2004年12月31日金曜日

リーグ・オブ・レジェンド

発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン
「伝説の7人が時空を超えて集結」とキャッチコピーにあったので、時代を超えた人物がタイムマシンか何かで未来に運び込まれるというストーリーを想像したのですが、時空は超えてませんでした(苦笑)
大英帝国を舞台とした数々の物語の主人公が集結して、同じく物語の主人公である悪役と戦うというお話です。
パロディもいくつか入っているようなのですが、私がはっきりと気が付いたのは、話の最初の方で主人公役のショーン・コネリーが地下の隠し部屋で会う英国政府の代理人が「M」と名乗るシーンくらいです。いつまで経っても、ショーン・コネリーといえば007というのも、本人に取っては迷惑な話かも知れませんね。
しかしこういう話は、登場人物の著作権が切れているからできたのでしょうけど、先日アメリカで改正された所謂ミッキー保護法が適用されると、引っ掛かるキャラクターがいるような気がします。


異形の剣 長崎異聞悪太郎奮闘記

ハルキ文庫刊 柘植 久慶 著
柘植氏の作品としては珍しく歴史物語です。初というわけではないようですが、私は氏の歴史物語を読むのは初めてなので、そういう意味で非常に興味深く読んだのですが、全然違和感がなく自然に読む進めました。
舞台は幕末の長崎なのですが、開国して異人が長崎市内にも居住するようになった様子が、非常に克明に書かれています。当時の事情というのが興味深く洞察されています。
こういう作品を読むと、氏が単なるアクション物作家ではなく、豊富な資料と綿密な考察の元にストーリーを描く、本格的な作家であることがよく判ります。
このシリーズは続いていって欲しいものです。


Derek Sherinian / MYTHOLOGY

発売元:マーキー・インコーポーレイティド
今更デレクについては何も言うことはございません。前2作に続き、本作でも名ギタリストをゲストに迎えてのやりたい放題(笑)呆れて物がいえんわいレベルのプレイのオンパレードです。まあ前作に比べると、しっとりと聞かせる曲も増えてます。

2004年12月27日月曜日

今月はライブ撮影が4回

異常だ(笑)
通常は、モデル個人撮影が月に1〜2回、モデル撮影会が半年に1回程度、ライブ撮影が2〜3ヶ月に1回程度なのに。
今月は、モデル個人撮影1回は普通だけど、モデル撮影会3回に、ライブステージ撮影4回。
かなりのハイペースところか、めちゃくちゃなペースです。年明けは少しペースを落とさなきゃ。と思いつつも、かなりの撮影が入りそうだけど。

でもまあ、お陰で買ったばかりの新兵器、S3Proの特性を試す機会が多くて助かってはいます。
ラチュードが400%とかという謳い文句ですが、S2ProのCCDのラチュードは、ほぼポジフィルムと同じ程度の5EVなので、その4倍の20EVもあるのか?と思ったらさにあらず(当たり前だけど)+2EVくらいの感じです。
ネガが10EVですから、それよりはずっと狭いわけですが、ポジの5EVよりは確実に広いわけで、またRAW現像による増減感の範囲もかなり広いので、実質的にはネガとの差はないというか、下手すりゃネガよりも広い場合もあります。
ネガでもISO800辺りだと、どうも10EVもラチュードはない感じで、S3ProでISO800で撮影する方が、ラチュードが広いような気もしています。
同じ時に撮影したとはいえ、瞬間瞬間で光の状態が全然異なるので、全く同じ条件で撮影できているわけではないのですが、まあほぼ同じ撮影条件と考えていいと思います。そういう中での比較を2回のステージについてやってみた結果なので、ネガで撮影するよりも、S3Proで撮影する方が露出は確かと言ってもいいでしょう。
問題は、S3ProでRAW-WIDEで撮影した場合、連写が全くできないこと。デジタルだけで撮影するとなると、Nikon D2Hが欲しくなりますね。

2004年12月26日日曜日

【BMW雑記帳】Benz vs BMW vs Audi

今月も雑誌発売の週になりました。
オートジャンブルが、コスワースの大特集を組んでるのですが、その陰で密かに、1シリーズと3シリーズの違いについての解説をやっています。1シリーズに試乗したときに、路面の感触のステアリングへの伝わり方が、家の子とは全く違った感触だったので、ちょっと戸惑った憶えがあるのですが、この解説によるとそれは正しい印象だったみたいです。
ル・ボランが「メルセデス vs BMW vs アウディ」という大特集を組んでいます。数年前まで、ル・ボランは2月号でBenz VS BMWの特集を組むのが恒例だったのですが、今年度辺りからAudiも加えた3ツ巴の特集に代わっています。Audiのプレステージ性も、それくらい上がってきているということなのでしょうね。
他にはAuto Carのスクープで、X5の3列シート版とか、M6なんかがスクープされていました。それとちょっとショッキングなニュースですが、BMW 5と1がEURO衝突テストで、あまりいい成績があげられなかったようです。特に衝突した歩行者に対する安全性は最悪だったとか。バングルデザインは、そこまで考慮はされていなかったということでしょうか。
今日、書店で気が付いたのはそれくらいかなぁ。
ところで、今年はこれが最後の雑記帳ですね。いつも読んで戴いている皆様、来年もよろしくお願い致します。
よいお年をお迎え下さい。


もうひとりの義経 源氏武者列伝

学陽書房文庫刊 火坂 雅志 著
清和源氏の血を引く武者達を主人公にした短編集です。
元は1997年に「源氏無情剣」というタイトルで単行本として発刊されたものです。それの文庫化ということになりますが、2001年に「源氏無情の剣」というタイトルで一度文庫化されており、これは2回目の文庫化ということになります。
タイトルからして、来年のNHK大河ドラマに合わせた刊行でしょうね。
それとは無関係に、本作はこれまで私が読んだ火坂作品の中では、一番の力作のように感じました。この作品を書かれた頃から、アクション物から歴史小説へと傾倒していくようなのですが、アクションを主体としたストーリー展開から、人間の心の奥底の動きを主体とした展開へと、描き方が変わってきているのですが、それが絶妙な筆で的確に描かれています。
今後の氏の作品が楽しみです。

2004年12月24日金曜日

MI Japan 大阪校学園祭 - Kelly Simonz's Blind Faith Live

久しぶりにBlind Faithとしてのライブを行うということで、非常にワクワクしながら行って参りました。
残念ながらベースは西本氏ではなく、Bonn氏が替わりにされていましたが、Blind Faithの超ハイ・クオリティな演奏はそのままです。
MI Japan大阪校を卒業して、今年デビューアルバムを発表した大村氏が最後の1曲にゲスト出演し、会場は更にヒートアップしていました。
トリのBlind Faithはもちろんのこと、在校生による演奏のレベルも非常に高く、また講師陣による演奏も感動と笑いの渦(?)で会場は盛り上がりまくってました。
学園祭ということで入場無料で、このようなステージが楽しめるというのは、非常にありがたいですね。

それにしても、ケイト・ブッシュの歌を本人以外に歌いこなせる人がいるとは思わなかった。恐るべし、MI Japan講師陣。

2004年12月23日木曜日

マリア・プロジェクト

角川文庫刊 楡 周平 著
奇才天才異才の国債アクション小説家が人の命の尊厳を問うた一作です。
臓器工場を計画する企業とは?フィリピンの最下層スラムとは?
とにかく一読して下さい。


2004年12月22日水曜日

EUROPE : START FROM THE DARK

発売元:ビクターエンタテインメント
再結成第1段のアルバムです。
オリジナルメンバーでの再結成とはいえ、昔とはちょっと違う雰囲気です。
私はジョン・ノーラムが好きで、ソロはずっと買っていたのですが、その一連のソロでの変化が、ほぼそのままこのアルバムにも影響しているような気がします。


2004年12月21日火曜日

Lynch Mob : Smoke This

発売元:ポニーキャニオン
1999年発表のアルバムです。DOKKENを再脱退(?)した後の製作ですが、Lynch Mob初期の2枚とは全く異なるバンドになっています。
モダン・ヘヴィーを目指したのでしょうけど、最新のLynch Mobが原点回帰していることを考えても、まあ失敗作なんでしょうね(笑)
まあこの手のラップぽいのが好きな方にはお薦めでしょうけど。

2004年12月19日日曜日

【BMW雑記帳】BMW-ML関西班忘年会

まずはニュースから。昨日からStudie Kobeがオープンしてるはず(まだ行ってないし、行ったという人も回りにいないので)。
入れ替わりにRedHot大阪は、年内で閉店してしまうそうです。
またATF交換に名古屋まで通わなきゃ。まあStudie神戸でもいいのでしょうけど。

それはさておき、昨晩はBMW-ML関西班の忘年会でした。忘年会といっても、ここ数年は実際に顔を合わすのが忘年会だけという状況ですが(苦笑)
場所は、BMW-ML関西班忘年会といえばもうここしかない!という心斎橋の「大ちゃん」というお店です。
すっぽん、ふぐ、くじらに続き、このお店での4回目の忘年会は「くえ」でした。博多では「あら」と呼ばれている魚です。
それにしても、ここの大将が出してくる品は一級品揃いで、ここで食べたら他で食べる物が紙を食べているかのような味気なさになってしまうので、非常に困ります(笑)お通しで出てくる大根の漬け物なども、しばらくは家では食べる気がなくなるくらいおいしいし。

2004年12月18日土曜日

御三家の反逆

徳間文庫刊 南原 幹雄 著
御三家三部作の最後の1冊です。
今回は、2代将軍秀忠が在位中から薨去して、家光の独裁政治が始まった頃の物語です。
家光と御三家の確執が物語の中心ですが、最後の落ちはどうかなぁという気がします。
一体この後どういう風に物語が結末を迎えるのかと、ドキドキしながら読んでいったのですが、この結末は一番ありえなさそうな展開で、肩すかしを食らった気分になってしまいました。

2004年12月17日金曜日

Kelly & Bonn Live

於: Hills パン工場
近藤房之介というジャズ&ブルースの大御所のライブの、オープニングアクトにKelly & Bonnが出演するというので、いつものように撮影に行って参りました。
最初はバンド形式で行うという予定と聞いていたのですが、メインアクトがDVD撮影を行うということで、機材の関係で色々と問題が発生し、結局KellyとBonnの2人だけということでした。
1曲だけエレキギターでの演奏がありましたが、それ以外はアコースティックによる演奏。メインアクトのブルースに合わせて、ブルージーな曲を選んで、カバー中心の演奏になりました。
Kelly Simonzというと、MI Japan大阪校GTI-DXの講師をやっていることもあって、超早弾きギタリストと世間には思われているのですが、彼のギターの魅力はむしろスローで溜めの効いたゆったりとしたビブラートにあると思います。今回のステージでは、その魅力をたっぷりと発揮してくれました。

2004年12月13日月曜日

HAGIWARA コンパクトフラッシュ Z-Pro 1GB

今まで使っていたS2Proは、RAWモードで1GBのマイクロドライブに81枚記録できたのですが、S3Proになって半分の41枚になってしまいました。
また1枚のファイル容量が倍になったため、書き込み時間も倍になり、連写がこれまで以上にできなくなってしまいました。
もっと高速な書き込みが可能で、容量が大きいマイクロドライブを買わなきゃならないなぁ、と色々と安いところを探していたところ、アマゾンでコンパクトフラッシュの1GBが安いのを見つけました。
高速タイプのZ-Proシリーズも通常タイプも、他のメーカーの半額近くと圧倒的に安いのです。通常タイプなどは、2GBのマイクロドライブよりもbit単価が1割ほど安いくらいです。
高速タイプと通常タイプでは、値段が1.5倍も違うので、どちらにするか悩んだのですが、ライブ撮影では書き込み速度が改善されることが重要なので、思い切って高速タイプを購入しました。
が、結果は...マイクロドライブと全然変わらない(涙)
そもそもマイクロドライブは正式サポートしていますが、コンパクトフラッシュはサポートしていないので、書き込みのアルゴリズムがマイクロドライブの速度に合わせてあるのではないかと思われます。画像確認で再生するときも、読み出し速度は変わらないですから。
これなら、安い通常タイプでも十分でした。xDだったら速度は速いのかなぁ。でもまだ512MBまでしか出てないし、xDの512MBはZ-Pro 1GBより高いし。

2004年12月11日土曜日

家政婦パタリロ!

花とゆめCOMICS刊 魔夜 峰央 著
「パタリロ源氏物語!」の第一巻と同日発売の本書は、この1冊で完結みたいです。
パタリロが家政婦になって、さまざまな家庭のトラブルを解決する顛末記。
本家「パタリロ!」よりもある意味面白いのですが、これっきりとは残念至極。

2004年12月10日金曜日

パタリロ源氏物語!

花とゆめCOMICS刊 魔夜 峰央 著
パタリロ!の登場人物をキャラクタに使った「西遊記」が終わったと思ったら、今度は世界最古の小説「源氏物語」の漫画化です。
今回の主人公は希代のプレイボーイであるジャック・バンコランです。もちろん物語の都合上、男色ではなく女色を好むようにはなってますが。
しかし考えたら、源氏物語は読んだことがないんだよなぁ。判りやすい現代語訳のがあればいいのですが。


義経の正体

KKベストセラーズ・ワニ文庫刊 佐治 芳彦 著
来年の大河ドラマが「源義経」ということで、義経に関する書籍が大量に発刊されていますね。本書もそれに乗って発刊された1冊です。
「義経の正体」とありますけど、中身は「清和源氏の正体」と言った方がよさそうな内容です。
清和源氏の祖は、清和天皇の孫である経基なのですが、その息子であり武家源氏の祖ともいえる満仲は、経基の実子ではなく入り婿で、サンカなのではないかというのが、本書の骨子です。
また義経の母である雑司女だった常磐御前や、妻である白拍子の静御前は、共にサンカの女性だったのではないかということも書かれており、義経を中心とする清和源氏とサンカの関わりを推測しています。


2004年12月6日月曜日

S3Proによるライブステージ

ステージを撮影してきました。全てラチュードが400%のWIDE2で撮影しています。こういう撮影では、露出が±2EVくらいは軽く変化します。かといって、オートで撮影するととんでもない露出になってしまいますので、私はいつもはネガフィルムのラチュードに頼って、シャッター速度とF値を固定にして撮影したいるのですが、かなりキツイです。

昨年の同じアゼリア大正でのステージ作品は、ネガで撮影してスキャナとレタッチで無理矢理起こしていますが、無理矢理なのがよく判ります。
これまで使っていたS2Proの場合、アンダー目にしておいて、現像ソフトで目一杯トーンカーブをいじり倒して、なんとかネガと同じ程度にまでは持って行けていました。ハイライトが飛んでしまうような状況では、ネガが断然有利ですけどね。アンダーだとむしろS2Proの方が強かったりします。
今度のS3Proは、そのハイライトの特性が大幅に改善されているということで、かなり期待をしていたのですが....う〜ん、やっぱり飛ぶときは飛びますね(苦笑)まあそれでも、S2Proよりはトーンカーブをいじる幅が小さくなり、露出補正が今までよりも大幅に広くできるようになっていることから、誤魔化すのは楽になっていると思います。
それと撮影していて、ライブ撮影に取って致命的な欠点も判明。S2Proも連写は不得意でしたが、S3Proになってファイルサイズが倍になったため、記憶メディアへの書き込み時間も倍になったため、連写ができないのです。一応、バッファがあるのですが、3枚くらいでバッファは一杯になり、一杯になるとかなり長い間シャッターが切れなくなります。これはちょっと困りました。

2004年12月5日日曜日

【BMW雑記帳】MINIの4WD

今月のモーターマガジンが「BMWの謎を解く」と題した第一特集を掲載しています。カラーページ42頁という大特集です。またMINIの特集も大々的に行われています。
モーターマガジンは、先頃からドイツの車雑誌の翻訳記事を別冊付録で付けるようになっているのですが、そちらでもBMWとそのライバル対決の記事があります。

またその付録の中で、ゲトラクが自社で開発した新しい4WDトランスファーのデモンストレーションのため、MINIを4WD化したプロトタイプの記事が出ています。
このトランスファーがユニークなのは、通常のFFベース4WDだと通常はFF状態でスリップすると後輪へ駆動力を回すのに対して、通常はリア駆動でスリップすると前輪へ駆動力を回す点でしょうね。
更にフロントはデフがなく、左右別々のクラッチで駆動力配分を行う点です。これは先頃HONDAが発売したプレリュード4WDと、前輪後輪の関係が逆になったものと解釈できるように思います。
実際にBMWがこのトランスファーを採用したMINIを発売するかどうかは不明ですが、ノーマルと改造4WDのアンダーフロアの写真を見ると、MINIのシャーシは最初からドライブシャフトを通すつもりで設計されているのではないかと思えるくらい余裕のあるフロアトンネルが大きいのです。そのお陰で、このプロトタイプの製作はそれ程難しくはなく、排気パイプをずらすだけでドライブシャフトを通すスペースが確保できたそうです。
それを考えると、MINIは最初から4WD化する計画があったと考えても間違いはなさそうです。

Fuji S3Pro 購入

S2Proを1年半ほど使用した所で、満を持してS3Proが登場。発表から結構時間が掛かりましたね。
今日は引き取ってきて、簡単な設定のチェックと現像ソフトのインストールをしてみました。


別売の現像ソフトHS-V2 Ver.3をインストールしてみたのですが、これまで使っていたVer.2ではRAW CONVERTER EXとLEの起動ボタンが仲良く並んでいたのですが、EXがなくなっている。HELPにもLEの項目はなるのに、EXはない。カタログには、HS-V2にEXが同梱されているように書かれているのに何故??と散々悩み、HELPを調べていくと、ありました、画面右端にひっそりと。
これまでのEXは、起動時に色空間を選択するようになっていたのですが、今度のは編集中に選べるようになっています。彩度の選択が2段階から1つだけに。う〜ん、やっぱりPhaseOneを買うしかないかなぁ。
一番の期待であるダイナミックレンジの広さは、明日の晩にステージ撮影を行うので、そちらで確かめてみたいと思います。
昼間には室内でのポートレート撮影の予定も入っているので、シミューレーションモードの確認ができますな。
しかし、ダイナミックレンジをワイドにしていると、RAWファイルサイズが倍になるため、1GBのマイクロドライブでは41枚しか撮影できないのです。
そのため明日の撮影にはノートPCを持って行かねばなりません。ポートレート撮影終わった後に、ノートPCにデータを落としてマイクロドライブを空にして、ステージ撮影に行くということになります。
4GBのマイクロドライブも安くなってきていますが、20GBのHDDレコーダが同じくらいの値段なので、1GBをもう1枚とHDDレコーダ買う方が現実的かなぁ。

2004年12月4日土曜日

村上水軍興亡史

学研M文庫刊 森本 繁 著
中世から江戸初期の間、瀬戸内海の支配者として君臨していた、村上水軍の歴史を綴った一書です。
私のご先祖は淡路島の南端にある沼島(ぬしま)に代々住んでおり、母方も広島の鞆の浦と、共に村上水軍の重要拠点だった漁港です。つまり私のご先祖様は、代々村上水軍旗下の海賊だったわけです。このため、以前から村上水軍については興味があったのですが、通常の歴史物語や歴史書には、九鬼水軍や雑賀衆の方が目立ち、村上水軍の方はほとんど記述されることがありません。
そのような中、本書は古文書を紐解き、村上水軍の歴史を忠実にかつ詳細に調べ上げた、貴重な一書と言えましょう。
これを読むと、村上水軍は中国地方の大大名であった大内氏や毛利氏の傘下におり、戦国の敗者側についていたことが多いため、歴史には名を残せなかったようです。
海を支配していたとはいえ、陸の支配者には勝てなかったというところでしょうか。

2004年12月1日水曜日

エロトマニア フランソワーズ広田写真集

竹書房 小塚 毅之 撮影
新品のムック形式ではないちゃんとした写真集を買うのは久しぶりだなぁ。
フランス人クォーターのB級アイドル、フランソワーズ広田の着エロ写真集です。確かこれが彼女の初写真集だと思います。
実は彼女がフランソワーズ・ヒロタとしてデビューする前の下積み時代の時、とある撮影会スタジオの登録モデルをやっていて、2回ほど撮影したことがあるんです。
そのため、彼女がデビューしてから、密かに応援していたのですが、なかなか人気が出なくて、このままフェードアウトするのかなぁ、と思ったところでこの写真集が発売されると知り、発売前に予約を入れました。ちなみにこの後発売予定のDVDも予約を入れています(笑)
アマゾンで予約をしていたのですが、発売日に届くとは偉いぞアマゾン!
中身は最近流行の着エロです。SMが入ってますが、そんな本格的なものじゃなくポーズだけですな。
しかし、やたらと大股開きのポーズが多いんですけど、彼女の素晴らしいプロポーションが全く活かし切れてません。クォーターというだけあって、彼女のプロポーションは完全に日本人離れしていて、白人と同じような足の長さにバスト&ヒップの美しさは、本当に素晴らしいんです。けどそれが活かされていないのは、非常に残念です。


2004年11月29日月曜日

EPSON PX-G5000導入

進歩の激しいプリンタですが、私は耐光性を重視しているため、4年以上もEPSON MC-2000を使い続けてきました。というのも、MC-2000が耐光年数160〜200年を謳っていたのに対して、これの後継機種であるPM-4000PXがたった45年と大幅に公称耐光年数が減少してしまったためです。
4000PXになって、インクの顔料粒子の大きさが非常に細かくなり、解像度も高くなったのですが、その代償として耐光年数が犠牲になってしまったらしいのです。
この度発売されたPX-G5000は、解像度は4000PXと同等以上、色再現領域を更に広げ、耐光年数を80年と大幅に改善してきました。
耐光年数が、MC-2000には及ばないものの、画質の向上と考え合わせて、買い換えを決断できるスペックになっているため、今回の買い換えとなったわけです。
昨年PX-G910が発売されたときに、こっちに買い替えようかと思ったのですが、普段ほとんど使うことがないとはいえ、A3プリントができないという点が引っ掛かったのと、すぐにA3ノビ対応のプリンタが発売されるだろうと待つことにしましたが、結局1年待たされたことになります。
今度は何年使い続けることになるかは判りませんが、使いこなしに時間が掛かるであろうことを考えると、しばらくは使い続けたいです。

2004年11月28日日曜日

【BMW雑記帳】今月も車雑誌の時期が来ましたが

時間がなくてあまり見れてないのですが、BMW関係の記事は1誌(WIZZEMAN)で新3シリーズとX3を中心に特集が組まれていたのがあったくらいですね。
あ、NAVIにClub-tiの関東オフの様子が見開き2ページで紹介されています。
それ以外で目立った記事というと、マセラティの社長に元欧州フォードの人が就任していたことと、アストンが近々V8搭載の新車を出すらしいということくらいかなぁ。他の人から見たら、なんでそんなのがニュースなんや?と思うでしょうけど(苦笑)

BMWネタではなくて書くのを忘れていましたが、先月の「オートバイ」誌を25年振りくらいに買いました。別冊で楕円ピストンのHONDAのNR開発記が付いていたので、そちら目当てで。廃刊になった単稿本を加筆訂正して復刊したものだそうで、これだけでお金を払う価値が十二分になる濃い〜一冊です。


2004年11月26日金曜日

継体天皇の謎

PHP文庫刊 関 祐二 著
越の国から迎え入れられて、皇統を継いだ継体天皇は謎に満ちた天皇です。まあ古代の天皇はみんな謎に満ちているのですが、応神天皇の5世で田舎の越に住んでいた老人を、わざわざ担ぎ出したという経緯が不明なのです。
前代の武烈天皇に子供がいなかったとはいえ、もっと正統に近い宮家の皇子は他に一杯いたわけですし、ましてや5世まで広げるなら山ほどいたわけです。
また、皇統を継いでから都に入るまでかなり時間が掛かっています。最初は樟葉に住み、都の回りを回るように転居を重ねた後に入京するというのも、わざわざ頼まれて皇統を継いだにしては異様です。
ということで、本書はその謎を解き明かそうという一書ですが、関氏の著書としては珍しく結論があやふやなままです。謎は深まるばかり。

