で、髭剃りには高校生の頃から悩まされ続けてきています。生え方も濃くはなく薄いのですが、のどにまで(まばらにですが)生えていて、きっちりと剃ろうとすると肌まで持って行かれて血だらけになるのです。
シェイバーもカミソリ式のと電気式とを色々試していますが、深剃りが効いて血が出ないというのが見つかりませんでした。
ラムダッシュの4枚刃が新発売になり、取り敢えずよさそうなので試してみるかと買いに行ったところ、店員のおねーさんの熱心な勧めで、まずはまだ使ったことがないフィリップスのPHILIPS arcitec(アーキテック)シェーバー ダイヤモンドシルバー RQ1085
そり味に満足できなかった返金キャンペーンというのをやっており(毎年この時期にやっているみたいです)、気に入らなかったら返金して貰えばいいかというのも買った理由ですね。
でまあ、結論からいうとフィリップスは剃れません。ほほの辺りはまあまあなのですが、あごの下とかのど周りとか、形状がでこぼこしているところが駄目。何度も往復させて時間を掛けても駄目でした。一応、3週間色々と剃り方を試してみたのですけどね。
音は剃る時も洗浄する時も静かだし、何より力を入れて剃っても肌を傷めずに血がでないし、髭くずもでない、と利点も多かったので、何とかちゃんと剃れるようになればと期待したのですが。
結局、ラムダッシュ4枚刃を買ってきて、試したらちゃんと剃れました。血は出ましたが(笑)
フィリップスが力を入れて肌に押しつけないと剃れなかったので、その癖が出て肌まで剃っちゃったんですな。
でも軽く肌に当てるだけで十分に深剃りが効き、押し付けなければ肌を傷めることはなく、快適に剃れました。
で、速攻でフィリップスは返品しましたよ。
やっと長年の悩みが解決して嬉しいです。
問題はこの切れ味がどれくらい続いてくれるかですが...。
換刃は結構高いんですよね。
2007年11月4日日曜日
【BMW雑記帳】F1界は白人社会
ハミルトンは結局最後の2戦を落として、アロンソと共に2位となり、ライコネンがチャンピオンとなりました。
ハミルトンに取っては最高の結末になったわけです。
チャンピオンになれなかったのが何故最高の結末かというと、ハミルトンは黒人だからです。
デビューしていきなりチャンピオンで、しかも最年少記録更新なると、これはF1界にとってもレース界全体にとってもとてつもないことですよ。
これがね、欧州系の白人だったらどうってことはないんですが、黒人となると話は別です。
今までF1パイロットに黒人はいませんでした。それどころか有色人種は日本人だけで、これは日本人が金でシートを買った結果であって、特別なのです。まあ日本人は名誉白人的な扱いをして貰っているということもあると思いますけどね。
で、初の黒人F1パイロットであるハミルトンは、F1に来るまでも様々な差別を受けてきたと思います。
それを乗り越えて来た彼の言動は非常に優等生的なもので、いかに周りに気を遣いながらのし上がってきたかが感じられるものです。
もし今シーズン、デビューイヤーにチャンピオンで最年少記録更新をやってしまうと、恐らくは来年はF1に出場できなかったでしょうね。どういう手を使ってくるかは判りませんが、まず間違いなく阻止されたはずです。
#まあそれ以前に最後の2戦で起きたトラブルも、ハミルトンのチャンピオン獲得を邪魔するために、仕組まれたと思われる節がありますけど。
なので、今後長年F1で生きて行くためにハミルトンに必要なのは、チャンピオンを取ることではなく、チャンピオンと同等の実力を持つドライバーという称号だと思います。
それならば、続けさせて貰えるでしょうし、実績を積めばチャンピオンも取らせて貰えるようになるのではないかとも思いますし。
それ故に、今シーズンのチャンピオンと1点差の2位というのは、実力を示すには十分な結果です。また、チームの1stドライバであるアロンソと同点というのも、アロンソの顔を立てつつも自分の方が速いんだということを世界に示せた分けですから、もし狙ってやったとしたらとてつもない天才ですよね。
まあいくら何でもそこまで考えてできる程、F1の世界は甘くないでしょうから、たぶん偶然なんでしょうけど。
それとは全然関係ないのですが、先日仕事先の飲み会で、20代の子達と話していて、
・世界記録のギネスはビール会社で、ギネス・ビールというビールの製造販売が本業。
・レストランの格付けのミシェランはタイヤメーカーで、ドライブ案内マップを作成していたのが、レストランの格付けに発展した。
ことを知らないというので、ちょっと驚きました。
店の壁に「ギネス・ビール」とあったのですが、一人はそれを「エビス・ビール」だと思ったそうで、「スしかあってないやん!」と突っ込まれてましたが。
他の連中は、世界記録のギネスの名前をパクったビールだと思ったそうです。
由来を知らずに偏った知識だけが横行するのも困ったものです。
ハミルトンに取っては最高の結末になったわけです。
チャンピオンになれなかったのが何故最高の結末かというと、ハミルトンは黒人だからです。
デビューしていきなりチャンピオンで、しかも最年少記録更新なると、これはF1界にとってもレース界全体にとってもとてつもないことですよ。
これがね、欧州系の白人だったらどうってことはないんですが、黒人となると話は別です。
今までF1パイロットに黒人はいませんでした。それどころか有色人種は日本人だけで、これは日本人が金でシートを買った結果であって、特別なのです。まあ日本人は名誉白人的な扱いをして貰っているということもあると思いますけどね。
で、初の黒人F1パイロットであるハミルトンは、F1に来るまでも様々な差別を受けてきたと思います。
それを乗り越えて来た彼の言動は非常に優等生的なもので、いかに周りに気を遣いながらのし上がってきたかが感じられるものです。
もし今シーズン、デビューイヤーにチャンピオンで最年少記録更新をやってしまうと、恐らくは来年はF1に出場できなかったでしょうね。どういう手を使ってくるかは判りませんが、まず間違いなく阻止されたはずです。
#まあそれ以前に最後の2戦で起きたトラブルも、ハミルトンのチャンピオン獲得を邪魔するために、仕組まれたと思われる節がありますけど。
なので、今後長年F1で生きて行くためにハミルトンに必要なのは、チャンピオンを取ることではなく、チャンピオンと同等の実力を持つドライバーという称号だと思います。
それならば、続けさせて貰えるでしょうし、実績を積めばチャンピオンも取らせて貰えるようになるのではないかとも思いますし。
それ故に、今シーズンのチャンピオンと1点差の2位というのは、実力を示すには十分な結果です。また、チームの1stドライバであるアロンソと同点というのも、アロンソの顔を立てつつも自分の方が速いんだということを世界に示せた分けですから、もし狙ってやったとしたらとてつもない天才ですよね。
まあいくら何でもそこまで考えてできる程、F1の世界は甘くないでしょうから、たぶん偶然なんでしょうけど。
それとは全然関係ないのですが、先日仕事先の飲み会で、20代の子達と話していて、
・世界記録のギネスはビール会社で、ギネス・ビールというビールの製造販売が本業。
・レストランの格付けのミシェランはタイヤメーカーで、ドライブ案内マップを作成していたのが、レストランの格付けに発展した。
ことを知らないというので、ちょっと驚きました。
店の壁に「ギネス・ビール」とあったのですが、一人はそれを「エビス・ビール」だと思ったそうで、「スしかあってないやん!」と突っ込まれてましたが。
他の連中は、世界記録のギネスの名前をパクったビールだと思ったそうです。
由来を知らずに偏った知識だけが横行するのも困ったものです。
2007年11月3日土曜日
RAMDisk Tweaker
NewsサイトのCPUパフォーマンステストで、このRAMDisk Tweakerが使用されており、値段もお手頃だったので、ちょっと買ってみました。
当初は仕事でソースをビルドする時に使えば、ビルド時間の短縮ができるかと思って試したのですが、メモリを4GB積んでもNTで使用可能なメモリ容量は3.5GBで、仮想ディスクとして使用可能な容量も2.5GBが一杯一杯で、途中で容量フルになってビルドが完了しなくて断念。
#まあそれくらい巨大なシステムのビルドなので、通常のPCだと5〜6時間くらいは掛かります。Q6600 + 4台HDDのRAID0でなんとか2〜3時間掛かるのです)
せっかく買ったのにどうしようと思っていましたが、取り敢えずとIEとFirefoxのページキャッシュに使用しました。
確かに表示は激烈に高速化されたのですが、ネット回線の速度もあるので、体感的はそれ程でもないです。
が、何故かエクスプローラの表示も(まあ中身はIEと共用だからでしょうけど)速くなり、不思議なことにExcelとWordの起動やファイル展開表示が超強烈に速くなりました。
なんかなぁ〜、IEの設定で全然別のアプリのはずのものまで速くなるって、なんか気持ち悪い。
でも快適になったのだから、よしとしますか。
当初は仕事でソースをビルドする時に使えば、ビルド時間の短縮ができるかと思って試したのですが、メモリを4GB積んでもNTで使用可能なメモリ容量は3.5GBで、仮想ディスクとして使用可能な容量も2.5GBが一杯一杯で、途中で容量フルになってビルドが完了しなくて断念。
#まあそれくらい巨大なシステムのビルドなので、通常のPCだと5〜6時間くらいは掛かります。Q6600 + 4台HDDのRAID0でなんとか2〜3時間掛かるのです)
せっかく買ったのにどうしようと思っていましたが、取り敢えずとIEとFirefoxのページキャッシュに使用しました。
確かに表示は激烈に高速化されたのですが、ネット回線の速度もあるので、体感的はそれ程でもないです。
が、何故かエクスプローラの表示も(まあ中身はIEと共用だからでしょうけど)速くなり、不思議なことにExcelとWordの起動やファイル展開表示が超強烈に速くなりました。
なんかなぁ〜、IEの設定で全然別のアプリのはずのものまで速くなるって、なんか気持ち悪い。
でも快適になったのだから、よしとしますか。
マイアミ・バイス
人気TV番組が映画となって25年振りに復活です。流石に役者さんは代わってますけどね。
TV番組では主人公であるソニーの「俺のフェラーリ」という定番台詞が懐かしいのですが、本作ではそういう台詞はありません。
TV番組では、フィエロ・ベースのデイトナ・レプリカでドゴドゴという汚い排気音を発てていた(当初はレプリカとは知らずフェラーリの排気音って何て汚いんだと思ってしまった)のですが、本作では本物のフェラーリが登場しています。でも排気音はもう一つ澄み切っていないような...。
大ボスが逮捕されるのかと思って観ていたのですが、小ボスがぶち殺されてエンド。2があるってことですかね?
2007年11月1日木曜日
ダイヤモンド・イン・パラダイス
ピアース・ブロスナンが華麗なるダイヤモンド泥棒を演じた映画で、相棒兼恋人役をサルマ・ハエックが演じています。
サルマさん、顔もスタイルもとっても素敵な女優さんですが、あまりこの人が出ている映画って観てないんですよね。そもそもあまり人気作には出演してないような。今回は出番たっぷりですが、本作では一途な女を演じており、なんかお高そうな外見とは逆の可愛い女役です。
しかし本作は、ブロスナンの007ラスト作「ダイ・アナザー・デイ」のパロディですかね?ダイヤモンドが主題で、恋人役が有色人種でとか、携帯から無線で車を動かしたりとか。
2007年10月31日水曜日
Live From Radio Music City Hall / Heaven And Hell
Dio時代のBlack Sabbath復活!なのですが、現在のBlack SabbathにはオリジナルVocalのOzzyが復活しているので、バンド名にBlack Sabbathが使えず、"Hevean And Hell"を名乗っているのです。
しかし60歳前後のバンドとは思えないパワフルな演奏です。本当にライブテイクか?と思わされるものがあるのですが、Ronnieの声がちと擦れ気味なのでマジのライブテイクでしょうね。
特にGeezerのベースが凄いです。ゴリゴリ、ゴキゴキした重低音と高音域を強調した独特のサウンドが、G/B/Drの最小構成とは思えないくらいの厚みを感じさせてます。オクターバを使っているのか、ベースと同じフレーズのギターっぽい音も聞こえるのですが...まさか編集時にギターダブった?昔のライブアルバムって、実際にはかなりスタジオで録音したのとの差し替えが多かったし...。
まあそれを考慮してもこのライブは凄い。つい先日には来日してたんですよね。知らずに行きそびれてしまいました(泣)
2007年10月29日月曜日
隣のヒットマン
ダイ・ハードで一躍有名となったブルース・ウィルス主演のアクション・コメディです。
ダイ・ハードではタフで正義感の強い刑事役ですが、他の映画では悪役が多いですよね、ブルースさん。本作も殺し屋役で、気が短くて、自分独特の倫理観に反することにすぐ怒るというキャラです。他の作品でもそういうキャラが多いような。
離婚は(カソリックでは禁止されているから)罪だけど浮気は平気でする。でも友達の女房と寝るのは裏切りだからやらない。殺しは仕事だからやる。う〜ん、一貫しているような矛盾しているような。
The THOMAS CROWN AFFAIR
007のピアース・ブロスナンは、イメージ的にちょっと違うかなとは思う反面、俳優としては歴代のボンド役の中では一番の演技派ではないかとも思っています。なので、007ではないブロスナン主演作品ということで、買ってみました。
ブロスナンだけでなく、何故か007を演じた俳優さんは、その後に泥棒役を演じることが多いですね。日本でもウルトラマンとか仮面ライダーとかのヒーロー役をしていた俳優さんが、その後は悪役を演じることが多いのと同じようなものなのでしょうか?
本作でも、ブロスナンは華麗なる怪盗を演じています。かなり気障な役なのですが、妙にしっくり来ていて、しかもあまり嫌みっぽく感じないのは、ブロスナンの特徴ですかね?寺沢武一作のCOBLAを実写でやるとなったら、気障な台詞をサラッと言えるという点で、ブロスナンがはまり役ではないかと思ってしまいます。
相手役の女優さんレネ・ルッソは、どこかで観たようなと思ったら、リーサル・ウエポンの3,4でメル・ギブソンの恋人役やってた方ですね。元ファッション・モデルさんだそうですが、その素晴らしいプロポーションを惜しげもなく披露してくれています。
あちらのセレブな女性って、シースルー・ドレス(かつ下着なし)でパーティに参加するのは普通なんですかね?日本じゃシースルーだと下着なしは考えられないけど。
ところで、原題の"AFFAIR"って、「事件」という意味の他に「情事」という意味もあるそうで。本作にはピッタリの単語だと感じるのですが、それを訳しきれずに「トーマス・クラウン・アフェアー」とカタカナにする映画会社のアホさは相変わらずですな。
折角の名作品が、邦題の馬鹿さ加減で台無しにされてます。
2007年10月28日日曜日
【BMW雑記帳】3シリーズ専門誌
が発刊されました。Vol.001とあるから999になるまで出し続けるつもりなのでしょうね。本当に次があるかどうかは不明ですが、E46/36/30についての情報も載っていますので、3のオーナーは必読でしょう。
で、まあ今月も車雑誌の発売日がやってまいりましたが、BMWネタはあまり掲載されておりませんでした。新M3の試乗記はほとんどの雑誌に掲載されていますけどね。面白いことにどの雑誌も911との比較なのですよね。価格帯が近いせい?
今月は外車系では430スクリーデア、日本車系ではGT-Rに話題かっさわれて他は目立ちませんね。まあ日本車系雑誌でランエボXとインプSTIがなんとか頑張っているくらいで。
GT-Rはお値段が777万円からということで、そんなもん買えるかぁ〜的な記事が多いように思います。中には「R32 GT-Rは480万円という低価格だったのに、その頃の志はどこへ行った」などというのがあったのですが、当時のスカイラインは確か170〜250万円で、現在は280〜350万円です。値段も時代を反映して正常に進化していると思いますけどねぇ。それにGT-Rには「高い!」という声が上がっても、IS-Fにはそういう声が上がらないのは何故よ?どうみてもGT-Rの方がコスト掛かってまっせ〜!?
で、まあ今月も車雑誌の発売日がやってまいりましたが、BMWネタはあまり掲載されておりませんでした。新M3の試乗記はほとんどの雑誌に掲載されていますけどね。面白いことにどの雑誌も911との比較なのですよね。価格帯が近いせい?
今月は外車系では430スクリーデア、日本車系ではGT-Rに話題かっさわれて他は目立ちませんね。まあ日本車系雑誌でランエボXとインプSTIがなんとか頑張っているくらいで。
GT-Rはお値段が777万円からということで、そんなもん買えるかぁ〜的な記事が多いように思います。中には「R32 GT-Rは480万円という低価格だったのに、その頃の志はどこへ行った」などというのがあったのですが、当時のスカイラインは確か170〜250万円で、現在は280〜350万円です。値段も時代を反映して正常に進化していると思いますけどねぇ。それにGT-Rには「高い!」という声が上がっても、IS-Fにはそういう声が上がらないのは何故よ?どうみてもGT-Rの方がコスト掛かってまっせ〜!?
日本語はどこから生まれたか / 工藤 進
起源が未だに謎な日本語の起源を探った研究書です。本書は日本語も「インド=ヨーロッパ語」と同一の起源の言語であるという説を説いています。
また本書では大野氏が日本語の起源 (岩波新書)
でも他人の説を「タミル地方から多数の人間が一気に日本へ辿り着いたとは到底考えられない」と否定する割には、本書も細かい助詞とか名詞・動詞の格について日本語と「インド=ヨーロッパ語」の共通性は説いていても、韓国・中国語や東南アジア各国との共通性は無視されているのですよね。なので、日本語の地域的孤立性については、何も解決していないのではないかと思うのですがねぇ。
後ですね、気になったのが、日本語は天皇家、貴族、庶民層、下人(山の民や流浪民)で言葉が違うのですよね。それを無視して、現代にも残っている庶民層の言葉と文献として残っている古代貴族層の言葉を比較参照するのは、非常に危険なことに思うのですが。
COBRA Rugball / 寺沢 武一
旧作をフルカラー化し、背景や一部のキャラクタをCG化して描き直したものです。既に発売され、ここでも紹介した黒竜王編と同様のものですね。
ストーリーや絵の構成は、オリジナルのままですので、単にストーリーだけを楽しみたい方は、通常のコミックの方を買われる方がよいでしょう。
寺沢氏のアートワークを楽しみたい方にはお奨めできると思います。
COBRAラグボール
2007年10月24日水曜日
007は二度死ぬ
ついに007シリーズ全話買ってしまいました。
先日第1話ドクター・ノオの感想を書いた後、
ロシアより愛をこめて (デジタルリマスター・バージョン)
ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン)
サンダーボール作戦 (デジタルリマスター・バージョン)
と立て続けに買って観ていたのですが、古典になりつつあるショーン・コネリー演ずるボンドはやっぱりかっこいいわ。個人的にはティモシー・ダルトン演ずるボンドが、一番私の中でのスパイのイメージに近くて好きなんですけどね。
歴代のボンド役の俳優さん達は、いかにしてコネリー・ボンドのイメージを払拭するかで苦労されたようですが、逆にショーン・コネリー自身もボンドのイメージを払拭するのに苦労していたみたいですし、ヒットし過ぎても苦労しますね。
2007年10月23日火曜日
エアーウルフ
'80年代に大ヒットしたアメリカTV番組です。シーズン3までで一応終わりみたい。その後出演者が入れ替わって、「新エアーウルフ」というのが放映されていたらしいですが、こちらはまだDVD化されていません。
日本でも放映されていたと思うのですが、私は観ていなかったんですよ。初回というかパイロット版だけは観た記憶はあるのですけどね。
まあストーリーは馬鹿馬鹿しい(主人公が私憤で悪人を殺しまくるってのは、如何にCIAの仕事を委託されているとはいえ、ちょっと無理がありすぎると思う)し、ヘリコプターを飛ばすのにコストが掛かるから他の所は手抜きっぽいのとか、気になるところは多々あれど、ベトナム戦争の後遺症に悩むアメリカがよく表現されているように思います。
CIAのメンバーが天使名をコード名に使っていて白い衣装で身を固めているのですが、実際のCIAがそんな分けはないので何かの象徴化と不思議に思っていたのです。が、今日とある映画の予告編で「CIAには何故"The"が付かないかって?"God"に"The"を付ける奴はいないだろ?」という台詞が出てきて、思わずこのことを連想してしまいました。
悪人達が裁判にも掛けられずに、有無を言わせず死刑にされるのは、CIAが神だからなんでしょうかね?
超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ シーズン2 コンプリート DVD-BOX
超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ シーズン3 コンプリート DVD-BOX
2007年10月21日日曜日
【BMW雑記帳】M3が話題ですが
今秋はM3の発売に続いて、ランエボX、インプレッサSTI、レクサスIS-FにGT-Rとハイパフォーマンスカーの発売が目白押しですね。CO2削減といいながらこんなことでいいのか?日本。
しかしトヨタは、日本でのレクサス展開がうまく行かずに苦慮していると思ったら、信頼性も低下しまくっているようです。
富士スピードウェイでのF1開催においても、ライド&パークがうまくいかず、観戦に行った方々は死にそうな目にあるし、トヨタは一体どうしちゃったんでしょうね?
まあリコール隠しは、以前三菱のリコール隠し発覚の時に他のメーカーも同じようなことをやっていることはここで書いていますので、今更というかやっと話題になったかという感じではありますが、三菱だと挙って叩きまくっていたマスコミがトヨタ相手だと黙りを決め込むというのも、大スポンサーには文句の言えない体質モロ出しですね。
ま、それはさておき、今月のXaCARにM3、ランエボX、STI、IS-Fの試乗レポートが掲載されています。
ランエボXに搭載されたゲトラク製のツインクラッチMTが、めちゃくちゃええらしいです。レーシングドライバーが、「その速さ、確実さ、イージーさにはお手上げだ」というくらいですから、単にツインクラッチにしたからというだけではなく、制御が素晴らしいのでしょうね。VW/AUDIのDSGも評判は高いですが、ここまでの評価はされていませんし。同じゲトラク製のツインクラッチMTが、近々M3にも搭載されるようですが、横置き/縦置きの違い、出力・トルクの違い、メーカーの制御の違いがあるので、また違うものにはなると思われますが、同等の性能であるといいですね。
ちなみにM3に搭載されるものは、ほぼ同じものがGT-Rに載るらしいです。制御は車メーカーが味付けするので、そこのところで違いがでますけどね。
10年後くらいは、ツインクラッチMTが普通になって、手漕ぎは全滅しているでしょうか?
しかしトヨタは、日本でのレクサス展開がうまく行かずに苦慮していると思ったら、信頼性も低下しまくっているようです。
富士スピードウェイでのF1開催においても、ライド&パークがうまくいかず、観戦に行った方々は死にそうな目にあるし、トヨタは一体どうしちゃったんでしょうね?
まあリコール隠しは、以前三菱のリコール隠し発覚の時に他のメーカーも同じようなことをやっていることはここで書いていますので、今更というかやっと話題になったかという感じではありますが、三菱だと挙って叩きまくっていたマスコミがトヨタ相手だと黙りを決め込むというのも、大スポンサーには文句の言えない体質モロ出しですね。
ま、それはさておき、今月のXaCARにM3、ランエボX、STI、IS-Fの試乗レポートが掲載されています。
ランエボXに搭載されたゲトラク製のツインクラッチMTが、めちゃくちゃええらしいです。レーシングドライバーが、「その速さ、確実さ、イージーさにはお手上げだ」というくらいですから、単にツインクラッチにしたからというだけではなく、制御が素晴らしいのでしょうね。VW/AUDIのDSGも評判は高いですが、ここまでの評価はされていませんし。同じゲトラク製のツインクラッチMTが、近々M3にも搭載されるようですが、横置き/縦置きの違い、出力・トルクの違い、メーカーの制御の違いがあるので、また違うものにはなると思われますが、同等の性能であるといいですね。
ちなみにM3に搭載されるものは、ほぼ同じものがGT-Rに載るらしいです。制御は車メーカーが味付けするので、そこのところで違いがでますけどね。
10年後くらいは、ツインクラッチMTが普通になって、手漕ぎは全滅しているでしょうか?
2007年10月18日木曜日
終わりなき戦い / ジョー・ホールドマン
軍隊の理不尽さ、戦争の意味のなさをパロった作品というのが適当かな?
作者はベトナム戦争に従軍してその経験からベトナム戦争を皮肉った小説を書こうとして失敗した、と前書きに記しているのですが、成功していると思います。
2007年10月17日水曜日
CUT 2007年10月号
映画雑誌です。映画雑誌など買ったことないのですが、ジェシカ・アルバの表紙とグラビアに惹かれて買ってしまいました。他にもスカーレット・ヨハンセンのグラビアがあったし。
ページ数は少ないのですが、二人とも魅力的過ぎる...。
2007年10月14日日曜日
【BMW雑記帳】ブレーキ交換しました
詳細はメンテ日記をご覧下さい。
新車で購入してから47,000kmを超えてもパッドの警告灯が点きませんでした。でも普通はパッド交換2回に1回交換のローターが交換になりました。
実をいうと、これまでブレーキパッドの交換は1回も経験ないのです。今のti以前に国産車に乗っていた時は、最初の車検の前に車を買い換えていたためですが、点検に出しても「走行距離の割にパッドの減りが少ない」とどの車種でも言われていました。特別なブレーキングをしているつもりはないのですが、減り方からすると普通の人とはブレーキのかけ方が何か違うのでしょうね。
しかし、オフ会でちょっと遠出するからと交換したけど、オフ会が日曜(今日)ではなく土曜(昨日)だったとは...誤算でした(^-^;;;;
さて、先週家の子を購入したディーラーがBMWJapanの子会社になったということを報告しましたが、店舗も年明けに移転になるそうです。
近くの元三菱ディーラーだったところを改装して入るとか。1Fがショールームで、地階にサービス工場を配置するのだそうです。ショールームは「日本で最大のBMWショールームになります。いや〜BMW本社はやっぱり資本が違いますね」とは営業さんの弁。
今回のブレーキパッドは純正ではなくARC製のものにしていますし、これまでも純正品以外でも積極的に取り寄せ装着してくれていたのですが、「100%子会社になるので、これからは純正品以外はたぶんもう無理だと思います」とのこと。その辺はちょっと残念ですね。まあ私はあまりディーラーでは純正品以外は装着して貰ったことはないのですけどね。
#クーペについては、日本導入はなさげな回答でした。千葉ナンバーの1クーペ目撃報告が、何誌かに掲載されているんですけどねぇ...。
新車で購入してから47,000kmを超えてもパッドの警告灯が点きませんでした。でも普通はパッド交換2回に1回交換のローターが交換になりました。
実をいうと、これまでブレーキパッドの交換は1回も経験ないのです。今のti以前に国産車に乗っていた時は、最初の車検の前に車を買い換えていたためですが、点検に出しても「走行距離の割にパッドの減りが少ない」とどの車種でも言われていました。特別なブレーキングをしているつもりはないのですが、減り方からすると普通の人とはブレーキのかけ方が何か違うのでしょうね。
しかし、オフ会でちょっと遠出するからと交換したけど、オフ会が日曜(今日)ではなく土曜(昨日)だったとは...誤算でした(^-^;;;;
さて、先週家の子を購入したディーラーがBMWJapanの子会社になったということを報告しましたが、店舗も年明けに移転になるそうです。
近くの元三菱ディーラーだったところを改装して入るとか。1Fがショールームで、地階にサービス工場を配置するのだそうです。ショールームは「日本で最大のBMWショールームになります。いや〜BMW本社はやっぱり資本が違いますね」とは営業さんの弁。
今回のブレーキパッドは純正ではなくARC製のものにしていますし、これまでも純正品以外でも積極的に取り寄せ装着してくれていたのですが、「100%子会社になるので、これからは純正品以外はたぶんもう無理だと思います」とのこと。その辺はちょっと残念ですね。まあ私はあまりディーラーでは純正品以外は装着して貰ったことはないのですけどね。
#クーペについては、日本導入はなさげな回答でした。千葉ナンバーの1クーペ目撃報告が、何誌かに掲載されているんですけどねぇ...。
2007年10月13日土曜日
【メンテナンス日記】ブレーキ交換
車検の時にブレーキパッドの残量がもうあまりないことが指摘されており、警告灯が点くまでとは思ったのですが、オフ会に参加するのにはちょっと危ないかなと考え、交換をしました。
ディーラーで交換をして貰いました。
ディーラーでの交換なので当然純正になるかと思ったのですが、車検完了の説明をして貰っているときに「国産のパッドで、効きも値段も純正とほぼ同じで、粉が出にくいのがあります。最近はこちらをお薦めしています」ということだったので、お薦めのARCフォースにしてみました。
純正なら常に全車種の在庫を置いているそうなのですが、社外品ということで取り寄せになりました。
また、これが購入してから初めてのパッド交換なのですが「ローターも限界に近いので、パッドを交換されるならローターも交換することをお薦めします」と言われました。
ローター自体はまだもう少し大丈夫みたいなのですが、ローター交換時はパッドも新品にしなければならないため「パッドが勿体ないですよ」というのが理由でした。まあ値段もそれ程高くはないので、同時交換をすることにしました。
ローターは純正で、前の方だけを交換です。後ろはまだまだ大丈夫ということで無交換です。
で、上がってきた時の請求は、下の通りとなりました。
交換したてで、効き具合などは評価できません。当たりが付いてからですね。私の走行ペースだと、当たりが付くまでに半年くらい掛かりそうですが (^_^;; 元のフィーリングを忘れてしまいそう。
ディーラーで交換をして貰いました。
ディーラーでの交換なので当然純正になるかと思ったのですが、車検完了の説明をして貰っているときに「国産のパッドで、効きも値段も純正とほぼ同じで、粉が出にくいのがあります。最近はこちらをお薦めしています」ということだったので、お薦めのARCフォースにしてみました。
純正なら常に全車種の在庫を置いているそうなのですが、社外品ということで取り寄せになりました。
また、これが購入してから初めてのパッド交換なのですが「ローターも限界に近いので、パッドを交換されるならローターも交換することをお薦めします」と言われました。
ローター自体はまだもう少し大丈夫みたいなのですが、ローター交換時はパッドも新品にしなければならないため「パッドが勿体ないですよ」というのが理由でした。まあ値段もそれ程高くはないので、同時交換をすることにしました。
ローターは純正で、前の方だけを交換です。後ろはまだまだ大丈夫ということで無交換です。
で、上がってきた時の請求は、下の通りとなりました。
交換したてで、効き具合などは評価できません。当たりが付いてからですね。私の走行ペースだと、当たりが付くまでに半年くらい掛かりそうですが (^_^;; 元のフィーリングを忘れてしまいそう。
項目 | 作業CD/部品No. | 作業項目/部品名 | 工数/数量 | 単価 | 金額 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A: | 前後パッド/フロントローター交換 | (9999) | ||||||
1 | 3411 | 010 | フロント/リア ブレーキ パッド交換 | 14 | 882 | 12,348 | ||
2 | 3411 | 613 | 両フロント ブレーキ ディスク脱着または交換 | 2 | 882 | 1,764 | ||
3 | 9999 | 990 | ARCフォース A1352 | 1 | 20,475 | 20,475 | ||
4 | 9999 | 991 | ARCフォース D1332 | 1 | 17,325 | 17,325 | ||
5 | 3411 | 1165 | 455 | Fブレーキ ディスク 286X22 | 2 | 11,550 | 23,100 | |
6 | 3435 | 1181 | 338 | ブレーキ パッド センサー | 1 | 2,100 | 2,100 | |
7 | 3435 | 1182 | 533 | Rブレーキ パッド センサー | 1 | 2,100 | 2,100 | |
工賃合計額 | 51,912 | |||||||
部品合計額 | 27,300 | |||||||
その他課税額 | 0 | |||||||
その他費用 | 0 | |||||||
ご請求金額 | 79,212 |
アバラ / 弐瓶 勉
これも不可思議な説明のない未来の物語です。何がどうなっているのか判らないまま、読者を混沌の世界へ引き摺り込む手法は、氏独自の世界ですね。
荒っぽいけど緻密な絵も、この不思議さを深めるのに一役買っているのか。或いは緻密だけど雑に見える絵がストーリを見えにくくするのか...。
2007年10月12日金曜日
ULTRA VIOLET
バイオハザード
2007年10月9日火曜日
Better Motorhead Than Dead Live At Hammersmith / Motorhead
Hard Rock'n' RollというべきかHeavy Metal Rock'n' Rollというべきか、いずれにしてもRock'n' Rollの大御所Motorheadのライブアルバムです。
2005年にバンド結成30周年(!)のライブを録音したものですが、30年間止まらずに続くバンドってそれだけで凄いですね。
Motorheadは好きなのですが、アルバムはほとんど買ってません。同じような曲が多くて、私には曲の区別が付かないんです。でもこの疾走感溢れる演奏は、聴いていて元気を貰えるので、時々聴くには非常に好きなんですよ。
リズムそのものはそれ程速いわけではないと思うのですが、スピード感はあるんですよね。コルベットなんかがアイドリングのドッドッドという音をのんびりと立てながらも、100km/h超で走っているような感じというのかな?