2004年11月24日水曜日

ヒストリエ

講談社アフタヌーンKC 岩明 均 著
古代ヨーロッパを舞台にした歴史漫画です。史実に忠実な物語が「歴史小説」で、フィクションがたっぷりと入っている虚構物語が「時代小説」という区別の仕方を聞いたことがあるのですが、この定義から行くと本作は「歴史漫画」になりますね。
先ほどの「雪の峠 剣の舞」の場合は、「雪の峠」が歴史漫画で「剣の舞」が時代漫画というところでしょうか。
「ヘウレーカ」というやはり古代ヨーロッパを題材にした「時代漫画」もありますが、考えてみれば岩明氏はこういう歴史を題材にした物語が好きなような気がします。代表作の「寄生獣」が異例なのかも知れません。

雪の峠 剣の舞

講談社漫画文庫 岩明 均 著
岩明氏の絵は独特の個性があって、登場人物のキャラクタにも岩明調がどの登場人物に感じられます。
歴史物語を題材にした2作を1冊にまとめたものですが、どちらも岩明氏独特の個性が、ストーリー展開にも絵にも感じられます。
雪の峠は、戦国時代から江戸時代に移る頃の物語ですが、当時の知略というものがどういうものであったかがよく判る物語だと思います。
戦国時代には、情報活動や戦略行動が盛んで、世界でも最高峰の技術力があったらしいのですが、今の日本にはその欠片も残っておらず、外交ベタで世界中からカモにされているのは寂しいことです。

2004年11月23日火曜日

LANDISK

スキャナとデジカメの画像データが膨大になる上に、DVD-Rでは保存年数があまりないことから、2年ほど前からIO-DATAのLANDISKというネットワーク経由で接続できる外付けHDDを使用しています。
これは120GBのタイプで、HDD部とネットワーク部が別体になっているものでしたが、半年ほど前に一体型で値段も安くなったのが出てきていて、買い足したいなと思っていました。
16bitTIFFとかデジカメのRAWファイルは、gzipで圧縮すると20〜30%サイズが小さくなるので、それで誤魔化して来たのですが、それも限界に来たので買い足すことにしました。
ちょうどヨドバシでIO-DATAの特別セールをやっており、通常よりちょっとお得な価格で購入できました。
今回は250GBのHDL-250Uという製品で、USBポートを通じて2台のHDDを増設することができます。

が、買ってきて早速設定をして、PCのHDDから古くなったファイルをコピーしようとすると、途中で止まってしまいます。何度やっても駄目。LinuxからSmbmount使ってmountしてコピーするのも駄目。
散々悩み、色々と試した結果....LANケーブルが原因でした。
HDL-250UにはLANケーブルが付属していたのですが、それを知らなくて某社のLANケーブルを買ってきていて、それで接続していたのですが、付属のケーブルに交換すると全く問題がなくなりました。
古い方のLANDISKでは、そのケーブルでも大丈夫なんですけどね。
たぶん新しい方は、速度が非常に速くなっているので、品質が高くないケーブルだと問題が出るようです。古い方は書き込み速度が遅いから問題にならないのでしょうけど。
しかし新旧のLANDISKで、これだけ書き込み速度に差があるようだと、買い足しではなく買い替えにした方がよさそうです。

2004年11月21日日曜日

【BMW雑記帳】ジャガーとコスワースの買い手が決まった

フォードのF1撤退で、存続の危機に立たされていたチーム・ジャガーとコスワース・レーシングですが、それぞれ買収先が決定したそうです。
ジャガーの方はスポンサーをしていたレッドブルが買収し、レッドブル・レーシングとして新たに出発することになりました。コスワースの方はレーシング関係の個人が買収したようです。
コスワースはジャガー改めレッドブルとミナルディに、エンジンを供給することになりました。
コスワースがエンジンを供給していた、もう1つのチームであるジョーダンはトヨタからエンジンの供給が決まっていますし、一見落着ということですね。

特選外車情報F・ROADを今月も買ってしまいました。スーパーカー特集についつい惹かれて f^_^;;;
まあスーパーカー特集については、こういう企画は誰がどんなこと書いてても面白くないはずはないので置いておいて(笑)
新型フォード フォーカスの全長&全幅が、先頃見た別の雑誌とは異なってるんです。ひょっとして現行のサイズを記載してるんじゃないだろうかという気が。こういうミスはユーザーとしては、非常に困りますよねぇ。

2004年11月20日土曜日

カールツァイスを訪ねて

久々に(というか数年振りかな?)アサヒカメラを買いました。
デジカメが、カメラ雑誌の記事の大半を占めるようになり、CONTAX関係の記事が出ることもほとんどなくなった、ここ数年は読みたいと思うような記事がなかったのです。
で、今月のアサカメに「カールツァイスを訪ねて」という取材記事が掲載されていたので、久々に買ってみました。
ページ数はあまりないのですが、まあ買った価値はあるかな。
古いレンズと最新のレンズの性能比較をやっているのが、興味深かったです。

2004年11月19日金曜日

造物主の掟

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 小隅 黎 訳
異星人の自動工場が誤動作を起こし、そこから機械生命体が発生して進化を遂げ、地球人の中世期に相当する文明を築いた機械人の世界を尋ねる物語。
こういう世界や宗教観に発展するのが、宇宙的に不偏的というのは、西洋人というかキリスト教的な考え方なんでしょうねぇ。
それにしてもホーガンのアイデアには、いつも脱帽です。


2004年11月16日火曜日

コミュの総数50,000件を突破!

mixiのコミュもとうとう総数5万件を突破。被ってるのも多いし、明らかにいたずらで作成したとしか思えないのもあるけど。これだけの数あるとかなりマニアックなというか変なのが多いんだよなぁ。
まあ私も変なコミュに参加してるけど(笑)

2004年11月15日月曜日

Marverick

発売元:ワーナー・パイオニア
メル・ギブソン主演、ジョディ・フォスター助演の西部時代劇。これだけだとメル・ギブソンが格好いいカウボーイとかシェリフかと思ってしまうのですが、臆病なギャンブラーを演じています。臆病といいながらも結構格好いいシーンもあるのですけどね。
どんでん返しにつぐどんでん返しで、楽しめる1品です。

Frank Mario and Mahogany Rush / Real LIVE!

かっては世界のトップに君臨していたこともあるFrank Marinoも、ここ20年くらいは注目されることがほとんどなく、ファンとしては非常に寂しい状況が続いています。アルバムもここ10年は自主レーベルによるスタジオアルバムが1枚出たくらいで、このライブアルバムもカナダのマイナーレーベルからの発売です。どちらもamazonで購入できたので幸いでしたが、一昔前なら発売されたことも知ることは叶わなかったでしょうね。
演奏はひたすらFrank Marino節のオンパレードで、ファンなら涙抜きでは聴けないでしょう(ちょっと大げさか)。いやもうとにかくファンならすぐにamazonで注文して下さい。

それはさておき、ジミヘンのカバーが割と多くて、トップの曲がいきなり"Voodoo Chile"なんですよね。この曲はよく"Voodoo Child"というタイトルだと勘違いしている人が多いみたいですが、「ヴードゥーの子供」ではなく「ヴードゥーの唐辛子」という意味です。Voodooのまじないで唐辛子がどういう意味を持つのかは、ずっと謎に思っているのですが。

それにつけても"World Anthem"は、例えようもなく美しい曲だ。私はこの曲を20世紀でロック界最高の名曲と思っているのですが、いかがですか?

2004年11月14日日曜日

【BMW雑記帳】イタリアの高級車

今週もBMWネタではなくてすみません。
イタリアの高級車というと、スーパーカーが思い浮かぶでしょうけど、4枚ドアな車の方です。
イタリア車で、4ドア・セダンの高級車というと何が思い浮かびますか?実はイタリア車には、あまりこの手の車がないのですよね。
イタリア政府が公用車として使っているのは、ほとんどの場合はマセラティのクワトロポルテです。結構前にある雑誌で「マセラティはちょっと調子がよくなるとクワトロポルテを造る」ということを言っている方がおられました。丸で「マセラティの4ドアセダンなどどうせ売れないのだからやめればいいのに」という調子での語り口だったのですが、マセラティが4ドアセダンを造らないと、イタリア政府が困るんですよね。公用車に使える車がほとんどないんだもの。

で、マセラティが一時期(経営難で)クワトロポルテを造れなかった時期に、公用車として使用されていたのは確かランチャ・テーマだったと思います。(資料をちゃんと調べ返してないから、あまり自信がないのですが)
先日保険の営業さん(おばさんというかおねーさんというか)が、旦那さんも外車乗っているという話で、それがランチャ・テーマだとか。「おお!それは渋い!」と上の話をすると、喜んでました。
しかし、改めて考えるとイタリア車って、2L以下の小さい車か、大排気量のスーパーカーしかないんですよねぇ。テーマも確か2L前後くらいだったような。アルファが3Lクラスの車を造ってますが、これもどちらかというとスーパーカーに近いし。
イタリア人らしいというのでしょうかねぇ?

ブルー・ホール

講談社漫画文庫 星野 之宣 著
ミスターマガジンに2001年頃連載されていた作品のようです。通常の単稿本にはならずに、いきなり文庫本で発売されたみたい。
恐竜時代と古生代に繋がる穴を通って、それぞれの時代に行くという話です。
星野さんの作品が好きな方なら、たぶん気に入ると思います。
ただ、過去に繋がる穴がいくつもあるなら、未来に通じる穴もあるんじゃないのかなぁ?と思ったんですが、あとがきからすると単純に恐竜を書きたかったからだそうなので、気にしないことにしましょう(笑)
似たような「ブルー・ワールド」というのも同じ文庫で出てましたが、こちらも近々買って読んでみたいと思います。


万物理論

創元SF文庫 グレッグ・イーガン著 山岸 真 訳
立て続けにイーガンを読みました。短編集に続けて、長編。しかもイーガンの作品中、最長の物語。タダでさえ読んでいて頭の痛くなるイーガンで、これだけの長編となると、読むのに疲れましたが、面白いから読むのは止められない。
量子力学の世界では、観測されるまで位置が決まらない、という不可思議な法則があるのですが、本作のテーマは、我々の存在するこの宇宙も観測されて初めて存在し得る、というこれまた難解な理論がテーマです。
私はとてもその考え方に付いてはいけないので、どういう理論か知りたい方は、是非本作を読んで下さい。
タイトルになっている万物理論は、アインシュタインもなし得なかった統一理論を更に超ひも理論を含めて、統一してしまうための理論のことです。こっちはあまり詳しく語られてないのですけどね。


2004年11月13日土曜日

Nikon CoolScan 8000ED

Nikonのオンラインショップのアウトレットに、ブローニのスキャンが可能なCool Scan 8000EDが出ています。
今日の時点で価格.comでの最安値が\269,829なので、めちゃくちゃなお買い得です。一昨日、某BBSで知り、直後に注文してしまいました。
一昨日の夜中に発注して、もう今日届くという早業!
家に帰ると玄関にどでかい箱があってなんだ??と思ったら、こいつでした。早速箱を開けて見たけど、でかいのなんのって、ここまで大きいとは思ってなかった。
結局、フラットベットスキャナと2段重ねにすることになりました。

インターフェースがFireWireのみで、画像処理用のPCにはそのI/Fがなくて焦ったけど、ボードが付属されており、無事接続と動作確認完了。
試しに6x6を2000dpi/14bitでスキャンして、16bit-TIFFで保存したら、ファイルサイズが100MBを超えた(苦笑)大伸ばしをするのでなければ、1000dpi程度のスキャンでも十分ですね。
何しろ35mmでも、4000dpiのスキャナ(Nikon CoolScan V)で2000dpiでしか使ってないし(笑)
さて次は、ネットワークHDDと顔料インクA3ノビ・プリンタだな。

2004年11月10日水曜日

KODAKはSchneiderレンズ搭載

KODAKがコンパクトデジカメの日本市場に再参入してきました。
SONYのCarl Zeissレンズ搭載、PanasonicのLeicaレンズ搭載に対抗してか、Schneiderレンズを搭載してきました。
しかし全然話題にならんところが、日本でのSchneiderの評価の低さを表していますな。

2004年11月9日火曜日

Perlに関する覚え書き

substrのPerl4と5の動作の違いについて
Perlではsubstrを左辺に持って行って、文字列に文字列を挿入できます。
$str = "0123456789";
substr($str, 4, 0) = " ";
printf "$str\n";
実行結果は、
0123 456789
と4つ目の後に右辺の" "が挿入されます。

この挿入場所のインデックス値を$strのサイズよりも大きくすると、
$str = "0123456789";
substr($str, 20, 0) = " ";
printf "$str\n";

Perl4では何も挿入されずに、
0123456789

Perl5では、
substr outside of string at ./test.pl line 3.
とエラーになって実行が中断されます。

まあ今時Perl4使ってる人いないんだろうけど、古いPerl4で書かれたスクリプトの移植で引っ掛かってしまったのです (-_-;;;

io Live 写真

先日のio Liveで私が撮影した写真が公開されています。
ioのサイトとKelly Simonzのサイトをご覧下さい。
撮影は全て Fuji S2Pro + Nikon AF-D 28-70/2.8ED です。


2004年11月8日月曜日

祈りの海

ハヤカワ文庫SF刊 グレッグ・イーガン著 山岸 真 訳
日本独自編集の短編集です。
イーガンの小説というのは、結構難解というか真面目に読んでると、主人公の悩みが読み手に移ってしまって頭が痛くなってくるような気がします。
まあそれはつまり読み手が小説の中に入り込んでしまいやすいからなのでしょうね。
何作かは宗教に対する人の付き合い方というか、人と宗教の関係のようなものをテーマにしたのがありますが、キリスト教的な考え方が理解できない我々日本人には、これらの小説の本当の意味は判らないのではないかなぁと思うものがあります。

2004年11月7日日曜日

【BMW雑記帳】BMWネタはないですが

今月はオートジャンブルとMotor Magazineに加えて、Racing onという雑誌も買ってみました。
Racing onが特集で「レーシングエンジン」というをやっていて、HONDAの第2期F1時代のエンジンについて、かなり詳細なデータが公開されていたので買ってしまったのですが、なかなか面白かったです。
Motor Magazineは「ドイツの”スポーツ魂”」という特集で、読み応えがあります。
オートジャンブルは、メインの特集が日産ですが、サブの特集の中でBMW F2エンジンM12の分解写真が掲載されています。その他4WDやタイヤについての興味深い特集もあります。

ところでフォード・フォーカスはモデルチェンジ間近なのですが、やはりサイズは一回り大きくなり、家のガレージには入らないサイズになってしまいます。残念だ。

2004年11月5日金曜日

io Live at Hillsパン工場

大阪は四つ橋駅側にHillsパン工場Cafeというのがあるのですが、そこの地下が何故か木曜日だけのライブハウスになっていまして、本日のライブのオープニングアクトにioが登場し、Kelly Simonzがゲストギターで参加すると言うことで、行って参りました。
メインがかなり有名で人気のある人だったことで、狭い会場は溢れんばかりの人で満杯。何とか撮影の話が通って、ステージと客席の間の空間に入れて貰えましたが、逆に近すぎて撮影がしにくいのなんのって (^_^;;;; 超ローアングルで、VoのShihoさんがもしスカートだったらえらいことになってましたね(爆)
バックが大阪MI講師陣ということで、流石に安定した素晴らしい演奏で、ShihoさんのVoもそれに負けじと力のこもった歌声を聴かせてくれました。
12月には、ここでKelly Simonzが、MI大阪講師陣を引き連れて、ブルースロックを披露するそうです。
しかし会場が狭いんだよなぁ。

2004年11月4日木曜日

MEGADETH / the system has failed

発売元:マーキー・インコーポレーテッド
メガデスというよりは、デイブのソロアルバムという方が正解なのでしょうけど、レーベルとの契約が残っていたのでメガデス名義での発売になったみたいです。
まあデイブ=メガデスだから、どっちでもいいんだけど。メガデスのコアなファンで「マーティがいなきゃ」とか文句言う人いるかな?トニー・アイオミがソロ・プロジェクト・アルバムを発売するときに、レーベルから「Black Sabbathの名前で出さないなら契約しない」と言われてBlack Sabbath名義で出したときは、ギーザーからは訴えられるは、未だにファンからは「あんなのはBlack Sabbathじゃねぇ!」と言われるはで散々でしたけどね。アルバムの出来はロック史上に残る名作と言っていいくらいの出来なのに。
まあそういうゴタゴタが起きないことを祈りつつ、ファンは買って聴いて、メガデスというかデイブの今後を祈って下さい。

Goldbrick / Goldbrick II

発売元:ビクター・エンターテインメント
梶山章と森川之雄の合体プロジェクト、ゴールドブリックも2作目です。
前作はHTPで採用されなかった曲を使っていたそうなのですが、今回は完全にGoldbrickのために書き下ろした曲のみでレコーディングされているということで、より森川のボーカルにあった楽曲が揃っています。
森川のパワーヌードの活動が休止状態なのが非常に寂しいですが、その中でこういうプロジェクトが堅実に進められているのは幸いですね。

2004年11月2日火曜日

猿の惑星

発売元:20世紀フォックスホームエンターテインメント
ティム・バートン監督が2001年にリメイクした、新しい演出の「猿の惑星」です。
こっちの方は、人間がしゃべるし、類人猿が支配する惑星も太陽が2つあったりして地球ではないっぽいです...が、エンディングからするとやはり地球だったのでしょうか。
それと旧作では、支配者階層で一番偉いのがオランウータンで、その次がゴリラで、チンパンジーはあまり地位が高くなかったと思います。対して本作では、チンパンジーが一番上で、次がゴリラで、オランウータンは一番目立たないです。
始祖である類人猿が、旧作でも新作でもチンパンジーなので、新作の方がストーリー的に無理がないと感じました。
ところで邦題では「猿」になっていますが、原題は「Planet of the apes」で、正確には「類人猿」若しくは「猩々(しょうじょう)」と訳すのが正しいのですよね。劇中でも主人公が "monkey" というのに対して、ゴリラが「monkeyと我らapeを一緒にするな!」と怒って殴りかかるシーンがあるのですが、日本ではあまり区別してませんよね。個人的には猩々という呼び方が好きなのですが、あまり一般世間では通用する呼び方ではないですからねぇ。
それと女性類人猿のメイクがあまり類人猿ぽくなくて人間的なのに対して、男性類人猿が完全に類人猿なメイクなのはなんでやろ?


2004年11月1日月曜日

スターゲイト SG1

発売元:20世紀フォックスホームエンターテインメント
映画「スターゲイト」の続編で、TVシリーズのオープニング・エピソードを収録したものです。
なかなか面白く、最初の作品も面白そうなので、そっちも買ってみようかなという気にさせてくれます。
けど何で初回の方は「1枚買ったらもう1枚」にはないんでしょうか?
#「プレデター2」にしても「プレデター」の方は出てないし。
おまけにこれの続きを観たかったら、コンプリートBOXを買い続けなきゃならんのか。

SAEKO / ABOVE HEAVEN BELOW HEAVEN

発売元:キング・レコード
大阪出身の女性ボーカリスト、サエコの初ソロ・アルバムです。
単身ドイツに渡りメタリウムのラーズ・ラッツに見いだされ、今回ラッツのプロデュースでアルバムを発表することになったとのこと。
B!誌でも話題になっていたので、買ってみましたが...日本女性の声質の細さ丸出しやん。歌はまあうまいんだけど、バックの演奏がイマイチで、曲を殺してるし。こんなのが話題になるってのは、やはり音楽性よりは女性だからでしょうねぇ。

食の堕落を救え!スローフードの挑戦者達

廣済堂文庫刊 小泉 武夫 編著
日本古来のものを中心とした発酵食品を、古くからの製法のまま、作り続けている方々を紹介した1冊です。
醤油や味噌のような、日本古来の伝統ともいえる調味料は、現在ではすっかり化学合成したものになってしまっています。保存料などの添加剤がたっぷりと入っています。
元来、保存食であるものに保存料が必要なこと自体おかしいのですが、生産性を上げてコストを安くということに重点を置かれている内に、本来の姿が失われてしまっている。
しかし、やはり本当の味噌や醤油などは、伝来のやり方で、じっくりと時間を掛けて作ることで、おいしさが出るわけです。
この本に紹介されているような方々が増え、日本人が戦後失ってしまった伝統の味を取り戻すことができればいいのですが。

S.I.N. / SOMEWHERE INTO NOWHERE

店のHR/HM輸入盤コーナーで「こいつは凄い!」とただ一言書かれたレビューが付いていたので、買ってみました。
が、全然好みではなかった (-_-;;;
コーラスを多用したメロディアスなハード・ロックなんですが、あまりハードロックぽくなくて、ポップスぽい。
そういうのが好きな人にはいいと思います。楽曲自体は悪くないし、演奏もかなりレベル高いので。

2004年10月31日日曜日

【BMW雑記帳】M5の記事が一杯

今月も車雑誌の発売日が来ました。
どの雑誌もM5の試乗記が載っています。あれだけの性能の車が、1,290万円という破格値ですから、日本でも買う人は多いかも知れませんね。逆に言えば、そういうお買い得価格にしなければならないところが、ポルシェやフェラーリとのブランド価値の差ということかもしれませんが。
それと次期3シリーズの詳細が、正式に発表になりました。夏にカタログがリークされたことから、異例の早期発表となったようです。本来なら発売が年内ギリギリくらいの予定だったそうなので、その点からいえば発表の時期としてはおかしくないのですが、生産工場の立ち上げに手間取っていて、ドイツでも発売が来年3月頃になるそうです。
それにしても3シリーズはますます大きくなりましたね。予想通りではありましたが。1シリーズが発売されたことで、3シリーズのサイズアップに抵抗がなくなったからでしょうね。
しかしどのメーカーも、モデルチェンジの度にサイズアップしていますが、どこまでエスカレートするのでしょうか?


コミュは6つに増えて

ちょっと濃い感じのコミュに参加してみました。
mixiとは全然関係ないのですが、溜まったCDをオークションで処分中。一月ほど前にDVDを一気に整理したら、一気に落札されたのに気をよくしてCD一気処分を3年振りくらいで開始したが、あまり売れ行きはよくない(苦笑)
本とかCDはアマゾンの方がええかなぁ。
撮影用に買ったけど、着てくれるモデルがいなくて使ってないエロい水着や下着なんかも、処分中(溜息)

2004年10月29日金曜日

内なる宇宙(上・下)

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 池 央耿 訳
3部作が終了後、12年も経ってから書かれた続編です。著作権代理人から続きを書けとせっつかれていたので、何気ない会話がヒントになって完成した作品だそうです。
コンピュータ内の世界というのは、今では珍しくもないアイデアですが、ここに登場する世界は、通常のプログラムで意図的に生成された世界ではなく、ハードウェアの構成から偶然生じた世界です。
前3作に続き、この作品も掛け値なしで面白いです。

2004年10月26日火曜日

重い!