まあそんな理屈はMotorheadにはいりませんわな。気持ちよく聴ければそれでOKやもんな!
2007年10月7日日曜日
【BMW雑記帳】ディーラーがBMW Japanの子会社に
私が車を購入したディーラが、10月1日からBMW Japanに営業譲与してBMW Japanの子会社に変わりました。ディーラ名も変わるのですが、人とかも代わるのでしょうかね?まだ行ってないので、判りませんが。
サービスの人達が入れ替わるってことはないと思うので、これまで通りのサービスが受けられると思うのですが...。
BMWネタではなりませんが、GT-Rが正式発表されましたね。とはいえまだ完全に全部を見せたわけではないですが、専用サイトができています。
GT-R専用公式サイト
日本車で「GT-R」というタイプ名を付けた車は他にもあるのですが、「GT-R」といえば日産スカイラインGT-Rのことを差しますね。それどころか単に「R」と言った場合もスカイラインGT-Rのことを差すことがほとんどです。「Type-R」ならシビックですけど(笑)
1文字で語られる車種というと他には「Z」と「7」くらいですかね?まあ私個人的には「7」というと、ロータス/ケイターハムSuper 7シリーズのことで、マツダRX-7は「ペケナナ」て呼んでましたけど (^o^;;;
あ、後「S」というとS2000を差すことが多いようですね。
#私はS600/800の方を思い浮かべてしまいますが、こっちは「エスロク/エスハチ」というのが一般的な呼称ですね。
##トヨタにもSuport 800というのがありましたが、これは「ヨタハチ」と呼ばれていました。
まあ何にしても、GT-RとZは日本のカーマニアに取って特別な車であることは確かだし、歴史と実績の重みがありますからね。
新興のレクサスが上級者のエンジン搭載したハイパワーバージョンを出しても、そのバックボーンには何もありませんから、単なる高い車ってだけで終わってしまいます。
トヨタがレクサスをどういう風に育てて行くのか、個人的には非常に興味を持っているのですが、今のままだと10年後でも「高価で高性能ではあるけど、高級車ではない」と言われているのではないかと。
私がレクサスを買うことはまずありませんが、レクサスが日本と欧州で失敗したら、日本メーカーは永久に自他共に認める高級車を造ることができないということになってしまいますので、そういう意味では成功して欲しいと思っています。
#でもダンパーの原価ケチってるんじゃあなぁ。
サービスの人達が入れ替わるってことはないと思うので、これまで通りのサービスが受けられると思うのですが...。
BMWネタではなりませんが、GT-Rが正式発表されましたね。とはいえまだ完全に全部を見せたわけではないですが、専用サイトができています。
GT-R専用公式サイト
日本車で「GT-R」というタイプ名を付けた車は他にもあるのですが、「GT-R」といえば日産スカイラインGT-Rのことを差しますね。それどころか単に「R」と言った場合もスカイラインGT-Rのことを差すことがほとんどです。「Type-R」ならシビックですけど(笑)
1文字で語られる車種というと他には「Z」と「7」くらいですかね?まあ私個人的には「7」というと、ロータス/ケイターハムSuper 7シリーズのことで、マツダRX-7は「ペケナナ」て呼んでましたけど (^o^;;;
あ、後「S」というとS2000を差すことが多いようですね。
#私はS600/800の方を思い浮かべてしまいますが、こっちは「エスロク/エスハチ」というのが一般的な呼称ですね。
##トヨタにもSuport 800というのがありましたが、これは「ヨタハチ」と呼ばれていました。
まあ何にしても、GT-RとZは日本のカーマニアに取って特別な車であることは確かだし、歴史と実績の重みがありますからね。
新興のレクサスが上級者のエンジン搭載したハイパワーバージョンを出しても、そのバックボーンには何もありませんから、単なる高い車ってだけで終わってしまいます。
トヨタがレクサスをどういう風に育てて行くのか、個人的には非常に興味を持っているのですが、今のままだと10年後でも「高価で高性能ではあるけど、高級車ではない」と言われているのではないかと。
私がレクサスを買うことはまずありませんが、レクサスが日本と欧州で失敗したら、日本メーカーは永久に自他共に認める高級車を造ることができないということになってしまいますので、そういう意味では成功して欲しいと思っています。
#でもダンパーの原価ケチってるんじゃあなぁ。
NEW RELIGION / Primal Fear
アルバムの初っぱなから最後まで、1秒の漏れなく全〜〜部かっこいいです。
Primal Fearのアルバムは今までも傑作揃いでしたが、今回はそれら全てを上回る大傑作です。
買って間違いなし!
ただ"Psycho"って曲で、「Psycho in the air」というサビが何故か「最強〜見ろぉねぇ」と聞こえて笑いそうになってしまいました。でも曲はええよ。
Shure E500PTH
ヨドバシ梅田店のオーディオコーナーでは、たま〜に高級品の在庫処分で生産中止になった旧モデルをかなり安い価格で販売することがあります。
家でCDを聴くときに使っているSTAXの密閉型ヘッドフォンも、この処分価格で非常に安く買え、旧型とはいえコンデンサー型の異次元の音質で幸せに浸っております。
で、本日なにげにオーディオコーナーを通ったら、E4/E500PTHが限定個数を半額で販売されておりました。新製品のSE系のみになってE系はもう在庫限りなのでしょうかね?
E4とE500PTHでは値段差がかなりあるので、半額でもE500PTHは結構高いです。でもE4だとE3とあまり変わらないだろうなぁと悩んでいたら、残1個のE4は横で値札を眺めていた人に持って行かれてしまいました。ので背中を押された形でE500PTHの在庫があればと、店員さんを呼んで在庫を確認して貰ったところ残り2個ということで、1個買ってきました。残り1個はいつまで残っているかな?
今は通勤中とかにはiPod nanoにShureのインナーイヤ型を使用しています。E3は音質はいいけど低音が出なく、E2は低音は出るけど音質はE3よりちょいと劣るという感じで、でもそれ以上高いのはちょっと買う気にならず、E2を使っています。通勤中は安全のため、周りの音が一応聞こえる程度の音量にしており、雑音に紛れながらの状態で音質を気にしても仕方がないってのもありますけどね。
で、今E500をPTHなしで聴いていますが、音質はE3同等以上で低音はE2以上の広帯域再生で素晴らしいです。iPod nanoと128kHz圧縮フォーマットでは、このヘッドフォンの音質の方が勝ち過ぎてますね。たぶん忠実再現性ではE3よりE500の方が上だと思われますが、圧縮フォーマット特有のざらつきのある音質にマスクされて優劣が判らない状態です。
CDのヘッドフォン端子に接続して聴いてみました。こちらも凄いです。とはいえSTAXのコンデンサー型にはリアル感で負けていますが、低音が不自然な感じにならなずにブーストされていて、Geezerのベースがいい感じで鳴っていて、その点はSTAXよりも上です。伊達に低音用ドライバを2つも乗せてないと。
高音がちょいと籠もっている感じもするけど、CDプレイヤのヘッドフォンアンプのせいか?或いはイヤパッドのせいか。
いずれにせよ高いだけのことはあります。とはいえ正価の6万円の価値があるかと聞かれれば、う〜んという感じです。処分価格の価値は間違いなくあると思いますけどね。
それにしてもPTHなんていらんぞ。これ抜きのE500単体を出せばよかったのに。
いやそれゆえ新型のSE530はPTH抜きですね。
家でCDを聴くときに使っているSTAXの密閉型ヘッドフォンも、この処分価格で非常に安く買え、旧型とはいえコンデンサー型の異次元の音質で幸せに浸っております。
で、本日なにげにオーディオコーナーを通ったら、E4/E500PTHが限定個数を半額で販売されておりました。新製品のSE系のみになってE系はもう在庫限りなのでしょうかね?
E4とE500PTHでは値段差がかなりあるので、半額でもE500PTHは結構高いです。でもE4だとE3とあまり変わらないだろうなぁと悩んでいたら、残1個のE4は横で値札を眺めていた人に持って行かれてしまいました。ので背中を押された形でE500PTHの在庫があればと、店員さんを呼んで在庫を確認して貰ったところ残り2個ということで、1個買ってきました。残り1個はいつまで残っているかな?
今は通勤中とかにはiPod nanoにShureのインナーイヤ型を使用しています。E3は音質はいいけど低音が出なく、E2は低音は出るけど音質はE3よりちょいと劣るという感じで、でもそれ以上高いのはちょっと買う気にならず、E2を使っています。通勤中は安全のため、周りの音が一応聞こえる程度の音量にしており、雑音に紛れながらの状態で音質を気にしても仕方がないってのもありますけどね。
で、今E500をPTHなしで聴いていますが、音質はE3同等以上で低音はE2以上の広帯域再生で素晴らしいです。iPod nanoと128kHz圧縮フォーマットでは、このヘッドフォンの音質の方が勝ち過ぎてますね。たぶん忠実再現性ではE3よりE500の方が上だと思われますが、圧縮フォーマット特有のざらつきのある音質にマスクされて優劣が判らない状態です。
CDのヘッドフォン端子に接続して聴いてみました。こちらも凄いです。とはいえSTAXのコンデンサー型にはリアル感で負けていますが、低音が不自然な感じにならなずにブーストされていて、Geezerのベースがいい感じで鳴っていて、その点はSTAXよりも上です。伊達に低音用ドライバを2つも乗せてないと。
高音がちょいと籠もっている感じもするけど、CDプレイヤのヘッドフォンアンプのせいか?或いはイヤパッドのせいか。
いずれにせよ高いだけのことはあります。とはいえ正価の6万円の価値があるかと聞かれれば、う〜んという感じです。処分価格の価値は間違いなくあると思いますけどね。
それにしてもPTHなんていらんぞ。これ抜きのE500単体を出せばよかったのに。
いやそれゆえ新型のSE530はPTH抜きですね。
2007年10月4日木曜日
GREY / たがみよしひさ
たがみよしひさというと「軽井沢シンドローム
触発されて氏のSFっぽい作品を連チャンで買ってしまった...。
でも軽シンはSFっぽくなくので買ってません(笑)
GREY 下 (3)
化石(いし)の記憶 (Vol.1)
化石(いし)の記憶 (Vol.2) (秋田文庫 (22-4))
妖怪戦記 上 完全版 (1)
妖怪戦記 下 完全版 (3) (ぶんか社コミック文庫)
2007年9月30日日曜日
【BMW雑記帳】BMWとM
ル・ボランが「BMWとM」というタイトルでMモデルを中心としたBMW特集をしています。
他はあまりBMWネタは見あたりませんでした。国産車中心の雑誌はGT-RとIS-Fの特集で目一杯ですが。
BMWネタではないですが、大手書店の自動車コーナーで目について↓を買ってしまいました。
フェラーリもアストン・マーティンも高級車の代名詞となっている存在ですが、高級車の条件として「レースで常勝だったことがある」ということがあります。絶対条件でもないのですけどね。ランボルギニーというレースには一切出場せずに高級ブランドになった例もありますので。逆にレースに強ければ高級ブランドになれるかというとそうとも限りません。ホンダみたいに。
でもそれ以外の高級ブランドって、レースで強かった、という歴史が必ずといっていい程あります。
ロールス・ロイス、ベントレー、メルツェデス・ベンツ、BMW、ブガッティ、ジャガー、ロータス、ポルシェ、マセラティ、アルファ・ロメオなどなど、全てグランプリで優勝を重ねていた歴史があります。
現在でもグランプリで連勝を重ねていて、高級スポーツカーしか製造販売していないのは、世界中でフェラーリだけなので、フェラーリは孤高の存在として誰からも認められているのでしょうね。
またレースといっても、ラリーでは駄目ですし、ロードレースでもグランプリであることが必要なようです。日産、三菱、富士重工はラリーで連勝していた歴史を持っていますが、ラリーレーサーのベースとなった車が高級車とは認めて貰えたことはありません。AUDIがル・マン24時間耐久で連勝を続けていますが、F1にエントリーしているメルツェデスやBMWに高級車としてのステータスではまだまだ追いつけていません。
日本でもスカイラインGT-Rというと神話に近いレースでの連勝記録を持っており、スカイラインは売れなくともGT-Rだけは人気があるというのも、この神話のお陰でしょう。
それからいうと、レースで全くの実績がないレクサスにスポーツグレードのFとかを新設しても、全く有り難みは湧きませんよね。トヨタはF1にエントリーしていますが、全然勝てないし、レクサスではないですし。
最新のBMW Mモデルは、エンジンをF1と同じ工場で製造している、という謳い文句があるので有り難みがあるのですけど、レクサスFって何が特別なのでしょうね?
前にも書きましたけど、F1へのエントリーをトヨタではなくレクサスですべきだったと思います。そうすれば「レクサスFのFはF1のFだ」と言えたし、買う人も素直に納得できたでしょうから。
高級車の定義ってはっきりしていませんが、100〜50年くらい前までははっきりしてたんですよ。単純にグランプリで速い車が高級車でしたから。
そういうところのイメージ戦略は、現状BMWに一人勝ちですね。一般モデルとレースイメージを被せたMモデルをきっちりと差別化することに成功していますし、BMW F1=Mというイメージもはっきりしていて、MモデルはF1に直結するモデルであると(実際には全然異なっていても)ユーザーに妄想させることに成功しているからです。
他はあまりBMWネタは見あたりませんでした。国産車中心の雑誌はGT-RとIS-Fの特集で目一杯ですが。
BMWネタではないですが、大手書店の自動車コーナーで目について↓を買ってしまいました。
フェラーリもアストン・マーティンも高級車の代名詞となっている存在ですが、高級車の条件として「レースで常勝だったことがある」ということがあります。絶対条件でもないのですけどね。ランボルギニーというレースには一切出場せずに高級ブランドになった例もありますので。逆にレースに強ければ高級ブランドになれるかというとそうとも限りません。ホンダみたいに。
でもそれ以外の高級ブランドって、レースで強かった、という歴史が必ずといっていい程あります。
ロールス・ロイス、ベントレー、メルツェデス・ベンツ、BMW、ブガッティ、ジャガー、ロータス、ポルシェ、マセラティ、アルファ・ロメオなどなど、全てグランプリで優勝を重ねていた歴史があります。
現在でもグランプリで連勝を重ねていて、高級スポーツカーしか製造販売していないのは、世界中でフェラーリだけなので、フェラーリは孤高の存在として誰からも認められているのでしょうね。
またレースといっても、ラリーでは駄目ですし、ロードレースでもグランプリであることが必要なようです。日産、三菱、富士重工はラリーで連勝していた歴史を持っていますが、ラリーレーサーのベースとなった車が高級車とは認めて貰えたことはありません。AUDIがル・マン24時間耐久で連勝を続けていますが、F1にエントリーしているメルツェデスやBMWに高級車としてのステータスではまだまだ追いつけていません。
日本でもスカイラインGT-Rというと神話に近いレースでの連勝記録を持っており、スカイラインは売れなくともGT-Rだけは人気があるというのも、この神話のお陰でしょう。
それからいうと、レースで全くの実績がないレクサスにスポーツグレードのFとかを新設しても、全く有り難みは湧きませんよね。トヨタはF1にエントリーしていますが、全然勝てないし、レクサスではないですし。
最新のBMW Mモデルは、エンジンをF1と同じ工場で製造している、という謳い文句があるので有り難みがあるのですけど、レクサスFって何が特別なのでしょうね?
前にも書きましたけど、F1へのエントリーをトヨタではなくレクサスですべきだったと思います。そうすれば「レクサスFのFはF1のFだ」と言えたし、買う人も素直に納得できたでしょうから。
高級車の定義ってはっきりしていませんが、100〜50年くらい前までははっきりしてたんですよ。単純にグランプリで速い車が高級車でしたから。
そういうところのイメージ戦略は、現状BMWに一人勝ちですね。一般モデルとレースイメージを被せたMモデルをきっちりと差別化することに成功していますし、BMW F1=Mというイメージもはっきりしていて、MモデルはF1に直結するモデルであると(実際には全然異なっていても)ユーザーに妄想させることに成功しているからです。
2007年9月29日土曜日
【D3コラム】 Nikon Digital Live 2007 大阪
D3に触りたくて仕事休んで(爆)行って来ました。
13時ちょっと前に会場に到着し、即体験撮影コーナーへ。30分弱並んだところで順番が回って来まして、ブラケット設定してCHにて連写しました。持ち時間1分ですが、ラチュードを確認できる画像が撮れたことを背面画面のヒストグラムで確認できたので、30秒で切り上げてプリントして貰いました。
メニューをじっくりといじっている時間はないので、渡されたままのプログラムオートで撮影しましたが、操作周りはD2HやD200とほぼ共通のS5Proから差程変更はなく、既存のニコンユーザーであればすぐに使いこなせると思います。ホールド感はD2Hによく似ていて、違和感なくシャッターが切れました。
凄いと思ったのは、連写していてボディが全然動かないこと。D2Hは結構ミラーショックでボディが微妙に暴れるのですが、D3はビシッと安定していて連写中の構図が動かないので非常に気持ちがいいです。D2XやF6から既にミラーダンパーが入っていると思いますが、私が今まで使ってきたニコンボディ(D1X, D2H, Fuji S2/S3/S5)にはないので、新鮮でした。
撮影体験コーナーのモデルさんが黒いベルベットの服を着ており、後ろにスタジオ用のギリシャ様式大理石風の純白柱のセットが置かれており、両方を画面に入れると皆さんがよく気にされる白飛び黒潰れを確認できるように仕立てられておりました。プリントして貰ったカットでは若干黒が潰れていますが、たぶんRAW現像で調整すればきちんとトーンが出ると思います。白飛びは全くなし。
#ちなみにライティングはArriのビデオライト4灯。
同じカットをD2Hで撮影したら間違いなく、黒も白も完全に飛んでディテールがでないと思います。S5Proなら両方ともちゃんと出るシーンだとは思いますが、大幅に越えるところまでは行かず、同等程度ではないかと思われます。
ちょっと残念なのは、オートだと私基準で露出が1EVアンダーになることですね。まあ私はどうせオートなんか使わないし、D1X/D2Hがオートだと2EVアンダーになることに比べたら問題ないのかも知れませんが...オートで使っている人達が何故問題にしないのか不思議です。
ブラケット設定して確認したのですが、ヒストグラムが綺麗に出るのは基準値から1EVオーバーになったところで、プリントはそのカットをして貰いました。
プリントもヒストグラム通りで、白が飛ぶ直前黒が潰れる直前で、狙い通りでした。逆にいうとオートで補正なしだと黒潰れてます。白飛びを嫌ったせいですかねぇ?画像処理で補正する時は、アンダーな方が誤魔化しやすいのは確かですが。ニコンがキヤノンに比べてノイズが多いといわれる原因は、ここにあるのではないかと思ったりしてます。
センサー単体が展示されていたので、じっと見つめてみましたが、やっぱり真ん中に切れ目らしき線がうっすらとありました。一部の噂で、新しいニコンの液浸露光装置なら1回で露光できるのでは?というのがありましたが、見た感じではやっぱり2回露光っぽかったです。
その後そのまま行き付けのカメラ屋さんに行き、プリント見本を店員さん達に見せて「S5Proがもういらないです」と報告。「D2HとS5Proを下取りに出しますんで、よろしく」と予約の再確認と1stロット確保の念押しをして帰って来ました。
13時ちょっと前に会場に到着し、即体験撮影コーナーへ。30分弱並んだところで順番が回って来まして、ブラケット設定してCHにて連写しました。持ち時間1分ですが、ラチュードを確認できる画像が撮れたことを背面画面のヒストグラムで確認できたので、30秒で切り上げてプリントして貰いました。
メニューをじっくりといじっている時間はないので、渡されたままのプログラムオートで撮影しましたが、操作周りはD2HやD200とほぼ共通のS5Proから差程変更はなく、既存のニコンユーザーであればすぐに使いこなせると思います。ホールド感はD2Hによく似ていて、違和感なくシャッターが切れました。
凄いと思ったのは、連写していてボディが全然動かないこと。D2Hは結構ミラーショックでボディが微妙に暴れるのですが、D3はビシッと安定していて連写中の構図が動かないので非常に気持ちがいいです。D2XやF6から既にミラーダンパーが入っていると思いますが、私が今まで使ってきたニコンボディ(D1X, D2H, Fuji S2/S3/S5)にはないので、新鮮でした。
撮影体験コーナーのモデルさんが黒いベルベットの服を着ており、後ろにスタジオ用のギリシャ様式大理石風の純白柱のセットが置かれており、両方を画面に入れると皆さんがよく気にされる白飛び黒潰れを確認できるように仕立てられておりました。プリントして貰ったカットでは若干黒が潰れていますが、たぶんRAW現像で調整すればきちんとトーンが出ると思います。白飛びは全くなし。
#ちなみにライティングはArriのビデオライト4灯。
同じカットをD2Hで撮影したら間違いなく、黒も白も完全に飛んでディテールがでないと思います。S5Proなら両方ともちゃんと出るシーンだとは思いますが、大幅に越えるところまでは行かず、同等程度ではないかと思われます。
ちょっと残念なのは、オートだと私基準で露出が1EVアンダーになることですね。まあ私はどうせオートなんか使わないし、D1X/D2Hがオートだと2EVアンダーになることに比べたら問題ないのかも知れませんが...オートで使っている人達が何故問題にしないのか不思議です。
ブラケット設定して確認したのですが、ヒストグラムが綺麗に出るのは基準値から1EVオーバーになったところで、プリントはそのカットをして貰いました。
プリントもヒストグラム通りで、白が飛ぶ直前黒が潰れる直前で、狙い通りでした。逆にいうとオートで補正なしだと黒潰れてます。白飛びを嫌ったせいですかねぇ?画像処理で補正する時は、アンダーな方が誤魔化しやすいのは確かですが。ニコンがキヤノンに比べてノイズが多いといわれる原因は、ここにあるのではないかと思ったりしてます。
センサー単体が展示されていたので、じっと見つめてみましたが、やっぱり真ん中に切れ目らしき線がうっすらとありました。一部の噂で、新しいニコンの液浸露光装置なら1回で露光できるのでは?というのがありましたが、見た感じではやっぱり2回露光っぽかったです。
その後そのまま行き付けのカメラ屋さんに行き、プリント見本を店員さん達に見せて「S5Proがもういらないです」と報告。「D2HとS5Proを下取りに出しますんで、よろしく」と予約の再確認と1stロット確保の念押しをして帰って来ました。
2007年9月25日火曜日
【D3コラム】 フルサイズ(FX) VS APS-C(DX) その3
フォーマットサイズが変わると、まずレンズの焦点距離と画角の関係が変わります。35mmフォーマット用レンズをAPS-Cサイズのデジカメに使用すると、焦点距離50mmレンズは35mm換算で約75mmになるといいますが、これは焦点距離50mmレンズをAPS-Cフォーマットで使った場合の画角が、35mmフォーマットで焦点距離75mmレンズを使った場合の画角に等しいということです。
逆に35mmフォーマットで焦点距離50mmレンズを使った場合に等しい画角を、APS-Cフォーマットで得るには焦点距離約33mmのレンズが必要になります。3/4フォーマットなら焦点距離25mmレンズが必要になります。
次にF値と被写界深度の関係が変わります。同じ画角のレンズを使った場合、同じ距離で同じ物を撮影して、同じ被写界深度を得ようとすると、フォーマットサイズが小さい程明るいF値が必要になります。
35mmフォーマットで50mm/f1.4を使用したときと同じ被写界深度を得ようとすると、APS-Cフォーマットでは33mm/f1.0、3/4フォーマットなら25mm/f0.7が必要です。
#誰もこのことは知らんぷりで無視していますけどね。
つまり35mmフォーマットで50mm/f1.4を使用したときと同じ絵を得ようとしても、現在一般に市販されているレンズでは、APS-Cや3/4では不可能ということです。これがあまり問題視されないのは、恐らく一般のアマチュアはほとんどがF値の暗いズームが常用なことと、プロはこういう被写深度の極端に浅い撮影はあまりしないことが理由ではないかと思われます。極僅かに必要とする人は、高額な1Dsシリーズとかもっと高額な中判デジタルを使うか、銀塩を使っていますしね。
よく「APS-Cデジタルは35mm用レンズの真ん中の性能の高い所だけ使うから、35mmフルサイズよりも画質がよい」と言われる方がいるのですが、これはレンズの性能の一部しか見ていないです。
同じ被写体を同じ倍率で撮影した場合、空間周波数がAPS-Cフォーマットでは35mmフォーマットの1.5倍になります。35mmフォーマットでは10本/mmのものがAPS-Cフォーマットでは15本/mmになります。ちなみに3/4では20本/mmです。
これは35mmフォーマットでのレンズの10本/mm特性が、APS-Cフォーマットだと15本/mmで出ていなければ同じ描写にならないということです。シャープさというか分解能が高いと感じるのは、35mmフォーマットで40本/mm領域のMTFが高い時なのですが、APS-Cフォーマットでは60本/mm領域のMTFが同じくらいないと分解能が高く見えません。実際にはこの2つの領域のMTF値の差はかなり大きくて、35mm用レンズを使用した場合、60本/mmのMTFはかなり低くなります。
先に書いた焦点距離F値と合わせていうと、35mmフォーマットで50mm/f1.4の10,20,40本/mmのMTF値と同じ特性を、APS-Cフォーマットでは33mm/f1.0の15,30,60本/mmで実現しなければ、35mmフォーマットと同じ画質にはならないのです。
更にD3/D300の画素ピッチから計算すると、ローパスフィルタの影響を無視して、D3では60本/mm以上は写りません。D300では90本/mm以上が写りません。逆にいえば、D3では60本/mmまで十分に高いMTF値を確保すればよいのですが、D300では90本/mmまで高いMTF値を保つ必要があります。
ニコンのレンズカタログには10本/mmと30本/mmのMTF値が掲載されていますが、ほとんどのレンズで10本/mmより30本/mmの特性が落ちているのは判ると思います。またコシナZeissのZFレンズカタログには、10,20,40本/mmのMTF特性が掲載されていますが、順にMTF値が落ちていくとことが判ると思います。
これらから60本/mmや90本/mmがどの程度がというのは、外挿方によって類推できると思いますが、90本/mmというのはお話にならないくらい低い値になっているはずです。
つまりAPS-Cフォーマットで、35mmフォーマットに匹敵する描写を得ようとすると、CCD/CMOSのセンサー特性以前にレンズの特性を大幅に改善する必要があるのです。
個人的には本当は、更にセンサーサイズの大きな中判デジタルが欲しいのですけどね。以上で述べた理由で、フォーマットが大きければ大きい程レンズの低周波数領域を使うことができ、低周波領域であればある程MTF値が高くなり、MTF値が高ければ高い程階調の滑らかで豊かな立体感がある画像が得られますので。
ニコンの半導体製造装置が広まって、現在は6回露光しているという中判センサーの露光回数が減って、コストダウンしてくれればと願っています。
逆に35mmフォーマットで焦点距離50mmレンズを使った場合に等しい画角を、APS-Cフォーマットで得るには焦点距離約33mmのレンズが必要になります。3/4フォーマットなら焦点距離25mmレンズが必要になります。