常時接続が当たり前になった今でも、何故かテレホーダイ時代と同じく午後11時頃をから、インターネットのアクセス量が急に増える。
私がレンタルしているサーバーのアクセス解析でも、午後10〜11時が一番アクセス数が多い。
mixiも午後10時から12時頃は、反応が非常に鈍い。ユーザー数に対して、サーバー処理能力か回線の容量が小さいんやろね。
まあ無料のサービスだから、仕方がないけど。

2004年10月24日日曜日

【BMW雑記帳】フォード・フォーカス

ちょっと調べてみました。フォードはフォードでも、ドイツにある欧州フォードの製品で、エンジンは2Lが中心。廉価版で1.6Lもありますが。ボディサイズは、幅がちょっとだけ5ナンバー枠を越えますが、E36 318is程度です。長さはなんと5ドアでも家の子より短いです。
値段安いですなぁ。中心車種は250万円前後で、VW GOLFよりも安いです。カローラよりは高いけど、トヨタの2Lエンジンを積んだ車種に比べると、ほとんど変わらない。
3ドアのスポーツバージョンがあるのですが、右ハンドルで6速MT!これはちょっと値段が高くて300万円を超えますが、E46 tiよりは安い。
でも来年1月にフルモデルチェンジだそうです。
家の子はまだまだ新車みたいで、衰えが見えないので、買い替えるつもりはありません。が、1シリーズがああいう状況では、万が一家の子に何かあって買い換えが必要になったら、アルファ147tiかフォード・フォーカスに行くかも知れません。

それはさておき、やはりMテクのバネとビルのダンパーは、特性が合ってないようで、バネを換えようかどうしようか悩み中。

static-X : SHADOW ZONE

昨年発表されたアルバムです。これまでの2枚に増して、更にパワーアップして、いい曲が揃ってます。

2004年10月23日土曜日

4つのコミュに参加中

mixiに入ってすぐに「適正露出」というできたてのコミュに参加。
数日後に「Turbolinux」のコミュを見つけて参加。
でもって昨日出来立てのコミュ「日本の超古代文明」「マウスが左」の2つに参加。

static-X : machine

2001年に発表された2枚目のアルバムです。日本人ギタリストのKoichi Fukudaは辞めてギタリストが交代になっています。リードパートがない曲ばかりだから嫌になったのか?
映画「Queen of Dummed」のサントラに採用された曲が収録されています。録音は違うみたいですが。
デビューアルバムより更にパワーアップしていますね。いいアルバムだと思います。

トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか

小学館文庫 片山 修 著
9代目カローラの開発に関わった技術者達と歴代のカローラの主査のインタビューをまとめて1冊にした本です。
トヨタの強さの秘密の一端が描かれています。
ちなみに私はご存じのように、トヨタは嫌いです。トヨタ車は大嫌いです。けど、この本を読んだところ、開発に関わっている技術者は、私がトヨタ車が嫌いな理由をよく判ってらっしゃるのです。
ベンチマークにしている、VW、Benz、BMWなどのような車を作りたいが、作れない苦しさが語られています。
私が嫌いなのはトヨタ車ではなく、そのような車を好むトヨタ車ユーザーであることが、これを読むとよ〜く理解できます。まあ前から薄々とは感づいていたことではありますがね。

それはさておき、フォード・フォーカスというのはかなりいい車のようです。9代目カローラ開発時に、当初ベンチマークにVW GOLFが使われていたそうなのですが、後にフォーカスに変更したんだそうです。操縦安定性の次元が全く違うことと、5〜6台乗りつぶしたそうですが、バラ付きが全くないそうです。その上、試乗テストの専門家が乗っただけではFFかFRか判断が付かなかったというのですから、相当なものです。

そういう車を目指して作られた9代目カローラは、目標を超えることができたのでしょうか?機会があったら一度乗ってみたいと思います。

2004年10月21日木曜日

青色申告

色々とあって、成り行きで9月から個人事業者になってしまった。要するに「フリーのプログラマ」という立場になってしまったのだ。
しかも、9月に仕事に行きながら、その仕事の契約形態がどうなるかはっきりしないまま、結局成り行きでなってしまったため、個人事業者開業届けと青色申告承認申請が、今頃になってしまった。
当面は今の仕事が続きそうなので困ることはなさそうだけど、経理申請は面倒だなぁ。
今も青色申告の本を読みながら、昨年買ったノートPCを事業用として、経費償却対象にできるのだろうかどうだろうかと悩み中。

それにしても、税務署は税金払う方の手続きは親切だなぁ。税務署行ったのは、10年ほど前に退職金を貰ったときに、税金が返ってくるというので確定申告して以来の2度目なのだけど。


static-X : WISCONSIN death trip

日本人ギタリスト Koichi Fukudaが参加してたデビューアルバムで1999年発表です。
のっけからなんか聴いたことがある曲で始まりましたが、先日買った"BENEATH... BETWEEN... BEYOND..."はベスト盤みたいで、リミックス・バージョンが収録されていたんですね。
デビュー作ということですが、完成度は非常に高く、楽しめる1枚です。

2004年10月20日水曜日

コミュ

コミュニティ、略してコミュの数が、現時点で41,171件。
ここ数日は毎日数100件が追加されていっている。
あまりにも多すぎて分けわからんよ。
意味不明のコミュも多いし。

2004年10月18日月曜日

【BMW雑記帳】Club-ti大津オフ

というわけで、今日はClub-tiのオフ会に出席して来ました。
集合後、まずはドイツレストランで食事。
その模様はこちらをご覧下さい。
その後、大津プリンスホテルで、輸入車ショーが開催されていたので、みんなで見に行ってきました。
ついつい、家のガレージに入るかなぁ、と全長と車幅をチェックしてしまいつつ、SLKは格好いいよなぁ、とかヒュンダイ・クーペは安いのによくできているなぁ、と思ってしまいました。どちらもガレージには全く入らないのですが(苦笑)(2004/10/20追記:SLKの全長は4,090mmで家の子より120mmも短かった!もっと長いと思いこんでて諸元表を見てなかったぁ)
何故かVW、AUDIが置いてなかったのですけどね。

ところで、先日ホイールを擦ってしまっていたのですが、高速で80km/hくらいでステアリングがぶれることに気が付きました。今年の始めにホイールを交換したときに出ていたのと同じ現象です。程度はその時より軽いのですが、擦ったためにバランスが狂ったのでしょうね。たぶんホンの5g程度のことだと思うのですが、BMWという車は、それがモロに影響してしまうのですから、怖い車です。

ちなみに、オフ会集合場所到着直前に総走行距離が40,000kmを超えました。メーター指示がきっちりになるところを見逃してしまいましたが。

2004年10月16日土曜日

巨人達の星

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 池 央耿 訳
第1部と第2部で残されていた地球人の進化に関する数々の謎が、この第3部で解き明かされて行きます。
最初からこの3部作のストーリを詳細にプロットしてないと、こうもうまくは辻褄合わせは無理でしょうね。ただ、こういう結論だとネアンデルタール人の存在が矛盾すると思うんだが。
それはさておき、今回も面白くて、すぐにでも第4部が読みたくなります。

2004年10月15日金曜日

mixi

近頃話題のコミュニティサイトの登録してみました。
さてどんなだろうか。

2004年10月14日木曜日

月刊 加藤夏希

超絶美少女、正統派アイドル女優、でも中のキャッチコピーは「アイドル特撮コスプレ・ブームの創始者」(笑)なのに、この写真集では全くコスプレなし!
え〜、私は加藤夏希のファンです。彼女がロビーナちゃんやっているときに週プレのモノクロページに掲載された1枚の写真を見て、あっさりと落ちました。絶対にこの娘はブレイクする!!と見た瞬間に思いました。その後すぐにブレイクしました。今でも人気者です。でも彼女の実力はこんなもんじゃない。まだまだ19歳、これからもっともっともっともっと大大大大ブレイクするのは間違いありません。
それはさておき、夏希ちゃん、ちょっとお肌が荒れ気味。(19としてはということです。肌だけ見たら20代半ばの感じだ)仕事が忙しいんだろうなぁ。

ガニメデの優しい巨人

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 池 央耿 訳
先週読んだ「星を継ぐもの」の続編です。
この後も第3部、第4部と続いて行きますが、第4部は第3部から結構間が空いていたようです。
前巻に引き続き、これも非常に面白く読めました。
会社帰りに続編を買ってしまったくらいです。

2004年10月12日火曜日

宇宙消失

創元SF文庫 グレッグ・イーガン著 山岸 真 訳
量子論をテーマにしたSFです。ストーリーは面白いのですが、量子力学の観念の説明というか、登場人物同士の論争が度々出てきて、読む方の頭までも痛くさせてくれます。
確率統計的に何億だか何無量大数かは判りませんが、その選択肢が同時に存在していて、その中から一つが残る。残すのは観測者たる人間。う〜む。

2004年10月10日日曜日

【BMW雑記帳】ビルシュタインは峠でも良好

カーマガジンにこれまで掲載されたBMWの記事が、1冊にまとめられた「NEKO MOOK 731【カー・マガジン・メモリーズ・BMW】が発刊されています。思わず買ってしまいました。
ところで先日高野山へ行くのに、車で行ったのですが、峠道での足回りの調子はなかなか好ましいものでした。
途中で他の車やバスに引っ掛かってばかりだったので、それ程ペースは上げられなかったのですが、それでも時々前に誰もいなくなったときに少しペースを上げて走ってみました。
街中の走りで、何となくバネやアンチロールバーとダンパーの特性が合ってないような気がしていたのですが、どうやら杞憂だったようで、ロール特性やブレーキング&加速時の前後方向のピッチングなどはよく押さえられていて、スムーズにコーナーを曲がることができました。
ここのところ全然走ってなくて、交換後の距離が伸びず、アライメントの調整をまだしてないのですが、狂っている感じもなく、良好です。
来週のオフ会で大津まで行くから、それでやっとアライメント調整に出すための馴染み期間が終わりにできるかな?


@FreeDからAirH"に乗り換え

昨年6月に、NTT PHSの契約を@FreeDにしたのですが、使いたい場所に鍵って電波がない状況がずっと続いています。
ここ最近は客先に出向しているのですが、同じ部屋で他の人が使用しているAirH"は問題なく使えるのに、@FreeD陣営は全員全滅。メールをする度に1Fのロビーまで行っている状態です。
業を煮やして、今日AirH"を購入してきました。新規契約の値段が1円と安さに惹かれて本多エレクトロン製のAH-H403Cにしました。その1円もポイントで払ったんですけどね(笑)
Turbo Linux Desktop 10 で kpppd の設定にちょっと苦労しましたが、それでも@FreeDの経験を活かして30分くらいで接続できるようになりました。サブ番号の区切りが"#"ではなく"##"であることに早く気が付いていれば10分くらいで済んだのですが(苦笑)
さて、来週からはメールの度に1Fまで行かなくて済むかな。

AGFA RSX II と KODAK EPR

AGFAのフィルムは色が中庸で落ち着いた雰囲気なのですが、地味というわけではなく、しっかりと出さなければならない色は出るので、好きなのです。
CT Precisaは発売以来、タングステン光とストロボ光のミックス光源を使う室内撮影での、私の標準フィルムになっています。ただちょっと粒子の粗いのが玉に傷。
そのAGFAのプロ用リバーサルRSX IIは、IIになってから中判で1回使っただけで、35mmでは使ってないなぁと思い、100と50を使ってみました。
かなり昔にRSXは使ったことがあったのですが、それから比べると非常によくなっています。粒子はFUJIに比べるとちょっと目立ちますが、ルーペで覗いた瞬間、そのトーンの滑らかさにギョッとしたくらい非常に滑らかなトーンで、女性の肌が非常に美しく描写されています。CT Precisaに比べると値段は高いですが、他のプロ用フィルムと比べると変わらないので、これからはこれをメインで使うことになりそうです。

中判の方は、ここのところEPRの出番が増えています。以前は、EPPを基準フィルムに使用していたのですが、最近のEPRの実効感度が80で安定していて、感度的にEPPに比べて変わらなくなってきたので、EPRを使うようになってきました。EPPに比べて、EPRはトーンが圧倒的に滑らかなのです。中判であれば粒子の荒さは大した問題になりませんから、EPRのトーンの豊かさと色再現性の忠実さは、非常に好ましいのです。
その粒子も、最近は粒状感が減ってきているので、その内35mmでも試してみたいと思います。

2004年10月9日土曜日

THE HIDEOUS SUN DEMONS : THE HIDEOUS SUN DEMONS

先日、オフィシャル・ブートレグ・ライブDVDを購入して「凄い!!!」の一言以外に言いようのない感動を抱かせてくれた、超弩級テクニカルバンドのデビューアルバムです。
ベースは西本氏ではなく正式メンバーのJames LoMenzoで、あのB.L.S.のベーシストでもあります。前回の来日ライブの時は、OZZFESTとぶつかってしまったため、西本氏が代役になったそうなのです。
しかし彼等のような実績のあるミュージシャンでも、マイナーレーベルからの発売で、日本での発売はなし。寂しいものです。輸入盤の制限を掛けるような法律成立に力を注ぐより、こういう本物のミュージシャンのプロモーションに力を入れて欲しいものです。

static-x : BENEATH... BETWEEN... BEYOND...

「クイーン・オブ・バンパイア」のサントラを聴いてから、その音楽を担当していたstatic-xが気になっていたのですが、探しいつも行くCD屋さんの店頭には見当たらず。アマゾンで検索したところ、なんと日本盤は未発売!で、輸入盤で最新の本作を購入してみました。
なんでこんないいバンドが日本で未発売なのでしょうね。結構、日本でもファンはいると思うし、海外では映画のサントラを担当するだけあってかなりの人気のようですが。
追記:アマゾンを検索し直したら、このバンドの日本盤CDもいくつか出ていますね。"static-x"で検索して、出たり出なかったりするのは何故なんだ??ちなみにこのアルバムは今のところ日本未発表のようですが。

2004年10月8日金曜日

Kelly / Bonn Live Concert 2004 in Flamingo the Arusha

ユニット名はボンケリーなのに、ライブではKelly and Bonnなのは、演奏する楽曲がカバーとKelly Simonzのアルバムからで、ボンケリーのアルバムの曲は演奏しなかったせいでしょうね。
今晩ライブの行われたフラミンゴ・アルーシャはおしゃれなレストランで、普段はジャズを中心にやっているみたいです。そのせいかBlind Faith本来のバリバリのHRはやらずに、大半の曲はアコースティックで行われました。最後の3曲はバンド形式で行われましたが、エレキギターを使ったのは終わりの方で1曲だけでしたし。
あまりギタープレイを表には出さずに、ボーカルをじっくりと聴かせる演奏の後で、熱いギタープレイをビシッと決め、こういう場所では異例のアンコールを行うというおまけ付きでした。

2004年10月6日水曜日

星を継ぐもの

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 池 央耿 訳
コテコテの古典SFです。何故か私はこういう定番ものとかは、あまり読んでないんですね。まあ一番SFを読みまくっていた、高校生から大学生の頃は、わざわざマイナーなものを漁っていて、メジャーなのは無視していたという、ひねくれたことをしていたせいでしょうけど。
#でも音楽は逆にメジャーなのばかり聴いていましたが。
古典SFの名作といわれるだけあって、非常に面白いです。どんでん返しに継ぐどんでん返し。しかし、現実に知られている月や人類の化石との整合性は抜群です。うまいよなぁ。

2004年10月3日日曜日

【BMW雑記帳】1シリーズに試乗してきました。

所用が予定より早く終わり、しかもディーラーの近くに行っていたので、試乗してきました。
足回りは、17inのスポーツサスということもあるでしょうけど、ランフラットタイヤなためかかなり硬めです。不快というレベルではありませんが、今乗っているE36-ti Mに比べると、路面の凸凹がそのまま伝わってくる感じで、揺れ幅が大きいです。
ステアリングは特にパーキングレンジで重めですが、路面の感触はE36に比べると少な目な感じ。切ったときの車の動きはいかにもBMWでした。といっても極低速で交差点を曲がっただけなのですけどね。
アクセルとブレーキベダルの感触は軽くて反力が少な目で、国産車に近い感じ。
ステアリングの調整ができるようになっているので、ドライビングポジションは全く問題なし。ステアリングが真正面にあるのは非常に好ましかったです。
加速は鋭いのだけど、加速感はほとんどなし。アクセルを踏み込むとメーターの針は勢いよく上がって行くけど、感覚的には盛り上がりに欠けます。知らない間に速度が出ているというタイプのエンジンで、感じとしてはトヨタ的ですね。
ディーラーの近くをちょろっと一周した程度なのですが、BMWはあくまでBMWであるということは確認できました。ただ、今のE36 tiから「乗り換えたい!!」とはあまり思えないのも事実。


2004年10月2日土曜日

時間衝突

創元SF文庫 バリントン・J・ベイリー著 大森 望 訳
時間の流れは宇宙全体で均一ではなく様々な流れの時間がある、という時間論による作品です。
地球に我々が生きている過去から現在への流れとは逆方向の時間が存在し、その全く反対方向からの時間がぶつかってしまうという物語です。
ここでの時間の流れの概念は、非常に説明しづらいというより理解が難しいもので、私にはあまりよく理解できませんでした。というか、ちょっと矛盾があるように思えるので。

2004年10月1日金曜日

Hideous Sun Demons : Live at 新宿 Head Power

Kelly Siminz' Blind Faithのベーシスト、西本 圭介氏が、ゲストベーシストとして参加したライブのDVDが発売されていたので、買ってみました。
Hideous Sun Demonsは、David Lee Rothバンドのギタリストである引田氏とドラマーのRay Luzierのプロジェクトで、今月28日にアルバムが発売になったところです。
家庭用ビデオで撮影されたものをDVD化しているので、画質と音質はあまりよくありませんが、演奏は「凄い!!」の一言。ジャズ・ロックをハードロック風にアレンジしたような感じで、超絶テクニックのオンパレードです。
いやこれはほんとに凄いです。是非生で観てみたい。

2004年9月29日水曜日

食の堕落と日本人

小学館文庫刊 小泉 武夫 著
私は30年前高校生の頃から「クーラーとコーラと味の素は日本を滅ぼす元だ」と主張してきましたが、この本は正にそれを証明してくれる本です。
とにかくすぐに買って読みなさい!

Zeiss Ikonのレンジファンダー

ちょっと前から噂になっていたZeiss Ikonブランドのレンジファンダーが正式に発表になりました。
ボディとレンズ5本がコシナ製。レンズ2本はZeiss製。マウントはライカM互換。
はぁ.....Zeissよ、お前もか。

今年もプリンタ冬の陣が開幕

EPSONとCanonがプリンタの新製品を同時に投入してきましたね。
EPSONは耐光年数80年の強インクGのA3ノビ対応プリンタを、やっと出して来てくれました。昨年A4対応のPX-G900が登場したときから、これのA3ノビが出てくれればなぁ、と待っていたのです。これでやっと3年間使い続けたMC-2000から買い替えられます。
Canonも染料で専用用紙を使って耐光性100年というのを出してきました。けど染料でというのが引っ掛かりますし、専用用紙以外ではどうかというのも気になるので、やっぱり顔料のEPSONを選びます。
Canonは印字速度が速いから、何回も試し印刷をするときにはいいんですけどね。

2004年9月28日火曜日

S3Pro 発売延期

ニュースリリース
私はどうせ年明けでないと買えないから、まあいいんだが、最近こういうのばっかだよなぁ。

2004年9月26日日曜日

【BMW雑記帳】1シリーズが日本正式デビュー

BMW Japanから正式な発表がありました。けど、値段はtiに比べて一段と高くなっていますね。装備がかなり豪華になっていることことを考えると仕方がないのでしょうけど。ちなみに当初発売開始の120iは、急いだためか、来春発売の118i, 116iに比べて装備では劣るようです。恐らく来春には120iもフル装備になるのでしょうけどね。それを考えると、1シリーズを購入するつもりでも来春まで待った方がよさそうです。
またこれに合わせて、各雑誌で日本における試乗記を掲載していますが、国産車専門の雑誌もかなり多めのページを割いて試乗記を掲載しています。1シリーズに興味のある方は、輸入車専門誌だけではなく、国産車専門誌も目を通した方がいいと思います。


Linhofの三脚

三脚は写真を本格的に始めた時からずっとLinhofの一番安い三脚を使っていたのですが、長年使っている内に駄目にしてしまいました。駄目にした後、またLinhofを買おうとしたらLinhofが三脚製造を止めたとかで入手不可になってしまいました。(本国では細々と作っているそうなのですが、輸入代理店が儲からないから取扱いを止めたというのが本当らしいです)仕方なしに、値段の割によさそうなマンフロットを2本買って使っているのですが、どちらもそれまで使っていたLinhofに比べるとイマイチで、あまり使う気がしません。
で、今日たまたま突発的に横浜に行く用事があり、ついでに昔横浜に住んでいた頃の馴染みのカメラ屋さんを覗いてみたところ、新品同様の中古品が1本出ておりました。値段も中古ということで、新品の半額程度とお買い得。思わず買ってきてしまいました。
あ〜、これでまた三脚に中判カメラを乗せて、しっかりとピントを合わせて撮影ができる!35mmでも300mm以上の望遠を使うことができるぞ!

2004年9月24日金曜日

宮岡貞英写真展 「癒しのたび お遍路さん」

於:高野山 蓮花院
オンライン・コンタックス・クラブの支部長宮岡氏が、四国四十八カ所を4回に渡って巡った時の写真による個展です。
春に銀座のコンタックス・サロンで個展を開かれていたのですが、その時に見に来ていた知人の縁で、今回の高野山とこの後の長野の善光寺でも展示することが決まったとのことでした。
全編、モノクロによる作品で、自家現像、自家プリントによる、拘りの作品が並べられています。
それにしても、高野山は遠かった (-.-;;;;


2004年9月21日火曜日

Glenn Hughes : soulfully live in the city of angels

発売元:マーキー・インポーポレイテッド
販売元:ビクター・エンタテインメント
LAでのライブを納めた2枚組ライブアルバムです。同時にDVDも発売されているようです。
レッチリのドラマー、チャド・スミスが参加しており、それだけでも人によっては買う価値があるでしょうね。
グレン・ヒューズは、本来ソウル、ブルースが好きで、ハード・ロックはあまり好きというわけではなかったようで、Deep Purpleという経歴は、彼が本来やりたい音楽のためには足かせになっているようなところもあります。
実際、ドラッグ&アルコール中毒から立ち直って、ソロアルバムを発表し始めた頃の作品は、HR色が希薄なソウル&ブルースなアルバムで、売れ行きはいまいちでしたからね。
JJマシューと出会った頃から、「ファンが望むグレン・ヒューズ」でいることを楽しめるようになった感じで、アルバムやツアーが好調になってきたのは、その頃からですね。
ここに納められているライブでは、かなり楽しんで歌い、演奏している雰囲気が伝わってきます。
けどミステリーテッドのギターは、リッチーに勝る弾き手はいないんだなぁと、改めて感じてしまいました。


2004年9月20日月曜日

CANS : BEYOND THE GATES

発売元:キングレコード
ハンマーフォールのヴォーカリスト、ヨアキム・カンスの初ソロアルバムです。ソロプロジェクトの形を取っており、ツアーなども行うそうです。
とはいえ私はハンマーフォールは聞いたことはないのですが、視聴して一発目の音が気に入ったのと、参加メンバーにマット・シナーの名前があったので、それで即購入を決めました。
シナーも何曲か書いており、正統派ジャーマンメタルの曲が立て続けに流れてきます。シナーとかプライマリフェアが好きな人なら、買って後悔はしない内容でしょう。

GLORIA MORTI : lifestream corrosion

発売元:WORLDCHAOS PRODUCTION
大阪日本橋にある上新ディスクピアは、色々と面白いHR&HMアルバムを扱っているのですが、視聴機に入っていた本作が面白そうだったので買ってきました。
ジャケ裏の発売元のメルアドが日本のものだったので、てっきり日本のバンドかと思ったのですが、ヘルシンキでレコーディングしているところからして、スウェーデンのバンドらしいです。
ジャンルとしてはデスメタルバンドになり、ヴォーカルがいかにもデスというではありますが、楽曲自体は割とメロディアスな部分もあり、ゴリゴリのデスメタルというわけはないです。

鉄腕バーディー

ヤングサンデーコミックス刊 ゆうきまさみ
ヤンサンはもう何年も買って読んでなかったのですが、時々立ち読みでパラパラとめくると、なにやら面白そうなゆうき氏の連載が掲載されています。
既に単行本が6巻まで出ているようでしたので、まずは1〜3巻を買ってきました。
使えなくなった身体の代わりを異星人がしてくれていて、異星人の身体に自分の意識が間借りしているという形態は、今までにはなかった形でしょうか。
身体を異星人に乗っ取られるというのは多いですけどね。異星人ではないけど、寄生獣とかガイバーみたいな形に近いかな?