次にF値と被写界深度の関係が変わります。同じ画角のレンズを使った場合、同じ距離で同じ物を撮影して、同じ被写界深度を得ようとすると、フォーマットサイズが小さい程明るいF値が必要になります。
35mmフォーマットで50mm/f1.4を使用したときと同じ被写界深度を得ようとすると、APS-Cフォーマットでは33mm/f1.0、3/4フォーマットなら25mm/f0.7が必要です。
#誰もこのことは知らんぷりで無視していますけどね。
つまり35mmフォーマットで50mm/f1.4を使用したときと同じ絵を得ようとしても、現在一般に市販されているレンズでは、APS-Cや3/4では不可能ということです。これがあまり問題視されないのは、恐らく一般のアマチュアはほとんどがF値の暗いズームが常用なことと、プロはこういう被写深度の極端に浅い撮影はあまりしないことが理由ではないかと思われます。極僅かに必要とする人は、高額な1Dsシリーズとかもっと高額な中判デジタルを使うか、銀塩を使っていますしね。
よく「APS-Cデジタルは35mm用レンズの真ん中の性能の高い所だけ使うから、35mmフルサイズよりも画質がよい」と言われる方がいるのですが、これはレンズの性能の一部しか見ていないです。
同じ被写体を同じ倍率で撮影した場合、空間周波数がAPS-Cフォーマットでは35mmフォーマットの1.5倍になります。35mmフォーマットでは10本/mmのものがAPS-Cフォーマットでは15本/mmになります。ちなみに3/4では20本/mmです。
これは35mmフォーマットでのレンズの10本/mm特性が、APS-Cフォーマットだと15本/mmで出ていなければ同じ描写にならないということです。シャープさというか分解能が高いと感じるのは、35mmフォーマットで40本/mm領域のMTFが高い時なのですが、APS-Cフォーマットでは60本/mm領域のMTFが同じくらいないと分解能が高く見えません。実際にはこの2つの領域のMTF値の差はかなり大きくて、35mm用レンズを使用した場合、60本/mmのMTFはかなり低くなります。
先に書いた焦点距離F値と合わせていうと、35mmフォーマットで50mm/f1.4の10,20,40本/mmのMTF値と同じ特性を、APS-Cフォーマットでは33mm/f1.0の15,30,60本/mmで実現しなければ、35mmフォーマットと同じ画質にはならないのです。
更にD3/D300の画素ピッチから計算すると、ローパスフィルタの影響を無視して、D3では60本/mm以上は写りません。D300では90本/mm以上が写りません。逆にいえば、D3では60本/mmまで十分に高いMTF値を確保すればよいのですが、D300では90本/mmまで高いMTF値を保つ必要があります。
ニコンのレンズカタログには10本/mmと30本/mmのMTF値が掲載されていますが、ほとんどのレンズで10本/mmより30本/mmの特性が落ちているのは判ると思います。またコシナZeissのZFレンズカタログには、10,20,40本/mmのMTF特性が掲載されていますが、順にMTF値が落ちていくとことが判ると思います。
これらから60本/mmや90本/mmがどの程度がというのは、外挿方によって類推できると思いますが、90本/mmというのはお話にならないくらい低い値になっているはずです。
つまりAPS-Cフォーマットで、35mmフォーマットに匹敵する描写を得ようとすると、CCD/CMOSのセンサー特性以前にレンズの特性を大幅に改善する必要があるのです。
個人的には本当は、更にセンサーサイズの大きな中判デジタルが欲しいのですけどね。以上で述べた理由で、フォーマットが大きければ大きい程レンズの低周波数領域を使うことができ、低周波領域であればある程MTF値が高くなり、MTF値が高ければ高い程階調の滑らかで豊かな立体感がある画像が得られますので。
ニコンの半導体製造装置が広まって、現在は6回露光しているという中判センサーの露光回数が減って、コストダウンしてくれればと願っています。
2007年9月24日月曜日
【D3コラム】 フルサイズ(FX) VS APS-C(DX) その2
センサーの性能にのみ着目すれば、APS-Cや3/4などの小型サイズよりも大型サイズの方が性能的には有利です。
同じ画素数であれば、1画素当たりの面積が大きくなり、面積が大きい程に高感度、広ダイナミックレンジ、低ノイズになりますから。1画素当たりの面積が同じであればトータルの画素数が多くなり、印刷などの最終出力のサイズが同じ時は、元画素数の多い方が階調が豊かで滑らかな画像になります。
D3は1210万画素とD300の1230万画素よりも有効画素数が少なくなっていますが、画素ピッチは8.45μmとD300の5.5μmの約1.54倍になっており、これから画素面積は2.3倍程大きいことが判ります。
このお陰で、D3はISO6400でも十分に実用になるくらいに低ノイズかつ広ダイナミックレンジを実現しているようです。D2Xでも約12EVという広いダイナミックレンジを実現しており、それを遙かに凌駕するようですので、Fuji S3/S5 Proの約14EVとも15EVともいわれるダイナミックレンジに匹敵するかも知れません。
#もしそうなったら、S5Proもお払い箱だぁ〜。
#D2Hは当然下取りに出す予定ですが。
D3の画素数があまり多くないのは、もう一つにはその1に書いた分割露光の時の分止まりから画素ピッチをあまり小さくできなかった、という技術的なものがあるのではないかと思われます。実際キヤノンでは1Dsが有効画素1110万画素ですし、5Dも有効画素1280万画素ですから、初めて量産するには、この程度の画素ピッチが適当ということなのではないかと思います。下手に画素ピッチを小さくして総画素数を多くしても、分止まりが悪くなって価格が高くなることをニコンは避けたのでしょう。
実際、D2Xが発売時には50万円前後の販売価格でした。D3は現在予約価格55万円前後のようですので、センサーの大型化によるコストアップは最小限と言ってよいと思います。D1 MarkIINが45万円前後に対してD1s MarkIIが75万円前後と30万円の価格差があるわけですから、実際にユーザーが購入できるギリギリの価格を、ニコンは目指して実現したと言ってよいでしょう。
とはいえD300の予約価格が21万円程度なので、これと比べるとFXとDXの価格差は35万円程あることになりますけどね。D1 MarkIINとD1s MarkIIは同じボディベースを使用していますけど、D3とD300ではボディベースが全く違いますので、ボディベースの違いで大半のコストアップ要因になっていると思います。センサーが大型化すると、シャッターが大型化し、ミラーが大型化し、ファインダー光学系が大型化し、とコストアップ要因は多岐に渡りますから、仕方がないのでしょうね。
その価格差を埋められる程、高感度、広ダイナミックレンジ、低ノイズ性能が必要になるかといえば、一般の人にはたぶん必要ないでしょう。だからニコンはこれからもDXは作り続けることになるでしょう。
でも世の中には1割の性能アップを、価格が倍になっても欲しい、という用途があるのです。
それはさておき、その3でフォーマットサイズとレンズとの関係を書きたいと思います。
同じ画素数であれば、1画素当たりの面積が大きくなり、面積が大きい程に高感度、広ダイナミックレンジ、低ノイズになりますから。1画素当たりの面積が同じであればトータルの画素数が多くなり、印刷などの最終出力のサイズが同じ時は、元画素数の多い方が階調が豊かで滑らかな画像になります。
D3は1210万画素とD300の1230万画素よりも有効画素数が少なくなっていますが、画素ピッチは8.45μmとD300の5.5μmの約1.54倍になっており、これから画素面積は2.3倍程大きいことが判ります。
このお陰で、D3はISO6400でも十分に実用になるくらいに低ノイズかつ広ダイナミックレンジを実現しているようです。D2Xでも約12EVという広いダイナミックレンジを実現しており、それを遙かに凌駕するようですので、Fuji S3/S5 Proの約14EVとも15EVともいわれるダイナミックレンジに匹敵するかも知れません。
#もしそうなったら、S5Proもお払い箱だぁ〜。
#D2Hは当然下取りに出す予定ですが。
D3の画素数があまり多くないのは、もう一つにはその1に書いた分割露光の時の分止まりから画素ピッチをあまり小さくできなかった、という技術的なものがあるのではないかと思われます。実際キヤノンでは1Dsが有効画素1110万画素ですし、5Dも有効画素1280万画素ですから、初めて量産するには、この程度の画素ピッチが適当ということなのではないかと思います。下手に画素ピッチを小さくして総画素数を多くしても、分止まりが悪くなって価格が高くなることをニコンは避けたのでしょう。
実際、D2Xが発売時には50万円前後の販売価格でした。D3は現在予約価格55万円前後のようですので、センサーの大型化によるコストアップは最小限と言ってよいと思います。D1 MarkIINが45万円前後に対してD1s MarkIIが75万円前後と30万円の価格差があるわけですから、実際にユーザーが購入できるギリギリの価格を、ニコンは目指して実現したと言ってよいでしょう。
とはいえD300の予約価格が21万円程度なので、これと比べるとFXとDXの価格差は35万円程あることになりますけどね。D1 MarkIINとD1s MarkIIは同じボディベースを使用していますけど、D3とD300ではボディベースが全く違いますので、ボディベースの違いで大半のコストアップ要因になっていると思います。センサーが大型化すると、シャッターが大型化し、ミラーが大型化し、ファインダー光学系が大型化し、とコストアップ要因は多岐に渡りますから、仕方がないのでしょうね。
その価格差を埋められる程、高感度、広ダイナミックレンジ、低ノイズ性能が必要になるかといえば、一般の人にはたぶん必要ないでしょう。だからニコンはこれからもDXは作り続けることになるでしょう。
でも世の中には1割の性能アップを、価格が倍になっても欲しい、という用途があるのです。
それはさておき、その3でフォーマットサイズとレンズとの関係を書きたいと思います。
2007年9月23日日曜日
【BMW雑記帳】ダンパー
BMWに使われているダンパーは、最近はSachsがほとんどで価格が安い車種だとBoegeなのですが、Boegeもかなり前にSachs傘下になってるので、結局は全部Sachsですね。そのSachsも今はMT/ATのZFに買収されて子会社になっているとのこと。つまりはBMWの技術の大半は、ZFとBosheに依存していることになってしまっています。
昔はBMWを始めとするドイツ車のダンパーといえばBilsteinでしたが、ドンドンとSachsに置き換わってきているようです。
Bilsteinといえば倒立型ダンパーが有名ですが、OE装着用には複筒式を納入することが多くて、アフター用でも複筒式を製造販売してます。私は今ビルの複筒式ダンパー使ってます。
倒立式というのはラリーのような激しい走りをして、ストロークが大きく入力も大きい場合には有効なのですが、通常の公道での走行や綺麗な舗装路でストロークが小さい場合には、(倒立式の欠点である)微小入力時のフリクションの大きさが目立ってしまい、乗り心地が悪化してしまうようです。
またSachsは、シール材に特殊なプラスチックを使っていて、初期動作が非常にスムーズになっているそうです。これがBilsteinや日本のメーカーが真似できずにいて、ドイツ車メーカー各社は、こぞってSachsを採用する理由となっているのだそうです。
日本のダンパーメーカーでも、ショーワのようにF1に搭載されたりしているところもあるので、技術的には欧州メーカーに負けないものができるようではありますが...日本のメーカーはコスト管理が厳しくて、乗り心地のいいけどコストが掛かるダンパーはまず採用されませんので、結局欧州メーカーに負けてしまうということになっているようです。
普通車の売り上げが減り、軽自動車のシェアが増えている日本の状況では、高くてもよいものをというコンセプトでは生き残って行けなくなってきていますからねぇ。まあそれは昔からではあるのですが。
それはさておき、家の子は最近アクセルONしてからGを感じるまでのタイムラグが、また大きくなってきました。そろそろまたエンジンオイルとATFを交換しないと駄目なようです。ATがちょいと滑ってきている感じ。スパークプラグも、イリジウム・タフにしていますが、寿命が公称5万kmだったと思うので、装着後4万kmになってきたため性能が低下している可能性もあり、こちらも交換かなぁ。
その前に残量2mmのブレーキパッドを交換しないと(苦笑)
昔はBMWを始めとするドイツ車のダンパーといえばBilsteinでしたが、ドンドンとSachsに置き換わってきているようです。
Bilsteinといえば倒立型ダンパーが有名ですが、OE装着用には複筒式を納入することが多くて、アフター用でも複筒式を製造販売してます。私は今ビルの複筒式ダンパー使ってます。
倒立式というのはラリーのような激しい走りをして、ストロークが大きく入力も大きい場合には有効なのですが、通常の公道での走行や綺麗な舗装路でストロークが小さい場合には、(倒立式の欠点である)微小入力時のフリクションの大きさが目立ってしまい、乗り心地が悪化してしまうようです。
またSachsは、シール材に特殊なプラスチックを使っていて、初期動作が非常にスムーズになっているそうです。これがBilsteinや日本のメーカーが真似できずにいて、ドイツ車メーカー各社は、こぞってSachsを採用する理由となっているのだそうです。
日本のダンパーメーカーでも、ショーワのようにF1に搭載されたりしているところもあるので、技術的には欧州メーカーに負けないものができるようではありますが...日本のメーカーはコスト管理が厳しくて、乗り心地のいいけどコストが掛かるダンパーはまず採用されませんので、結局欧州メーカーに負けてしまうということになっているようです。
普通車の売り上げが減り、軽自動車のシェアが増えている日本の状況では、高くてもよいものをというコンセプトでは生き残って行けなくなってきていますからねぇ。まあそれは昔からではあるのですが。
それはさておき、家の子は最近アクセルONしてからGを感じるまでのタイムラグが、また大きくなってきました。そろそろまたエンジンオイルとATFを交換しないと駄目なようです。ATがちょいと滑ってきている感じ。スパークプラグも、イリジウム・タフにしていますが、寿命が公称5万kmだったと思うので、装着後4万kmになってきたため性能が低下している可能性もあり、こちらも交換かなぁ。
その前に残量2mmのブレーキパッドを交換しないと(苦笑)
Sandisk Extreme IV
上新で比較的安い値段で数量限定バーゲンしていたので、4GBを1枚買ってきました。
S5Proでバッファフル状態から空になるまでと、IIIと比較してみましたが、S5Proがx300倍速には対応していないせいか、あまり変わらず。若干は確実に速いですけどね。
雑誌の記事を見ると、D3/D300ではIIIとIVの速度差が結構あるので、D3待ちですね。
USBカードリーダーに挿入して、HDBenchで速度測定したところ、読み出しはIIIと変わらないのですが、書込は断然IVの方が速いです。シーケンシャル書込が読み出しと変わらない速度!
最近はCFカードをPCのHDD代わりに使えるアダプタが出てきていますが、これを使ったらどれくらいのパフォーマンスが出ることか、ついつい期待してしまいそうです。
S5Proでバッファフル状態から空になるまでと、IIIと比較してみましたが、S5Proがx300倍速には対応していないせいか、あまり変わらず。若干は確実に速いですけどね。
雑誌の記事を見ると、D3/D300ではIIIとIVの速度差が結構あるので、D3待ちですね。
USBカードリーダーに挿入して、HDBenchで速度測定したところ、読み出しはIIIと変わらないのですが、書込は断然IVの方が速いです。シーケンシャル書込が読み出しと変わらない速度!
最近はCFカードをPCのHDD代わりに使えるアダプタが出てきていますが、これを使ったらどれくらいのパフォーマンスが出ることか、ついつい期待してしまいそうです。
2007年9月22日土曜日
【D3コラム】 フルサイズ(FX) VS APS-C(DX) その1
ニコンがやっとと言うべきかとうとうと言うべきか、35mmフルサイズ1眼レフ「D3」を発表しました。FXフォーマットと称するそうです。
同時にAPS-Cサイズ(Nikon DXフォーマット)の最高峰という「D300」も発表です。
FXとDXはそれぞれ特徴があり、単純にどちらが優れているとは言い難いものがありますが、私は断然フルサイズFXフォーマット派です。
FXの欠点と言えば、第一は高価格になる、ことに尽きますね。逆にいうとそれ以外はあまりないと思っています。
FXフォーマットが高価格になる理由は、CCDやCMOSセンサーを製造するための半導体製造装置が、本来はDXフォーマットのサイズ以上の半導体を製造することができないからです。
半導体は、回路パターンを高精度なフィルムに記録し、感光剤を塗布したシリコン結晶の薄板に、写真を焼き付けるようにしてパターンを写します。この写す装置を露光装置と言いますが、まあ写真プリントの焼き付け機の高精度なものと思って頂けばよいかと思います。
焼き付け機も種類によって、フィルムの大きさや写真用紙の大きさに限界があります。35mmフィルムで半切まで伸ばせる焼き付け機では、645フィルムで全紙にプリントすることはできません。
それと同様に、半導体製造用の露光装置は、APS-Cサイズの半導体までを製造できるものしか存在していないのです。理由はそれ以上大きな半導体というと、写真のCCD/CMOSセンサーくらいしかなく、FXフォーマットを焼ける露光装置を開発しても、開発コストが回収できないからです。
そのために、35mmフルサイズや中判サイズのセンサーを製造するときは、回路パターンのフィルムを複数に切り分けて、複数回に渡って焼き付けを行うということをしています。
先の写真の焼き付け機の例で言えば、645フィルムを3つくらいに切って、全紙の用紙をずらしながら3回に分けて部分部分を焼いていくという手順を行っているのです。
ちょっと考えれば判りますが、繋ぎ目を綺麗にピッタリと合わせるのが非常に大変です。このため回数が多ければ多い程失敗する確率が高くなりますから、コストが嵩むことになります。
その露光装置を開発しているのは、皆様ご存じのCarl Zeiss(現在はオランダの半導体メーカーと共同開発)、キヤノン、ニコンです。
35mmフルフォーマットのデジタルカメラを発売したのは、京セラ・コンタックが最初でしたが、これはフィリプスの半導体製造部門が独立した会社のCCDセンサーを使用していました。
このセンサーは3回の露光で製造されており、そのセンサーを使用して60万円という定価で発売したのは驚異的というか赤字覚悟の大盤振る舞いでした。が、カメラそのものの性能の低さ(AFなのにMFでピントを合わせる方が速い、RAW出力時には液晶に画面がでない)ことと、マウントを変更したのにレンズが揃っていないことなどで、売れませんでしたね。
これをY/Cマウントで出してくれていれば、私は無理してでも買ったと思いますけどね。
次にキヤノンが1Dsを発売しましたが、2回の露光で35mmフルサイズのCMOSセンサーを製造することに成功したため、発売にこぎ着けることができたのです。半導体露光装置もセンサーもキヤノンの自社製ですが、この露光装置は未だに外販をしている様子が見られません。少なくとも写真用のセンサーを製造しているメーカーには。
#Intelとかキヤノンと競合しない半導体メーカーには販売しているかも知れません。
5Dが比較的低価格でフルサイズを実現できたのも、この2回の露光による製造がこなれてきて、歩留まりがよくなったからでしょうね。
#どこぞの掲示板に1回の露光という書込があったのですが、キヤノンの技術者がインタビューで「2回。行程によっては1回で済ませられる部分もある」と答えていますので、露光自体は2回であることに間違いないと思われます。
KODAKもフルサイズセンサーを開発して、Nikonボディベースで発売していましたが、これは3回露光だったようです。
そして今回のニコンFXですが、1年程前からニコンが液浸露光という新しい技術を使った製造装置の開発に成功して販売を始めたという話が出てきていて、これを使えばフルサイズセンサー製造が2回露光で可能という噂でしたので、期待通りということになります。
キヤノンの遅れること約5年で、やっと追いついたと。
ちなみにD300のDXセンサーは、SONY製と思われます。D3/D300発表の2日前、キヤノンのD40/1DsMk3発表当日に、SONYがD300/α700に搭載されていると思われるCMOSセンサーを発表していますし、スペックから考えて間違いありません。D300とα700では、センサーのスペックが微妙に違っていますが、これは手ぶれ防止有無の差によって、有効に使える範囲がα700の方が狭くなっているためでしょう。
ちなみにSONYの半導体製造部門(カメラ部門とは別部隊です)は、ニコンの半導体製造装置を使用していますので、半年か1年後にはαのフルサイズが登場することになると予想されます。
あ〜、半導体製造装置のことだけで、一杯になってしまったので、続きはまた後日。
同時にAPS-Cサイズ(Nikon DXフォーマット)の最高峰という「D300」も発表です。
FXとDXはそれぞれ特徴があり、単純にどちらが優れているとは言い難いものがありますが、私は断然フルサイズFXフォーマット派です。
FXの欠点と言えば、第一は高価格になる、ことに尽きますね。逆にいうとそれ以外はあまりないと思っています。
FXフォーマットが高価格になる理由は、CCDやCMOSセンサーを製造するための半導体製造装置が、本来はDXフォーマットのサイズ以上の半導体を製造することができないからです。
半導体は、回路パターンを高精度なフィルムに記録し、感光剤を塗布したシリコン結晶の薄板に、写真を焼き付けるようにしてパターンを写します。この写す装置を露光装置と言いますが、まあ写真プリントの焼き付け機の高精度なものと思って頂けばよいかと思います。
焼き付け機も種類によって、フィルムの大きさや写真用紙の大きさに限界があります。35mmフィルムで半切まで伸ばせる焼き付け機では、645フィルムで全紙にプリントすることはできません。
それと同様に、半導体製造用の露光装置は、APS-Cサイズの半導体までを製造できるものしか存在していないのです。理由はそれ以上大きな半導体というと、写真のCCD/CMOSセンサーくらいしかなく、FXフォーマットを焼ける露光装置を開発しても、開発コストが回収できないからです。
そのために、35mmフルサイズや中判サイズのセンサーを製造するときは、回路パターンのフィルムを複数に切り分けて、複数回に渡って焼き付けを行うということをしています。
先の写真の焼き付け機の例で言えば、645フィルムを3つくらいに切って、全紙の用紙をずらしながら3回に分けて部分部分を焼いていくという手順を行っているのです。
ちょっと考えれば判りますが、繋ぎ目を綺麗にピッタリと合わせるのが非常に大変です。このため回数が多ければ多い程失敗する確率が高くなりますから、コストが嵩むことになります。
その露光装置を開発しているのは、皆様ご存じのCarl Zeiss(現在はオランダの半導体メーカーと共同開発)、キヤノン、ニコンです。
35mmフルフォーマットのデジタルカメラを発売したのは、京セラ・コンタックが最初でしたが、これはフィリプスの半導体製造部門が独立した会社のCCDセンサーを使用していました。
このセンサーは3回の露光で製造されており、そのセンサーを使用して60万円という定価で発売したのは驚異的というか赤字覚悟の大盤振る舞いでした。が、カメラそのものの性能の低さ(AFなのにMFでピントを合わせる方が速い、RAW出力時には液晶に画面がでない)ことと、マウントを変更したのにレンズが揃っていないことなどで、売れませんでしたね。
これをY/Cマウントで出してくれていれば、私は無理してでも買ったと思いますけどね。
次にキヤノンが1Dsを発売しましたが、2回の露光で35mmフルサイズのCMOSセンサーを製造することに成功したため、発売にこぎ着けることができたのです。半導体露光装置もセンサーもキヤノンの自社製ですが、この露光装置は未だに外販をしている様子が見られません。少なくとも写真用のセンサーを製造しているメーカーには。
#Intelとかキヤノンと競合しない半導体メーカーには販売しているかも知れません。
5Dが比較的低価格でフルサイズを実現できたのも、この2回の露光による製造がこなれてきて、歩留まりがよくなったからでしょうね。
#どこぞの掲示板に1回の露光という書込があったのですが、キヤノンの技術者がインタビューで「2回。行程によっては1回で済ませられる部分もある」と答えていますので、露光自体は2回であることに間違いないと思われます。
KODAKもフルサイズセンサーを開発して、Nikonボディベースで発売していましたが、これは3回露光だったようです。
そして今回のニコンFXですが、1年程前からニコンが液浸露光という新しい技術を使った製造装置の開発に成功して販売を始めたという話が出てきていて、これを使えばフルサイズセンサー製造が2回露光で可能という噂でしたので、期待通りということになります。
キヤノンの遅れること約5年で、やっと追いついたと。
ちなみにD300のDXセンサーは、SONY製と思われます。D3/D300発表の2日前、キヤノンのD40/1DsMk3発表当日に、SONYがD300/α700に搭載されていると思われるCMOSセンサーを発表していますし、スペックから考えて間違いありません。D300とα700では、センサーのスペックが微妙に違っていますが、これは手ぶれ防止有無の差によって、有効に使える範囲がα700の方が狭くなっているためでしょう。
ちなみにSONYの半導体製造部門(カメラ部門とは別部隊です)は、ニコンの半導体製造装置を使用していますので、半年か1年後にはαのフルサイズが登場することになると予想されます。
あ〜、半導体製造装置のことだけで、一杯になってしまったので、続きはまた後日。
2007年9月19日水曜日
バイオメガ / 弐瓶 勉
絵の感じで何となく、最近増えてきた韓国や中国の漫画家なのかなと思ったのですが、日本人だそうです。なのに作中で裏文字のカタカナが混じっていたりするのはワザと?
普通ならこういう未来物語は、背景を説明するためのト書きや如何にも説明してます的な台詞がてんこ盛りになってしまうのですが、そういうものを一切排除して劇中の台詞だけで読者に推理させようという、ある意味大胆な表現方法を使われています。なので、推理する気のない人は、第一話だけで「わかんね〜よ」で終わっちゃいますね。
絵もデッサンが狂ってるし、やたらと線が多くて煩雑なため見辛いです。でも何故かこういう絵が人気らしいのね。個人的には好きじゃないのだが。
それでも読むのは、ストーリというか展開の仕方が面白いからですね。説明がなくて推理を必要とする分、自分の予想が当たっていたかどうかを確かめたくなるというのもあるかも知れません。
2007年9月17日月曜日
環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 / 武田邦彦
環境問題はなぜウソがまかり通るのかの続編です。
今回は京都議定書の嘘とバイオ燃料&リサイクルの嘘を中心に書かれています。
バイオ燃料の方は、私もここで書いてきていますので、おおよそ知っていたことの確認になりました。
が、京都議定書の絡繰りについては初めて知りました。やっぱり日本のお役所は全然駄目駄目ですね。欧州の連中にいいように振り回されているだけってことね。
それと日本のお役所が出してくる資料ってのは、嘘ばかりというのも、改めて確認できました。
日本人は目的と目標と手段の区別が付けられませんが、環境破壊を防ぐためのリサイクル促進のはずが、逆に環境破壊なっていても判らないのですから、もうどうしようもありませんな。
2007年9月16日日曜日
【BMW雑記帳】フランクフルトショー
始まりましたね。欧州最大のモーターショーが。
でもBMWは目新しいのはない模様。
既に発売済みのM3とか発表済みの1シリーズのクーペとか、それくらいのようです。X6も確か出ていると思います。
でも今週はそれとは全然別の話題です。
環境対策としてBMWは水素エンジンを推進しているのですが、水素エンジンの場合は問題が2つあります。
一つは水素をどうやって生産するか。今日とある雑誌を読んで知ったのですが、日本では製鉄その他の副産物として水素がかなり大量に生成されているそうなのです。その量は現在の車が全部水素燃料を使うようになっても余裕で賄えるのだとか。これが本当なら車に限らず、水素燃料への転換を推し進めるのがいいはずなのですが、そういう話を聞かないのは石油業界の圧力?