2004年9月19日日曜日

【BMW雑記帳】ジャガーがF1から撤退

今週はBMWねたではないですが、ジャガーが今期限りでF1から撤退するそうです。ジャガーはFord傘下になったとはいえ、収益はまだまだ厳しい状況ですから、金銭的な負担に耐えられなかったんでしょうね。
ジャガーにはコスワースがエンジンを供給しているのですが、コスワースは他の2チームにもエンジンを供給しており、しかも3チームそれぞれに全く設計の異なるエンジンを供給しているとのことで、コスワースの負担も大変でしょうね。なんでそんな無駄なことをする羽目になったのか不思議ですが。
同じFord傘下のイギリスのスポーツカー・メーカーであるアストン・マーティンは、来年からレースに参戦するそうです。どのレースだったかは忘れましたが、たぶんシルエットカーだと思います。F1は同じFord傘下のジャガーと被ってしまうため避けたようなのですが、こうなるとアストンのF1参戦もあり得るかも知れません。とはいうものの、アストンが業績好調とはいえ、F1の費用を賄えるほど儲かっているとは思えないですが、Fordがアストンの名を借りてF1に出るのはあるかも知れません。
それはさておき、我らがBMWは、今期は調子が今一つで、HONDAやルノーの後塵を拝しているのは残念です。

2004/9/20追記
Fordグループは、ジャガーブランドだけではなく、FordグループのいかなるブランドでもF1には参加せず撤退すると発表した模様です。

象られた力

ハヤカワ文庫JA刊 飛 浩隆 著
伝説のSF作家だそうです。本書に収録されているのは'80年代から'90年代に発表された中編小説なのですが、伝説と言われるだけあって、時代を感じさせません。まあ発表当時のままではなく、大幅な加筆修正が入っているみたいなのですが。
長いブランクを経て、飛氏はSF作家として本格的な活動を始めたそうです。既に発売されている長編小説がどんなものか、楽しみです。

ios Live Photo

ちょっと前ですが、京都VOX HALLでのiosのライブを撮影しました。
その写真がiosのWebsiteにアップされましたので、是非ご覧下さい。ios公式website

F6 & D2X

Nikonの最高機種が揃い踏みで登場してきました。
D2Xは定価63万円(税込)だそうですが、実売は通常8掛けなので50万円前後というところでしょうか。S3Proの実売の約倍かぁ。
この2機種が発表されたことで、F4,F5そしてD1Xの中古相場がどう動くか、様子見ですね。

2004年9月17日金曜日

信長新記 三 家康謀反

徳間文庫刊 佐藤 大輔 著
予想通り一気に読んでしまいました。まだまだ話は続くようですが、4巻はいつ出るのかなぁ?1,2,3巻の発刊間隔からすると2ヶ月語になりそうです。

2004年9月16日木曜日

信長新記 二 天下普請

徳間文庫刊 佐藤 大輔 著
佐藤氏は主に歴史シミュレーション小説を書かれてきているようですが、そのためか非常に緻密なデータに基づいたシミュレーションを行っています。
蛇二巻では、西洋の情勢も登場するのですが、欧州と東洋の軍体制の違いを、麦食と米食の違いから説明されたりしていて、ストーリーよりもそういう説明に興味を惹かれてしまいました。
戦国時代の軍隊の移動速度計算や、鉄砲に使用された火薬量の推定から硝石の消費量を計算したり、歴史研究家でもこういう計算をきっちりとやった人はあまりいないと思います。



2004年9月13日月曜日

月刊 三浦理恵子

撮影がクリストファー・ドイルという人なのが珍しくて、買ってみました。
多重露出やブレ、ピンぼけを活かした撮り方で、日本人の感覚とはやはり一味違うような気がします。
写真に差し入れられている文が、中国語なのはなんでかなぁ。


信長新記 一 本能寺炎上

徳間文庫刊 佐藤 大輔 著
本能寺の変で信長が生き延びていたら、という歴史シミュレーション小説です。以前、井沢元彦氏が同じテーマで描いた小説を読んだことがありますが、作者が違うと内容も大幅に変わりますね。
この後、何冊か続くようで、文庫は今のところ3巻まで発売されています。面白くて、1日で読んでしまいましたが、この調子だと3巻全部をあっという間に読破するかも。

2004年9月12日日曜日

【BMW雑記帳】tiは新3シリーズでも継続?

特選外車情報F・ROADが「BMWの挑戦」という特集をやっています。
その中で今後のモデルラインアップ予想があるのですが、1シリーズが出ても3シリーズのtiは残るそうです。しかし次期3シリーズのディメンジョンのtiって....なんかマッチョでごついtiになりそう。
その次期3&4シリーズのMバージョンには、やはり4LV8が載るようです。となるとやはりM2には3L直6かなぁ。
小さくて走りのいいハッチバックを探すとなると、やはりFFのMINIかアルファ147にするしかないのかなぁ (-_-;;;;


江戸の殿さま 全600家 --操業も生き残りも大変だ

講談社+α文庫刊 八幡 和郎 著
タイトルの通り、江戸時代を中心とした各藩の殿様600家の系譜を調べた、歴史研究書です。資料としてはかなり有益なものだと思います。
それにしても江戸時代でも、藩の領主の移動っていうのはかなり頻繁に行われていたのですね。全く移動がなかった家の方が珍しいです。跡取りがいなくて断絶になった家も多いし、養子を貰っている家も多いです。
しかしこの養子が、同じ血縁から貰うならまだ家の相続というのは意味があると思うのですが、全く関係のない血筋から養子を貰うと、「当家は甲斐源氏の流れを汲む...」などというのが意味のないことになってしまいますからねぇ。まあまずはお家が続くことの方が大事だったのでしょうから、それでよかったんでしょうね。江戸時代も半ばになると、源氏だ平家だというのは関係なくなってしまったのでしょうね。


たっぷりARTのグループ展 第10回

於:大阪京橋「猫の皿」
先日撮影したモデルさんに、その時の写真を見て貰いに行きまして、雑談をしていたら「今、絵の展示会をしていて」というではないですか。何でも絵を描かれていて、知り合いとグループ展をしているとのこと。場所を聞いたら、帰りに通る京橋駅の近くだったので、一度別れて用事を済ませて、行ってきました。
4名でされていましたが、なかなか皆さんレベルの高い作品で、面白かったです。
場所はJR京橋駅から高架下の道を東にちょっと行ったところで、立ち飲み屋さんの前です。
13日までされているそうなので、近くに行かれる方は是非覗いて見て下さい。15日からはお仲間の別の4名で第11回を続けて行うそうです。

2004年9月11日土曜日

一心剣

徳間文庫刊 田中 光二 著
田中光二氏というと、初期の頃のハードSFを思い浮かべてしまうのです。近年は冒険小説の方に力を入れられていて、SF作品がないのが非常に寂しいです。
本作は、時代小説です。豊臣政権から徳川政権に移りつつある頃を背景にしており、ちょっとだけSFの香りが巻かれています。
徳間文庫書き下ろしということなのですが、終わり方が中途半端なので、まだまだ続くのでしょうか。是非続きが読みたい作品です。

2004年9月10日金曜日

熱波

ハルキ文庫刊 今野 敏 著
沖縄の民族問題をテーマにした小説です。
沖縄にしろ北海道にしろ、少数民族問題を政府に正しく認識させることから始めないと、本当の意味での解決にならないことがよく判ります。
けどここで取り上げられている問題の本質は、民族問題というよりは、日本人が欧米に感化されて金の亡者になりはててしまったことが原因なのでしょうね。
お宝鑑定団というTV番組がありますが、あれを見るたびに今の日本人の心がいかに貧しいか、はっきりと判ります。お宝の価値なんて、金に換算できないからお宝なんであって、百万だから価値がある、千円だから価値がないなんてもんじゃないんだけどねぇ。


2004年9月7日火曜日

グーテンベルグ聖書奪回作戦

ハルキ文庫刊 柘植 久慶 著
実戦を語れる作家というと日本では柘植氏が第一人者でしょう。
本作も経験豊富な柘植氏ならではのストーリです。面白さは抜群で、一気に読んでしまいました。
ところで前回、柘植氏は伊賀忍者の末裔ではないかと書きましたが、尾張徳川家の甲賀忍者、御側足軽二十一家の中に柘植という家があるそうです。氏は名古屋出身ですから、見事に符丁します。


2004年9月6日月曜日

壬申の乱の謎 古代史最大の争乱の真相

PHP文庫刊 関 祐二 著
天武天皇の正体についての歴史研究書です。
天智・天武の両天皇は兄弟とされながら、日本書紀の記述からすると色々とおかしな点があります。
今日では天皇家は万世一系とされていますが、その中で何回か血統が替わっているのではないかという説もあり、天智と天武が兄弟というのは、実は別の血統の王位争いだったのを隠すために捏造された話だという説もあります。
本書では、日本書紀は藤原氏を正当化するために造られたという見解から、天武天皇の正体を暴きます。
私的には、今まで読んだ中で一番妥当ではないかと思える結論と説明でした。

2004年9月5日日曜日

【BMW雑記帳】M5のV10は贅沢だ!

BMW MAGAZINEの新号も出ています。まだ買ってませんが。
Motor Magazineがメルセデスベンツの特集の中で、M3と318i320iを比較のためにひっぱり出しています。面白そうなので買ってきましたが、なかなか面白い特集です。それにつけてもsmart roadstar欲しい。

んで、先週報告しましたAJのM5 V10解説記事を何度も読み返しているのですが、読めば読むほど贅沢なエンジンです。
何が贅沢って、エンジンブロックの開発と型製作には非常にお金が掛かるので、量産車のエンジンでは普通は色々な車種に使い回しするのですよね。BMWの場合でも、一つのブロックで排気量のバリエーションをいくつか変えたり、複数のシリーズに載せたり。これまでのMエンジンも、通常車種のエンジンブロックを流用して製作されていました。(初代M3のS14は専用設計の可能性もあるのですが、たぶん02の頃から使われている4気筒ブロックのはず)
ところが今度のM5用V10は全くの新規設計です。BMWでV10なんて、市販用では初めてですしね。それでも今度このブロックを使って、おとなしいバージョンのエンジンを量産して5シリーズとかに載せるのかなと思っていたのですが、どうもそれもなさそうです。
というのはですね、このブロックの鋳造はF1エンジンを製造している工場で行われているらしく、量産が効かない製造方法が採られているようなのです。また材質もシリコン17%のアルミ合金なのですが、これはシリンダーライナーが不要になる代わりに、エンジンの加工(シリンダー加工とかネジ穴開けたりとか)がもの凄く大変なのです。フェラーリやポルシェもこの材質でエンジンを鋳造していたのですが、両者とも1日に1桁台の製造しかしないので問題はありません。ポルシェは最近製造台数が増えているので、水冷化以降たぶんもうこの材質ではエンジンを造ってないと思います。
が、BMWが普通の5や6にもV10を乗せようとすると、この材質を使っていたのではとても需要を賄えるだけのエンジン製造は無理です。量産可能な材質に変えるとなると、恐らくブロックの設計も変える必要があり鋳造の型が共通では使えないので、結局は同じようなスペックの別エンジンになってしまいます。
次期M3はV8になるという噂ですが、これまでのM5用V8を流用するとは思えない(排気量が5L同士だとM5とかち合う)ので、恐らくそちらも専用設計のV8で4Lくらいになるのではないかと思います。
もうこうなるとM用のエンジンは、完全に採算を無視しているとしか思えません。ましてや新M5の欧州での販売価格は1,200万円くらいだそうですから。
本当にこのエンジンは凄いです!


三輪薫写真展「Rock」

於:京セラ・コンタックスサロン銀座
新幹線に乗って遙々東京まで行ってまいりました。まあ他にもちょっと用事があったので、それも兼ねてですが。
三輪氏の風景写真というと、日本の伝統的な四季折々の美しさを絶妙に表現した作品を思い浮かべるのですが、今回は海外の風景を撮影した作品による展示会です。
色がいつもの日本の風景写真と違って、派手で原色が強いものが多かったので、それについてお尋ねすると「これでも色は引き算してるんだよ。実際はもっと派手なんだ」ということで、日本と海外(主にオーストラリア)では、元々の色が全く異なることそうです。
私はまだオーストラリアには行ったことがなく、海外というと雨季直前の東南アジアとかくらいしか知らないのですが、空気の澄み方が全く違うそうで、同じ撮り方をしてもこういう色は日本では絶対でないとのことです。
日本の風景しか知らないと、フィルターを目一杯使っていると思ってしまうような強烈な色なのですが、「カラーフィルターはおろか偏光フィルターすら使ってない。Pフィルターだけ」ということで、自然の色をそのまま記録していて、一部は長時間露光によるフィルムの特性によるものがあるとのことでした。
先生の写真を拝見し、それぞれの作品の撮影した状況や撮影の意図の説明を戴く度に、自分がまだまだ甘い撮り方しかしていないことを思い知らされます。


2004年8月31日火曜日

GRAND MAGUS : GRAND MAGUS

発売元:ビクター・エンタテインメント
先日2ndアルバムを買って気に入ったGRAND MAGUSの1stを買いました。行き付けのCD屋さんにはなかったので、amazonで検索したら日本盤が出ていたのですね。
1stもBlack Sabbathの影響をモロ受けたサウンドで、'70年初頭のデビューしたての頃のBlack Sabbathの雰囲気が思いっきり漂っています。
2ndは'70年代ぽさを現代的にアレンジした感じでしたが、1stはもろ'70年代のハードロックです。この古くささが、私らの世代には堪りません。'70年代のハードロックが好きな方は必聴の1枚です。

2004年8月30日月曜日

007 私を愛したスパイ

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテインメント・ジャパン
リチャード・キール扮する殺し屋ジョーズって、この時が初登場だったのですね。ムーア・ボンドのシリーズでは結構キャラクターの使い回しが多いような。
今回のボンドガールはソ連の女性スパイですが、演じているバーバラ・バックはリンゴ・スターの奥さんなんですね。終始硬い表情と冷めた目つきでボンドを見つめているのは、やっぱり演技なのかなぁ。
ボンドカーとして登場するロータス・エスプリはやはり格好いいなぁ。ああいう2Lクラスのスーパーカーって、もう発売されることはないんでしょうねぇ。


007 美しき獲物たち

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテインメント・ジャパン
20世紀フォックスの「1枚買ったら1枚タダ!!」キャンペーンシリーズに007シリーズが登場しました。ロジャー・ムーアの登場作で、まだ買ってなかったのが2作合ったので、まずはその2作を買ってみました。
"A view to a kill"が「美しき獲物たち」というのは、誤訳だと思うんですが、どんなもんでしょうね。デュラン・デュランの大ヒット作が主題歌で、その歌の冒頭の歌詞が "A view to a kill" なんですけどね。
メイ・ディ役のグレース・ジョーンズさんがかっこいいです。できればボンドとのベットシーンをもっとたっぷりと見せて欲しいものですが。今回のボンドガールであるタニア・ロバーツが、お嬢様役でお色気シーン押さえ気味なので、メイ・ディの迫力に押され気味。


2004年8月29日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌記事はBMW関連が一杯だぁ

1シリーズの現地試乗記がル・ボランに掲載されています。
またエンジンがAUDI VS BMWなる特集をしています。
オートジャンブルが1シリーズのサスペンション解説と新M5用V10エンジンの解説を詳しくやっています。
他の雑誌はまだゆっくりと本屋さんに行く時間が取れていないので、また来週にでもお知らせ致します。
BMWネタではないですが、音響メーカーとして有名なBOSEが、電子制御アクティブサスペンションを開発しているそうです。これまで「アクティブサスペンション」と呼ばれていたものと、区別が付かない人が多いようなのですが、BOSEのはスプリングや油圧ダンパーを一切使わずに、リニアモータをパワーアンプで駆動している、混じりっけなしの100%純粋なアクティブサスペンションで、従来のサスペンションの常識は一切通じません。
これまで「アクティブサスペンション」と呼ばれていたのは、
・ダンパーの減衰量を電子制御で可変する
・エアサスペンションのバネレートを電子制御で可変する
のどちらかもしくは両方を組み合わせたもので、瞬間的な面で見れば普通のバネ式+油圧ダンパーに過ぎません。
BOSEの方式では、バネレートやダンパー減衰量(に相当するもの)を可変するときに、全体的に可変するのではなく特定周波数のみ可変したり周波数領域毎に可変したりすることが可能です。これは従来のバネ式や油圧式では絶対にできないことです。
アイデア自体は古くからあるのですが、電気を食い過ぎて実用にならなかったのです。BOSEは電力の回生をすることで消費電力を押さえているそうです。それでもかなり大きなバッテリーが必要でしょうけど。


2004/8/29 01:21 追記
ル・ボラン別冊 BMW BIBLE 4 が発売されています。


2004年8月28日土曜日

義経と静御前・二人の「その後」

PHP文庫 今泉 正顕 著
副題に「各地に残された生存伝説は何を語るのか」とあるように、東北地方や北海道に残る義経の逃避行伝説を追ったものです。
義経が弁慶と共に大陸に渡ったという結論が本当かどうかは、今の段階では不明ですが、平泉の黄金文化が大陸との貿易でもたらされたものであるということを考えると、あながちあり得ない話ではないと思います。
昔から奥州藤原氏が、どうやってあれほどの財力を誇っていたのか不思議だったのですが、この本を読んでその謎が解けました。

ANTHEM Japan Tour 2004

於:心斎橋 BIG CAT
.......燃え尽きました......。

2004年8月24日火曜日

エイリアン3

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
映画館に観に行くことはあまりない私ですが、そんな私が映画館で観た数少ない映画の中の1本です。
シガーニー・ウィーバーといえばエイリアン、エイリアンといえばシガーニー・ウィーバー、というくらい切っても切れない関係で、本作は脚本がなかなか決まらず、シガーニー・ウィーバーも共同プロデューサーとして参加して、やっと完成したという難産の末生まれた作品です。
本作のエンディングは、映画史上でも名シーンの一つに挙げてもいいのではないでしょうか?


2004年8月23日月曜日

ザ・ローリング・ストーンズ ブリッジズ・トゥ・バビロン・ツアー

発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
1988年のライブの模様を収録した映画です。野球場に設置された特設会場でのライブですが、ストーンズのライブって会場が広すぎて客席の半ば辺りにもなるとメンバーが豆粒みたいになるのですよね。
メンバーの様子を後ろの観客もよく見えるように大画面のTVを設置してあったり、ステージ脇から後方へ長く伸びる張り出しがあったり、途中で観客席の真ん中付近に設置された小ステージに移って演奏したり、会場全体が楽しめるように色々と工夫がされているのは流石ですね。
しかしミック・ジャガーも若い頃に比べると動きが衰えるのか、昔見たストーンズのライブ映像では2時間丸々ステージを左右に走りっぱなしだったのが、走るシーンはほとんどなくて歩いていました。まあそれでも2時間のステージで歌いっぱなし、踊りっぱなしというは大変なことなのですが。
それと昔は「アンコールはやらない。アンコール用に曲を残すような出し惜しみはしないんだ!」といっていたのが、この時はアンコールをしていますね。
それはともかく、ミックさんもキースさんもかっこええです。なんでローリング・ストーンズって、こんなにいかしてるんでしょうね。不思議だ。

ターミネーター2 JUDGMENT DAY 特別版

発売元:パイオニアLDC
劇場公開版では削除された16分の映像を加えた特別版のT2です。
といっても私は劇場公開版の方は(恐らくカットされている)TV放映でしか観てないので、どこが追加になったかが判らないのですが(笑)
ジョン・コナー役のエドワード・ファーロングは、この後ティーンだけで構成されたBad 4 Goodというロックバンドのヴォーカルをしていたんですが、そのバンドもアルバム1枚出しただけで解散しちゃったし、その後どうしてるんでしょうかね?

2004年8月22日日曜日

黒衣の宰相

文春文庫刊 火坂 雅志 著
火坂雅志というと、肉体アクションのSFぽい小説が思い浮かぶのですが、近年は本格歴史小説でも活躍されていて、本作などは700ページ以上の大作で、非常に素晴らしい歴史小説です。
主人公は徳川幕府創世期に南光坊天海と共に、家康のブレーンとして活躍した金地院崇伝で、世間ではあまり評判のよくない人です。豊臣家を滅ぼすために方広寺の梵鐘の名文にいちゃもんを付けたので有名なためでしょうね。
しかし37歳で南禅寺の住持(要するにトップ)になり、40歳で家康のブレーンとなるという、当時としては異様な若さでの出世を遂げていることから考えても、異才というに相応しい人だったことは想像に難くありません。
火坂氏が描く崇伝は、非常に魅力的です。700ページが非常に短く感じられました。

【BMW雑記帳】今週もネタがないっす

例年だと夏は山だ海だと走り回ってたりするのですが、今年は諸般の事情で全く行っておりません。何年かぶりで海へ行かない夏になりそうです。
先月から客先へ出向しているのですが、エレベータから降りようとするときに、ドアが開くと共に飛び込むように乗ってくる人が多いんですね。その会社だけがそうということはないと思いますが、社員数が多くてエレベータの数も多いところで仕事をするのは初めてなので、気になるのかも知れませんが。
普通は降りる人がいないことを確認してから乗るものだと思うのですが、どうも出社時退社時昼休み以外はエレベータを使う人が少ないから、ドアが開いても乗っている人はいないものとでも決めつけているのでしょうか。
エレベータで人にぶつかるくらいなら大した被害はないですが、こういう人達って普段道を歩いているときとか車を運転しているときも同じような行動をとっているのでしょうかね?だとしたら怖いことですが。
前にも書いたことがあるかと思いますが、滅多に人が来ないからといって、ブラインドカーブに突っ込んでいくのは自殺行為です。毎日通っていてよく知った道だという油断が事故を引き起こします。30年間365日通っているとして、10950回。往復で21900回。その約2万回で1回人がブラインドコーナーの向こうにいたら?2万分の1だから0.005%の確率ですよね?毎日ブランドコーナーに突っ込んでいって、人をひき殺して、0.005%の運の悪さに当たっただけだと思いますか?
否、それは必然なのです。いつか弾の出ることが確実なロシアンルーレットをやっているのと同じです。それを避けるには、僅かでも危険の可能性があれば避けることです。まあそれを言ったら車を運転できなくなるという話にもなりますが、注意して避けられることは避けるべきでしょう。それでも事故は起きますけどね。

2004年8月21日土曜日

EOS 20D発表&S3Proの実売価格が確定

EOS 20D
S3Proは発表時には20万円台後半という予想がされていましたが、20万円前半の値段で登場してきました。これならダイナミックレンジの広さという特徴を考えれば、十分に買いですね。
さて、S2Proの下取りをいくらで取って貰えることやら。

トータル・リコール

発売元:パイオニアLDC
シュワちゃん主演の名作の一つですね。公開時に盛んにTVでCMしていたのをよく憶えています。
映画館では観てないのですが、TVで放映されていたのを見てるようです。部分的に憶えのあるシーンが出てくるし(苦笑)
シャロン・ストーンがシュワちゃんの仮の妻役で出ているのですが、色っぽいっすね〜。これの2年後に「氷の微笑み」主演になるわけですが、この時はまだ完全な脇役ですね。

2004年8月19日木曜日

新しい生物学の教科書

新潮社文庫刊 池田 清彦 著
高校の生物教科書の記述を引用しながら、その内容をより判りやすく説明した、生物学の基礎を解説したものです。教科書の記述が古い場合は、最新の学説を紹介されています。
色々と興味深い話が載っており、面白く読めました。とはいえ、生物とか遺伝子などについては、まだまだ判らないことの方が多い、ということもよく判りました。
一番興味深かったのは、ウィルスや単細胞生物は死なない、という話です。単細胞生物は分裂増殖をしますが、分裂した後、元のが死ぬかというとそういうことはないそうです。また人間などの多細胞生物は生まれてから死ぬまでの細胞分裂回数は決まっている(ために死ぬ)のですが、単細胞生物は無限に分裂できるそうです。
単細胞生物ではDNAが環状なので、多細胞生物の線状DNAのようにテロメアの長さで寿命が決まることはないそうなのですが、多細胞生物でも複写で短くなったテロメアを修復することができれば、永遠に生きられるはずみたいです。ガン細胞などがそういう例だそうですが。

2004年8月17日火曜日

QUEEN OF THE DAMNED - The Score Album

発売元:Warner Bros. Records Inc
Amazonで「Queen og damned」のサウンドトラックを検索したら、2種類出てきたんですよね。どちらがどういうものだか判らなくて、両方を買ったんですが、こちらは本当の意味でのサウンドトラックで、効果音的な音楽や主人公がバイオリンを弾いている時のとかが収録されています。
HR/HMな曲は一切ありません。う〜む、なんか騙された気分。BGMにはいいんですけど。


QUEEN OF THE DAMNED

発売元:Warner Bros. Records Inc.
先日DVDの項目で紹介した「クイーン・オブ・ヴァンパイア」のサウンドトラックアルバムです。
映画中のバンドが演奏する曲も当然含まれているのですが、演奏は映画中のとは違っている感じです。これらの曲は映画用に書き下ろされたらしいのですが、かなりレベルの高い曲です。
HR/HMファンなら買って損のない1枚だと思います。輸入盤しかないのですが、今はネット通販ですぐに買えますからね。

天狗の落し文

新潮社文庫刊 筒井 康隆 著
う〜ん、これは一体何でしょうね。小説でもないし、エッセイでもないし、コラム文でもないし。短いのは2行、長くても1ページそこそこの文章が、立て続けに並べられています。筒井ワールドであるのは間違いないというか、筒井氏以外の作家がこんな本出したら避難囂々でしょうねぇ。筒井ファンは必読の一書なのは間違いないですが。