2つめは貯蔵の問題で、水素を液体化するには非常な低温度が必要ですので、高圧ガスとして貯蔵するしかないのですが、この貯蔵ボンベの重さが半端ではないので、あまり量を多く積めないのです。よって航続距離が伸ばせない。
水素による燃料電池も有望視されていますが、こちらも上記2つの問題がネックになっていて、なかなか普及に至りません。
でも燃料電池の場合は、コストが馬鹿高いのが一番の問題なのですけどね。
よく「普及が進んで量産されれば劇的に安くなる」ということが言われるのですが、燃料電池の胆である触媒は白金(しかも排ガスの触媒と異なり他の白金属では駄目で白金そのもの)が必要で、しかも現在車載用燃料電池に必要な量が、現在の白金相場で50万円に相当するそうです。量産しても白金は安くなりませんからね。使用量を減らす研究を盛んにしているようですが、1台分の使用量を減らしても生産量を確保するための奪い合いになって、却って高騰することになりますので、コストはまず下がりません。
でも何故かそういうこと判っていながら、知らんぷりして開発を進めているんだよなぁ。まあ白金ではなくもっと安く資源量が豊富な触媒が見つかれば別ですが。
念のためちょっと検索してみましたが、推定埋蔵量から計算して十分普及できる量が確保できるという説と、全く足りないという説と両方ありました。足りるというのが推進派の計算なのでしょうけど、埋蔵量と1台辺りの使用量がかなり理想的で現在の状況を無視した試算になっているようです。
現在の燃料電池では車1台につき100gが必要で、1000万台の車に搭載すると1000tの白金が必要です。白金の埋蔵量は7〜10万tだそうですが、1997年の世界の白金消費量は150tということです。
でもBMWは目新しいのはない模様。
既に発売済みのM3とか発表済みの1シリーズのクーペとか、それくらいのようです。X6も確か出ていると思います。
でも今週はそれとは全然別の話題です。
環境対策としてBMWは水素エンジンを推進しているのですが、水素エンジンの場合は問題が2つあります。
一つは水素をどうやって生産するか。今日とある雑誌を読んで知ったのですが、日本では製鉄その他の副産物として水素がかなり大量に生成されているそうなのです。その量は現在の車が全部水素燃料を使うようになっても余裕で賄えるのだとか。これが本当なら車に限らず、水素燃料への転換を推し進めるのがいいはずなのですが、そういう話を聞かないのは石油業界の圧力?
2つめは貯蔵の問題で、水素を液体化するには非常な低温度が必要ですので、高圧ガスとして貯蔵するしかないのですが、この貯蔵ボンベの重さが半端ではないので、あまり量を多く積めないのです。よって航続距離が伸ばせない。
水素による燃料電池も有望視されていますが、こちらも上記2つの問題がネックになっていて、なかなか普及に至りません。
でも燃料電池の場合は、コストが馬鹿高いのが一番の問題なのですけどね。
よく「普及が進んで量産されれば劇的に安くなる」ということが言われるのですが、燃料電池の胆である触媒は白金(しかも排ガスの触媒と異なり他の白金属では駄目で白金そのもの)が必要で、しかも現在車載用燃料電池に必要な量が、現在の白金相場で50万円に相当するそうです。量産しても白金は安くなりませんからね。使用量を減らす研究を盛んにしているようですが、1台分の使用量を減らしても生産量を確保するための奪い合いになって、却って高騰することになりますので、コストはまず下がりません。
でも何故かそういうこと判っていながら、知らんぷりして開発を進めているんだよなぁ。まあ白金ではなくもっと安く資源量が豊富な触媒が見つかれば別ですが。
念のためちょっと検索してみましたが、推定埋蔵量から計算して十分普及できる量が確保できるという説と、全く足りないという説と両方ありました。足りるというのが推進派の計算なのでしょうけど、埋蔵量と1台辺りの使用量がかなり理想的で現在の状況を無視した試算になっているようです。
現在の燃料電池では車1台につき100gが必要で、1000万台の車に搭載すると1000tの白金が必要です。白金の埋蔵量は7〜10万tだそうですが、1997年の世界の白金消費量は150tということです。
2007年9月15日土曜日
夜の翼 / ロバート・シルヴァーバーグ
世界SF大会が横浜で開催される(というかもう終わってますが)ということで、あちらこちらの書店で記念のSF小説セールをやっています。山積みになった新旧様々のSF小説から○○賞受賞というのをいくつか適当に買ってきました。
本作はヒューゴ賞/アポロ賞を受賞した作品で、1969年に出版されています。日本語訳は1977年発刊だそうですが。
大学の時に先輩から「とある作家が共同で事務所借りていたけど、同居作家が朝来るなりタイプライターの音を立て始め、12時になるとピタッと止めて昼ご飯を食べに行き、戻るとまたタイプライターの音が始まり、17時になるとピタッと止まって帰宅する。それに耐えられずに同居を止めた」という逸話を聞かせてくれたことがありますが、その時間にピッタリとタイプライターの音を立て続けていた作家が、本作の著者ロバート・シルヴァーバーグでした。
それはそれで凄いことなのですが、多産な作家って内容がないようなことが多くて、あまり好きではありません。本作も文章は面白いし、読み進めていく間は次に何が出てくるかと楽しめるのですが、最後はちょっと肩すかしを食らった気分です。
2007年9月13日木曜日
Kaspersky Internet Security 7.0
元KGBのコンピュータ攻撃専門家が製作しているというので、ここ最近は人気のウィルス対策ソフトが、メジャー・ヴァージョン・アップしました。
私はウィルス・チェッカーとして、主にこれを使っています。
他にもF-Secure インターネットセキュリティ
一つに統一しないのは、完璧なウィルス・チェッカーというのは存在せず、最も検出率が高いというKasperskyでも検出できないウィルスはあるわけです。しかし、Kasperskyが検出できないからといって、他のどのウィルス対策ソフトも検出できないかというとそういうこともなく、できる場合もあるのです。
なので、複数台のPCを同じネットワークに接続しているときは、各PCに別のウィルス対策ソフトを併用することでウィルスの検出率を高くできるだろうと思って、そのようにしています。
一つのウィルス対策ソフトに統一していて、それが検出できないのに感染してしまったら、ネットワーク上の全PCが一気にやられてしまいますからね。
2007年9月9日日曜日
【BMW雑記帳】カーグラでBMW特集
先週末はカーグラを書店で見損ねてて、BMW特集しているのに気が付いたのは、ウィークデーも半ばになってからでした。
カーグラは、現存している車雑誌ではたぶん一番歴史も古く、高級感のある印刷と分厚いページ数もあって、日本では一番権威ある車雑誌だと思います。
昔はよく買って読んでいたのですが、最近は立ち読みでちょろっと中を眺める程度で、買うことはなくなりました。
雑誌とか新聞というのは、読者に正確な情報を届けるのが使命だと思うのですが、どうも売り上げが増えて読者に与える影響が大きくなってくると、権威化してくるみたいです。まあ人間がやっていることなので、どうしても担当編集者や評論家さん達は「俺たちは偉い」という錯覚をするのですよね。
そうなってくると、記事は「事実をできるだけ忠実に」から「自分の好みを並べ立てるだけ」になって来てしまうのです。しかも読者はそういうのをまた面白がったりするので、余計に冗長することになります。
ということで、私はカーグラは読まなくなっちゃんたんですよ。
カーグラは、現存している車雑誌ではたぶん一番歴史も古く、高級感のある印刷と分厚いページ数もあって、日本では一番権威ある車雑誌だと思います。
昔はよく買って読んでいたのですが、最近は立ち読みでちょろっと中を眺める程度で、買うことはなくなりました。
雑誌とか新聞というのは、読者に正確な情報を届けるのが使命だと思うのですが、どうも売り上げが増えて読者に与える影響が大きくなってくると、権威化してくるみたいです。まあ人間がやっていることなので、どうしても担当編集者や評論家さん達は「俺たちは偉い」という錯覚をするのですよね。
そうなってくると、記事は「事実をできるだけ忠実に」から「自分の好みを並べ立てるだけ」になって来てしまうのです。しかも読者はそういうのをまた面白がったりするので、余計に冗長することになります。
ということで、私はカーグラは読まなくなっちゃんたんですよ。
2007年9月8日土曜日
からくりアンモラル / 森 奈津子
作者は西城秀樹のおかげです
少女性愛物を書かれているそうで、本書はSF性愛物語だそうです。SFが付いていたのであまり深く考えずに買ってしまいましたが、主に人工生命との性愛を中心とした短編集です。
SMプレイを中心としたSEX描写が多いせいでもないのですが、妙に退廃的というか、狂った感じがして、奇妙な感覚を覚えながら読んでいたのですが、巻末の解説を読んで違和感の原因がはっきりしました。ここで描かれている性愛は、全て生殖とは全く無関係なところで行われているからですね。
例え避妊していても、男女のSEXは生殖が大前提にあるわけです。その前提が全く排除された関係(女同士或いは人間外のもの)との性愛。こういうものに女性は、或いは作者は憧れるのでしょうか?男性作家では味わえない感覚です。
2007年9月5日水曜日
BenQ FP222W - 22inchワイド液晶ディスプレイ
Q6600で組んだマシンを仕事先に持ち込むに当たって、当初はHP xw6400と同時に購入したHP LP2065 TFTフラットパネルモニタ
が、キーボード&マウス切換器を買いに行ったら、USBタイプは12,000円前後と結構なお値段です。
で、ふと見るとBenQ 19インチワイド液晶ディスプレイ シルバーブラックツートン FP92W
30分程、切換器とディスプレイ展示(FP92WもFP222Wも箱積みだけでなく、実際に数十台の製品をデモ画面表示させているところにも置いてあったので)の間を、う〜む、う〜むと唸りながら往復して、結局FP222W買ってしまいました。
でもデジタル入力が1系統しかないので、こちらをメイン機のメイン画面にして、これまで使っていたHP LP2065をサブ機のメイン画面とメイン機のサブ画面の切換という構成にしました。
#画面表示のは便利ですが、でもやるなら同じディスプレイにしないと駄目ですね。写りも色も違うから、メイン画面とサブ画面間を行き来するときに、見栄えが変わるので、ちょっと違和感があります。
肝心の写りですが、やっぱり安いだけあって、よいとは言えません。値段が倍以上のLP2065と比べると、文字が擦れて見えます。でも映りの質が半分という程でもないので、まあお買い得はお買い得ですかね。
気になるのは、高さ調整ができないこと。角度調整はできますが、プラス・ドライバが必要です。
また台座も軽いので、ちょっと安定感に欠けます。
そういう映り以外のことも考えると、LP2065は値段だけの価値はあるんだなと思わされてしまいますね。
2007年9月4日火曜日
不確定世界の探偵物語 / 鏡 明
'70年代の日本SF作家協会には「星新一より背の高い人は入会させない。小松左京より体重の重い人は入会させない。筒井康隆より美男子は入会させない」という不文律があったそうなのですが、入会決定後に鏡明氏は星新一氏よりも遙かに背が高いことが判明したというエピソードで有名なくらいの巨人です。
しかし身長だけでなく、日本作家の後書きで折りにつれ氏の名前が出てきており、どうももの凄い作家らしいという噂というか伝説というか、そういう流布も巨人でした。
しかし、実体はとなると、私はこれまで氏の作品を読む機会が全くなかったのです。ないのも通りで、SF雑誌には膨大な量の作品を発表しているのに、単行本は本作の他に1冊だけ。しかももう1冊も今は手に入らないらしいし。
本作は20年前の作品だそうですが、全く古さを感じさせません。今でも一線級のアイデアとストーリ運びで十分に通用します。
こんな素晴らしい作品を多数発表していながら、単行本化するつもりがないというは...氏はまだ現役の会社員だそうですので、定年退職したらゆるりとというつもりなのでしょうか?
2007年9月3日月曜日
007 DR. NO
何故かショーン・コネリー007のDVDは買ってないのです。なんとなく古すぎて今見たらガッカリして、小学生の頃にTVで観た007のイメージが崩れるのが怖かったので。
でもデジタル・リマスター版が出ているので、取り敢えずは原点回帰で第1作を買ってきました。
この時は、Qから支給されるのは"007"の刻印が入ったワルサーPPKだけで、ボンドカーなどの特殊装備はなく、極普通にスパイ活動をしていたのですね。
ホテルの部屋を留守にしている間に、誰かが侵入してクローゼットを空けたかどうかを確かめるために、唾で髪の毛を貼り付けておくという非常に古典的な手法を使ったりしています。
反面、有閑マダムとの情事やカードゲームが強いこと、シェイクしたウッオカマティーニが好きなことなど、お約束は既に第1作目から始まっています。
時代が古いから古い感じはしますけど、映画自体の面白さは古びていませんね。いつまでも風化することがないから名作なのですが。
初代ボンド。ガールのウルスラ・アンドレスの美しさも風化しておらず、現代の感覚でもトップクラスの美女です。
2007年9月2日日曜日
【BMW雑記帳】今月のモーターマガジン
「ドイツ車のパワーユニット戦力」というお題で、VW/BMW/MB/AUDI/Porcheのエンジン特集をしています。BMWはその中でもVWと並んでページ数を割かれており、走りの気持ちよさと環境性を両立させるためにBMWが取っている方策が解説されています。またマイナーチェンジされた5シリーズの特集もあります。
モーターファ別冊「ミディアムセダンのすべて」が発売されています。
新型メルセデスCクラスを中心に、ミディアムセダンについて解説しています。
もちろんBMW 3シリーズもたっぷりと掲載されています。
それはさておき、E90まで行ったBMW車の開発呼称ですが、次はどうなるのかと思っていたら、次期7シリーズは「F01」だそうです。01は7xxiLの方なので、通常版はF00になるのかな?
モーターファ別冊「ミディアムセダンのすべて」が発売されています。
新型メルセデスCクラスを中心に、ミディアムセダンについて解説しています。
もちろんBMW 3シリーズもたっぷりと掲載されています。
それはさておき、E90まで行ったBMW車の開発呼称ですが、次はどうなるのかと思っていたら、次期7シリーズは「F01」だそうです。01は7xxiLの方なので、通常版はF00になるのかな?
暗号解読 / サイモン・シン
サイモン・シン氏は、元TVプロデューサということなのですが、そのせいか難解な事柄を非常に判りやすくかつ正確に伝えてくれます。
今回も暗号の歴史と将来について、非常に判りやすく解説してくれており、量子暗号というのが一体どういうものかこれまで皆目見当がつかなかったのが、これですっきりとしました。
RSAやDESを使用したアプリケーション開発をした経験があるのですが、実際の所これらがどういう経緯で開発され、どういう仕組みになっているか、判っているようで全然判っていなかったことも判りました。
暗号というかコンピュータ・セキュリティに関係ある方は、一読されることをお薦めします。
2007年8月30日木曜日
GARDEN OF CHAOS / ROB ROCK
2年振りの新作がやっと届いた。Amazonで予約すると大抵は発売日に届くのですが、こいつは1週間遅れで届きました。
Rob RockのVocalとLyricは非常に好きなのですが、ソロになってからの曲は「いいんだけど、もう一つピンと来ない」ものばかりです。本作も大半をRoyZと共作しているのですが、どうもRoyZの曲は型に嵌った佳作が多くて、それ以上が感じられません。
Impellitteriにおける、ChrisとRobのコンビネーションは正にこれぞケミストリというべきもので、1+1が10にも20にもなっていたと、改めて感じさせられてしまいます。
故にRobが抜けた後のImpelliteriも、気の抜けたアルバムしか出せていないように感じています。
2007年8月28日火曜日
HDD4台でRAID0を構築
3ヶ月程前に購入したマザボで組み立てたテストマシンを使って、RAID0のテストを先月に色々としてました。
日立のSATA-IIのHDD 80GBを4台買って、単体と2台、3台、4台のRAID0&4台のRAID5のパフォーマンス比較して、やっぱり4台のRAID0がダントツに速いという当たり前の結果がでました。
で、HDDx4 RAID0でマシンを組むかと手持ちのケースで一度は組んだのですが、ファンが背面にしかないためHDDが熱的に保ちそうにありません。結局HDDホルダーに4台搭載可能で、直前にファンが置けるケースをと探した結果、センチュリーのアルミケースが仕様といい値段といい理想的だったので、これに決定。電源は別なので、世間で安定度が高いと評判のEnermaxのものを購入。
ここまでは割とスムーズに進んだのですが、問題はPCの要となるCPUの選定です。
AMDのCPUが大幅に値下げになるという噂が走り、実際にそうなったわけですが、その直前にIntelも大幅値下げという噂が走りました。特にQuad CPUが半額になるというのは、マルチCPU大好き人間の私には、とっても魅力的。
で、Q6600が3万円台に突入した日、朝から行けばいいものを日本橋に到着したのは夕方(笑)で、案の定Q6600は売り切れ。まあB3ならあったんですけど、TDPを考えたら新しい方がいいですからね。
で、結局Q6600の在庫が十分に出回って値段も3万円台半ばとこなれてきたので、やっと買ってきました。
マザボは売り場で在庫のある内で、SATAポートが6ポート以上のものという条件で探して、GIGABYTE GA-P35C-DS3Rにしました。これはメモリにDDR2とDDR3のどちらでも使えるというもの。1000円程安いのでDDR2のみのもあったのですが、せっかくなら将来的な拡張を考えてこちらにしました。とはいえ、DDR3の値段がこなれてきて交換しようかという頃には、CPU&マザボごと交換してしまうのでしょうけど(苦笑)
DDR3が使えるとはいえ、値段が馬鹿高いので、実際には当然DDR2です。でも一応800にしました。1GBを2本ペア(デュアルチャネル動作テスト済み)のCFD製です。
またこのマザボはビデオ出力付きなのですが、せっかくだしちゃんとビデオカードをと思って、店に在庫してあった中から予算1万円ファンレスを探し、ATI系では最近人気のSapphireにしました。Sapphireは初めて使います。Radeon HD2400XT搭載のです。この値段でもDirectX10対応なんですね。
組立はサクッと終わりましたが、RAIDブートにするためのICH9のドライバFDを作成するのに、一苦労。普段動かしていないテスト用マシンにしかFDDないんですわ。
でも何とかRAIDブートで、WindowsXP Proのインストール完了。
ざっとベンチ走らせてパフォーマンスを見てみましたが、速いです。4月に買ったXeon 5110 x2搭載、HDDx2 RAID0のワークステーションが形無しです。倍までは違いませんが、HDBENCHのALL値が58%増しです。
さて、これで実際に現場に持ち込んだら、どれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるやら。
ちなみにご予算は概略以下の通り。
ケース \10,000-
電源 \10,000-
DVD \5,000-
FDD+XP \20,000-
HDD x4 \25,000-
CPU \35,000-
マザボ \20,000-
メモリ \12,000-
Video \11,000-
----------------
合計 \148,000-
(2007/09/04 追記)
現場に持ち込み、ビルド環境設定完了し、システム全体のビルドを掛けました。
DellのXeon 1.83GHz Quad x 2 + SAS RAID5マシン(お値段約60万円)とほぼ同じビルド時間。
春に購入したHP WX6400 - Xeon 1.60GHz Dual x 2 + SATA HDD2台RAID0に比べて、ビルド時間が62%に短縮なので、1.5倍程度の速度ということになります。
ということで無事目標達成!
日立のSATA-IIのHDD 80GBを4台買って、単体と2台、3台、4台のRAID0&4台のRAID5のパフォーマンス比較して、やっぱり4台のRAID0がダントツに速いという当たり前の結果がでました。
で、HDDx4 RAID0でマシンを組むかと手持ちのケースで一度は組んだのですが、ファンが背面にしかないためHDDが熱的に保ちそうにありません。結局HDDホルダーに4台搭載可能で、直前にファンが置けるケースをと探した結果、センチュリーのアルミケースが仕様といい値段といい理想的だったので、これに決定。電源は別なので、世間で安定度が高いと評判のEnermaxのものを購入。
ここまでは割とスムーズに進んだのですが、問題はPCの要となるCPUの選定です。
AMDのCPUが大幅に値下げになるという噂が走り、実際にそうなったわけですが、その直前にIntelも大幅値下げという噂が走りました。特にQuad CPUが半額になるというのは、マルチCPU大好き人間の私には、とっても魅力的。
で、Q6600が3万円台に突入した日、朝から行けばいいものを日本橋に到着したのは夕方(笑)で、案の定Q6600は売り切れ。まあB3ならあったんですけど、TDPを考えたら新しい方がいいですからね。
で、結局Q6600の在庫が十分に出回って値段も3万円台半ばとこなれてきたので、やっと買ってきました。
マザボは売り場で在庫のある内で、SATAポートが6ポート以上のものという条件で探して、GIGABYTE GA-P35C-DS3Rにしました。これはメモリにDDR2とDDR3のどちらでも使えるというもの。1000円程安いのでDDR2のみのもあったのですが、せっかくなら将来的な拡張を考えてこちらにしました。とはいえ、DDR3の値段がこなれてきて交換しようかという頃には、CPU&マザボごと交換してしまうのでしょうけど(苦笑)
DDR3が使えるとはいえ、値段が馬鹿高いので、実際には当然DDR2です。でも一応800にしました。1GBを2本ペア(デュアルチャネル動作テスト済み)のCFD製です。
またこのマザボはビデオ出力付きなのですが、せっかくだしちゃんとビデオカードをと思って、店に在庫してあった中から予算1万円ファンレスを探し、ATI系では最近人気のSapphireにしました。Sapphireは初めて使います。Radeon HD2400XT搭載のです。この値段でもDirectX10対応なんですね。
組立はサクッと終わりましたが、RAIDブートにするためのICH9のドライバFDを作成するのに、一苦労。普段動かしていないテスト用マシンにしかFDDないんですわ。
でも何とかRAIDブートで、WindowsXP Proのインストール完了。
ざっとベンチ走らせてパフォーマンスを見てみましたが、速いです。4月に買ったXeon 5110 x2搭載、HDDx2 RAID0のワークステーションが形無しです。倍までは違いませんが、HDBENCHのALL値が58%増しです。
さて、これで実際に現場に持ち込んだら、どれくらいのパフォーマンスを発揮してくれるやら。
ちなみにご予算は概略以下の通り。
ケース \10,000-
電源 \10,000-
DVD \5,000-
FDD+XP \20,000-
HDD x4 \25,000-
CPU \35,000-
マザボ \20,000-
メモリ \12,000-
Video \11,000-
----------------
合計 \148,000-
(2007/09/04 追記)
現場に持ち込み、ビルド環境設定完了し、システム全体のビルドを掛けました。
DellのXeon 1.83GHz Quad x 2 + SAS RAID5マシン(お値段約60万円)とほぼ同じビルド時間。
春に購入したHP WX6400 - Xeon 1.60GHz Dual x 2 + SATA HDD2台RAID0に比べて、ビルド時間が62%に短縮なので、1.5倍程度の速度ということになります。
ということで無事目標達成!
2007年8月27日月曜日
【BMW雑記帳】今月はBMWネタ少なし
今月の雑誌でのBMWネタは、ENGINEがAUDIとBMWライバル対決特集をしているくらいですね。
後はX5モデルチェンジのスクープとかがAUTO CARに小さくあるくらいで。
そいやAUTO CARには、BMWがVOLVOとsmartの買収を検討しているという話も載ってますね。メーカーの平均燃費を早急に改善するしないといけないBMWとしたら、smartの買収というのはそのための策としてはあり得るかも知れません。けど、VOLVOはメリットがあるとは思えないですけどねぇ。
#偶然か、今日はsmartとsmart coupeに遭遇しました。どちらも滅多に見ないのですけど。
MotorFan Illustratedが「曲がる 止まる のテクノロジー」というお題で、ステアリング機構とブレーキについての解説を行っています。
そのステアリングの説明の中で「例えばE30からE46までのBMW3シリーズ。ラック&ピニオンの工作精度も日本車より格段に高かったが、同時にタイヤからの反力を受けるロワーアームの車体側ピボットがラバーブッシュではなくボールジョイントだったことに意味がある」という一文が出てきます。
現行E90シリーズでは、E46までとはステアリングフィールが全然異なるのですが、ここに書かれていることが理由の一つかも知れません。同時に燃費改善のためにパワステが油圧から電動(EPS)に変更されているみたいなのですが、この特集を読む限りでは、市販車のEPSは油圧に比べて色々と問題があり、ステアリングフィールがどうしても悪くなってしまうようです。
後はX5モデルチェンジのスクープとかがAUTO CARに小さくあるくらいで。
そいやAUTO CARには、BMWがVOLVOとsmartの買収を検討しているという話も載ってますね。メーカーの平均燃費を早急に改善するしないといけないBMWとしたら、smartの買収というのはそのための策としてはあり得るかも知れません。けど、VOLVOはメリットがあるとは思えないですけどねぇ。
#偶然か、今日はsmartとsmart coupeに遭遇しました。どちらも滅多に見ないのですけど。
MotorFan Illustratedが「曲がる 止まる のテクノロジー」というお題で、ステアリング機構とブレーキについての解説を行っています。
そのステアリングの説明の中で「例えばE30からE46までのBMW3シリーズ。ラック&ピニオンの工作精度も日本車より格段に高かったが、同時にタイヤからの反力を受けるロワーアームの車体側ピボットがラバーブッシュではなくボールジョイントだったことに意味がある」という一文が出てきます。
現行E90シリーズでは、E46までとはステアリングフィールが全然異なるのですが、ここに書かれていることが理由の一つかも知れません。同時に燃費改善のためにパワステが油圧から電動(EPS)に変更されているみたいなのですが、この特集を読む限りでは、市販車のEPSは油圧に比べて色々と問題があり、ステアリングフィールがどうしても悪くなってしまうようです。
2007年8月23日木曜日
フェラーリと鉄瓶 / 奥山 清行
氏はポルシェ、GM、ピニンファリーナを渡り歩いた、世界でもトップクラスのインダストリアル・デザイナーです。最新のマセラティ クアトロポルテやエンツォなども、氏がディレクターとして全面的にデザインした作品だそうです。
本書では主にイタリア社会やイタリア人気質について述べられています。ドイツやアメリカの話が少ないのは、イタリア人に比べるとあまり面白みのある話がないからでしょうね。
それとは別に、本書で一番私が気になったのは、タイトルにもある鉄瓶です。
山形で独自に発達した「薄肉鋳造」という精密鋳造技術があるのだそうですが、その技術によって製作された「繭」という丸形の鉄瓶は、他所では絶対にコピー商品が作れないのだそうです。形からして砂型鋳造でしか製造できないのですが、同じように薄く作ることは他所では不可能なためだからだとか。
その技術でエンジンブロック鋳造すれば、鉄ブロックでもアルミブロック並に軽量でより頑丈なものができるのではないかと。
それはさておき、昔々とある人から古いクルマの部品が欲しいときは
「イギリスなら作ってくれる。イタリアなら盗んできてくれる」
というジョークを聞いたことがあるのですが、どうも本書を読むとこれジョークではないようです。
その割には中国や韓国みたいにブランド物の横流しはないみたいだけど...。
2007年8月20日月曜日
新・蘭の女 ブルームービー・ブルー
ジャケットのあらすじで「18歳のブルーは」とあるのですが、映画を観た感じでは16か17の高校生で、18と誤魔化さないと働けないということで18と称したという感じなんですが...なんかなぁ。
主演のブルーを演じるニナ・シーマスコさん、めちゃ可愛いです。他にどんなのに出演しているのかとググってみましたが、どうもこれ1作で消えてしまったらしい (-_-;;;
蘭の女
ミッキー・ローク主演のエロティック・ロマンスです。
けどミッキーさん、どの映画でもキャラ同じっすね。電話1本でン千万円儲ける投資家で、莫大な資産を持っていて、自由奔放に暮らしている女誑し。他のキャラが演じられないのか、当時ミッキー・ロークをそういうキャラで配役すればストーリに関係なく売れる映画になったからなのか。
原題は"Wild Orchid"で、直訳すれば「野生の蘭」なので、邦題の「蘭の女」はまあ正確ですな。
けど、"Wild Orchid"に何か性的な意味があるのかとググってみたのですが、よく判りませんでした。まあ蘭の花って、形がなにに似ているからエロティックの象徴なのかも知れませんけど。
2007年8月19日日曜日
【BMW雑記帳】クルマンガ4
発売中。
BMWネタではないですが、評判のマツダ デミオの運転席に座ってみました。
デザインが格好良くて評判なのですが、リアが跳ね上がっていてリア・ウィンドウと後席横のウィンドウがやたらと小さくなっているのが、格好良く見える一番の理由だと思います。あれだけ小さいと後方視界が悪くて危ないんじゃないか?と気になっていたので、展示車が置いてあるところを通りかかった時にそれを確認してみたのです。
意外と視界は良好でした。リア側のウィンドウが小さいというよりは、フロント・ウィンドウを大きくし前下がりにしているので、相対的にリア側が小さく見えますが、絶対的な大きさはそれ程でもないようです。
最近のマツダ車はなかなかよくできているようですね。でもデミオはFFなので、買う気にはならないのですが。
BMWネタではないですが、評判のマツダ デミオの運転席に座ってみました。
デザインが格好良くて評判なのですが、リアが跳ね上がっていてリア・ウィンドウと後席横のウィンドウがやたらと小さくなっているのが、格好良く見える一番の理由だと思います。あれだけ小さいと後方視界が悪くて危ないんじゃないか?と気になっていたので、展示車が置いてあるところを通りかかった時にそれを確認してみたのです。
意外と視界は良好でした。リア側のウィンドウが小さいというよりは、フロント・ウィンドウを大きくし前下がりにしているので、相対的にリア側が小さく見えますが、絶対的な大きさはそれ程でもないようです。
最近のマツダ車はなかなかよくできているようですね。でもデミオはFFなので、買う気にはならないのですが。
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