2004年8月16日月曜日

シックス・デイ

発売元:パイオニアLDC/東宝東和
シュワルツネッガー主演で2000年に公開された映画です。
タイトルは、ユダヤ〜キリスト教で神は世界を想像した時、6日目に人間を造ったというのが由来で、人間のクローンを造ることを意味しています。
法律で人間のクローン製造を禁じられている2010年、隠れて人間の完璧なクローン技術を開発していた企業が、死んだ主人公の相棒をまだ生きている主人公と間違って、シュワちゃんのクローンを造ってしまいます。
クローンは、自分がクローンだという意識は全くなく、間違って造った主人公のクローンを殺しに掛かる殺し屋達も、死ぬたびにクローンとして生き返りますが、本人達は何度も生き返っているので殺されるのはちょっと怪我をしたという程度の感覚でしかありません。
本当にこういう技術が確立されれば、10年毎くらいに自分のクローンを(10年若返った身体にして)造って、記憶だけを移転すれば、永遠に若いままでいられます。
そういう人生が果たして面白いでしょうか?昨日のヴァンパイアの映画は、その永遠の生から来る退屈と孤独がテーマでした。クローン再生で永遠の命を手にした人は、ある意味ヴァンパイアと同じなのかもしれません。

クイーン オブ エジプト

発売元 エスピーオー
エルサレムのソロモン王とシバの女王の物語です。
旧約聖書の中の物語だそうですが、当時は黒人と白人(というかエルサレムは旧モンゴロイドかな?)の間に差別のようなものはなかったみたいですね。
女王役のハル・ベリーは007のダイ・アナザー・デイで、米国のエージェントとして大活躍でしたが、今回は気高い女王の役を見事に務めています。これだけ性格の違う役を演じ分けられるということは、彼女の演技力はそうとうのものということでしょうね。美人で巨乳なだけの女優ではないと。


2004年8月15日日曜日

【BMW雑記帳】お盆休み

マジで今週はネタがない (-_-;;;;;
あ、福野氏の新刊が出ていました。以前雑誌に短期連載されていたル・マンを題材にした小説とコラムをまとめたものです。買わなかったけど。

クイーン・オブ・ヴァンパイア

原題は "Queen of Damned" で、訳すと「永久に地獄に落とされた者達の女王」で、原題の方がこの映画のストーリの内容を忠実に物語っていると思います。
女王役のアリーヤさんは、この映画が公開される直前に亡くなったようで、ボーナストラックにアリーヤさんの特別映像も含まれています。
映画の内容も非常に面白いのですが、それ以上に映画で主人公がボーカルを勤めるロックバンドの音楽が、ハードロックファンには堪らないくらい素晴らしい出来なのです。思わずアマゾンで検索してサウンドトラックのCDを買ってしまいました(笑)


揺籃の星(上・下)

創元SF文庫刊 ジェイムズ・P・ホーガン著 内田 昌之 訳
イマニュエル・ヴァリコフスキーの「衝突する宇宙」を下敷きにしたSF小説です。ホーガンの著書は、かなり前に読んだような気もするのですが、定かではありません。
人は自分の信じる常識を崩されそうになるとどのような手段に出てもそれを守ろうとする、というエゴイズムが現代の学会を支配している姿も同時に描いています。
これまでの人類の歴史を振り返ればすぐ判ることなのですが、その時の常識というやつは、その後に非常識となっているのです。そういえば、昨晩観たMIBでもKがまだ普通の刑事のJに、そういう台詞をいうシーンがありました。昔は地球は宇宙の中心だった。昔は地球は平面だった。
この小説が何を語ろうとしたのかは、読む方それぞれの判断によると思いますが、常識とは儚いものなのです。

2004年8月14日土曜日

MIB & MIB II

発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2作連続で観てしまいました。いや〜大ヒットしたのがよ〜く判ります。面白すぎです。
構想、ストーリ、演出、その他もろもろ完璧。ほどよいギャグとほどよいシリアスさとがうまくマッチして、見事です。
流石スピルバーグ!

2004年8月12日木曜日

fortia

富士フィルムが限定発売しているfortiaをテスト使用してみましたが、ドジを2つ。
その1、ISO感度は特に確かめもせずに100だと思いこんでいたけど、公称50だった。お陰で露出はドアンダー。しかし同時に使った公称64のEPRとの比べた感じでは、実効感度はベルビア並の32くらいかなぁ。
その2、派手な原色再現性が売りなのに、モデルの子に黒の衣装を着せて撮影してしまった。派手なピンクのビキニの時に使えばよかったものを。
ということで、テストはやり直し。

御三家の犬たち

徳間文庫刊 南原 幹雄 著
先日の「御三家の黄金」の続編かと思ったら違いました。登場人物は一部が同じ人物が登場するし、時代も黄金のちょっと後なのですが、独立した物語になっています。
実は執筆・発表はこちらの方が先だそうです。文庫化するにあたり、作者の意向で話の時代順の刊行にしたそうです。
黄金と同じく、非常に面白く、テンポよく進むストーリが読んでいて気持ちよいです。


白淫夢 インモラル・ドアー

発売元:クリエイティブアクザ
フランスのエロティック映画です。右脳を刺激して脳を活性化させる実験が、エロティックな妄想を観て...というストーリーです。
まあでもストーリーはあってなきが如くで、全編の大半がSEXシーンのオンパレードです。日本のAVほどではないですけどね。
主演の女優さんが誰かに似てるなぁと思いながら観ていたんですが、キャリー・アン・モスに似てますね。年は10歳以上、この作品に主演の女優さんの方が若いですが。
しかしフランス人って後背位が好きなんですね。


2004年8月10日火曜日

ダブルチーム

発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ヴァン・ダム主演、デニス・ロッドマンとミッキー・クロークが競演という豪華出演のアクション映画です。
まあなんちゅーか、ロッドマンの役柄がカッコよすぎです。めちゃくちゃかっこよく、クールでタフで、いやもうかっこよすぎる。ロッドマンが脚本に「もっと俺をかっこよく演出しろ!」って文句付けまくったんじゃないかと思うくらい。
ヴァン・ダムもミッキー・ロークもめちゃかっこいいんですが、ロッドマンの前には陰が薄いです。

2004年8月9日月曜日

ディープ・ブルー

発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
海中基地を舞台としたサバイバルアクションです。
遺伝子操作で人間並みに知能が発達したサメとの戦いです。
この手の映画ではヒロインは生き残るものと決まっていると思うのですが、珍しく最後の最後でサメに食べられてしまいます。
コックのプリーチャー(信心深いので聖職者というあだ名らしい)役のLL・クール・Jがいい味を出しています。

2004年8月8日日曜日

【BMW雑記帳】今週は

ネタがない f^_^;;;;
足回りを交換して、今までより突き上げが減って、乗り心地がかなり変わったのですが、母や甥っ子(小2と幼稚園児)&女子大生を助手席に乗せても特に感想なし。う〜む。
けど周波数の高い振動はきっちりといなしてくれるのですが、ダンパーとスプリングの特製が合ってないのか、低周波数の振動つまり道路のうねりとかはスプリングが動かずにボディ全体がゆすられる感じになります。
ダンパーが固いせいなんでしょうけど、アライメントも関係しているのかなぁ...。もう少し様子見ですね。

サイボーグ

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
主演のジャン=クロード・ヴァン・ダムがサイボーグ役なのかと思ったら、スーパーモデルのデイル・ハドンがサイボーグ役をやっていて、そのサイボーグをヴァン・ダムが守るというか助ける感じですね。
製作が1989年ということで、まだCGに掛かるコストが非常に高い頃のせいか、CGはあまり使われていません。
舞台はマッドマックスの世界をそのままパクった近未来です。悪役達の格好もほとんどそのまんまです。しかし風呂には入らなくともヒゲだけはちゃんと剃るんですねぇ。

閉店セールス

ディスクピア梅田店が閉店することになり、そのための処分セールスを昨日から開始。
思わずDVDを10枚も買ってしまった。観る暇があるかな。
CDの方までは探す気力なし。

2004年8月7日土曜日

Lound'N' Proud vol.3

於:京都 VOX HALL 8月5日
めでたく3回目を迎えたこのイベントですが、今回は BonnKelly の出演はなく、ちょっと寂しかったです。が、木曜日というのにも関わらず、ほぼフルハウスに近い状態で、盛況でした。
私が着いたときには「セブンスアベニュー」というバンドのステージが始まったばかりでした。このバンドはバンド全員のリズムとチューニングがしっかりと合っていて、なかなか気持ちよく聴けました。
ドラムの子が結構うまかったんだけど、残念ながらリズム感は日本人のリズム感で、もう少し溜があればなぁと。とはいえ、ドラマーが溜めても、他が着いていけないとどうしようもないんですけどね。前に聴いたことのあるバンドで、ドラマーが黒人並の late timing なリズムを刻んでいて、おお!と感動したのですが、ベースとギターが時々付いていけず、バンド全体のリズムが怪しくなってたことがありますし。
で、その後が主催の Bonn 氏がプロデュース&ドラマーをやっている ios というバンドです。撮影を頼まれていたので、S2Proをカバンからだし、聴きながらの撮影。う〜ん、やっぱりもう1つ長いズームを買わなきゃ、と思いつつ、女性独特の透明感のあるボーカルを聴きつつ、楽しんでまいりました。
仕事帰りで疲れていたせいか、7月は諸事情で撮影を全然していなかったせいか、撮りながら手ブレだらけやなぁと思っていましたが、帰宅してPCで確認にしたらやっぱり手ブレが酷すぎ。やっぱり手ブレ防止機能付き70-200/2.8を買わなきゃならないか。
この後のバンドも聴きたかったけど、次の日の予定を考えて、さくっと帰宅。

2004年8月6日金曜日

御三家の黄金

徳間文庫刊 南原 幹雄 著
尾張、紀州、水戸の徳川御三家に、家康が万が一のために残した財宝を巡る物語です。
今でも徳川の埋蔵金というのは時々話題になりますが、もしそういうものがあったとしても、元禄以降逼迫した藩や幕府の財政を救済するために、この物語のように掘り出されて使われてしまっているのでしょうね。
かなり分厚い本ですが、読んでいて飽きないように展開が小気味よく工夫されています。読むのにもっと時間が掛かると思いましたが、あっという間に最後まで読んでしまいました。


2004年8月3日火曜日

Sexy Venus MONTHLY 美H女神 Volume.2 吉沢萌

先月発刊になった美H女神シリーズ、きみかおねーさまに続いての第2弾は吉沢萌ちゃんです。って、誰?(笑)知らないんですが、表紙の衣装が面白かったので、撮影がZIGEN氏なので買ってしまいましたが。
表紙のキャッチの「あなたの電脳玩具にある」というのに相応しい衣装は表紙の衣装だけで、他は普通にセクシーなビキニとかドレスで、どうせならもうちょっとこのコピーに相応しい衣装を着て欲しかったという気もしますが。でも撮影に使ってみたい衣装がいくつかあって、これはこれでいいですけどね。
まだ20歳ということで、色気ではきみかさんに負けておりますが、まあ頑張ってるかな。

2004年8月2日月曜日

吉本多香美 DAYLIGHTS

竹書房刊
先日も書きましたが、吉本さんって差ほど美人てわけでもないし、スタイルが素晴らしいという程でもなく、見た目的には派手さのない普通の人なんですよね。でもなんか妙に雰囲気があって好きなんです。
これもBookoffで買ってきたんですが、写真集はあまり売れているわけでもないから、見つけられたのはラッキーだったんでしょうね。
今まで私が見た吉本さんの写真は、週プレのグラビアで中村昇氏の撮影だけだったのです。が、この写真集は巨匠沢渡朔氏が撮影しています。カメラマンが違うので、女優吉本多香美の解釈もかなり違っていて...私が期待していたのとは違っていました。
吉本さんの妙に男を惹き付ける色気というよりは、健康的なお色気という感じの写真がほとんどです。

くるすゆみ ∞MUGEN

音楽専科社刊
久留須ゆみの3冊目の写真集になります。3冊共流行の着エロというふれこみで、3冊目ともなるとかなり過激なのかと期待してBookoffで買ったのですが....普通のビキニやん(苦笑)一応着エロぽいのも若干ありますけど。
インリンや藤川京子に比べるとかなりぬるいです。

重力が衰えるとき

早川書房刊 ジョージ・アレック・エフィンジャー著
カバー裏の作者近影がアラブ系の姿だったので、アラブ人のSF作家とは珍しいなと思い買ったのですが、作者は生まれも育ちもアメリカ合衆国でした。物語の舞台もイスラム教圏のとある国なので、訳者あとがきを読むまですっかり騙されていました。アラブ系アメリカ人なのかも知れませんが、その辺りは書かれていませんし。
タイトルからすると重力ものの宇宙SFかと思いきや、内容は全然重力に関係なし。近未来SFなのですが、SFスタイルの探偵物という感じです。
ストーリそのものは非常に面白いです。アラブを舞台にして、イスラム教徒の日常についての詳細な記述も目新しく、興味深く読めました。発表当初からかなりアメリカのSF界では絶賛されていたようですが、さもありなんと思いました。

2004年8月1日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌から

1シリーズの正式発表を受けて、各誌とも1シリーズのレポートが大々的に扱われています。残念なのは、どの雑誌もBMWからの広報を丸写しにした記事や同じレポータの試乗記が中心で、独自の記事がほとんど見受けられないことでしょうか。まあ独自の記事を書こうにも、資料がなければどうしようもありませんが。
1シリーズ以上に、新型ポルシェ911の記事が多いですね。どの雑誌も「完成域に達したと思っていた996から、信じられないくらい進歩している!」と、どの雑誌も絶賛しています。車は一体どこまで進化するのでしょうか?
それはともかく、年末には1シリーズの5ドアが日本国内で発売のようですが、3ドアはいつ頃になるのでしょうね。3ドアクーペの高性能版M2に密かな期待を寄せているのですが、まだ後3年くらい先みたいなので、それまでは今のtiをしっかりとメンテナンスして延命を図りたいと思います。
問題はM2が、私が購入可能な価格で発売されるかどうか、ですが。

2004年7月31日土曜日

【メンテナンス日記】ダンパーとアッパーマウント交換

購入後丸7年が経ち、走行距離も4万kmに近づいてきました。
2万kmを過ぎた辺りから、リアが落ち着かなくなりダンパーの劣化かなと気になってはいたのですが、お金も掛かることからなかなか交換をする決心が付かずにいました。
昨年ローンも払い終わり、買い替えたくなる車がないことから、年末にホイール交換、そして今回はダンパー交換と、くたびれた消耗品を交換して延命にお金を掛けることにしました。

ということで、先日のオフ会の集合場所がRedHot大阪の近くだったため、早めに家を出てRedHotさんで足回りの交換について色々と相談し、見積もりをして貰いました。
そのせいでオフ会には遅刻してしまいましたが (^_^;;;;
車高を落としたくないことから、相談の末、スプリングはそのまま使用することとしました。
ダンパーに何を選ぶかで色々と調べて、スプリングがそのままならモンローがいいかなと思ったのですが、「荷物を載せた時にちょっと...」ということでザックスに。
ところがti用の在庫が日本にはなく、本国発注で納期が3〜4ヶ月掛かるということで、結局ビルシュタインにしました。
ビルシュタインといえば、倒立タイプで有名ですが、倒立タイプというのはその構造上曲げ剛性は高い代わりにフリクションが大きいという欠点があります。
レース走行するわけでもないですし、どちらかというと人を乗せたり荷物を載せたりしたときの、微少入力での制振性に重点を考えて、値段の安い正立タイプにしました。
後はアッパーマウントとスプリングの押さえ部分に敷くゴムなども新品に交換です。
アーム類のブッシュも新品にしようかと思ったのですが、走行距離がまだ少ないから点検してから決めた方がいいですよ、とのことで、交換時に調べて貰うことにしました。
部品を注文して貰って、届いたという連絡を受けて、本日交換となりました。
交換に時間が掛かるということで、交換の間は代車を借りてちょっと買い物に行っていましたので、交換中の写真はなしです。

しかし久しぶりにトヨタ車に乗りましたが、やっぱりBMWに乗り慣れていると怖いですね。
ワゴンだったせいか、ブレーキがまともだったのが幸いでしたが。
取り外した部品は、意外と綺麗でまだまだ使えそうな感じです。
ダンパーも手で押して見ましたが、かなり固く、それ程ヘタっている感じではありませんでした。

交換時の走行距離は、39,341kmです。
派手な黄色がホイールハウスから覗いています。
交換後、店を出る時点で、あれれ?というくらい違っています。
今ままでちょっとした段差を超えるのでも、ゴツ〜ンという振動があったのですが、コッという程度で、振動の時間が非常に短くなっています。
はっきりいって新車の時よりも振動が少なく、乗り心地がいいです。
BMWとはいえ、ノーマルのダンパーはコストが安いものが付いているということなんでしょうねぇ。
この状態でしばらく走った後、アライメントを調整して貰う予定です。

2004年7月29日木曜日

S3Proが正式発表

されました。RAWファイルサイズが倍になるという話もあったけど、結局12bitを14bitにすることで対処した模様。

2004年7月27日火曜日

ANTHEM : ETERNAL WARRIOR

発売元:ビクターエンターテインメント
やっと買って来れた。最初の3曲は、先行発売のシングル収録曲そのままです。う〜ん、これまでは先行シングルには、アルバムに入っていない曲が1曲は入れられていたんだけどなぁ。
という不満はありますが、そんな不満を吹き飛ばしてしまう内容です。
8月のライブに行きたいが、果たして行けるだろうか?つーか、意地でも行ってやるわい!!

2004年7月26日月曜日

【メンテナンス日記】12ヶ月点検

7年目の12ヶ月点検を受けてきました。
特に問題はなく、定期交換部品を交換したくらいです。
交換する部品は、事前にディーラーに行って、何が必要かを相談して決めています。
入庫時の走行距離は、39,292kmでした。昨年の車検時から、5,403kmしか走ってません。

項目作業CD/部品No.作業項目/部品名工数/数量単価金 額
A:12ヶ月法廷点検整備(0004)
18530100BMW1年点検2185017,850
A1:Vベルト 摩耗劣化の為 交換(1122)
21128510オルタネータードライブベルト交換38502,550
36452505コンプレッサーのドライブ ベルト交換1850850
411281437369ファンベルト 6PKX17335,10015,1005,100
511281743193ファンベルト 4KX8892,90012,9002,900
A2:ブレーキ オイル 交換 <<BMW指定定期交換部品>>(3444)
63400525ブレーキフルード交換(ABS/ASC+T)48503,400
783130139902ブレーキフルード DOT4 1L1,80011,8001,800
A3:クーラント交換(1702)
80012520クーラント交換(定期点検時)28501,700
983519407862アンチフリーズ 1.5L2,22012,2002,200
B:A/Cのガス量点検(9999)
工賃合計額26,350その他費用0
部品合計額12,000
その他課税額0
合計金額38,350
消費税額1,917ご請求金額40,267
交換したのは定期的に交換する部品で、ファンベルトとクーラントはもう1年待ってもよかったのですが、車検の時に一度に費用が掛かるよりは、分散させる方が支払いが楽なことと、下手にケチってトラぶるのも嫌ですし、交換して貰いました。
特に異常はないと思っていたのですが、帰ってからドアのリモコンが効かなくなっているのに気が付きました。点検に出すときには予備のキーで行ったのですが、これはずっとほったらかしだったので、リモコンが効かないのは電池がなくなっているからだと思い、ディーラーにもその旨を伝えておいたので、ディーラーの責任ではないです。いつも使い方のキーのLEDはちゃんと点灯しているから、電池ではなさそうですが、一応キーの電池を交換して見て、駄目だったらまたディーラー行きですね (-_-;;;;

2004年7月25日日曜日

【BMW雑記帳】1シリーズ試乗記

今月のBMW COMPLETEに1シリーズの試乗記が掲載されています。日本での発売が待ち遠しいですね。
新しいBMWのエンジンについての解説も載っているのですが、今度の6気筒はなんとマグネシウム合金を、ブロックに使っているとのこと。シリンダー回りはアルミ合金で、それを鋳込む形でマグネシウムが使われています。これによりエンジン重量がコントロールユニットを含めて、171kgから161kgに軽量化できたそうです。ブロック単体での重さがどれくらい変わったのかが気になりますが。


今日、12ヶ月点検のため、家の子をディーラーに預けてきました。
購入してから1度も交換していないファンベルトの交換、3年前に交換した冷却水の交換、2年前に交換したブレーキオイルの交換を頼んできました。
事前に見積もりして貰っていた値段通りであれば、点検整備費用込みで、5万円ちょいくらいで収まる予定です。他に何か異常がなければ、ですけどね。
来週はダンパーを交換しに、RedHot大阪に行く予定です。
先週、色々と相談して、
・バネはノーマルのままにする
・ダンパーはザックス
・ダンパー回りのゴム類は、純正部品で一式交換
・アームのブッシュ類は交換時に点検して、駄目そうなら交換後しばらくして行うアライメント調整時に実施する
というのがいいだろうということになりました。
が、ザックスは日本に在庫がなく、ドイツから取り寄せなので納期が3〜4ヶ月掛かるということで、結局定番のビルシュタインに変更。ビルシュタインといえば倒立ダンパーなのですが、値段が高いのと、倒立型はフリクションが大きいという欠点が気になるため、正立型の方にしました。
来週の交換が楽しみです。

ほしのあき スポエロ七輪

今月のバンプームックは ほしのあき です。
表紙見れば一目瞭然ですが、アテネオリンピックのパロディなのですが、剣道はオリンピック種目でしたっけ?
袋とじがビキニでローションまみれなのですが、これはどうみてもオリンピックとは関係なく、カメラマンか編集者の趣味ですな。それだけに彼女のファンなら、この袋とじだけでもお金出して買う価値はあるでしょうね。
しかし彼女、背も割と高く、ウェストも佐藤寛子以上にキュッとくびれているのに、それを活かしたカットがほとんどないんですよねぇ。丸顔だと身体もぽちゃっとしてるように錯覚するのですが、この子は身体はスラッとしてるけどバストとヒップがムチ、という世の女性達の理想を現実化したような体付きなのに。
この衣装や企画は、本当にむっちりした体付きの子用という感じがします。

2004年7月23日金曜日

FABULOUS MAX kyoko kano / mika kano

扶桑社刊 大川 直人 撮影
叶姉妹の写真集です。恭子、美香それぞれが100ページの2冊組になっています。
恭子さんがアンダーヘアを剃って入れたという、秘部近くの蝶の入れ墨の写真が見頃と、週刊ポストには出ていたのですが、ちょっと肩すかしを食らいました。米国プレイボーイ誌のプレイメイトのおねーさん達が、もっともっと際どい所に入れているのをよく見るので、う〜んこんなものかという感じで。
写真自体は綺麗です。恭子さんがセクシー&ゴージャス系、美香さんが可愛いキュートな感じでまとめています。それぞれのキャラそのままですが。
それにしても、確か恭子さんがそろそろ40になるんでしたっけ?美香さんも30代後半になると思うんですが、肌もスタイルも全然衰えが見えないのは凄いですね。恭子さんのTバックでの後ろ姿など、ヒップがキュッと締まっていて、上を向いてるんですよね。普通の女性だと20代半ばでこれが垂れて来るんですが、それが全然ない。
バストの方はブラをしてるし、ブラなしの写真は手で支えているぽいので、なんとも言えないですが。

2004年7月19日月曜日

葉隠れ三百年の陰謀

徳間書店刊 井沢 元彦 著
九州の覇者であった龍造寺家から、主家としての地位を奪い取った鍋島家にまつわる物語です。
家老が主家を乗っ取るというと、織田家も豊臣家も徳川家も同じなのですが、鍋島家では「葉隠れ」という教科書まで作って、家来達に鍋島家への盲目的な忠誠を刷り込むということをしています。
しかし後ろめたさがあるのでしょうね。龍造寺家の菩提寺が建立され、鍋島本家よりも立派であるというのは。
この部分を読んで、これの直前に読んだ出雲王国の謎で、出雲神社は何故に豪勢な造りになっているのか?を連想しました。
ひょっとすると、天皇家の先祖は大国主命の家来だったのかも知れませんね。龍造寺家=大国主命、鍋島家=天皇家という感じで。

古代出雲王国の謎

PHP文庫刊 武光 誠 著
今の日本は、天皇家の祖先が出雲の大国主命から国を譲り受けて、成立しているのですが、ではその出雲という国はどういうものだったのかは、歴史から抹殺されており、謎なわけです。
元の出雲という国が、現在の出雲地方だけではなく、非常に広い地域を支配していたのはまず間違いないのですが、どのくらいの範囲かは判っていません。
国譲りの時に、大国主命の子である武御名方神が戦いに敗れて、諏訪まで逃げそこで降伏するという話があり、武御名方神を奉る神社があります。これなどは、出雲政権の支配がそこまで達していたことを示すものだと思うのですが、残念ながらそれについては何も書かれていません。
本書はその謎の出雲王国について、色々と資料を検討しているのですが、残念ながら謎を解明するところまでは行っていません。まあこういう謎は1つ解明されると新たな謎が3つも4つも出てくるのですから、仕方ないですね。
私の家の割と近くに「佐太神社」というのがあって、どういう神様なのか不思議だったのですが、出雲の神様のようです。詳しいことは書かれていませんけど。またずぐ近くに「蹉蛇神社(正確には蛇は足編ですが、PCでは表示できない)」というのがあり、「さだ」と読むのですが、これも元々は「佐太」だったのかも知れません。菅原道真が太宰府に流されるときにここで休息を取った、というのが神社の成り立ちなのですが、元々神社のあったところで休息をしたと考える方が納得できますし。

2004年7月18日日曜日

【BMW雑記帳】修理の相談はディーラーか専門店で

壊れたけど修理代はいくらかかるとか調子がおかしいが何が原因でしょうとか、そういう相談をユーザーコミュニティでする人が多いのですが、そういう相談は素人にせずにちゃんとディーラーか専門の修理工場に行ってするべきです。
大体プロだって現車を見なければ判断を下せないようなことを、素人にごく曖昧な説明だけで答えて貰おう等という考え方が、どうかしています。
見積もりや相談に行くだけなら費用は掛かりません。あちこち検索してBBSに書き込んだり、メールしたりする暇があるなら、とっととディーラーへ行きなさい。
何度も書きますが、ディーラーが高いなんてのは幻想です。ちゃんとサービスの窓口に行って、状況をきちんと説明し、サービスの人とじっくりと相談して見て下さい。それをせずに、予算も含めてお任せにするから高い請求が来るんです。そういうことをしてたら、国産車だって馬鹿高い請求が来ます。
大事なのは、きちんと親身になって相談してくれるディーラーや修理工場を見つけることです。ネットで相談するのなら、こちらの方の相談をするべきです。
まあ、ここでこういうことを書いても、困ったときにだけ検索して来るだけの人達は、読むことはないんでしょうけどね。

2004年7月17日土曜日

月刊 佐藤寛子

撮影:藤代冥砂
今月の月刊は、くびれの女王、佐藤寛子です。
3D写真が眼鏡付きで付いています。けど眼鏡まで付けているのに、3D写真はたった3枚小さいのがあるだけです。ちなみに私は並行方で、3D眼鏡なしで立体に見ることができました。けどこういう3D写真って、浮き出ては来るけど、本当の意味での立体には見えないんですよねぇ。なんか違うぞって感じで。
んでもって、写真は藤代さんらしい前衛的な撮り方で、可愛くもないしかっこよくもないしエロっぽくもないし色っぽくもないし綺麗でもない、変な撮り方です。こういうのはなんて言ったらいいんでしょうね?
月刊シリーズは、こういう前衛的な撮り方が多いので、今まであんまり買ってないんです。それでも数えたら、今号を含めて8冊+井川遥の増大号買ってますが。59冊の内9冊だから、まあ少ないでしょうね。
今号は書店で見たときに袋が被せられていたので、中身も見ずに買ってしまいましたが、見てたら買わなかっただろうな。

2004年7月16日金曜日

花のお江戸は闇となる 真説・徳川実記

光文社文庫刊 町田 富雄 著
徳川四代将軍家綱から七代家継までを描いた歴史小説です。
四代から七代までといっても、話の主人公は六代家宣です。
実際にあったことを忠実に描いてると思いますが、犬公方で有名な五代綱吉の治世には、立て続けに天変地異が起こっていたのですね。
これが天皇であれば、天変地異が続いただけで「不徳の致すところ」となって退位するのですが、将軍となるとそう簡単には隠居できないようです。綱吉の母が栄華に固執して、とても引退など許して貰えなかったのでしょうけど。
家宣は将軍になってから4年後に亡くなっているため、あまり歴史小説や歴史ドラマには登場しないのですが、この小説を読む限りではかなり魅力のある人物のようです。新井白石を重用していることからだけでも、納得のいくところです。

2004年7月14日水曜日

【BMW雑記帳:番外編】Driver 別冊

ヤエスメディアムック100 STYLE BOOK vol.14 究極を手に入れる DRESS UP & LIGHT TUNING GUIDE BMW E46/36 3 Series
なるムック本が発刊されています。
最近出ているこの手の本では、内容が濃い方で、1,500円の価値はあると思い、買ってきました。

2004年7月12日月曜日

テンダーワールド

講談社文庫刊 藤木 稟 著
近未来SFです。遺伝子と電脳空間がテーマになっています。DVDで似たような近未来社会を舞台にした「GATTACA」を見たところなのですが、内容的には全く違っています。
完璧な遺伝子を持つ「新しい人類」が誕生し、遺伝子はそこで進化を止めてしまうというのが、メインのテーマになっています。遺伝子に目標があるのか、究極の遺伝子というのは存在し得るのか、は非常に気になるところですが、アイデアとしては非常に興味深いです。
ストーリは非常に面白いです。モーゼの話を絡ませているのですが、ストーリには直接的には関係なく、そんな話を挿入する必要があったのかが気になるのですが、メインのストーリは素晴らしいできです。分厚い本にも関わらず、一気に読んでしまいました。

2004年7月11日日曜日

【BMW雑記帳】ランバーサポート買いました

特選外車情報F・ROADに「BMW3シリーズを手に入れろ!!」と題して、E36中古車の購入に関する特集が出ています。他にも中古車専門誌で3シリーズを中心とした小特集がありますが、中古車としてはE36は値頃感もあって、今が旬なようですね。
ちなみにメインの特集はベンツの新SLKです。Z4に負けじと、色々とやってきてくれています。個人的には、もし2シータを買うとするなら、Z4よりSLKの方が欲しくなるくらいです。まあ2シータは買うことはないでしょうけど。

Club-tiのBBSの書き込みがきっかけで、オランダのTENPURというメーカーのランバーサポートを購入してみました。ついでに枕も一緒に。
枕はサイズをLにしたのですが、ちょっと大き過ぎたかもしれません。使っている内に変形してフィットするようになるらしいので、まだ何とも言えませんが。
ランバーサポートは、近所をちょっと走っただけなので、まだ何とも言えない状況です。お尻の頂点が前に出て、シートのまだあまりへたっていない部分に当たるようになったので、新車時の座り心地にはなりました(笑)お尻が前に出た分、シートを下げて、そうすると手が遠くなるので、シートバックを起こして、とシートポジションを調整している段階です。夏の内に長距離を走る予定があるので、その時に期待です。

PRIVATE 熊田曜子

ascom刊 今村敏彦 撮影
PRIVATEというタイトルですが、あくまで曜子ちゃんのプライベート風で、実際のプライベートをスナップしたものではありません。まあ当たり前ですが。
プライベート風な写真なので、エロい格好やポーズはないです。まあ衣装はビキニが大半ですけど、健康的で明るい女性の日常生活という感じの写真ばかりです。
いや〜でも、この子、ほんとうにいい女ですわ。笑顔の可愛らしさは一品ですね。

GATTACA

発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
「買えば買うほど半額」キャンペーンで買ってきた3枚の内の最後の1枚です。しかし、このキャンペーン、4枚目以降は半額にならないということです。どんどん半額になるのだと、2枚の値段で無限枚数が買えますからね。しかし、4枚目からは一律1/4なのか、また正価になるのか、いまいち不明です。
本作は、DNA検査がその場ですぐにできるようになった近未来のお話です。DNA検査の結果ですべてが決められ、努力とか可能性とかはDNA検査ですべて切り捨てられる、という社会が舞台です。
作品のテーマとしては、遺伝子と能力は無関係なんだ、ということです。後は、見てのお楽しみ。
Kill Bill主演のユマ・サーマンが好演しています。どこかで見たようなおねーさんやなぁ、と思っていたら彼女でした。Kill Billとは役柄の性格が全く違うことと、7年という時の流れのせいでしょうか、見違えてしまいました。

2004年7月10日土曜日

レプリカント

発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
先日書いた「ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン」と共に、「買えば買うほど半額」キャンペーンで一緒に買ってきた作品です。これも主演がヴァン・ダムで、ミッキー・ロークが熱血刑事役で競演しています。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムって、アクション俳優で演技に関しては、あまりうまくないというか素のままを演じているという印象があったのです。が、この作品ではオリジナルの冷血な連続殺人犯と子供のような無垢のレプリカントを、うまく演じ分けていて、顔はそっくりなのに全く別人のような印象を与えることに成功しています。
これだけ性格も雰囲気も違う役を演じ分けられるということは、ヴァン・ダムは意外と演技もうまいのかもしれませんね。

サブラ別冊 スパイシー・ガール 杏さゆり

撮影:渡辺達生
アイドルとしては正統派になるんでしょうね。美形なのに可愛い感じというのは珍しいですね。普通これだけ顔立ちが綺麗だと、キツク感じるものなのですが、彼女の場合は幼い感じではない、女らしい可愛らしさを感じさせる顔立ちだと思います。
それに加えて、目の焦点が合ってないというか、下からすがるような目つきでカメラを見るので、妙に妖しい感じがするのです。唇も厚くてみょ〜にや〜らしい感じで。
インタビューで子供の頃はいじめられっこだったそうなのですが、「私を無理矢理襲ってめちゃくちゃにして」とでも訴えかけるような、目つきと表情とポーズで迫ってきています。実物が目の前にいたら、本当に襲いかかってしまいそうな目つきだ。
露出度は普通の水着なので、最近流行の着エロを期待している人は残念ですが、この子の目つきと表情のいやらしさは露出度を超越してると思いますよ。

2004年7月8日木曜日

逆転世界

創元SF文庫刊 クリストファー・プリースト著 安田 均 訳
創元社の「SF・ファンタジー復刊フェア」で復刊された1冊です。元々はサンリオSF文庫で発刊されていたようです。
プリーストの作品は、高校生の頃に読んで、非常に感銘を受けた憶えがあって、その珍しい名前(姓が「聖者」)と共によく憶えていました。店頭でプリーストの名前を見つけて「おお!プリーストだ!」と、即手に取ったほどですから。
本書もなかなか面白いストーリで、読むほどに引き込まれていきました。最後の落ちが、ちょっと「んん?」という感じもしないではないですが、アイデアは非常に面白いです。
最近はこういうハードSFと言われる分野の作品が、なかなか出てこないので、読んでいて楽しかったです。

2004年7月7日水曜日

TEN : RETURN TO EVERMORE

発売元:マーキー・インコーポレーティド
販売元:ビクターテンタテインメント
2年半振りのTENの新作は、ギタリスト交代後の初スタジオアルバムになります。リリース間隔の短さを誇るTENですが、久しぶりのアルバムとなったのは、ギタリストが交代したことよりも、ゲーリー・ヒューズのソロ・プロジェクトがあったからでしょうね。
元々、曲のほとんどはゲーリーが書いていたので、ヴィニーが脱退した影響はあまりないようで、TEN独特のメロディアスで叙情的な世界が広がります。TENのファンなら、納得の1枚でしょう。

2004年7月6日火曜日

六翼天使 Seraphim : 愛

発売元:キングレコード
台湾のHR/HMバンドSeraphimが、彼等としては3枚目のアルバムで、日本正式デビューになりました。2年前に台北に観光旅行で行き、タワーレコードで台湾のHR/HMバンドのオムニバスCDを購入し、その中でこれは!と感じた六翼天使のフルアルバムが聴けるのは非常に嬉しいです。
オムニバスを入手してすぐにネットで検索したときには見つからなかったのですが、その時はまだ1stアルバムを台湾で発売していただけだったようです。その直後に英語版を欧州で発売し、日本でも輸入盤店では入手可能だったようです。検索を諦めたのが早過ぎた。
欧州で1st, 2ndの英語版を発売して、デビュー済みで、日本でも密かに話題になっていたことでも想像できると思いますが、楽曲も演奏もレベルは高いです。かといって、いたずらに技巧に走ることもなく、しっかりと曲と歌を聴かせるアレンジで、うまさを感じます。
アジアのHR/HMバンドが欧米でデビューするというのは、なかなかないのですが、彼等には是非頑張ってバンドを続けていって欲しいと思います。


台湾は意外とHR/HMが人気があって、欧米のHR/HMバンドのCDも、ちゃんと現地向けにプレスされたものが販売されていますし、地元のバンドも結構いるようです。いかんせん、台湾の人口が絶対的に少ないので、パイが限られてしまうんですよね。
その点、日本は人口が多いから、売れればそれなりに稼げます。まあライバルもその分多いですけど、売れても国内だけでは全然稼げない国で頑張っているのに比べれば、まだ恵まれてますよね。

2004年7月5日月曜日

VOODOO HILL : WILD SEED OF MOTHER EARTH

イタリアの天才ギタリスト、ダリオ・モロと神の歌声を持つグレン・ヒューズのユニット、Voodoo Hillの3年振りのアルバムです。
いやもう何も言うことはございません。HR/HMファンなら、何も言わず買って聴いて下さい。

ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン

発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
帰ってきたユニバーサル・ソルジャー、ということで一度死んでからユニバーサル・ソルジャーとして蘇ったリュックは、博士の手で普通の人間に戻り、結婚して子供もできます。
その後、博士の研究に協力して、新しいユニバーサル・ソルジャーの開発を行います。
というのが、この物語の背景ですね。ここから物語が始まるわけでもありますが。
しかし、リュックを普通の人間に戻せたのなら、新しいユニソル(ユニバーサル・ソルジャーをこういう風に略して呼んでいました)を開発するよりも、死亡した戦士を生き返らせる研究をした方がよくないかい?いやまあ、それじゃあストーリになりませんが(笑)
それにしても米国では、警備員とか用心棒やっている人達は、筋肉ムキムキの大男が多いですね。ロード・ウォーリアーズ並の連中が次から次に登場して、暴れまくってます。主人公のジャン=クロードが貧弱に見えるんだもんなぁ。

007 死ぬのは奴らだ

前回、「黄金銃を持つ男」がロジャー・ムーアの1作目と書きましたが、本作が1作目でした。お詫びして訂正致します。
2代目ボンド主演の「女王陛下の007」の後に、ショーン・コネリーが1度復帰し、その次が本作ですね。ということで、コネリー・ボンドは6作、ムーア・ボンドが7作ということで、ムーア・ボンド作品が1番多いということですね。
本作は、主題歌をポール・マッカートニーが担当しています。007の主題歌はこれ以前は、同じ人がずっと担当していたのですが、この作品以降、製作の度に主題歌をオーディションして決めるようになったそうです。
またボードがジャンプすることでも話題になり、公開当時のTVニュースでジャンプシーンが放映されたことを憶えています。
本作で登場する保安官は、次作でも登場しますね。またCIAフィリックスとクルーザーの船長は、ティモシー・ダルトンの作品で再登場します。役者さんが代わっても、映画の中のキャラクターは不変なので、辻褄合わせは大変でしょうね。007だけが歳を取らないのだもの。

2004年7月4日日曜日

重力への挑戦

東京創元社刊 ハル・クレメント著 井上 勇 訳
SF古典名作の復刊フェアの1冊です。
高重力だけれども高速な自転のため、赤道付近と極付近で重力が大幅に異なる、そろばんの球型をした惑星の物語です。
メタンの海と水素を中心とする大気という環境で生息する知的生命体に、極付近に墜落した地球の探査船の記録装置回収を依頼するというストーリーで、なかなか面白い展開でした。
科学技術の発展に関しては、物語より現実の方が追い超してしまった今でも、話の展開そのものは古びていないと思います。
異星人が人間臭すぎる、というのはこの作者の作品の特徴みたいですが、まあそれが物語の面白さを引き出すのに一役買っていることは間違いないでしょう。

【BMW雑記帳】サスキット選び

今月は、またまたオートジャンブルを買ってしまいました。
モーターマガジンが、ドイツ車特集をしていたので買おうかとも思いましたが、結局止め。

本日、走行距離が39,000kmを超えました。6年乗っていて、この距離なので少ないですね。とはいえ、そろそろダンパーが抜けてきていて、気になっています。ブッシュやマウントのゴム類も、6年も経てば硬くなってゴムの機能を果たしていないはずです。
ということで、サスを入れ替えるのに何にするかを色々と物色中です。
純正のMテクサス以上に車高は落としたくないのですが、Mテクは高いのですよね。ビルシュタインやザックスのセットが2回入れられるくらいで。とはいえそのビルやザックは、車高が私の希望からすると落ちすぎです。
取り敢えずは、
・バネはそのまま使うかアイバッハにする。
・ダンパーはモンローのトラックセンサにする。
という方向で行こうかなと。
これに足回りのブッシュ類やアッパーマウントの交換を加えたら、どれくらいになるのやら。できればエンジンとミッション、デフのマウントも交換したいですが。

Phase OneがS2Proに対応

サードパーティ製RAW現像ソフトととして名高いPhase One の C1が、S2Proにも対応しました。
S2Proは富士独自のハニカムCCDのため、対応しているRAW現像ソフトはあまりないのですよね。
お試し版もあって、ちょっと試してみましたが、ProとSEはRAW現像そのものの機能は同じですね。バッチ処理とか画像編集とかの機能に違いがあるみたいです。
私的には、純正のRAW Converterでは、「高」か「普通」の2段階しか選べない彩度の調整が細かくできる機能が欲しいなと思います。
Proはちょっと値段が高いから、SEを買ってみようと思います。

Sexy Venus MONTHLY 美H女神 Volume.1 吉野きみか

今月創刊されたムック形式写真集の第一弾は、超絶美形女優の「吉野公佳」改め「吉野きみか」の3年振りの写真集です。
ネット写真集やDVDも同時に発売になっている模様です。
彼女が改名したことを知らなかったことと、高校生くらいの時のイメージが強くて、表紙の写真を見ながら「あの吉野公佳きだよな〜。こんな顔だったっけ?」などと思ってしまいました。
表紙もそうですが、前半は濃いアイシャドーでケバイ感じのメイクで、ちょいおばさんぽいというか実年齢より5歳くらい老けて見えますね。後半の普通のメイクでは、昔ながらの超絶美形振りを発揮していますが。
今年で三十路になるそうで、20代最後の写真になるでしょうか。井ノ元浩二氏の撮影で、色っぽい衣装とエロっぽいポーズで頑張ってくれていますが、綺麗な感じの写真に終始しています。美形過ぎて、何をやっても綺麗で美しい雰囲気にしかならないというのも、凄いですが。

強殖装甲ガイバー22巻

ここ2ヶ月、連載が休載になっていましたが、原因は新刊発売の手直しのためだったのでしょうね。

2004年6月30日水曜日

週プレ:吉本多香美グラビア

吉本さんも今年で33歳になるんですね。以前から週プレのグラビアで見るたびに、もの凄く雰囲気のある女性だなぁと思っていましたが、三十路になってそれに益々磨きがかかっているような。
撮影が中村昇氏なのですが、吉本さんの時はいつも中村氏が撮影されていますね。きっとお気に入りなのでしょう。いいモデルは他人に任せずに自分で撮影してるみたいです。
#中村氏は集英社の写真部部長で、集英社の各雑誌の撮影の統括をされているのです)
彼女は際だった美人でもナイスバディでもないですが、妙に人を惹き付ける魅力を持った方ですね。誰が見ても判るような魅力とは違うので、本人もあまり自覚はないようで。
こういう外見は地味だけど、内から滲み出る雰囲気のいいモデルがいるのだけど、本人は自覚がないからなかなか撮影させてくれないのは悲しい (;_;)

SPORTS ILLUSTRATED - KNOCKOUTS

サブタイトルに "FIVE DECADES OF SWIMSUIT PHOTOGRAPHY" とあるとおり、米国スポーツイラストレーテッド誌の50年間に渡って掲載された水着写真を厳選した写真集です。
SI誌の水着特集は毎年日本でも話題になるくらい有名なものなのですが、まだ見たことはなかったので、買ってみました。
たまたまアマゾンを覗いたら、Playboy誌の50周年記念写真集を買っていたせいか、お薦めの一番にこれがありまして、値段もこの手のハードカバー写真集の割には安いので、買ってしまいました。
中は水着というよりは、セミヌードという方がいい写真が結構多いです。アメリカの一流モデル、例えばシンディ・クロフォード、がセクシーな水着を着ているので、なかなか見応えがあります。
一流雑誌の写真なので、エロくはないですが、芸術風で綺麗すぎるということもないです。女性が見ても大丈夫だけど、それなりにセクシーさのある感じですね。
50年間の集大成とはいえ、'80〜'90年代の写真がほとんどです。写真の勉強にするには、ちょっと古びた感じもありますが、水着写真の基本的な撮影方法の勉強にはいいと思います。

2004年6月29日火曜日

DREAM THEATER : METROPOLIS PT.2: SCENES FROM A MEMORY

発売元:ワーナーミュージックジャパン
HMVのセールで買ってきた3枚の内の最後の1枚です。'99年発売のがそのまま売れ残っていたようです。
コンセプトアルバムというか、アルバム全体が一つのストーリを語る形になっています。Part 2 (PT.2)とあるのは、Part 1が存在するからですが、そちらは通常アルバムに納められた1曲(とはいえ大曲ですが)なのに対して、part 2はアルバム丸々1枚の組曲になっています。
キーボードが交代した直後のアルバムですが、DREAM THEATER節はそのままですね。
でも冒頭と末尾が、ピンクフロイドのTHE WALLを思わせる構成になっているのは、コンセプトアルバムの宿命なのでしょうか?

青田典子写真集

ワニブックス刊 渡辺 達生 撮影
ここのところBOOK OFFで写真集を漁るのが週刊というか習慣になってしまっているような。
で、C.C.Girlsのママさん、青田のおねーさまです。タイトルがシンプルに「青田典子写真集」てのが、なんというかベタですね。
1998年刊とちょっと古いですが、彼女が三十路を超えた辺りの頃でしょうか?元々老け顔で、デビューの頃から妖艶な熟女な雰囲気をぷんぷんさせていましたが、相変わらずの色っぽさむんむんですね。
数枚おどけたカットがあるのですが、似合わないのがちょっと悲しいような。本人は可愛らしくおどけたつもりなんでしょうけどね。
こういう若いときから大人びた感じの女性って、可愛くみられたいという願望を持つ人が多いのですが、青田さんはどうなんでしょうか。
こういう三十路の熟れたフェロモンバリバリの女性で、ヌードかセミヌード撮影してみたいですが、これくらいの年齢になるとなかなかモデルになりたいという人はいないんですよねぇ。
今時の30歳って、まだまだ若いんですが。

2004年6月28日月曜日

信長の謎<徹底検証>

講談社刊 加来 耕三 著
織田信長は、日本の歴史上最も有名な人物の一人に挙げられるであろうと思いますが、意外と謎が多いのですね。豊臣秀吉のように出自自体が不明確な人物ならともかく、小とはいえ一国の城主の跡取りであるに関わらず。
その信長と周辺の人々に関する謎を色々と調べ、網羅したのが本書です。とはいえ、それらの謎を解き明かしたというところまでいっているわけではないですが。
まあ信長に関する公的な資料というと、信長公記くらいしかありませんし、この信長公記は大本営発表みたいなところがあって、信長に都合のいい話しか書かれていないというか、都合のいいように捏造された話が多いらしいのですが...その捏造かどうかを判断するための資料が乏しいのですけどね。
ともかく、これだけの信長に関する謎をサーベイした資料としては、一等に挙げられると思います。信長に興味がある方には必読でしょうね。

2004年6月27日日曜日

【BMW雑記帳】今月の雑誌から

X3の日本国内正式発表を受けて、X3の試乗記を掲載しているのが何誌かあります。面白いのは、4WDマガジンでX3の特集していたことですね。BMWとは全然縁がなさそうな雑誌でもBMWが取り上げられる時代になったのですね。X5やポルシェ・カイエンの時も掲載されたのでしょうか?
ゲンロクの今月のスペシャル・ショップがBMWです。
モーターマガジンが、Z4とジャグワS-TYPE Rの比較試乗をしていました。なんかあまりにも性格の違う車で比較ってのも意味あるのかなぁ。

エアフィルタをノーマルに戻し、BMCの純正交換型にしましたが、パワーというかトルクはK&Nのスポーツタイプの方がありますね。ノーマルに戻してから、明らかに遅くなっていて、アクセルを踏み込む量が増えています。
スポーツタイプにしてノーマルより遅いと感じるとすれば、
1.エアクリーナの容量が小さい
2.ラムエア圧が掛かっていない
3.エンジンの熱で暖められた空気を吸っている
などが原因として考えられます。
6気筒用ですが、バンパーの裏から吸うタイプのがあるんですよね。ただこれだとラム圧は掛からないですが。
ラム圧をうまく使うようにしたという謳い文句のだとK&N ラムチャージャが有名なのですが、高いのとE36だとヘッドライトの裏の空気を吸う形になるため、高速領域では効き目がないらしいのですよ。
ということで、その辺りを考えて、色々と探し中です。ちょっと高いけど、RedHotさんのものになりそうですが。

THE MICHAEL SCHENKER GROUP

発売元:東芝EMI
2000年にMSGの旧譜がデジタルリマスターされた時の1枚です。昨日書いたHMVのセールで買っていた中の1枚です。
邦題は「神(帰ってきたフライング・アロー)」というタイトルが付いていて、マイケル・シェンカーがUFO脱退後、しばらくのブランクを経て、自らの名を架したバンドを結成してリリースしたアルバムで、MSGの初アルバムです。UFO脱退後、特に日本ではマイケル・シェンカーは神格化されていたため、このように仰々しい邦題が付けられているのですね。
ハードロック史上でも名盤の一つに数えられるこのアルバムを持っていなかったのは、発売時にエアチェックしてテープがすり切れるまで聴きまくっていたため、昔散々聴いたのをまた買うのもなぁ、という思いがあったためです。聴いたことのあるアルバムより、まだ聴いてないアルバムの方にどうしても手が行きますからね。
オリジナルは'80年発売ですから、かれこれ24年前になりますね。流石に20年以上も経っていると、完全に憶えていたと思っていた記憶中の音とは異なっていて、あ〜こういうのだったっけ?というところが多々あります。デジタルリマスターのせいかも知れませんが。
しかしそれでもやはり歴史的名盤ですね。色褪せた感じは全くありません。

2004年6月26日土曜日

MOUNTAIN : Nantucket Sleighride

勤務先近くのHMVがセールをしていたので、ふらっと立ち寄りこれを含めて古いのを3枚買ってきました。これは輸入盤で、1971年発売のアルバムを、デジタルリマスターして昨年発売されたようです。
セールということで税込みで1,038円と安かったです。"nice price"という金色のシールが貼ってあるので、廉価盤なのでしょうね。米国では日本のような再販制度がないせいか、新譜は日本と差ほど変わらない値段なのですが、すぐに値下がりし、半年も経つと廉価盤が売られ始めるのですよね。
逆輸入盤を制限する法案が通ってしまったので、今後こういう廉価な輸入盤がいつ日本では購入できなくなるか心配ですが。


で、MOUNTAINです。巨漢のギタリスト、Leslie Westが2年前にMOUNTAINを再結成していましたが、元々は1969年結成という古いバンドです。
伝説のバンドCreamのプロデューサであったFelix PappalardiがLeslie Westと共に結成したバンドで、'70年代に活躍したバンドの一つです。Pappalardiの都合ですぐに解散してしまいましたけどね。
その後、Pappalardiは当時日本でトップのギタリストと言われた竹田率いるCreationというバンドのプロデュースをしており、日本ではかなり話題になりました。
このアルバムは、何しろ30年以上も前の作品ですから、古くささは否めません。しかし、'70年代のハードロックで育った私には、懐かしさと共に安心できるというか落ち着いて聴ける心地よさがあります。

2004年6月24日木曜日

内田さやか 生食

バンプームック刊 鯨井康雄 撮影
今月のバンプームックはウッチーこと内田さやかちゃんです。
先月の沼尻沙也香と一緒にWさやかとしてグラビアに登場することが多いのですが、写真集までは一緒にならなずに、二人が続けて登場という形になりましたね。けど、一緒のムック写真集が出ていたような。
で、ウッチーもエロさで負けずに頑張ってくれています。タイトルの「生食」は、表紙を見れば判りますが、フルーツパフェの女体盛りというかウッチー盛りしてるのを表しているのでしょうね。
それにつけても、パンストってなんであんなにいやらしいくらいのエッチぽい雰囲気が出るんでしょうね?今度試してみるかな。

2004年6月20日日曜日

【BMW雑記帳】1シリーズ登場も間近に

徳大寺氏著「間違いだらけの輸入車選び 2004年版」が発売されています。ちらっと立ち読みで見たですが、1シリーズのことと、スポーツバージョンのM1の記述があります。新型3シリーズが登場と同時にM3も発売になるそうです。まあ書いているご本人が間違いだらけのというくらいなので、当てにはならないかも知れませんが(違)
そういえばX3が正式発表になりましたね。私はSUVには全然関心がないので、見過ごしていたのですが。
X5が5シリーズをベースにしていることから、当然X3は3シリーズがベースになります。そのベースにある3シリーズは現行のE46ではなく、次期のE90のようです。またこのプラットフォームは1シリーズのベースになることも講評されていますから、そういう意味ではX3を見ることで、1シリーズがどのようになるか想像できるかも知れません。
それぞれのサイズを調べてみると、
寸法\モデル   X3    116i   E46 318i
全 長     4,565mm  4,227mm  4,470mm
全 幅     1,855mm  1,751mm  1,740mm
ホイールベース 2,795mm  2,660mm  2,725mm
トレッド(前) 1,540mm  1,484mm  1,470mm
となります。次期3シリーズの大きさが何となく予想できそうです。



家の子は、もうそろそろ12ヶ月点検を受ける時期になります。2年前は、名古屋のRedHotさんでタイヤ交換と同時にやって貰ったので、今回はRedHot大阪が開店したので、そちらでと考えていました。が、近くの契約工場に出すという話だったので、ディーラーに行くことにしました。
私は実際に作業してくれる人の顔が見えないのって、なんか気持ちが悪いのです。工場を見て、作業している人を見てでないと、なんか安心できないのですよね。
直接サービスの方とやりとりすれば、ディーラーでもそれ程高い値段を請求されるわけではないということもありますし。
昨年の車検では、全く何も交換せずにやって戴いているので、今回はそろそろちょっとやばいなぁという消耗品を交換して貰おうと思っています。
交換する予定なのは、ファンベルト、クーラント(冷却水)、ブレーキオイルです。エアコンのマイクロフィルタもそろそろ交換しないと駄目かも知れません。ファンベルトは購入以来一度も交換していませんから、7年となると流石にゴムですから不味いです。クーラントは3年前の車検時に交換していますが、3年毎の交換ということで、交換しておこうかなと。ディーラーの方は「クーラントは寿命長いから大丈夫ですよ」とおっしゃっていましたけどね。それとブレーキオイルは2年毎なので、これも交換の必要ありです。
定期交換とは別に、そろそろ足回りのダンパーがヘロヘロなので、交換したいと思っています。ブッシュ類やエンジンマウントなどのゴム類も一緒にやりたいと思っているのですが、これだけやると20万円は掛かってしまいますからねぇ。サスペンションキットは、ほとんどが車高が下がるものばかりなので、選択に苦渋な思いをしています。
そういやそろそろワイパーゴムも交換なんだよなぁ (=_= ;;;;;

岩牡蠣

久しぶりに母を車に乗せて、近所のスーパーに買い物に行ってきました。
最寄り駅に隣接する(経営母体が鉄道会社の)そのスーパーは、日祝を除いて、午後3時から鳥取直送の鮮魚を販売するのですが、肉類や野菜類も新鮮なものが多く、重宝しています。
で、鮮魚コーナーを覗いてみると、板さん(選んだ魚をさばいてくれるのです)の前にどでかい牡蠣があるではありませんか。目を丸くして札を見ると「岩カキ」とあります。おお!これが噂に高い岩牡蠣かと眺めていると、母が板さんに食べ方を聞いて買うことに。
で、先ほど夕食にポン酢をかけて食べましたが、いやこれはうまい!!普通の牡蠣は生だと結構生臭さがあって、私はあまり好きではないのですが、岩牡蠣はそういう生臭さが一切なく、本当にクリームのような食感と味わいでした。
また真牡蠣は貝毒という毒を持っていて、生食するときは殺菌処理を経たものでなければならないのですが、その殺菌処理が味を半減させてしまうそうです。が、岩牡蠣はその貝毒がなく、処理は必要ないようで、本来のうまみがそのまま味わえるみたいです。
種付けから出荷まで3年掛かるそうなのですが、あれだけの大きさと貝殻の分厚さを考えれば、それも当然でしょうね。養殖するにもそれだけ時間が掛かって、効率がよくないので、岩牡蠣はまだあまり知られていないのでしょうね。
機会があれば、是非試して見て下さい。

2004年6月19日土曜日

STAR TRECK IV - 故郷への長い道

発売元:パラマウントホームエンタテインメントジャパン
スタートレック・シリーズの中でも、カーク艦長がエンタープライズ号に乗らずに活躍するという、ある意味掟破りな舞台設定で描かれています。
で、中心となるテーマは鯨です。本編が製作された1986年というと、アメリカが中心となって、盛んに日本に対して捕鯨を全面的に中止するように求めていた頃ですね。
捕鯨の是非とかについては今回は論じませんが、宇宙人が地球の知的生命体が鯨であると認識していたという設定は、非常に興味深いです。「鯨は人類より1000万年以上古い歴史を持っているから」と、Mr.スポックが説明する場面で、そのことが納得させられます。
まあ古い知的生命体というのなら、恐竜が宇宙人とコンタクトしていた、というのでもいいと思いますが。

この回で有名なのが、水槽に使用するガラスを調達するために、Dr.マッコイと共にガラス工場に行ったスコット機関長が、透明アルミニウムの構造式を説明するためにコンピュータを借りる場面ですね。マック(たぶんMacintosh SE)に向かって「Computer!」と呼びかけて反応がなく、Dr.マッコイがこれじゃないかとマウスを指し、スコットがマウスをマイクのように手に持って「Hello, computer.」と呼びかける場面。
この場面は、我々の普段の雑談の中でもジョークのネタに使われているくらい有名な場面ですが、ちょうどパーソナルなコンピュータ登場し、その操作に手こずっていた人々には、呼びかければ答えてくれるコンピュータというのは理想だった(そして今でも)から、特に人々の印象に残っているのではないでしょうか?


2004年6月16日水曜日

MS流フォーマット仕様

ここのところ、すんごい久しぶりにMS-Windows VC++でプログラムを作成しています。
とあるファイルフォーマットを解析(といってもフォーマット自体はMSが公開してます)というかパースするプログラムです。
しかしなんか、最初は未公開だったせいか、簡単に判らないようにするためとしか思われない姑息なことを色々とやってくれていて、お陰でパースするのも一苦労です。
例えばですね、文字列は基本的にUTF-16でWCHAR配列を使うのですが、その配列長を示す値が byte単位のところとUnicode文字数のところがあるんです。byte単位とUnicode文字数では、数値が倍違うんですよね。どちらかに統一せずに、混在しているというのが嫌らしいです。
それとか、配列と配列長を示す値、その値の型って、
[配列長を示す値の型を示すフラグ][配列長を示す値][配列]
と並んでいるのが普通だと思うのですが、
[A配列の長さを示す値の型][B配列を示す値の型][B配列の長さを示す値][A配列の長さを示す値][A配列][B配列]
というように、複数の配列を不定な順で混ぜているんですよね。
これ、ファイルフォーマットが公開されているからできるけど、そうでなければちょっと無理ですよね。
WORDとかEXCELのファイルフォーマットも、こんな調子なのかなぁ。

2004年6月15日火曜日

STAR TRECK III - ミスター・スポックを探せ!

発売元:パラマウントホームエンタテインメントジャパン
「その場で1枚もらえる」キャンペーンで、今週はまだ買っていなかった3・4作目を買ってきました。
これで映画化されてDVDで発売されたものは、全作揃ったはず。
TVシリーズまでは、流石に網羅するのは大変ですが、いつかはGETしたいものです。観る時間があるのかどうか、自分でも非常に疑問なのですが。
2作目の時に書きましたが、これもTVで観ています。たぶん4作目の映画公開の時だと思うのですが、キャンペーンの一環で、2,3作目をTVで2週連続で放映したんですよね。
2作目と絡めた内容とテーマで、ストーリーも続きなので、2,3作目は同時に買って続けて観ることをお薦めします。
しかし、SAAVIK役の女優さんが代わってるような気がするのだけど、ジャケットにはクレジットが見当たらない。
ということで検索したらRobin Curtis という女優さんになっているようです。

007 黄金銃を持つ男

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ロジャー・ムーア・ボンドの第1作目、通算9作目です。
しかしムーア・ボンドの作品は全然観てないと思っていましたが、これもTVで観てるし、結構観てるな(苦笑)
黄金銃を持つ男をクリストファー・リーが演じております。
前作でボンド役をやった俳優さんが、その1作のみで降板してしまっていて、ショーン・コネリーのボンドのイメージを払拭するためのプレッシャーが凄かっただろうと思うのですが、その上に相手役が世紀の名優ですから、大変だったでしょうねぇ。
しかしそれを全然感じさせない堂々した演技で、主演1作目で完全にムーア・ボンド像を確立していると思います。
でなければ、ショーン・コネリーの7作に次ぐ6作に出演というのは無理だったでしょうね。

2004/7/4追記
この作品はムーア・ボンドの2作目でした m(_ _)m

2004年6月14日月曜日

CORNERSTONE : ONCE UPON OUR YESTERDAY

元レインボーのボーカル、ドギー・ホワイトと元ロイヤルハントのベース兼キーボードのスティーン・モーゲンセンの結成したバンドの3枚目です。ドギー・ホワイトがこんなプロジェクトをやっているとは知りませんでした。
実はこのアルバム、先日GRAND MAGUSのアルバムを購入したときに、同時に視聴して買おうと思ったのですが、売り切れて在庫なしで買えなかったんです。今日も私が買ったのが最後の一枚のようでした。
内容は正統派のヨーロピアンHR/HMですね。所謂様式美というやつでしが、ゴテゴテに様式美しているわけでもないです。
店頭在庫があっという間になくなるのが納得できる内容になっています。

ANTHEM : ONSLAUGHT

発売元:ビクターエンターテインメント
日本が誇るHR/HMバンドANTHEMが、この夏発売予定のアルバム「Eternal Warrior」から3曲を収録した、先行発売のシングルです。
こういう先行発売のシングルには、アルバム未収録曲が含まれるものなのですが、3曲目の「Soul Cry」がそうなのでしょうか?3曲ともアルバム収録曲かな?これについては何も書かれていないんですよね。
とにかく7月21日(アルバム発売日)が待ち遠しい!それ以外に言うことはなし!

2004年6月13日日曜日

【メンテナンス日記】エアクリーナを純正タイプに戻す

今の車を購入してすぐに、エアクリーナをK&Nのスポーツタイプに交換していますが、低中速領域ではいいのですが、高速領域ではどうもラム圧がうまく掛からないようで、同じ形式の車に置いて行かれることがしばしばあります。

私の使用しているK&Nのは、表面積があるのでまだましなようですが、スポーツタイプで低速でのトルクを確保するためか、表面積のやたらと小さいのがあります。こういうのだと、特にラム圧が掛かっていないと悲惨なことになるようですね。
ラム圧をきちんと掛けるためには、ヘッドライト横のキドニーグリルからの空気取り入れ口からキチンと空気が取り込まれるようにしないと駄目なのですが、スポーツタイプではなかなかそういうのが見つかりません。
純正の場合は、ヘッドライト横の穴から空気を取り入れるようになっています。

 K&Nに対して、エンジンやラジエターからの熱を避けるようにとか、ラム圧を掛けるようにとか色々と考えましたが、今回イタリアのBMCからM44用の純正交換タイプが発売されていることが判明したので、純正タイプに戻してみました。
交換したBMCエアフィルタの箱

交換したBMCエアフィルタの型番
交換したBMCエアフィルタ
K&Nフィルタを取り除いた後
純正のエアクリーナを付け直した後
取り付け後、軽く近所を走って、取り付けに問題がないかどうかの確認をしました。低速領域はよくもなく悪くもなく、あまり変わった感じはしません。
音は静かになって、今までアクセルを踏み込むと、ブバボバゴゴ〜!!と猛烈な音を立てて加速していたのが、フムゥゥゥ〜〜〜ンと静かに加速していきます。
音が静かなので加速感は減少していますが、実際の加速は変わらないように思います。
後は問題の高速域がどうなるかですが、来週高速を走る予定なので、その時まで感想はお預けですね。

【BMW雑記帳】極上中古車を作る方法

CGで福野氏が連載していたものを単行本化したものです。
ただし、大幅な加筆修正と写真の追加があるそうで「本書と連載記事は兄弟の関係にあるが、双子というわけではない」そうなので、連載を読まれていた方でも買う価値はあると思われます。
私は連載は立ち読みしていただけなので、買いましたが(笑)
まだ前半の1/3程を読んだだけですが、とても真似できません(泣)

さてそれとは別に、本日、箕面に新たにオープンした RedHot大阪 に行って参りました。
Club-ti のミニオフも兼ねて、メンバー数名も一緒に訪問しました。
パーツ類はあまり置いておらず、名古屋で行っているチューニングの相談と受付、オイル交換などの軽整備がメインになるようです。
一緒に行ったメンバーがROMチューンに興味があるということで、相談されていましたが、スポーツタイプのエアクリーナには問題があってあまり効果は期待できない、ということでした。
エアクリーナはノーマルに戻した方がいいということと、BMCの純正交換型のエアクリーナでM44適合タイプが出ており、在庫もあるということで、ちょっと純正に戻して試してみようと考えて買ってきました。
今日は雨だったので、まだ作業は出来ていませんが、数週間以内には作業したいと思っています。
#一日暇な週末自体あまりなく、かつこの季節に晴れるのはなかなかないですから。
しかし、この間、Club-ti の人にスポーツクリーナを奨めたばかりで、こういう話になってしまうというのは、申し訳ないなぁ。
とはいえ、スポーツクリーナにして全面的に悪いわけではなく、私の場合は法定速度領域内ではスポーツクリーナの方が良好なんです。サーキットなどでそれをかなり超えた領域で、速度が突然伸びなくなり、他の純正のままの車に置いて行かれてしまうのですよ。なので、公道を走る限りでは問題ないのですけど。

2004/06/13追記
天気があっさりと快晴になってくれましたので、交換しました。
メンテ日記をご覧下さい。

THRILL 橘ますみ

英知出版刊
これもブックオフで買ってきました。
正式なタイトルは "Even if she remains calm. she will sumit to the THRILL of binding with ropes and bizarre fashion." という長いものが付いています。
意味は中身をそのまま表していると思いますが、bizarre な服はあまりないです。
前半がまあ普通のヌードで、後半がロープでの緊縛、その間にちょっとだけボンデージな衣装があります。
しかし彼女のスタイルは凄いですね。ウェストがこれだけきゅっと締まっていて、手足もスラッと長いのに、バストとヒップの肉感的な豊かさがあるというのは、見事としかいいようがないですね。
顔立ちも綺麗でAV女優という感じがせず、ぱっと表紙をみて正統派の女優さんみたな雰囲気がするんですよね。


イ・SHOCK 磯山さやか

バンプームック刊
このバンプームックのムック写真集は三津谷葉子ちゃんのが最初だと思っていたのですが、これが最初なのかな?
BOOK・OFFで見つけたので買ってきましたが、2003年9月20日発刊なので、こちらの方が早いですね。
この日付からすると、これと三津谷葉子ちゃんの間にもう一冊くらいあるかも知れませんが。
裏表紙の妖しさに惹かれて買ったのですが、中身も結構怪しいです(笑)

2004年6月12日土曜日

MS-Windowsプログラム覚え書き

その1.GUID
GUID が BE209997-0C6C-11D3-97CF-00C04F8EEC55 の場合、
ネットワークバイトは、ハイフン区切りで最初の3つはエンディアンの並びが逆。
後ろの2つはそのまま。
上記の GUID を1バイトずつファイルもしくはソケットから読み込むと、
0x97 0x99 0x20 0xBE 0x6C 0x0C 0xD3 0x11 0x97 0xCF 0x00 0xC0 0x4F 0x8E 0xEC 0x55
となる。

その2. UTF-16 を printf する。
UTF-16 の文字列を WCHAR[] に読み込んで、printf で出力しようとすると、UTF-16 上位バイトの 0x00 をNULL ターミネータとして認識してしまう。
これを避けるためには、%s の代わりに %ls を使う。

WCHAR* wc;
(文字列読み込み)
printf("%ls\r\n", wc);

2004年6月11日金曜日

スパイナー 危険地帯

ハルキ文庫 柘植 久慶 著
傭兵と特殊部隊に在籍経験がある(ということは実戦の経験も豊富ということでもあるのですが)数少ない日本人である氏の小説は、経験に基づいた本格的な戦闘シーンが眼目になります。
が、主人公の普段の生活態度も、「常在戦場」という戦国時代の武士の心得を、絵に描いたようなものです。
現在の日本も、いつテロに巻き込まれるか判らない状況です。常に回りに注意を払い、何が起ころうともすぐに冷静に対処できるように心構えが必要ではないかと思います。

ところで作者の名字である「柘植」というのは、伊賀上野にある地名なのですよね。氏は愛知県の出身だそうですが、ご先祖は伊賀上野の柘植村だったのではないかという気がします。伊賀忍者の子孫が傭兵というのはできすぎな話のような気もしますが。
でも伊賀忍者の忍術宗家の元には、世界中から教えを受けに来る人がいて、その中には米軍の特殊部隊の教官までいるそうなので、滑稽な話とは言えません。

2004年6月9日水曜日

夜景の特集

関西ウォーカーに「色が決め手!幸せになる夜景!」という特集があり、撮影場所の参考になりそうなので買ってきました。
そうそうここは綺麗なんだよな、という場所もいくつかありましたが、こんな所が?という場所もいくつかあり、色々と参考になります。
オレンジ、赤、青、緑のそれぞれの色で、分類して紹介されていて、こういう視点もあるのかと気が付きました。
私がよく撮影する場所は、タングステン、蛍光灯、キセノンなどなど色々な光源がミックスされている場所がほとんどで、色が単一になることはほとんどないもので。
これを参考に、夜景撮影に行きたいものですが、さて誰を連れて行くべきか。


2004年6月6日日曜日

【BMW雑記帳】日本車とドイツ車

日本車は運転している喜びが感じられない、という理由でドイツ車を選ぶ方は多いと思います。かくいう私も、ti に乗り始めてからは、もう日本車は買わないだろうなと思います。
日本のメーカーには何が足りないのか?たぶん車を設計する人達が、車をあまり運転しないか、してもそれほど運転がうまいわけではないからじゃないでしょうか?そもそも日本人は欧州の人からすると「信じられないくらい運転が下手」だそうですしね。
前にも書いたと思いますが、ベンツには日本でいうテストドライバ(開発ドライバ)というのはいないそうです。設計をやっているドクドルの称号を持つ人達は、日本のテストドライバなんかより運転がうまくて、自分達の設計した車をガンガンとテストドライブしてるそうです。
BMWも開発ドライバなどというのはいなくて、設計を担当してる人達がテストコースでドリフトしまくっているそうですし、社内のドライビング・スクールにも積極的に参加するそうです。
日本だと、万が一事故があって設計が止まったら困るから、という理由もあって、テストコースを走ることはほとんどないんですよね。こういう体制でいる限り、絶対いいものはできないでしょうから。
例えば、私は写真も趣味にしていますが、カメラやレンズを設計してる人達が写真が好きで、自分達でもちゃんと写真を撮っているかというと、ドイツではそうなんですが、日本ではろくに写真を撮らない人がレンズの設計をしてたりするんです。
それだと、ユーザーの立場に立っての開発はできませんから、カタログ性能のよいものが作れても、ユーザーが満足できるものは、なかなか出てこないのですよね。
これから先も、BMWに期待しなくてはならないのは、日本人として寂しいことではありますが。

ちなみに、ドイツメーカーでもテストドライバーはいます。でもそれは、カムフラージュを施した車で、世界各国の公道を走ってデータを集める作業をやっている人達で、日本の開発テストのドライバとは役割が異なります。


Judus Priestインタビュー

Burnの記事から。
今年はJudus Priestの結成30周年だそうで、Robが戻ってきたこともあり、記念DVDなどファンのためのイベントが目白押しなようです。年末にはニューアルバムが発売になり、ライブツアーが開始されるそうです。
日本にも来るようですが....行けるかなぁ。
UFOも同じく30周年なんだそうですが、こちらはMichaelが脱退して、かつUFOの名称権も放棄したことから、盛り下がっているようですね。残念なことだ。

2004年6月4日金曜日

徳川将軍の意外なウラ事情 家康から慶喜まで、十五代の知られざるエピソード

PHP文庫 中江 克己 著
徳川十五代将軍の一人一人のエピソードを1冊にまとめた本です。
しかしこうやって見ると、ほとんどが将軍継嗣にまつわるお家騒動というかドタバタ劇ですね。
ほとんどの将軍が側近や大奥の力関係で決められていて、将軍利権ともいうべきものだったように思います。
家康と吉宗が家光や家重に後を継がせるときも、長子相続制を守って継嗣争いが起きないようにしたのにも関わらず、起こってますからねぇ。


2004年6月2日水曜日

【BMW雑記帳:番外編】今月の雑誌からの続き

モーターマガジンが「'80年代からのメッセージ」と題して、'80年代の名車特集をしています。その中でE30 3シリーズが取り上げられています。
またBMWマガジンが別冊で「BMW M series Mパワーの決闘のすべて」というムック本を発売しています。
両方ともろくに中も確認せずに思わず買ってしまいました。これから読みますが。

2004年5月31日月曜日

Never Say Never Again

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
007シリーズの番外編です。ショーン・コネリーが10年振りにジェームズ・ボンド役に復活してるのですが、本来の007シリーズとは、製作の権利関係が違っているらしく、タイトルには007が入っていないですし、イントロにもお馴染みの銃口の中を007が歩いてきて振り向いて銃を撃つというのがありません。
私は映画は好きなんですが、映画館で観ることは少なく、その数少ない映画の一つがこれです。007は好きなのに、映画館で観たのはこれだけなんですね(苦笑)大学生の時に家庭教師で教えていた子と観に行ったという意味でも思いで深い作品です。
ボンドカーが登場せず、代わりにボンドバイクが登場します。たぶん本シリーズでも、Q特製のバイクというのは登場したことがなかったと思います。
ボンドガール役のキム・ベイシンガーは、本作が映画出演2作目で、この後映画界で活躍するのですね。レオタード姿のシーンが多いのですけど、下着を付けずに生地の薄いレオタードだから透けてて...まあそういうのが好きな方にはお薦めですね。


2004年5月30日日曜日

STAR TRECK II - The WRATH Of KHAN

発売元:パラマウントホームエンタテインメントジャパン
「その場で1枚もらえる」キャンペーンで、1作目と2作目の本作を一緒に買ってきました。
これと3作目が連続話になっていて、TVで2,3作目を連続で放映した時に観ています。しかしこれTVで観たときは「ジェネシス」というタイトルだった気がするのだけど。
米国海軍では女性士官をMissではなくMr.と呼ぶんですね。他の映画で女性士官の命令に対して"Yes, Sir."と返答している場面もあるから、陸軍でもそうなのかもしれませんが。
で、そのMr.を付けて呼ばれているバルカン星人役のKirstie Alleyは、本作がデビュー作で、その後色々な映画で活躍しているようですね。

【BMW雑記帳】今月の雑誌から

う〜ん、今月もあまりBMWネタがないぞ。
AutoCarとかいういかにもアメリカ雑誌の翻訳本ですという感じの雑誌があるんですが、それに1&2シリーズの予想記事が掲載されています。2シリーズの2ドアクーペは06年と再来年登場の模様。M2は更に後だから、まだ後3〜4年は掛かりそう。それまで今のtiを大事にしなきゃ。
RossoにはZ4&6カブリオレを使って、BMWのデザイン論をやっています。
そんなところかなあ。今月は新型GOLFで賑わっていて、そちらにページが割かれていますね。
そういやジャグワのSが新しくなったけど、あまり記事を見かけませんね。知り合いのお父様が、今度Sに乗り換えるそうなんですが。ホンダ党だと聞いていたけど、娘がVWに乗り出して自分も外車が欲しくなったんでしょうか。

STAR TRECK : THE MOTION PICTURE

発売元:パラマウントホームエンタテインメントジャパン
1ヶ月ほど前にパラマウントのサイトで、STAR TRECKシリーズを含む何枚かで「その場で1枚もらえる」キャンペーン(要するにを20世紀フォックスの1枚買ったら1枚タダと同じ)を行うとあったので、それを楽しみにして買うのが我慢して待っておりました。
STAR TRECKの映画でDVDになっているのは、まだ買ってないのが4枚ありまして、まずは初映画化された本作と2作目を買ってきました。
これは確か1度TVで放映されたときに観ているはずなのですが、TVだとカットされているし、さらにDVD化にあたって未公開部分を収録しているということで、結構印象が変わってました。
1979年作品で、今から25年前ということになりますね。出演者のみなさんもまだまだ若くてスリムです。機関師のスコットや通信士のウーラなんかは特にまだこのころはスリムなんですねぇ。太るときは急に太るんだなぁ。(私もそろそろやばいし)

宇宙探査衛星ボイジャーが、機械生命体に改造されて帰還する物語です。
TVシリーズで同じアイデアのがあるのですが、それを大幅に手直しして、全く別のストーリに仕立てています。
浚われてプローブにコピーされたアイリア役のパーシス・カンパータさん、綺麗ですね〜。瞬きもせず感情を殺した表情と、時々アイリアの記憶が戻って表情が人間ぽくなるときの切り替わりの演技が見事です。

スピーシズ2

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
昨年、これの初回昨「スピーシズー種の起源」を、「1枚買ったら、1枚タダ!」で購入して、2も観たいと思っていたのですが、やっとこのキャンペーンシリーズに登場してくれました。
ストーリーはおもしろいんですが、初回のに比べて???という所が満載です。まあそういうのを気にしたらこういうのは楽しめないんですが、もうちょっとディテールに凝ってほしいなという気がします。
たとえば、
・火星と地球の通信に時間差が全くない -> 再接近時でも電波の往復に15〜30分かかる
・火星の土を採取した容器の蓋が開いて中身がなくなっているのを、火星から帰還する5ヶ月ほどの間、クルーが全く気が付かない上に、それを受け取ったNASAのスタッフも気が付かない。
・いくら火星の低温下で冷凍状態にあったとはいえ、DNAが10億年も保存されるのか?
・エイリアンの子供達の食料はどこから調達してたのだろう?食料を運んでいた形跡がないんだけど。第1作のシルは、さなぎになる前に大量に食べていたけど。
・劣等なDNAを嫌うからと言って、その血液に触れただけで溶けてしまうってのは、ちょっと都合がよすぎる。
・散弾銃で頭を吹き飛ばしても、すぐに再生してしまうのに、エイリアン同士の戦いであっけなく死ぬのはなぜ?
などなど。
第1作は、こういうつっこみところがあまりなくて、割とよく練られていたように思うだけに、残念です。
最後のシーンからすると第3作もありそうだけど、どうなんでしょうね。

2004年5月29日土曜日

GRAND MAGUS : Monument

発売元:ビクターエンタテインメント
北欧の3人組ヘビーメタルバンドです。
ARCH ENEMYのギタリストがやってるサイドプロジェクトバンドSPIRITUAL BEGGARSでボーカルをやっているJBがメインでやってるバンドです。(ややこし)
2週間ほど前にCDショップへ行った時に、店内で流れてまして、「う〜むこれは是非買わねば」と思ってレジ前の「現在流れているのはこのCDです」を見てから探したけどなくて、店員さんに尋ねたら「20日に発売です」ということで、20日過ぎたら買いに来ようと思いつつ今日まで買えなかったのです。
Deep Purple, Led Zeppelin, Black Sabbathが好きという連中が集まって結成してるだけあって、70年代のHR/HMに填っている私にはたまらないくらいつぼに填ります。
演奏力もいいし、楽曲もいいし、今後ガンガン活躍して欲しいバンドです。

2004年5月28日金曜日

沼尻沙也香 ヒップHOP学園なのに

バンプームックの第4弾は、ムチムチプリンプリンの沼尻沙也香ちゃんです。撮影は、巨匠沢渡先生が再び担当しています。
沼っちはそれほど好きという程でもないので、今回は買うのをパスしようと思ったんですが、裏表紙見て思わず買ってしまいました。
これたぶんイラストの下はニプレスくらいはしてると思うんですが....まさかね。
しかしちょっと前までは、アイドル系の子がこういうエロエロな衣装やポーズをするってのは考えられなかったんですが、段々こういうのが当たり前になってきているような感じで、インリンの功績は大きいですねぇ。
お陰で私が撮影しているモデルの子達も、最近はギリギリなポーズや衣装に抵抗がなくなってきているようで、ありがたいことです。
#公開できない写真ばかりになっているという気もするけど。

2004年5月27日木曜日

Usogres install メモ書き

本家にある通りでほぼいいのだけど、設定ファイル usogresrc は /usr/local/etc にインストールされる。
上の解説では、起動したユーザーのルートディレクトリに .usogresrc というファイルを作ることになってますが、こちらは認識してくれない。

また、同期させる Postgresql は、バージョンをちゃんと合わせておくこと。


2004年5月26日水曜日

ApacheのLog設定についての覚え書き

http.confへの記述。

ErrorLog "|/usr/sbin/rotatelogs /var/log/httpd/error_log-%Y%m%d 86400"

CustomLog "|/usr/sbin/rotatelogs /var/log/httpd/access_log-%Y%m%d 86400" combined

"86400"はログを切り替える間隔を秒で指定。
"%Y%m%d"はログファイル名に日付を付加する指定。指定のフォーマットは"man strftime"を参照のこと。


2004年5月25日火曜日

ペトロシアンの方程式(下)

新潮社文庫刊 ビル・ネイピア著 藤田 佳澄 訳
ううむ、今の日本は欧米からはこういう風に見られていたのか。
主人公を狙う黒幕は日本の経済ヤクザで、それを掴む過程でバブル以降の日本経済の裏事情(というか欧米人にしてみたら表事情なんでしょうけど)がつらつらと書かれています。
ネイビアという作家は、かなりこういうディテールに凝る傾向があるようで、日本に来た主人公の動向もかなり詳細に描かれています。とはいえ、いくつか間違いがあったのを翻訳時点で修正したとの訳者後書きがありますけどね。
それと韓国人の殺し屋が登場するのですが、韓国人というのは欧米人からこういう風に見られているのでしょうかね?

2004年5月23日日曜日

【BMW雑記帳】ディーラーのサービス

メンテ日記にも書きましたが、購入したディーラーにストップランプのバルブを交換に行ったら、無償交換してくれました。
ついでに12ヶ月点検の相談もしてきたのですが、普通の人は営業さんに相談というかお任せなんでしょうね。
私は国産車に乗っていた時から、点検に出すときは工場に直接行って、営業通さずに直で工場長や実際に作業して下さるメカの方に、日頃気になっていることとか、特に重点的に点検して欲しいこと、交換して欲しい部品などを口頭とメモ書きで説明してから車を渡すようにしています。
こうすればまだ交換しなくてもよい部品を勝手に交換されたり、請求書を見てから「何でこんなに高いんだ!」と騒がなくて済みます。
点検に出す前に、交換が必要な部品は何か、それは絶対に交換しなければならないのか、などをキチンと話して事前に大まかな見積もりをして貰えばいいのです。その時にこれくらいで何とかして欲しい、というような要求を出せば、本当に必要なものだけに絞って、済ませてくれます。
ディーラーで相談するだけなら無料ですし、相談したからといって絶対にディーラーで定期点検を受けなきゃならないわけでもありませんので、積極的にディーラー、特にサービスフロントとは仲良くした方がいいですよ。

藤川京子 大全開

バウハウス刊 野澤 亘伸 撮影
過激な衣装やギリギリ露出で人気の藤川京子の2冊目の写真集です。
ブックオフで何かいいのないかなと探して、インリンと牛川とこと相馬茜とこれとどれにするかなと悩んだ末に、これを買ってみました。
藤川京子はムックの写真集を持っているから、全然持ってないとこちゃんか茜ちゃんでもよかったんですけどね。
ギリギリ露出の手法の参考にと買ったのですが、後半の方に参考にしたいのが2,3ありました。
藤川京子って、顔はかなり美形だからこんなことしなくても売れるんじゃないのかなとも思うんですが、逆に顔がシャープすぎて今の時代にはなかなか人気がでないんでしょうかね。イエローキャブの巨乳軍団みたいに、ちょっとブスなくらいの方が親しみが持てて人気がでやすい時代なのは確かですけど。

2004年5月22日土曜日

【メンテナンス日記】ブレーキランプ交換

オフ会の時に、後ろを走っていた参加者の方から「左のブレーキランプが切れてますよ」と指摘され、リアハッチの内側からライトの所を開けてみたら、確かに切れていました。
ブレーキランプくらいは自分で交換できるのですが、球が年式によって違っている可能性もあるため、念のためとディーラーに車と共に行きました。案の定「確か球の中の線は1本のだったと思ったのですが、2本のが入ってますからそちらを入れておきます」とのことで、グレードや年式で微妙に違うようです。
で、交換して貰って、料金を払おうとすると要らないとのこと。へ?と思って「でもこれ、SFはとっくに切れていますけど?」と言ったところ、「バルブだけですからいいです。ブレーキランプはいつも無償で交換させて戴いています」ということで、交換工賃はおろかバルブ代までタダにしてくれました。
う〜ん、ニューカンさんはサービスいいのは知っていたけど、ここまでサービスしてくるとは。本当にいいディーラーに当たってよかったです。


ペトロシアンの方程式(上)

新潮社文庫刊 ビル・ネイピア著 藤田 佳澄 訳
地球の大気に含まれる極微量の三重水素などの同位体の核反応を引き起こして、地球を瞬時にして燃やし尽くしてしまう、というアイデアがあるそうです。そのためには現実離れした高温高圧が必要なのですが、マンハッタン計画に参加していたドイツからの亡命科学者ペトロシアンが、そのアイデアを実現可能にしていて、そのメモを巡って...という物語です。
ペトロンシアンという科学者が実在したのかどうか、ググったのですが、それらしき人は引っ掛かりませんでした。この本の感想ばかりで(笑)
作者は比較的最近デビューした方で、本作はまだ2作目のようです。しかしながら、アイデアといい、文章力といい、なかなかのものです。下巻を読み終わったら、すぐに第1作目を探して見たくなっています。

2004年5月19日水曜日

世にも意外なベストカーランキング

今週の週刊プレイボーイ(6/1 No.22)で、そういうタイトルの記事があります。
盗難率(絶対数ではなく保有台数に対する盗難数の割合)では、アリストとランクル、セルシオが上位を占めています。全部トヨタ車ですが、トヨタ車は海外でも絶大な人気があることに加えて、最近までイモビライザが付いていなかったため、狙われやすかったそうです。イモビ付けた途端に盗難が激減したそうですが、非装着のはまだまだ狙われるでしょうね。
男性の好きな車と、女性が彼氏に乗って欲しい車が、共にBMWが1位です。
この結果を受けて「オトコはBMWに乗るべし」だけど「BMWが買えりゃハナから買っとるわ」ということが書かれているんですが、BMWは300万円からあるし、中古なら50万円くらいでもゴロゴロしてることは、未だに世間に認知されていないんでしょうかねぇ?
実際、知り合いの女子大生達など、E30でも「わ〜BMWだぁ」って喜ぶくらいなんですが。
私が最初に1年落ちの中古でti買ったときに、客先の若い男性から「BMW買うなんて稼いでますねぇ〜」と言われて「いや、1年落ちの中古で諸経費込み250万ですよ」と答えたら「ええ〜〜!!!私、この前ホンダの車を新車280万円で買ったところなんですよ〜〜〜!!中古でもビーエムがその程度で買えるって知っていたら絶対そっちにしたのにぃ〜〜。しまった〜〜〜」とのことでした。
今でも世間の認識ってそんなものでしょうね。輸入車=高級車、輸入車オーナー=金持ちという。安くて個性的でいい輸入車なんて一杯あるんですけどねぇ。壊れやすいというイメージにしても、最近は新車なら購入後3年間はしっかりとした保証が付いてますし、BMWのSFに相当するシステムを採用しているメーカーも多いから、心配することなどは何もないんですけどねぇ。

2004年5月18日火曜日

007 Moonraker

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
シリーズ第11弾、1979年の作品です。
アンドレ・ザ・ジャイアントを彷彿とさせるリチャード・キール扮する殺し屋ジョーズが、いい味を出してますね。
ロジャー・ムーアの007作品は観たことがないと前に書いたのですが、この作品はTVで観ていました。殺し屋ジョーズは非常に印象的です(笑)
NASAでスペースシャトルが開発されている時に製作されているのですが、それを活かした脚本になっています。
しかしレーザー銃は、今でも実用化にはなっていないのですが、昔は非常に簡単に実用化できると思われていたのでしょうね。
しかし、今回のボンド・ガールのCIAエージェントの名前が、Dr. Goodheadってのは (^_^;;;; もうちょっとまともな名前なかったんでしょうか。

2004年5月17日月曜日

007 For Your Eyes Only

発売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
シリーズ第12弾、1981年の作品です。
主題歌をシーナ・イーストンが歌っていて、冒頭のタイトルの部分でシーナさんの絵がたっぷりと流れます。ボーナストラックにシーナさんのミュージック・ビデオも付いています。まだ観てませんが。
サッチャー政権が始まった頃に台本が書かれているとだと思うのですが、最後でサッチャー首相のそっくりさんが登場します。パロディなんでしょうけど、何となく本編の制作者達はサッチャー首相のことを好ましくは思ってなかったのかな?と感じてしまうシーンです。
それにしても007シリーズでは、スキーによるチェイスやダイビングによる格闘シーンがよく登場しますね。車と共に、イギリスの貴族階級の人達が、スキーやダイビングをレジャーとして嗜むせいでしょうか?
タイトルの言葉は、本偏の冒頭とラストの2回登場します。それぞれ別の意味になるのですが、どういう意味かは観てのお楽しみ。

2004年5月16日日曜日

【BMW雑記帳】Club-ti 1周年記念オフ終了

昨年発足したClub-tiの1周年記念オフが、本日開催され、無事に終了しました。
最近BMW-MLの方の関西地区でのオフ会が、車なしの飲み会であることが多いのですが、Club-tiの方は、結構走ります。主催が峠大好きな人だからかもしれませんが。
とはいえ、暴走行為とかはするわけではなく、あちらこちらへの移動の距離が長いのです。そのため、移動中に後続が信号に引っ掛かったりして、迷子に人が途中で出たりしてしまうんですよね。私も前の車を見失って迷子になったことが、前のオフ会でありましたが。
同じ車に乗った人と、メンテナンスやドレスアップについて色々と話をするのは、楽しいですね。特にClub-tiはtiユーザーが集まっている(tiユーザーではないメンバもいますが)ので、より濃い情報が交換できますし。
今回のオフミで、参加メンバーの一人が、香港から直輸入したというBMWマーク入りのキーホルダーを、入手しました。車を購入時にディーラーから貰ったキーホルダーの革が捲れてきて、新しいキーホルダーが欲しいなぁ、と思っていたところなので、ちょうどよかったです。
本来ならそのキーホルダーの画像をお見せするべきなのでしょうが、諸般の事情で、お見せできません。何故かというのも書くとヤバイので内緒です (^^;;;;

2004年5月15日土曜日

甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖1

講談社文庫刊 山田 風太郎 著
読んでいる時は全く気が付かなかったのですが、これは私が生まれる以前、今から45年も前の作品なのです。ストーリの面白さ、構成の斬新さ、文章の感覚に全く古さを感じさせないというのは、凄すぎます。
登場する忍者達は、異常な体質による人外の業を備えた者達です。今でもそうなのかも知れませんが、当時は忍術、忍法というのは人間離れした異常な業と思われていたのですね。実際の忍術というのは非常に合理的科学的なものなのですけどね。
例えば、ここに登場する忍者達はそれぞれ己の体質を活かした特殊な業を使いますが、実際の忍者はそういう個々人特有の業というのは使わなかったそうです。というのは殺し方で誰が殺したかが判ってしまうと、総掛かりで復讐に来るからだそうです。
なので、忍術の基礎訓練を終えると、業の癖を消す訓練をして、流派が判らないようにするのだそうです。
まあそういう現実の者とはかけ離れた世界ですが、読み物としては文句なしに面白いです。

2004年5月13日木曜日

サブラに熊田曜子

今週の熊田曜子情報。サブラの表紙&巻頭グラビアが曜子ちゃんです。

2004年5月11日火曜日

スペインGP

昨年に引き続き、フェラーリ&シューマッハのコンビの強さは手が付けられないですね。バリチェロもコンスタントに上位に食い込んでいるので、フェラーリのマシンの仕上がりも抜群なのでしょうけど。
それと今年はルノーが凄いですね〜。ほとんどのレースで3,4位に入賞していて、2台共コンスタントに成績を上げていることからも、マシンの素晴らしさが判ります。
我らがBMWはその点今一つで、コンストラクターズ・ポイントで4位と、ホンダの後塵を被っているありさまです。
マクラーレンの不振と、名門コスワースの不調も、悲しいです。
開幕前に期待されていたトヨタが、未だにポイントを上げられていないのも意外ですね。
いずれにしても、下位のチームにもっと頑張って戴かないと、この調子で行くと夏が終わる前には、シーズンが終わってしまいそうですから。

2004年5月10日月曜日

KODAK Ultra Color

GWの公園での撮影で、新しく発売されたKODAK Ultra Color 100UC/400UCを試しに使ってみました。
名前からAGFAのオプティマみたいな、ベルビアのネガ版みたいなド派手な色を想像していたのですが、そうでもなかったです。一応プロ用なので、あまりフィルムの個性が強すぎるのは避けたんでしょうね。
とはいえ、緑はかなりサチュレートするようで、木々の葉がケバ目の緑になっています。赤は割と大人し目で、肌色が緑被りしやすいみたいです。
それにしても、ここのところKODAKが、ネガの新品を矢継ぎ早に出してくるので、テストが間に合いません。AGFAのネガもテストしたいのですが、手が回らないです。

2004年5月9日日曜日

魔ジャリ & 横須賀ロビン

秋田文庫刊 & 白泉社文庫刊  魔夜 峰央 著
どちらも主人公の魂が別のものに乗り移って、という物語です。作品の登場時期は10年違う(1991年と昭和56年)のですが、あまり時代の差を感じさせないです。魔夜ワールドは時代に関係なく不変である、というところでしょうか。
魔ジャリの巻末に特別編が収録されているのですが、これは2001年の作品なのですね。その直前の回は1992年のものなのですが、連続で読んでいて全然違和感がないのです。普通は絵の調子が全然違っていたりするものなのですが、それが感じられないというのは凄いことだと思います。

【BMW雑記帳】GWも終わり

11連休という方もおられたそうですが、皆さんは今年のGWはどうだったでしょうか?私は名古屋と美濃市へ日帰りで行ってまいりましたが、どちらも行きはGW渋滞にはまり、難儀しました。帰りは逆方向のせいか割とスムーズでしたが。
ところでメンテ日記に書きましたが、1月に交換したタイヤとホイールのバランスが最大で20g程狂っていたそうです。軽量のホイールとはいえ7kgはありますし、タイヤも10kg前後はあるので、大まかに20kgとしても、1/1000の狂いでしかないわけです。それがはっきりとステアリングのブレとして感じられるというのですから、BMWというのはかなり敏感な作りになっているようです。
初めはあんな甘いバランスの取り方で、クレームが来ないのだろうか?と疑問に思ったのですが、以前国産車を乗っていた時のことを思い返してみると、BMWほど路面の感触がはっきり掴める車はありませんでした。ステアリングの遊びも多く、ダイレクト感もパワステがたっぷりと効いているため少なかったです。それを考えると、多少タイヤのバランスが狂っていても、その振動がステアリングまで伝わることはないでしょうね。
BMWは見た目は乗用車だけど、アライメントなどはスポーツカーと同じ基準で作られているという話がありますが、こういう所でその影響がでるのでしょうね。ステアリングが微妙にぶれると感じている方は、タイヤのバランスを疑った方がいいです。